2006年8月8日
みなさん、こんにちは。
それにしても、暑いですねぇー。
僕も、さすがに、この数日は夏バテ気味です。
今、大学は前期試験期間の後半ですが、たいていの学生は試験が終わったみたいで、だいぶ大学の人口が減ってきました。
僕も、今年は、7月末の最後の授業の時に試験をして、既に採点も終了しましたので、今は毎日研究に専念しております。
研究といえば、先月、またまた論文が reject (掲載不可)されてしまいました。。。
トップ・レベルのジャーナルに出したので、当然の結果と言えばそれまでですが、レフェリー・コメントを見ると、かなり厳しいことが書かれておりました。。。
何というか、少しでも粗があると、そこを徹底的に突っ込まれて、ボコボコにされるという感じでした。
僕の中では、その論文にはいい所もあると思うのですが、そんなことはお構いなしって感じですね。
はぁー、やっぱり厳しいなぁ。。。
まあでも、改めて、自分の弱い所が分かった気がしますので、今後の教訓にしたいと思います。
自分の論文って、どの程度説得力があるのか、客観的に見るのが難しい面があるんですよね。
研究を進めているうちに、自分の中ではだんだん、論文のよい面ばかりがクローズ・アップされて、「これはいける!」って思うようになるのですが、学会報告でのコメントやレフェリー・コメントを通じて、現実に引き戻されるって感じです。
結局この論文、内容を少し分割して、より詳細な分析をして、ランクを落として投稿することにしました。
かなりめげましたが、あきらめず、頑張りたいと思います!
ちなみに、論文を投稿して落ちるのは、もちろんショックなんですけど、僕自身は、失敗こそ成長の源泉だと考えているので、三十代後半になっても失敗するチャンスがあることは、よいことなのかもしれません。
確か、マリナーズのイチロー選手も、インタビューか何かで、「失敗を怖がってチャレンジをやめたら、成長しなくなる」と、言っていたような気がします。
自分の場合、このことは、子育てを通じて強く思うようになった面もあります。
子どもは、例えば、うまく歩けないとか、上手に喋れないとか、できないことがたくさんあって、それが悔しかったりするようですが、
でも、だんだん大きくなりながら、トライを続けていくと、できなかったことができるようになります。
歩けるようになったり、喋れるようになるって、親にとっても、とても嬉しいのですが、子ども本人も、とても嬉しいことみたいです。
子どもを見ていると、実は「できなかったことが、できるようになる」ってのが、人生で一番楽しいことなのかなぁ と思ったりもします。
そして、そのことは、実は子どもに限らず、大人でも同じではないかと。。。
子供がすごいなぁと思うのは、歩くとか、喋るとか、「できなかったことを、できるように」、本能的に努力することですが、実は、そういう本能って、大人にも少しはあるのではないか? と考えるようになりました。
ということは、「やりたいけど、(能力的に)できない」ことがあるって、よいことかもしれません。
30代も後半になったのに、「興味あるテーマについて論文を書いて、レベルの高い学術雑誌にチャレンジして、失敗する」っていうチャンスがあるだけ、自分は恵まれているかもしれない、と最近思うようになりました。
普通のサラリーマンなんかだと、この辺はどんな感じなのでしょう?
ちょっと関係ある話ですが、最近、
堀切和雅 『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい』 集英社新書
という本を読みました。
ミトコンドリア病という、治療法のない難病に生まれつきなってしまい、完治の可能性ゼロのお子さん(響ちゃん)を持ったお父さんの子育て話なのですが、ものすごく感動してしまいました。
自分も親になったから、より感動したと言う面もありますが。。。
響ちゃんは、病気の関係で体がなかなか成長せず、1歳になってもお座りもできず、時々痙攣を起こしたりして、常識的には数年で亡くなってしまうであろうという病気なのですが、この本は、決して暗い話ではなく、
「ゆっくりでいいから、できないことを、できるようになろう」という、(たいへんなんだけど)楽しい試みがたくさん書かれていました。
実際、お座りとか、歩けるようになるとか、いろんなことを、平均的な人よりだいぶ遅く、そしてだいぶ苦労してからですが、だんだんできるようになっていくのです。
本の中には、写真もいろいろ収録されているのですが、「響ちゃんが、できないことが、できるようになった」時の写真は、響ちゃん本人も、ご両親も、ものすごく嬉しそうです。
本の中に、「歩けるようになるってくらいで、こんなに嬉しいなんて、自分たちは結構得をしているのかもしれない」
と書いてありましたが、とてつもなく、たいへんな毎日をお送りのはずなのに、こんな発想ができるなんて素晴らしい! の一言ですよね。
この本を読んで、いろいろと試行錯誤しながら、「できないことを、できるようになる」ってことが、人生で一番楽しいことの一つだってことを確認できた気がします。
というわけで、論文の改訂、頑張ります(笑)。
ゆっくりでもよいので、少しずついい論文書けるようになるといいなぁ。。。
はぁー、でも、やっぱり失敗ばかりじゃなくって、たまには成功してほしいよなぁ。。。(笑)
2006年6月22日
みなさん、こんにちは。
19日に、久しぶりに日記を更新したばかりですが、書き足りないことがあったので、また日記を書いています。
先日、うちの子供も3歳になりました。
今のところ、大きな病気や障害もなく、健康に育っています。
何となく、3年一区切りという感じで、少し安心した感じです。
誕生日の日は、お昼にお爺ちゃん、お婆ちゃんに来てもらい、夜には同僚のUSHI先生、UME先生、嫁の友達Oさんにうちに来てもらい、皆にお祝いしてもらいました。
子供も、みなさんに一杯遊んでもらって、大興奮の忘れられない誕生日になったようです。
寝る時間になって、無理やり寝室に連れて行ったら、「私は(みんなのいる)下に行くー!!」と大声で絶叫しておりました(笑)。
ちなみに、うちの自宅の近くでは、5月末から6月頭にかけて、蛍が出ます(すごい田舎みたいですね(笑))。
年に1回、ちょうど子供の誕生日の頃に蛍が近所に来てくれるので、わが家では、「蛍が、ももちゃんの誕生日を祝いにやって来る」という話になっています。
こういうのって、子供も嬉しいようですね。
親にとっても、年に1回のイベントに花が添えられている感じで、喜びも一層大きいという感じです。
さて、うちの子供も、最近めっきり、子供っぽくなってきて、「赤ちゃん」という感じは全くなくなってしまいました。
だいぶ生意気になってきましたが、今の所はまだ、「パパー」と言いながらすり寄って来てくれるので、可愛い感じです。
あと何年くらい、一緒にお風呂に入ったり、ベタベタ引っ付いてくれるのでしょうか?
さて、最近、子供のことで悩みが2件生じました。
一つは、1年ほど通っている幼児教室が、どうも最近嫌になったようで、本人も「やめたい」と言い出したことです。
最近、これ以外に、某カトリック幼稚園の2歳児コースに週1回行くようになったのですが、どうもそちらの方が合っているようで、もう一つの幼児教室はやる気がなくなったようです。
元々僕の中では、この幼児教室は、教育内容から見て、最長でも2年程度しか行かせなくてよいだろうと思っていたし、他に幼稚園にも行き始めたことだし、やめさせてもよいだろうと思っていたのですが、一方で、自分から「行きたい」と言って始めた事を簡単にやめさせてもよいのだろうか? という悩みが生じたわけです。
「好きなことをさせれば発達する」という考えと、「一度やり始めたら最後までやり抜く」という考えと、どちらを取るか?
自分の子供に、嫌なことを無理やりさせるのは心苦しいのですが、そういうことが全くないと、我がままで忍耐力のない子供が育つような気がして・・・。
うーーん、難しい問題ですよね。
結局、嫁が、その幼児教室で他のお母さんに相談してみた所、3歳くらいは結構難しい時期で、一時的に嫌になるケースもあるということだったので、とりあえず、7月より一時休学ということにしました。
代わりに、最近子供がピアノを習いたいと言い始めたので、教室を探すことになりました。
しかし、ホント、子供には金かかりますね(笑)。
もう一つの悩みは、日本脳炎の予防接種を受けさせるかどうか、です。
最近、日本脳炎の予防接種が、ある病気を引き起こす疑いがあることが判明して、リスクがあるので、よく考えてから、受けるかどうかを決める必要があるということです。
リスクについての説明を読みましたが、注射を打たなくても、日本脳炎に感染する確率はそんなに高くないようですが、感染してしまうと、死亡してしまうことがある。。。
注射を打って、その病気になる確率は10万件に1件くらい(すいません、うろ覚えです)で、直接的な因果関係も必ずしも証明されていないような雰囲気(「引き起こす疑いがある」と書いてありました)ですが、その病気になると、脳障害がおきる恐れがあるということでした。
何でも、今、新種のワクチンの開発中で、それができるまで、2、3年かかる。
今なら、従来のワクチンの在庫があって、それを注射できるけど、在庫がなくなれば、新種ワクチンが出回る2、3年後まで待たないといけない。。。
今、打って、その病気になれば大失敗だし、待っている間に日本脳炎になるのも、嫌すぎる。。。
うーーん、どっちがいいんですかね??
