今日の一言
「
あぶな坂を越えたところに あたしは住んでいる
坂を越えてくる人たちは みんな けがをしてくる
橋をこわした おまえのせいと 口をそろえて なじるけど
遠いふるさとで 傷ついた言いわけに 坂を落ちてくるのが ここからは見える
遠いふるさとは おちぶれた男の名を呼んでなどいないのが ここからは見える
遠いかなたから あたしの黒い喪服を目印にしてたのが ここからは見える
」
(あぶな坂)
10月 11日
2005年(平成17年)
10/3 (月)
昼頃、XXさんとパソコンのソフマックに出かける直前、telあり。 すぐにXX病院へ。 入院
10/4 (火)
夜、風呂に入っている時、XX先生よりtelあり すい臓ガン、余命一年 まりちゃんにtel 力也からtelあり
10/5 (水)
会社休む 18:00 XX先生に話をきく その後、三人で話を聞く 力也よりtelあり
10/6 (木)
オーミケンシ 朝、病院へいく 13:00オーミケンシ
10/7 (金)
XX先生にセカンドオピニオンたのみたい
10/8 (土)
朝一番、画像を借りる XX内科へ PETをXXXXXでうける 病院へ再びいく
昼、疲れてねていたら、力也からtelあり 明日(金)帰国するとのこと まりちゃんからtel
和歌山明日くる XXX図書館で「幸福な死に方」(シスター鈴木秀子著)かりる 「物事にはすべて必然」
XXさんに電話する
10/9 (日)
天仙液 王振国 ガン 上海 とるタイミング次第で効果下がる 9〜11時 夜9時〜 免疫力下がる
力也帰る まりちゃん、和歌山、和代
10/10 (月)
大津よりくる 寿司を買う→あじのすし・海鮮巻→おいしい
アイロンをかけてて思った、→食生活が?
俺の家計は大きく森田と松下で二分されてて、松下側はアホで天然でおっとり
絵描きのジイちゃんは宝塚のオンナに家買って野垂れ死んだり
森田側は気性の荒いイカツイ感じ おっちゃん(おかんの弟)なんか完全にジャリンコちえの「テツ」やもん
従兄弟の朋くんが空手で全国大会で優勝した ずっと新聞配達しながら大学受験頑張ってて
でも直ぐ中退して、海外に修行へ 一時期ストレスで円形脱毛症なって大変やったねんけど
おかんは民俗学とか凄い好きで、家には「部落運動」とか「在日」とか「禅」とかそういう本が一杯有る
切り替えの早い女性だけど、思い込む傾向が強いから俺はそれが少し心配
ばぁちゃんがリウマチで入院した時もさ、おっちゃんの看病がもう異常でさ 一回倒れたけど
家に着いても胸が痛いって、動悸が酷くて、そのくせに糸が切れたんか、不気味なくらい饒舌に喋りだすねん
ベラベラどうでもいい事を話し出したら止まらなくなって、頭狂ったみたいになって。
「さっき喫茶店で飲んだ水に覚醒剤盛られたんや! だからこんな心臓痛いんや!」って怖い
今日病院に行って、見たいって言うてた黒澤の「影武者」を借りて持ってった
偶然ここの看護助手のおばちゃんが新田先輩のお母さんで挨拶をする
新田くんはもう野球はしてないんかなぁ。
両親が共働きやったから、俺は小学校の頃は学童保育やったし、今でも幼稚園ってなんか羨ましい
「おしめだって私が代えてたのよ〜」って言ってた 今度何かお菓子でも持っていこうかと思う
あと、韓国語で「また会おうぜ!」って「トマンナ!」って言うそうだ
止まんな
「かあさん」やないけど(苦笑)親父の子供で良かったんだ
今日の一言
「
敵に四方を囲まれたら絶体絶命の窮地に立たされる
だが後に壁があったら三方からの敵と戦うだけですむ・・・
勝てるチャンスも生まれてくる
この背後の壁になってくれるのが家族だと おれは思っている
いや絶対にそうでなければならないのだッ
それが家族であり血のつながりなのだッ
ふり向かなくてもいい 背後は安心だ 家族が壁になっていてくれるから
」
(久能隼人"長男の時代")
10月 12日
昔、家族で海に行って迷子になったことがある 3,4歳くらいの頃の話 だけど何故かよく覚えている
俺は青い水泳パンツを履いていて、沖のほうに父親がいるのを見つけて海に入ってくねんけど、
全然違う人の後姿を勘違いしていただけで、俺は迷子になったねん
そこの浜辺の松の木の下に変な形の魚の骨を見つけた 俺はそれをこっそり石の影に隠した