特に子供の件になると、自分の選択によって子供の将来が大きく変わると思ってしまうと、必要以上に悩んでしまう傾向にあります。。。
しかし、リスクのある意思決定って、いつも授業では教科書的に説明していますが、実際に直面すると、ホント難しいですね。
まあでも、こういう悩みを持てるようになったことを、むしろ楽しんでいこうと思います。
*蛇足ですが、子供が週1回行っている幼稚園でご一緒させて頂いているお母さんの中に、北九大経済学部卒業の方がいらっしゃって、僕の名前もご存知だったそうです。
しかし、世の中狭いですねぇ。。。
ちなみに、嫁の方は、「旦那の学校の学生さんだった人と同じ所にいるなんて、まるで私がすごい年寄りみたいだわ」と悲しんでおりました(笑)。
2006年6月19日 その2
その1でも書きましたが、学会に行くと、普段お会いしない方とお話しする機会があります。
この日記を読んでいるという方が数名いらっしゃって、かなり恥ずかしかったのですが、嬉しいこともありました。
S先生という、お若いのにすごい研究業績をあげられている方に、「時々、先生の講義資料を参考にしています。」と言われたのは、非常に嬉しい話でした。
僕の授業では、自分で書いた本を教科書に使い、プラス講義資料を配布しているのですが、本を出す時、ずいぶん悩んだんですよね。
出版社からの勧めもあって出したのですが、「自分みたいな地方にいて、米国でMBAを取ったわけでもなく、ものすごい研究業績があるわけでもないペーペーが教科書なんか出しちゃっていいんだろうか?」と、ずいぶん悩んだわけです。
その一方で、世に出ている良書の多くが、平均的な大学生にとっては難しくて、説明の仕方をかなり工夫しないと分かってもらえないという悩みがあったので思い切って本を書いたわけです。
S先生の場合は、講義資料の方を参考にして頂いているということでしたが、きっと、説明の工夫の重要さに関しては、共通の認識をお持ちなんだろうな、と嬉しく思ったわけです。
しかし、教育って、難しいですよね。。。
ある先生から、
「ゼミ生に全く人と会話のできない学生がいて、今のままでは到底社会でやっていけないだろうから、ゼミで意図的に役職に当てたりして、少しでも会話できるようにさせたいと思っているのだけど、その学生からは『自分にはできないからやめたい』と言われ、同僚からは『そんなことまで、しなくてよいでしょう』と言われた」
という話しを聞きました。
この先生、教育者として素晴らしいですよね。。。
正直、感動しました。
ただ、そこまでしない先生の方が、数的には多いでしょうね。
僕はこの仕事に就いて9年目ですが、恐らく、6、7年前までの自分は、この先生と同じような行動を取ったように思います。
ですが、僕も今はそこまでしない気がします。
学生のためと思ってやっても、その学生には逆に疎まれ、周りには「やり過ぎ」と思われ。。。
うーーん、僕にもそんな経験は結構あったように思います。
学生に限らず、誰でも修正すべき点はあるのだと思いますが、それをどういうタイミングで指摘するかは、一般論としても非常に難しいですよね。
多分、家庭内の夫婦関係、親子関係にも、同じような問題がよく起きているのではないかと思います。
(「わが家」という意味ではなく、あくまで「一般的に」ですよ!)
あくまで僕の経験ですが、「欠点があるときに欠点があるから修正しなさいと指示する」スタイルは、嫌がられるというコストの割に効果はそれほど大きくないように思います(プロフェッショナルな集団では別ですが)。
結婚式などでよく聞く詩に、「人は本当のことを言われると傷つきやすい」というフレーズがあったように思いますが、まさに、そんな感じがします。
恐らくは、本人が修正すべき必要性を感じた時に、修正するためのチャンスを与えてあげるのが一番効果的のような気がします。
もっとも、問題は、本人がそういう必要性を感じる時がいつ来るか、分からないということ。。。
就職活動が始まってからその必要性を感じても、就職に関しては手遅れになりますからね。
実際、そういう学生は非常に多いように思います。
結局、「早期発見・早期治療をしようとしても、コストの方が大きいので治療を施さず、本人が自覚症状を訴えて来ることもないので、そのまま卒業していく」という均衡が成立しているような気もします。
うーーん、でも、こういう状況って、本当にいいんですかね??
悩ましい所です。
2006年6月19日 その1
みなさん、お久しぶりです。
3ヶ月ぶりに、日記を書いております。
何だか、季刊誌みたいなペースですいません。
11日(土)、17(土)〜18日(日)と、2週間続けて週末は学会でした。
学会では、普段お会いしない方とお話しする機会がありますが、意外にも、この日記を読んで頂いているという方が何人かいらっしゃったので、慌てて更新しようと思った次第です(笑)。
さて、11日の学会は、応用経済学会という新しくできた学会でした。
元々、西日本理論経済学会という、九州中心の経済学の学会があったのですが、今回名称を変えて、全国的な学会に変わろうということで、その第一回目の大会でした。
福岡大学であったのですが、関東・中京・関西圏の有名な方もたくさん来られて、かなりの盛会でした。
僕も、討論者を担当させて頂いたのですが、内容は、敵対的企業買収関連の法律に関する報告でした。
法律関係の論文を読むのは初めてで、最初は戸惑っていたのですが、up to date &関心のある内容で、論文も分かりやすかったので、勉強になりました。
普段、ファイナンスの実証をしている立場からコメントさせて頂いたのですが、「法と経済学」ご専門の方と知り合いになれて、研究会にも誘って頂き、非常に収穫のある学会でした。
「法と経済」の研究会にぜひ出てみたいと思っているのですが、一方で、「自分の専門って一体何だろう?」と、ちょっと疑問も感じるようになりました。
僕って、興味を持ったことは何でもやってみたいと思ってしまうんですよね。。。
これって、研究者として本当によいことなのか?
やっぱり、特定の分野で深く、しっかりとやっていくのも重要ですよね。特に若いうちは。。。
分析の範囲を広げれば、どうしても、中途半端になりがちでしょうから。。。
もう少し、コーポレート・ファイナンスの王道的な(?)研究、流行的な研究に特化した方がよいのかなぁなどと、ちょっとだけ悩んでしまいました。。。
17,18日はファイナンス学会で、報告をさせて頂きました。
内容は、
「企業の環境配慮活動の水準(環境投資)に、ファイナンスやガバナンスの側面が影響しているか?」
というものだったのですが、最近は、
「この話しって、自分自身は興味があるんだけど、ひょっとして、一般的なファイナンスの人はあまり興味がないかもしれない」
と思うようになってしまいました。
こう思うようになった一つのきっかけは、この論文をある海外の学術雑誌に投稿した際に、投稿受付からたった2日で reject (掲載不可)となったことでした。
要するに、editor (編集者)が一読して、レフェリーに回さずに掲載不可を決めたわけですが、理由は、「トピックが特殊すぎて、たとえ内容が全て正しくても載せられない」というものでした。
この雑誌はものすごくレベルの高い雑誌で、僕自身も、「載らないだろうけど記念受験したい」という感覚だったので、落ちたこと自体は予想通りなのですが、さすがに、レフェリーまで回らないというのはショックでした。。。
さて、ファイナンス学会での報告ですが、討論者のT先生にいろいろとご指摘頂いたのですが、途中で頭が混乱してしまい、リプライがうまくできませんでした。
反省。。。
自分の報告の直後、他の先生の報告の討論者を担当したのですが、自分がリプライをうまくできなかったことを気分的に引きずってしまい、何となくスムーズに喋ることができませんでした。
再び、反省。。。
はぁー、まだまだですね。
特にファイナンス学会は、ものすごい研究業績をあげられている人が多く参加されているので、自分のレベルの低さを痛感させられます。。。
まあ、それって、よいことなんでしょうけどね。
まだまだ、自分をトレーニングしないといけませんね。
2006年3月7日 その3
その3なので、そろそろ、研究の話を書くことにします。
つい最近、
Ownership structure and operating performance changes surrounding stock option adoptions
という論文を Corporate Ownership & Control という雑誌に投稿し、 accept をもらいました。
これで、海外Journal のaccept は3本目となりました。
少しだけですが、海外Journal に載る論文と載らない論文の「差」、というか「違い」が分かってきた気がします。
本数はそれなりに稼げたので、これからは、少しでもランキングの高いJournal に載せれるよう頑張りたいと考えています。
研究業績があがるにつれて、最近、学会・研究会関連の仕事も増えてきました。
2月は、学会報告と研究会報告を依頼され、1ヶ月に2回報告するという超ハード・スケジュールでした。
一つは、日本経営学会九州部会ですが、うちの学部長が学会理事をしている関係で報告を頼まれ、断るわけには当然行きませんでした。
もう一つは、一橋大学のH先生の研究会で報告を依頼されたのですが、H先生というのは、企業財務では日本を代表する有名な先生で、報告を依頼されただけでも光栄! って気持ちで、当然引き受けさせて頂きました。
問題は、それぞれで何を報告するか。。。
実は、今回、いずれの報告も1月に入ってから依頼があったので、準備期間がかなり短かったのでした。
よって、同じ月に2つ、違う報告をするのは、正直準備がかなりきつかったのです。
出来上がっている論文が手元に2つあればよいのですが、なかなかそうは行きません。
労力的には、同じ内容を両方で発表するのが楽なわけです。
もっとも、どういう報告が受けるかが場によって異なるのが悩みの種です。。。
結局どうしたか。。。
経営学会九州部会は、昔から会社支配論についての議論が盛んだったので、今でもコーポレート・ガバナンスの発表が比較的受け入れられやすい雰囲気があります。
ちょうど1月に、Corporate Ownership & Control に投稿する論文を仕上げていたのですが、これがコーポレート・ガバナンスの論文だったので、タイミングよく発表できました。
もう一つの、H先生主催の研究会で何を報告するか???
経営学会と同じ報告をするのが一番楽でしたが、敢えて違う論文(債権放棄についての論文)を急ピッチで仕上げて、報告しました。
準備が、かなりきつかったですけどね。
そういう選択をした理由の一つは、研究会のニーズがコーポレート・ガバナンス研究よりも企業の財務政策の研究にあったことですが、それ以上に、自分にノルマを課して、研究の進捗を加速したかったのが大きな理由です。
「依頼されたことは基本的に何でも引き受けて、それを自分のプラスになるよう最大限に利用する」
これって、僕の強いポリシーなんです。
おかげで、債権放棄についての研究も、かなり短時間で、論文の完成が見える段階になって来ました。
研究会発表がなければ、絶対にこんなに進んでいなかったと確信しています。
研究会のメンバーからも有益なコメントをもらい、H先生からも、「興味深い報告だった」と言って頂きました。
論文の進行が進んだ上に、自信まで付けることができたのですから、言うことありません。
それにしても、最近は、学会関連の仕事を依頼されることが多くなりました。
6月のファイナンス学会では報告もするのですが、討論者も2件依頼され、悩んだ末に両方引き受けてしまいました。
両方とも報告者が知っている人で、断りにくかったという事情もありますが。
ついでに、学術雑誌のレフェリーを頼まれることも多くなりました。
でも、討論者とかレフェリーって、きついですが関連研究の勉強になるので、自分の研究の役に立つことも多いんですよね。
「研究業績をあげる→仕事の依頼が来る→それを利用して仕事が進む→さらに業績をあげる」
という好循環が発生しつつあるように思います。
仕事が多くてパニックになる恐れもありますが、何とか乗り切れるよう頑張りたいと思います!
2006年3月7日 その2
その1も子供の話でしたが、その2も子供の話です。すいません。
去年の9月にとても嬉しいことがあったのです。
家族旅行で、福岡からビートル(高速船)で釜山に行ったのですが、行きの船の中で退屈だったので、子供とじゃれあって遊んでいました。
子供の手をつかんで、上に持ち上げて遊んでたんですね。
ところが、急に子供が「腕が痛い」と言い出して、動かなくなってしまいました。。。
最初は、ちょっと痛かっただけだろうと軽く考えていたのですが、1時間ほど眠らせて起きた後も「痛い・・・」と言って、話す元気もない状態になってしまったのでした。。。
いつも元気な子供がぐったり。。。
その時、僕はホントに焦りました。。。
「ひょっとして、腕の神経が切れちゃって、一生腕が動かなくなったらどうしよう」
「もう、俺がこの子の面倒を一生見るしかない!」
そんなことを本気で考えてしまいました。。。
釜山港に着いてすぐ、ビジター・センターに行き、病院を紹介してもらいました。
最初は日本語を話せる医者をお願いしたのですが、どうもその先生が忙しいらしくて、相手にしてもらえなかったので、近くの大きな病院を紹介してもらったのです。
タクシーでその病院に行き、裏口らしき所から建物に入ると、診察台が6つほどある部屋があり、患者さん、お医者さん、看護士さんが数名いました。
どう見ても受付は違う所のようでしたが、子供の一大事でそんなことを言っている場合ではありません。
僕は子供を抱いて強引に部屋に入り、若いお医者さんに一生懸命話しかけました。
She has pain in her right arm. She can't move the arm.
幸い、とても優しいお医者さんで、詳しい状況を聞いてくれました。
What is her name? How old is she? When the symptom started? How it happened? What is your address in Korea? Can she move like this?
(名前は? 年齢は? 症状が出たのはいつだ? どうしてこんなことになったんだ? 韓国での住所は? こんな風に動かすことはできるか?)
僕は、一生懸命説明しました。
もちろん日本語は通じません。会話は全て英語です。。。
その間、子供は腕を触られて痛い上に「入院するかも?」と思ったのか、泣き叫んでいます。。。
僕はもう、必死でした。。。
もっとも、
We have just arrived here from Japan. She had pain in the ship from Fukuoka.
(我々は日本から今着いたばかりだ。福岡からの船の中で痛めたんだ)
と言った時には、さすがにそのお医者さんも驚いていましたが(笑)。
その後 X-ray test(レントゲン)を撮ることになり、痛みで泣き叫ぶ子供を台の上で押さえつけて腕を伸ばさせ、何とか写真を撮りました。
撮り終えて元の診察台の部屋に戻って、ふと見ると、何と子供がニコニコしながら、腕を普通に動かしています。
「ももちゃん、治ったの??」
僕と嫁は嬉しくて、子供を抱きしめました。
すると、少し偉い感じの若い先生が出てきて、病状を説明してくれることになりました。
医者: Her bone is dislocated.(骨がずれている)
僕:「ええぇ??」 Is it abnormal? (それは異常か?)
医者: Yes. Look at the X-ray picture. This part is widen. It is usually 1 or 2 cm but now 4 or 5 cm.
(そうだ。レントゲン写真を見ろ。この部分(間接)が広がっている。普通は1、2センチ程度(の間隔)だが、今は4,5センチになっている)
僕: But, now she can move her arm. (でも、彼女は今腕を動かせる)
医者: Now it is OK. It is very common disease for children. No medication needed.