運動会で借り物リレーだか、親子競争だか、何かした覚えがある
まだ小さな団地に住んでた頃で、あの頃は大阪も雪が良く積もった
緑色のテーブルを朝4人で囲んで、父親が一番早く仕事に出かけてた
夜中両親が喧嘩してて、俺と姉ちゃんは「どうしよう」とかオロオロして、
朝ゴジラを見るために起きると、父親はまだ眠ってて、俺はその布団に潜り込んで寒いから朝ゴハンまで一緒に眠る
ゴジラの映画によく連れていってもらった
海釣りは退屈だった 針が指に引っかかって血が出てすぐ帰った
恐竜の本を買ってもらった 恐竜やネッシーが好きで真似して遊んだ
たまに父親が晩御飯を作ったり、銭湯に行ってフルーツ牛乳を飲んだ
よくケンカした あの人が俺をカメラで撮る時、どんな気分だったんやろう
この男の性器から出た精液から俺が生まれたってのは、どんな気分やろう
よく居酒屋に居た 同じ映画ばかり何回も見てる
器用なのか、材木でブランコ?を作って、結局ターザンごっこして怪我したり
あんまり人と喋るのが得意じゃないって言うてた 田舎臭い男
要領悪くて、でも確かキャッチボールをした
いつも大事にしてた木でできたナイフ?を俺にくれた 油絵に使う奴らしい
今思えば、あれは癌で死んだジイちゃんのじゃないだろうか 画描きらしいし
でもどっかに俺がなくしてしまって、すごい怒られた その代わり小さなナイフを一本買ってくれた
冒険小説の主人公みたいな気分 無人島に行ってもこれで大丈夫やろ
このナイフはまだ俺持ってる
雪合戦したり、水泳を教えてもらったり、初めて父親や!思うくらい怒られたり、
「勃起ってどういう意味?」って聞いて微妙な顔されたり、「ワキ毛生えたか?」とか言われたり、
シャベルカーに乗せられてめっちゃ怖かったことや、今でも口癖のように「勉強せえ!」言うのが俺のクソ親父
親父の帰ってこない家は寂しい お気に入りの靴もシャツも置きっぱなし
今の俺と同じ頃、ジイちゃんが死んで、1人で頑張ろうとして弁護士目指した でも叶わなかった
俺はそうはならない 癌にもならない 2人分の人生背負ってく
今日は天気が良い 親父の肩車が懐かしいぜ
今日の一言
「逃げ出した先に楽園なんてありゃしねえのさ
辿り着いた先 そこにあるのは やっぱり戦場だけだ
」
(不明)
10月 13日
今日はPET検査に行ってきた 微量の放射線で「しるし」をつけたフッ素18ブドウ糖「FDG」を注射
癌細胞が通常細部よりも多くブドウ糖を消費するのを利用して、体に転移した他の癌組織を発見できるかのチェック
細胞が発するポジトロン(陽電子)を検知する、これがポジトロン(陽電子)断層撮影
超音波やと影や大きさの形しかわからんし、磁気や放射線を使うMRIやCTよりも小回りが利く
検査の帰りに「昼飯付き合えや」言われて「ガンコ」で寿司と鍋を食った
多分気にしてるんやろうなぁ。 俺達が父親の事考えるように、親父は残されてく者の事考えてる
2人でビール飲んで、熱燗を俺に入れてくれた 男同士の杯やな
昔はよく家族で焼肉を食いに行った 「はや」って今もあるんかなぁ?
いつのまにかあんまり家族同士で話したりする事もなくなって、
でも今の親父は何か事有るごとに電話してきて俺を病院に呼ぶ 「あれ持ってこい」とか、いや、会いたいんやろうなぁ。
生物が子孫を残す事がその役目なら、人間はやっぱり違う
生んで死んでくんじゃなくて、継承してくモノが一杯有る
正月もここ数年帰ってない。 いつものように4人で御節食って、神社に行けたらええんだけど、、。
(専門的な内容も今後書いてくから、間違ってたら指摘お願い)
今日の一言
「
なんだか心むなしいよ こんなに外は晴れたのに
ポプラの葉がひらひら揺れるのに それなのにむなしいよ
お花を踏みにじんだのか いつのまにか僕は汚れた
ピーターパンに謝りにゆこう 遠くで聞こえる少年のうた
涙ふこう 涙をふこう 失うものは何もない
空見上げれば 空見上げれば 君が笑っている
あなたよ どうかあなたよ しっかり幸せになれ
悲しみくれる 大切な友に 橋をかけてやれ
その時あなたは聞くでしょう その時あなたは歌うでしょう
まぶしいほどロマンチックな 遠くで聞こえる少年のうた
赤い色とオレンジ色と黄色と緑色と 青い色とあい色と紫色をした虹がでています
きれいな きれいな 虹がでています」
(THE BRIDGE)
続く