(今はもう治っているんだ。これは子供にはよくある病気(怪我?)だ。治療はいらない)
結局、レントゲン写真を撮るのに子供の腕を無理やり伸ばしたりしていた時に、ずれていた関節が偶然元に戻って治ったようでした。
その後医者には、「治療はいらない。心配だったら一日3回腕を氷で冷やして、念のため日本に帰ってから医者に見せろ。」と言わて終わったのでした。
僕はものすごく疲れて、ものすごくホッとしました。
その後、受付に行き、代金60,000ウォン(約6,000円)を支払いました(何と、カードで払えた!)。
そして、病院を出ようとした時、子供が僕にこう言ったのでした。
「パパ、わたし、英語の勉強する。」
ひょっとしたら、子供の教育で一番大事なのは、親の一生懸命な姿を見せてあげることかもしれませんね。
その後3日間、親子3人でとても楽しい旅行となりました。
でも、米国留学しといてホントよかったぁー(笑)。
2006年3月7日 その1
みなさん、明けましておめでとうございます(笑)。
なんと、今年初めての日記です。。。
久しぶりに暇な時間がまとまってできたので、最近の出来事をいろいろと書いてみたいと思います。
やはりまずは、子供のことからですね。
うちの子供も、2歳9ヶ月になりました。自宅での関心は、専ら子供の成長にあります。
おかげで、今の所大きな病気もなく、元気に育っています。
実は、今、子供を週1回、某有名幼児教室に行かせています。それとは別に最近、有名な英語教材を子供に買って、毎日やらせています。
4月からは週一回、某カトリック幼稚園のプチキッズ・コース(?)に行かせることになりました。
2歳という小さな子供に勉強をさせることについては、きっといろんな意見があるのだろうと思います。
うちの場合も、ずいぶん悩んで、嫁ともやるべきか否か、ずいぶん話をしました。結局は、幼児教室にしても英語教材にしても、子供がものすごくやりたがったので、行かせることにしたんですが。
子供の教育のことを考える時、自然に自分の子供の頃を思い出すことがあります。自分にとって、何がよくて、何がよくなかったか・・・。
当然、自分の成長過程でよかったことを子供にしてやりたいし、よくなかったことはさせないようにしたいですよね。
うまく説明できないのですが、自分の場合は、「好きなことに熱中して、時間を忘れてそれをやった」経験が自分を成長させた気がします。
小学生低学年の頃、野球が好きで、野球チームには入っていなかったのですが(というより、そういうものの存在を知らなかった)、毎日、家の石垣にボールをぶつけて遊んでいました。
石垣にもいろんな形の石があって、どの石にボールをぶつけるか、石のどの部分にぶつけるかで、
ボールがどこにはね返ってくるかが変わってきます。
自分の思った通りの場所に、思った通りの形で(ゴロでくるとか、ライナーでくるとか、フライでくるとか)はね返ってくるとすごく嬉しくて、ひたすら毎日、何時間も石垣にボールをぶつけていました。
僕の中では、これって自分をものすごく成長させたように思います。
野球がうまくなったということではもちろんなくて、
「どういう投げ方をしたらボールがどこに行くか?」
「どの程度のスピードで投げたらボールが自分の所にちょうどよく返ってくるか?」
「石垣のどの部分に当てるとどこに返ってくるか?」
といったことを一生懸命探求して、経験的に分かるようになって、最後にはボールと石垣を自分でコントロールできるようになったという経験が何となくよかったように思うんです。
もっとも、向かいの家のガラスを割って怒られたことも数限りないですが(笑)。
今さらですが、すいません。
反対に、よくなかったと思うのは、自分が何かをやりたいと思ったときに、それを止められたことですね。
たぶん、何かをやりたいと思った時が一番成長できる時だと思うんですが・・・。
まだ早いとか、危ないとかいった理由で止められることってよくありますよね。
もちろん、止める側の気持ちも理解できるんですけど、度を超えて止めてしまうと、せっかく伸びようとしているものを押さえつけちゃうことになる気がします。
個人的には、どこで、どんなことをやっていたって、学ぶことはあると思うんですよね。
うちの子供は、よく公園で鉄棒にぶら下がっていますが、それだけでも、きっと何かを学ぶんじゃないかな・・・。
ちなみに、僕は子供の頃から、「やりたいことを止められる」ことが多々あったように思います。
精神的に不満が溜まるだけでなく、自分の成長もずいぶん止められたように思います。
こういう風に思っているので、僕自身は、子供がやりたいと言ったことは、できるだけやらせた方がよいと考えています。
ですが、小さな子供に勉強をさせるとなると、いろんな考え方があるようです。
「子供は遊んどけばいい」
「愛情を持って育ててさえいれば、ちゃんと育つ」
「習い事は一つまで」
「うちは普通でいい。特別なことはしなくていい」
これらは、やはり子供を幼児教室に行かせるかどうかを、最近話した家庭で実際にあった会話です。
どれもよく聞くセリフで、それなりに正しい考え方なのだろうと思います。
ただ、どれも科学的に証明されたことではないですよね。
「やりたいことを何でもやらせた方がよい」という考え方も含めて、どれも全て「思い込み」みたいなものだと思うんです。
僕自身は、同じ「思い込み」なら、「効果はなくてもよいから、とりあえずやらせてみよう」と考えています。
やらせないという選択をして、子供の可能性を摘んでしまうのが一番怖いと思うんですよね。
でも、子供の教育には、決定的に重大な問題があります。それは、ものすごくお金がかかるということです。
正直、今回購入した英語教材も、値段がもう少し安ければこんなに悩まなかったと思います。
「子供にさせてやりたいけど、経済的に無理」ってのは多分よくある話で、それはもうやむを得ないんだと思います。
でも、「経済的に無理だから、やらせてあげられない」時に、「愛情を持って育ててさえいればよいんだから、そんなことしなくてよい」と言う親にだけは、なりたくないと思ってます。
でも、英語教材はやっぱり高いですね。
バイト増やして、飲み会の回数減らさないといけません(とほほ・・・)
2005年11月22日
お久しぶりです。
なんと、半年ぶりの日記です。
この間、全く更新できず、申し訳ありませんでした。
とにかく、いろいろ忙しくて日記を書く気にもなれないくらい疲れていたのですが、今日は久しぶりに日記を書きたい気分になり、パソコンに向かっています。
この半年間、いろんなことがありました。。。
最大の出来事は、海外 Journal に accept (掲載許可)をもらったことでした。
3年前くらいから、論文は基本的に英語で書いて海外の Journal に投稿するというスタイルでやって来たのですが、やはり世界の壁は厚く、なかなかうまく行かなかったのですが、今年の8月に、Review of Financial Economics という雑誌から掲載許可をもらうことができました。
さらに10月には別の論文が、Journal of Behavioral Finance という雑誌から掲載許可をもらえました。
ようやく、一人前の研究者が集まる土俵に立てたかなという感じで、研究のモティベーションがぐん! って上がっている所です。
また、11月には、一橋大学の金融研究会に呼んでいただき、発表させて頂きました。
商学部のM先生よりメールで報告の依頼があり、引き受けさせてもらったのですが、トップ・レベルの大学の面識のなかった先生から発表を依頼されたのがすごく光栄に感じられて、少し自分に自信を持つことができました。
そんな訳で、今、僕はすごく研究に燃えています!
年齢的にも、だんだんピークを迎える時期じゃないかという感触もあるんですよね。
今から少なくとも5年くらいは、研究に集中・没頭して、最高のパフォーマンスを上げたい! そんな気持ちが強くなってきました。
しかし、現実は、そううまく行きません。。。
大学の教員には、大学・学部の管理・運営業務、いわゆる雑用というのがあります。
今年の僕は、主に学部教務委員を担当しているのですが、学部のカリキュラムの勉強をする必要がある上、他の先生方との調整、事務方との調整で走り回ることが多くあります。
これだけでも結構大変な仕事なんですが、さらに、ビジネス・スクール検討委員にキャリア支援センター設置準備委員なんていう、見るからに重そうな仕事を2つやらされています。
今月からさらに、学部カリキュラム検討委員というのが新設され、学部教務委員だからという理由でそれも担当させられることになってしまいました。。。
正直、研究だけでも頭が一杯なのに、そこに何種類もの重たい雑用が入ってきて、今、僕の頭の中はパニック状態になってしまってます。。。
昨日は、昼休みに会議があったのをうっかり忘れていて、会議をすっとばしそうになりました。。。
今日は、2時間目授業、昼休み会議、4時間目来客&学生さんの質問受け、5時間目会議、6・7時間目授業というスケジュールでした。
6時間目の授業では、もって行くプリントを一つ忘れてしまうという失敗を犯してしまいました。。。
頭がパニックになっている上、確認を行う時間が十分にないので、どうしてもミスが多くなってしまいます。。。
情けないですが、完全にキャパシティー・オーバーの状態です。
せっかく、研究がいい感じで昇り調子なのに、こんな状況だと、雑用の負担で潰されてしまうんじゃないか???
そんな不安に悩まされる日々なのです。。。
そんな中、この間の日曜日に、浜田省吾の I am a father という新しいCDを買って、聞いてみました。
僕、大学生の時から、浜省の大・大・大ファンなんですよね。
実は僕、大学入試に失敗したこともあって、大学入学時はかなり失意のどん底にあったんです。
そんな自分が何とかやって来れたのは、浜田省吾の曲があったからと言っても過言じゃありません。
学生時代は、僕の車に乗ると嫌でも浜田省吾の曲を聞かされるので、みんなたいへんだったと思います(笑)。
もっとも、暗めの歌が多いので、さすがに、就職&結婚してからはあんまり聞かなくなったんですけどね。
でも、そんな浜田省吾が、今年 I am a father ってタイトルのCDを出したと聞いた時は、もう、どうしようもなく聞きたくなったんですよね。
自分も父親になったからってのがあるんでしょうけど。
ですが、なかなか買いに行く機会もなく、ようやく最近買ったのでした。
しかし、久しぶりに聞くと、やっぱりいいですねぇー、浜省って。。。
♪額が床に付くくらい頭を下げ毎日働いてる
家族の明日を案じて 子供達に未来を託して
傷ついてる暇なんか無い 前だけ見て進む
スーパーマンじゃない
ヒーローでもない
疲れたどり着いた家 窓の明かり まるでダイヤモンド
I am a father
かつて夢見る少年だったこのオレも 今では Father ♪
この曲、いかにも浜省って感じで、一発で気に入りました。
そう、しょせん僕らって、額が床に付くくらい頭を下げないと生きていけないんですよね。。。
悲しいけど、それは否定できない事実。。。
だって、スーパーマンでも、ヒーローでもないんだから。。。
でも、悲しい気持ちを無理やり隠してでも、前を向いて進んでいくしかないんですよね。
たとえ、今の状況が子供の頃に描いていた姿と全然違っていたとしても。。。
僕、こういうストイックな感情がすごく好きで、こういう詩を聞くと奮い立つんですよね。。。
嫁には、ヘンって言われちゃいますが(笑)。
だから今夜は、子供も嫁も寝静まった後で、この曲を10回聞きました。
正直、大学教員としての今の僕の毎日は、自分が思い描いていた姿と大きく違っています。
やりたいことができない。。。
この仕事でさえ、そんなことは多々あります。
研究したくても時間が無い。。。
でも、「研究者としての意地とプライドだけは持ち続けて、少しでも前に進もう」
「そしていつか夢をかなえてやる」
ついでに、
♪ いつーかー、この手にぃー、つかーむぜ Big Money.... I've got nothing, nothing to lose.♪(笑)
そんなストイックな気持ちを久しぶりに思い出すことができたので、思わず長い日記となってしまいました。。。
また気が向いたら、頑張って日記書きます。
みなさん、お付き合い下さい!
2005年5月7日 その3
実は2日前のことですが、授業が終わった後、大学のメール・ボックスを見ると、アメリカから手紙が来ていました。
そう、論文を投稿していた海外 Journal からの返事だったのです。
この論文、2003年の11月に投稿して、2004年の3月にrevise (改訂)の指示が来ていたのですが、去年は忙しかったこともあり、revise にずいぶん時間がかかって、去年の12月末に再投稿していたのでした。
去年の3月に revise の指示が来たとき、レフェリー・コメントの中に、「この論文のテーマおよび論文で報告されている結果はたいへん興味深く、掲載するにふさわしい」
と書いてあったので、掲載されるのをすごく期待していたんです。
というより、これが掲載されなかったらすごいショックってのが本音でした。
やっぱり、今の時代、海外の学術雑誌に一本くらい載せたいですからね。
という訳で、今回の手紙を開けるのはものすごいドキドキしました。
封を切るときに、「神様、お願いします」って、真面目にお祈りしてしまいました(笑)。
さて、ドキドキしながら Editor (編集長?)の手紙を読むと・・・
Both referees are impressed with the improvements in your paper. Your paper is close to being accepted.
(両レフェリーとも、論文の改善を評価している。掲載許可が近い)
とありました。
やったーーーーーーーーーー!!!
と、ホントに叫んでしまいました(笑)。
しかしその後、
Both stress that the manuscript requires a thorough edit.
(両レフェリーとも、この論文は英語の徹底したチェックが必要だと強調している)
と書かれていました・・・。
結局、二人のレフェリーのうち一人は、
I believe the paper is now publishable with one caveat. There are still a number of typos/grammatical errors.
(本論文は、現段階で掲載可能だと考える。ただし一つ注意がある。今なお、タイプ・ミス、文法エラーがたくさんある)。
という評価で、
もう一人は、論文は大幅に改善されたが、内容の一部についてもう少し補足をする必要があるのと、英語の問題をクリアーする必要があるとの評価でした。
ちなみに、この二人目のレフェリーからは、英語の問題に関して、
I must stress that this goes beyond correcting the grammatical errors.
(文法的エラーの修正を超えていることを強調しなければならない)
と指摘され、一文一文、一つの考え方から流れるように、論理的に書かないといけないと指摘されてしまいました。
また、表の書き方についても注意するように指摘されました。
「もう少し頑張れば掲載されそう」ということで、ものすごく嬉しかったのと同時に、
「論文の書き方」という基本的な部分で欠陥があることを指摘され、自分の能力不足を痛感させられました。
でも、そういう欠陥のある論文に、改訂のチャンスをくれたことを、ものすごく有難く思いました。
おかげで、やる気満々になりました(笑)。
一方で、今まで、投稿しても最初から reject (掲載不可)ということが数回ありましたが、きっと、内容以前に英語とか表の書き方とか、基本的な欠陥があって相手にされなかったことも多かったんだろうと思いました。
海外の Top Level のJournal に日本人が論文を載せている場合、ほとんどが外国人と組んで書いていて、日本人単独で載せているのはほとんど見たことがありませんが、きっと英語の問題は大きいんでしょうね。
この辺は、日本の大学しか出ていないと、英語論文の書き方を学習する機会が限定されているので、厳しいですよね。
まあでも、今回、久しぶりに嬉しくて興奮してしまいました。
実は、興奮して、夜眠れなかったくらいです(笑)。
頑張ろっと!
2005年5月7日 その2
多くの既婚男性がそうだと思うのですが、ゴールデン・ウイークは、家族サービス期間でもあります。
3、4日は旅行に行きましたが、小さな子供にとっては、旅行って意外につまらなかったりします。
ずーーっと車に乗っているのは退屈ですからね。
5日は、子供に大人気の「しまじろう」のコンサート(?)に行ってきました。
会場は満員でしたが、早めに申し込んでいたせいか、前から5列目の席でした。ラッキー!!
「しまじろう」というのは、ベネッセのこどもチャレンジという、遊びながら生活習慣なんかを身に着ける通信教材(?)のキャラクターなんですが、なぜか子供心をつかんで離さないようです。
普段は本やビデオでしか見たことのないしまじろうを間近で見れて、子供は大興奮・・・。
大盛り上がりの1時間でした。
さて、うちの子供も間もなく2歳ですが、成長がめまぐるしく、驚くばかりの毎日です。
最近だいぶ言葉を喋ったり、歌を歌ったりするようになったのですが、赤ちゃんというより、子供と普通に会話しているという感覚になってきました。
知恵のつき方も早くて、最近、よく僕のことをからかうんです。
ゴールデン・ウイークの旅行でドライブしている時、僕は後部座席で子供を抱っこしていると、子供が
「パパ、しーしー、した。大っきいちゃん」
と言いました。
そう、うちの子供は、ずいぶん前から、おしっこやウンチをすると、言葉で教えてくれるのです。
「しーしー」は元々はおしっこという意味なんですが、最近は、下から出たという意味になっていて、「大っきいちゃん」を付け加えるとウンチの意味になります。
ウンチをしたら、オムツを替えないといけないので、僕は、
「分かったオムツ替えようね」
と言い、子供を持ち上げて、子供のお尻が僕の鼻の所にくるようにしました。
そう、臭いをかいで、ウンチをしたか確認しようとしたのです。
その瞬間、子供が、
「キャハハハ、なーーい」
と言ったのです。
そう、ウンチなんかしていなかったのですが、ウンチをしたと嘘を行って、僕にお尻の臭いをかがせ、その瞬間に「してなーい」と言って僕をからかったのです。
ウンチをしたと言えば、親はお尻の臭いをかぐってこともお見通しなんですよね。
まだ2歳にもならないのに・・・。
正直、驚きました。
まあ、今の段階で発達が早いというのは、早いか遅いかの違いで、頭がいいとか悪いとかとは関係ないんでしょうけどね。
親になってよかったと思うことはたくさんあるのですが、そのうちの一つは、子供がいろんなことを学習していく過程を観察できるということです。
特に、子供が母国語である日本語をどのようにして習得していくのか・・・。
英会話をうまくなりたいと思っている僕にとっては、子供はものすごく貴重な生きた教材です。
これまでの観察では、「歌」がものすごく大きな効果を持っているように思います。
子供の歌って、楽しいんですよね。
親が楽しそうに歌を歌っていると、子供は自然と真似しようとして、それが言葉を覚える一つの重要なプロセスになっているように思います。
ちなみに、うちの場合、CDで音楽をかけるだけではそこまで効果は大きくなくって、親が歌うと効果が大きいようです。
ということは、やはり、英語を勉強する時も、歌で覚えるって重要なのかもしれません。
と思って、こども図書館に行ってみると、やはりありました。
「お母さんと歌おう 童謡 英語&日本語版 CD付き」
童謡って、同じ歌が歌詞をその国の言葉にして、世界各国で歌われているので、僕らが知っている童謡の英語版ってのも当然あるんですよね。
最近は、
Head, shoulders, knees and clap, knees, and clap.
head, shoulders, knees and clap. Eyes, ears, nose and mouth.
っていう、体の各部位を触りながら歌う歌に、親子ではまっています(笑)。
何というか、楽しいんですよね。
こうやって、英語の歌を歌ってあげていけば、自分も英語覚えるかなぁ・・・。
ところで、子供に早くから外国語を教えることについては、母国語と混乱する可能性があるからよくないと思っていました。
ただ、ある人の話では、小さな子供には、母国語とそうでない言葉を区別する能力があるそうです。
この話、本当かどうか分からないのですが、僕と嫁が子供に
See you.(英語) と ツァイツェーン(中国語)
ってのを教えたところ、子供は嫁と僕にだけ、この2つの言葉を使うようになりました。
お婆ちゃんやお友達にバイバイする時は、「バイバーイ」と言って、See you とか ツァイツェーンとは絶対に言わないようです。
やっぱり、識別できているんですかね?
だとしたら、すごいですね。
とにかく、子供には驚かされてばかりです。
2005年5月7日 その1
今日でゴールデン・ウイークが終了しました。
みなさんは、どんなゴールデン・ウイークだったでしょうか?
さて、2005年度も1ヶ月が過ぎました。
教員8年目ですが、やっと、あまり緊張せずに授業できるようになりました(笑)。
多くの人から「そうは見えない」と言われますが、僕って、あがり症なんですよ。
毎年、4月の授業は、教室に向かう廊下で胃が痛くなっていました。
おかげで、講義がある日はボロボロに疲れ切ってました・・・。
もちろん、緊張していたのは、あがり症だけが原因ではありません。
実は、北九大の教員になって最初の頃は、学生さんの考え方とか気質とかが、自分の学生時代とあまりに違っていて、うまく授業することが全くできませんでした。
一言で言えば、「顧客の特性やニーズが分からない」→「自分に自信がない」→「余裕がなくなって、うまくいかない」っていう感じでした。
僕は大学時代、大学の先生について、「あの人は人間的にいい人だ、悪い人だ」などと考えることはありませんでした。
大学の先生って、人間性とかそういうものを超越した人種だと思っていたので(笑)。
社会性はあまりなくて、でも専門分野について語らせたらものすごい、ってのが大学の先生のイメージでしたね。
僕が大学に求めていたのは、「自分が気が向いた時に、最先端の研究をしている人の話を教室の隅っこで聞ければよい」だったように思います。
ノーベル賞を取った人とまでは言いませんが、「すごい人」の話をつまみ食い的に聞いてみたいと思っていました。
もちろん、単位が甘めだったら言うことないとも思っていましたが(笑)。
ちなみに僕、大学1,2年生の頃はひどい成績で、留年すれすれだったんですけどね。
学生時代にそう考えていたので、教員になっても、当然学生も同じような考え方をしていると思って授業してたんです。
ところが、自分が教員になってすぐの頃、学生さんたちが
「○○先生って、人間的にどうなん??」
「××先生っていい人だよね」
といった会話をしているのが聞こえてきて、なんか、まるで普通の知り合いの性格について話しているかのような雰囲気にちょっと驚くことがよくありました。
知り合いの学生に、他の先生の授業について聞いても、授業の内容について教えてくれる学生はあまり多くなくって、先生の人柄や冗談のうまさについての話しか出てこないんですよね。
ある時、学生さんと「大学の先生」をテーマに話をしたのですが、学生さんが「自分たちのことを考えてくれる先生がよい」といったことを盛んに言うので、
「研究の世界ですごい業績をあげている人の話を聞いてみたい」とは思わない?
と聞いてみたところ、リアクションは全くありませんでした(笑)。
まあでも、こういう傾向はうちの大学だけじゃないんですよね。きっと。
学会でいろんな大学の先生と話をしますが、時々、「学生とは遊んでやってればいいんですよ」とおっしゃる先生がいらっしゃいます。
恐らく、発言の真意は、
「自分が学生だった頃の学生像(=顧客像)を前提に授業してはいけない」
「今の学生の特性、気質、ニーズをふまえて授業しないといけない」
ということなんだろうと思います。
実際、そういった発言をされる先生方は、学生さんにも結構評判がよいようです。
僕自身、北九大の教員になってからの7年間は、「最近の大学生の考え方、意識」を理解するのに費やされたといっても過言じゃないかもしれません。
去年あたりから、少しずつそれが理解できるようになって、授業に反映できるようになってきました。
具体的な中身は企業秘密ですが(笑)。
てなわけで、少し自信が持てるようになって、あまり緊張せずに授業できるようになったように思います。
一番大きかったのは、ゼミ生をはじめとする学生さんたちとの会話ですね。
ありがとうございました。
(↑ こうやって、学生さんに明示的にお礼を言うようになったのは大きな変化の一つかもしれません)
さて、僕の話を延々書き増したが、要は「顧客の特性やニーズを理解することで物事うまくいく」ということで、社会ではきわめて一般的なことのように思います。
同じことは、学生さんの就職活動にも言えるように思います。
学生さんって、アルバイトを除けば、ずーーっと消費者として生きてきたわけで、就職活動で初めて生産者になるわけですよね。
自分が持っている「労働力」という商品を企業に買ってもらうわけです。
当然、顧客である企業(採用担当者=社会人)の特性やニーズを理解して、それに合わせた営業活動をする必要があるでしょう。
最近の学生さんを見ていると、顧客(社会人)が何を考えているかを明確に意識して、それに合わせて行動できる人と、それができない人が極端に分かれているように思います。
簡単に言ってしまえば、「相手の気持ちを考えて行動する」というだけのことなんですが、それができる人は内定をもらっているように思います。
逆に、相手(=顧客、社会人)のことを考えようという意識がほとんどない学生もいるようです。
「自分の気持ち」を全面に出すことは得意なんですけどね(笑)。
G.Wが終わり、就職活動もピークの時期が来ました。
昨年度は、最終的に4年ゼミ生全員の就職が決まりましたが、今年はどうなることでしょうか?
就職活動についても、「学生さんの特性」をちゃんと考慮しながら指導しないといけませんね。
2005年4月10日
いよいよ明日、月曜から授業スタートです。
何となく、やっぱり緊張しますね・・・。
今年はどんな1年になるのでしょうか??
さて、今年は、毎朝メジャーリーグの結果をチェックしています。
ヤンキースの松井選手にも興味があるのですが、一番気になっているのは、ホワイトソックスの井口資仁選手なんですよね。
もちろん、僕が球団創設以来のダイエー(ソフトバンク)・ファンだからというのが理由なんですが、井口に関しては、ちょっと思い入れがあるんですよ(すいません、ここから敬称略でいきます)。
みなさん御承知の通り、井口って、青山学院大学の時、オリンピックで銀メダルを取って、ドラフトでは「今世紀最後の大物内野手」などと騒がれ、鳴り物入りでダイエーに入ったんですよね。
あれは1994年のドラフトだったかな?? 契約金も、ものすごい金額で。
当時のダイエーはまだ万年Bクラスで、「小久保が成長して、さらに井口が入って強くなるかも」って、みんな期待したもんです。
オープン戦で肩かなんかを痛めて、デビュー戦はゴールデンウィークだったんですけど、その試合でいきなり満塁ホームラン。。。
この試合、僕は球場で見ていたのですが、満塁になる直前から球場全体が井口を中心に回っているような雰囲気になって、そして期待を超える結果を出して・・・、
「新しいヒーローの誕生」を感じさせるに十分すぎるデビューでした。
ところが、数試合後には全く打てなくなり、確か、20打数連続無安打とか、打率1割9分6厘とか、すごいひどい状態になっちゃんたんですよね。
インコースに速い球を投げられると、手も足も出ないって感じでした。
その頃になると、みんな、「井口は大外れ」みたいな雰囲気になっていたように思います。
この年の6月か7月だったと思うのですが、僕は研究会で神戸に出かけ、帰りは夕方の5時30分か6時くらいに、新神戸駅から新幹線に乗ったんです。
すると、新神戸駅に、ダイエーの選手がずらっといたんですよね。
ちょうどその日は、神戸での対オリックス三連戦の最終日で、みんな福岡に帰っていくところでした。
選手一人一人を、ホームの上で間近に見れて、ダイエー・ファンの僕にとってはたまらないシチュエーションだったんです。
「うわぁー、秋山だぁー、でけぇー」とか、「うわぁー、これが城島かぁー」とか、心の中では大騒ぎしっぱなしでした。
その日は、長期遠征の最終日で、「やっと福岡に帰れる」って感じで、ホッとしたような嬉しそうな感じで談笑し合っている選手が多かったんですよね。
ところが、一人だけ、ベンチの端っこに孤独に座って、暗ーーい顔して、手を組んで、ずーーっと下を見ている選手がいたんです。
誰だろう?? と思って覗いてみると、なんと井口だったのでした・・・。
やっぱり、辛かったんでしょうね・・・。
オリンピックで銀メダル取って、「今世紀最後の大物内野手」とか大きく騒がれて、ものすごい金額の契約金をもらって、当時ダイエーのショートは浜名選手がレギュラーだったにもかかわらず試合に優先的に使ってもらえて、デビュー戦でホームラン打ったのに、その後20打数連続無安打で、打率1割9分じゃね・・・。
「こんなはずじゃ・・・」って思っていたんだと思います。
こんなことを言うのは何ですが、期待されてプロに入っても、全く活躍できずに終わっていく選手だって多いですからね。
あの時の、彼の寂しそうな顔は今でも忘れられないんですよね・・・。
プロ野球選手の、しかも有名選手の心底苦悩している表情っていう、普通は間近に見ることのできないシーンを見させてもらったせいか、以来、僕は井口の成績が気になって仕方なくなったんです。
その後の活躍は、ここで書くまでもありませんが、あの精神状態からはい上がって行くには、相当な苦労があったんではないかなと思うんです。
活躍し出してからは、ヒーロー・インタビューで格好いいセリフを言ったり、
「熱い声援、うまいめんたい、やっぱ博多は最高!」
ってコマーシャルで言ったりとか、華やかなシーンを多く見てきたわけですが、僕はそれを見るたびに、
「陰じゃ相当きつい練習したんやろなぁー」とか
「相当気持ちを強く持ってやってきたんやろなぁー」と、
勝手に感慨にふけってきたものです。
そんな彼が、今はメジャーリーグでレギュラーとしてプレーしています。
デビュー戦では、「気分が高揚して涙が出そうになった」とコメントしていました。
何か、自分のことのように嬉しく思えました。
彼の成績やコメントを見るたびに、目標を高く持って、強い気持ちを持ち続けることの偉大さを感じさせられる毎日です。
さっ、明日から授業、僕も頑張ります。
でも、気合が空回りしないようにしないとね(笑)。
2005年3月20日
今日は日曜ですが、なんと朝10時から教授会でした。
経済学部教授会は、本館の8Fであります。
10時50分頃、自衛隊のヘリコプターが真上を通ったなぁと思うと、なんか、天井からメリメリ音がしました。
「何だろう??」
ひょっとして、ヘリコプターが校舎にぶつかったか??
などと思っていると、いきなり、
部屋が大きく揺れ始めました。
そう、福岡県西方沖地震だったのでした。
結構長い時間大きく揺れ続けたので、ちょっと心配になって、嫁に携帯メールを送りました。
ただ、最近のビルは耐震構造になっていて、地震の時は揺れることでエネルギーを放散させると聞いていたし、8Fだから大きく揺れている面もあるだろうと思ったので、そこまでひどい地震じゃないだろうと思っていました。
ところが、嫁からの返事には、「福岡震度6」という情報が・・・。
震度6なんて経験のない僕は、ビックリしてしまいました。
僕の自宅もずいぶん揺れたようで、嫁は子供を連れてすぐにトイレに逃げたそうですが、子供が怖がって、その後1時間くらい、嫁に引っ付いて離れなかったそうです。
心配だったのは、福岡の実家。
さすがに実家は古くて、木造だし、耐震構造ではない。
ところが、いくら電話をかけても通じません・・・。
携帯はもちろん、固定電話からかけても不通・・・。
両親は年寄りでメールをしないので、こんな時は通信手段がなくて困ってしまいます。
やっぱり、メールって重要ですよね。
12時前にやっと電話が通じて、ピアノの上から人形が落ちて壊れた位でほとんど被害がなかったことを知り、安心しました。
ところで、僕は会議中に地震だったわけですが、何となく、同僚の人たちと一緒にいたので、怖さが半減したような気がしました。
家で子供と二人きりだった嫁は相当怖かったそうです。
ただ、同僚と一緒で安心って、逃げ遅れる一因になったりして・・・。
ちなみに、地震の瞬間は、結構重たい議題について話していたのですが、その渦中のM先生、地震でみんながビックリしていたにもかかわらず、議題に関する説明を続けていました。
これって火事場の馬鹿力ってやつですかね(笑)。
いや、そりゃ違うか。。。
2005年3月19日 その3
昨日(19日)は、卒業式でした。
例年、卒業式の日には、お寿司を取って、昼から研究室でゼミ生と飲み会になります。
今年のゼミ生は全員とても仲がよかったのですが、サークル活動を熱心にやっている学生が少なくて、ゼミの友達が一番仲がよいという学生が多かったです。
12時30分頃から学生が来始めて、4時30分頃に、とりあえず研究室での飲み会は終了。
僕にもお礼の花束と小物のプレゼントがあり、とても嬉しい飲み会でした。
その後、学生がセッティングしてくれた飲み会が6時30分からありました。
居酒屋での飲み会が終わって、3次会はボーリング。
この辺りから、学生さんたちが熱心に色紙を書き回し始めました。
見てみると、学生さん同士、お互いにメッセージを書きあっているようでした。
それを見ていると、
「あぁー、ホントにいいゼミになったなぁー」
と、嬉しくて、涙が出そうになりました。
ボーリングが終わった後、さらに居酒屋へ着いたときには、12時を回っていました。
ここでちょっとしたハプニングが・・・。
途中でいなくなったと思っていた学生さん3名が遅れてきたと思ったら、直後に店員さんがローソク付きのケーキを持ってきたのでした。
そしていきなり、みんなでハッピー・バースデーの大合唱・・・。
そう、日付が変わって20日は、あるゼミ生の誕生日だったのでした・・・。
気が付けば、店中の人がハッピー・バースデーを歌ってくれて、誕生日の女の子は涙・涙・・・。
そして、僕以外のみんなが彼女にプレゼントを渡していました。
なんと、移動中にトイレに行くって言っていなくなってた時に、みんなプレゼントを買っていたのでした。
それをみて、ホントに感激してしまいました。
夜中の2時くらいになって、僕がトイレに抜けて、戻ってきたら、
「先生、○○君の胸をたたいてみて下さい」
と言われるので、たたいてみたら、なんか硬いものが・・・。
なんと、僕宛にみんながメッセージを書いてくれた色紙のプレゼントでした。
まさか僕にまで用意してくれているとは・・・。
そう言えば、ボーリング場で、一枚だけ誰宛か書いていない大きな色紙があって、僕が横を通るたびに裏向けてたよなぁ・・・。
ちょっと、うるうるしてしまいました。
2時を回ったとき、学生さん同士それぞれ宛ての色紙を交換・・・。
それまで、各自、自分の色紙は見ないようにしていたみたいで、自分宛のメッセージを見て泣き出す子が続出してしまいました。
今日でお別れだとは到底思えないのだけど、間違いなく今日はお別れの日・・・。
それから、一人一人、みんなに感謝の言葉と今後の抱負を話し始めました。
男子学生の目にはうっすらと涙が・・・。
女子学生は、涙・涙・・・。
最後に、僕からも学生さんにメッセージを話しました。
教師としても、人間としても未熟な自分に2年間ついて来てくれたおかげで、自分のポリシーを曲げずにすみました。
みんなからいろんなことを学び、自分自身が変わることができました。
そして、いい思い出を作ることができました。
心からありがとう。
2時30分頃お店を出て、みんなと握手して別れました。
彼らが学校に来なくなるなんて、まだ到底信じられません。
だから、彼らが突然研究室に現れたら、きっと学生時代と変わらないように応対すると思います。
みんな、また遊びに来てください!
2005年3月19日 その2
最近、とても嬉しいことがありました。
昨年4月に、『すらすら読めて奥までわかる コーポレート・ファイナンス』という本を出版したのですが、4月に増刷されることが決まりました!
僕の中では、2006年の7月くらいに増刷できればいいなぁと思っていたので、本の売れ行きが予定よりも大幅によかったことになります。
この間、この本を読んだという読者の方から、数件メールを頂きました。
「目から鱗が落ちました」
「ここまでロジカルに書かれると圧巻でした」
など、身にあまる褒め言葉を頂きました。
また、数名の大学教員の方からも
「これだったら学生に理解してもらえるかもしれない」
「テキスト採用を検討している」
と言って頂きました。
僕が唯一他人に誇れるスキルは、「コーポレート・ファイナンスを詳しく知っていて、分かりやすく教えることができる」ということですが、このスキルに大きなニーズがあることが分かって、本当に嬉しかったです。
偉そうないい方ですが、生きていく上で大事なことの一つは
「需要のある人間になること」
だと思います。
これは、お金を稼ぐという意味でももちろんですが、「自分のスキルに需要がある=自分は社会に必要とされている」と感じることは、精神的な満足を得る上でも非常に重要な気がします。
正直に言うと、今まで、「自分には他人にはないスキルを持っている」という思いがある一方で、「そのスキルにニーズがある」と実感することは、あまりありませんでした。
大学の教員として雇われているだけでもある意味十分なのですが、残念ながら、大学の講義って、学生が目をギラギラさせて教員の話を集中して聞いているという雰囲気じゃないですもんね。
どっちかと言えば、「適当に授業やって、ある程度頑張れば単位を与える」ことが求められているような、そんな気がしていました。
正直、「大学の教員になるのに、何であんなに難しいことを一生懸命勉強する必要があったんだろうか?」と感じることさえありました。
「自分にはスキルがあるのに、それには大きなニーズはない」
って思うのは、ものすごくストレスなんですよね。
それが、今年1年で大きく変わりました。
本の増刷もそうですが、今年一年、教員組合とか学生部とか、メチャメチャに忙しい仕事をこなす過程で自分のスキルが生かされたと感じれたんですよね。
不思議なことですが、そうやって満足感が得られると、学生さんとか嫁とか子供とかにも、少し優しくできるようになった気がします。
自分のスキルを生かせる場所を見つけることがいかに大事か、それを再認識した1年でした。
2005年3月19日 その1
5ヶ月ぶりの日記更新となりました。。。
この日記を楽しんでいらっしゃる方々には、ホントに申し訳なく思っております。
前にも書きましたが、2004年度は、学生部委員、教員組合執行委員と、多忙な委員が2つ重なり、超激忙の1年間でした。
特に、10月以降の半年間はすさまじかった・・・。
教員になって7年目ですが、あまりの仕事の多さと重さに、生まれて初めて、「自分はこれ以上は仕事をこなせない」という限界点を感じた1年でした。
逆に言えば、「自分はここまでなら仕事ができる」という自信を持つことのできた1年でした。
また、多くの仕事を、自分の中では満足の行くレベルでこなすことができました。
これまでは、どちらかと言えば、自分一人で処理する仕事は得意でも、いろんな人と話をしながら理解してもらう必要のある仕事はあまりしたことがなく、またそういう仕事を面倒くさいと思う傾向にありました。
でも、今年は仕事柄、いろんな人と話をして、自分の立場を理解してもらい、また相手の立場を尊重しながら仕事をすることができたように思います。
こんなに、いろんな人に頭を下げてお願いをしたのは生まれて初めてです(笑)。
おかげで、友達は増えました(?)
いずれにせよ、今年、自分が少しだけステップ・アップできたように思います。
2005年度は、エネルギーの多くを研究と教育に注ぎたいと思ってます。
去年から大きく変わった自分が、どんな研究・教育ができるか・・・。
自分でも楽しみにしながら、2005年度を頑張って行きたいと考えています。
10月18日(月)
みなさん、お久しぶりです。
最近は、いつもこの書き出しですね(笑)。
前回の日記更新から1ヶ月が経ちましたが、この間、何を書いたらいいのか分からないほど、いろんなことがありました。
とはいえ、やはり、最近一番驚くのは、子供の成長ですね。
今、1歳4ヶ月ですが、急速にいろんなことが分かるようになった気がします。
この間の土曜日に、家族3人で、ドライブに行きました。午後3時30分過ぎくらいになって、子供の機嫌が悪くなり、車の中で、ぎゃーぎゃー言って、ぐずり始めました。
お腹がすいたんだろうと思ったのですが、手持ちのおやつがなくなってしまい、食べさせるものがないという状況で、子供はどんどん、どんどん、機嫌が悪くなって、うるさくなっていきました。
しょうがないので、
「もうすぐ、目的地に着くから。そしたら、アイスクリーム食べれるから」
って言った所、
にかぁー
って、満面の笑みになり、
うんうん、うんうん
と、うなづいて、急に機嫌がよくなったのです。。。
あんた、1歳4ヶ月のくせに、「もうすぐアイス食べる」って日本語理解できるのか??
と、不思議に思いましたが、それから15分くらい、子供は楽しそうに体を揺らしながら、ドライブを楽しんでいるようでした。
もちろん、ほとんど言葉は喋れないんですよ・・・。
目的地に着き、テーブルに子供を座らせ、僕がアイスを買って戻ってきました。
僕がアイスを持っているのを見たまさにその瞬間・・・
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
って、店中の人が驚くぐらいの大声で叫んで、アイスを指差したのでした。。。
それからは、もちろん、恍惚のひと時。。。
ちなみに、別の日には、デパートの地下食品売り場で買い物をしていて、子供の機嫌が悪くなり、仕方ないので、
「ももちゃん、メロンパンの試食に行こうか」
って言ったら、急に満面の笑みになりました・・・。
あんた、1歳4ヶ月にして、「試食」が分かるのか。。。
別の日、妻が子供と二人で、デパートに買い物に行きました。
デパートで歩いていると、子供が、目的地と反対方向を指差して、
ゴー、ゴー
って言ったそうです。
子供が指差した方向には、おもちゃ売り場とか、特別楽しい場所があるわけではなかったのですが・・・。
妻は時間がなかったので「ごめん、ももちゃん。行かないといけないから。」と言って、別の階の目的地に行ったそうです。
別の階で15分くらい買い物をしていて、妻がふと、子供の足を見ると・・・
なんと、片方の靴が脱げて、なくなっていたそうです。
「えっ、どこで なくしたんだろう??」
と妻は焦ったそうです。
しばらくして、妻は、子供が15分前に「ゴー、ゴー」と言ったのを思い出したそうです。
「もしかして・・・」
と思い、15分前に子供が指差した場所を行って見ると・・・
子供の靴が片方だけ、しっかり、落ちていたそうです。
1歳4ヶ月でも、ちゃんと状況を理解して、母親に伝える能力があるんですね。。。
この話を妻から聞いた時、人間の能力のすごさに驚いたのはもちろんですが、
「子供の成長を見るのが楽しい」
という親の気持ちを知ることができた気がしました。
子供に感謝しないといけませんね。
9月15日(水)その2
その1で書きましたが、9月に入って、2回旅行に行ってきました。
ゼミ合宿と、もう一つは石垣島への4泊5日の家族旅行でした。
石垣島では、米原ビーチという所に行ってきました。
そこでは、ダイビングとかで潜らなくても、美しいサンゴ礁と熱帯魚を見ることができるんです。
海面の上から普通に見るだけでも魚が見えるのですが、シュノーケルを付けて海中を見ると、水族館でしか見たことのない熱帯魚がものすごくたくさんいて、何とも言えない感動が味わえるんです。
魚肉ソーセージを左に投げると、ものすごい数の熱帯魚が左へ泳いで行き、右に投げるとみんな右に泳いでいくんですよ。。。
まさに、自分だけの水族館状態。。。
何ていうか、テレビとかでしか見たことのないシーンが目の前に繰り広げられている。。。
実は、ずっと天気が悪かったんですけど、海水の中はきれいなんですね。
僕は、シュノーケルも初めてだったのですが、ダイビングをする人の気持ちがよーーく分かりました。
今年は、学会報告をたくさんやったり、組合の役員をやっていることもあって、すごい忙しくて、ちょっと憂鬱になっていたのですが、一気にリフレッシュできました。
これこそ、旅行の効能ですよね。
来年も、新鮮な感動ができる旅がしたいなぁ。。。
旅行の効能といえば、気のせいかもしれませんが、旅行中の5日間で、子供がすごい成長した気がしました。
ちょっと驚いたのは、例えば喫茶店の伝票とかって、最後にレジの人に渡しますよね。
それを理解して、自分でやりたがるんです。
食事を終えて、出ようとしたとき、子供がテーブルに身を乗り上げて、伝票を取ったんです。
「これは大事なものだからダメ」
と言って、取り上げようとしたら、すごい力で握りしめて、すごい泣き叫んで、怒り出したんです。
子供は、いつも何かを持って、いじっていないと気が済まないので、僕はてっきり、伝票をいじくりまわして、破っちゃうんじゃないかと心配したんですよね。
遊びものとしてはいいかもしれないけど、伝票を持たせたまま店を出るわけにはいかないし、どうしようかと悩んじゃって・・・。
でも、あんまり大声で泣き叫ぶので、仕方なく、子供に伝票を持たせたままレジへ行きました。
「頼むから途中で落とすなよ!」
って心の中で叫びながら。。。
無事レジに着き、
「はい、ももちゃん、伝票をお姉さんに渡して。」
って言うと、なんと、すっとレジのお姉さんに伝票を渡したんですよ。
あんなに力強く握り締めて、絶対に離さなかったのに・・・。
ちなみに、ホテルの大浴場とかプールで借りたロッカー・キーも、自分で持ちたがって、最後には係りの人にハイって渡していました。。。
きっと、いつも親がやっているのを見て、真似しているんでしょうね。。。
ロッカー内では、鍵を持って、自分のロッカー以外のいろんなロッカーの鍵穴に刺して回そうとするし。
もっとも、他の人がロッカーに刺しっ放ししている鍵を取って持っていこうとするのには、閉口しましたけどね(笑)。
そう言えば、旅行から帰って、夜、子供用のビデオを見せていたら、ビデオで出てくる歌と踊りの真似が、すごい上手になっていました。
きっと、真似による成長がすごい時期なんだと思います。
旅行に行くと、親もいつもと違う行動をいろいろするから、新しい真似ができて、成長するような気がしました。
旅行には、いろんな効能があるもんですね。
9月15日(水)その1
9月に入って、2週間が経ちました。
この間、旅行に2回行ってきました。
1つは、1泊2日のゼミ合宿。
サントリー九州熊本工場を見学し、九重・阿蘇、菊地渓谷を周るという旅でしたが、かなり盛り上がって、すごい楽しかったです。
ゼミ生同士も仲良くなったし、とてもよかったです。
数日中に、写真を載せますので、そちらもぜひ見てくださいね。
ただ一つ、宿泊先の食事がひどかったのがマイナスでしたが・・・。
ゼミ合宿については、いくつか悩むこともあります。
僕が大学生の頃は、バブルだったせいか、多くの男子学生が車を持っていました。
特に九州大学の場合、学内に駐車が可能だったこともあって、車通学の学生がすごく多かったんです。
そういう状況だったので、ゼミ合宿と言えば、車で行くというのがお約束でした。
でも、最近は、車を持っている学生が少ないんですよね。僕のゼミだけかもしれませんが。。。
北九大の場合、駐車スペースがかなり少ないこともあって、車で通学しているゼミ生は皆無です。
そうなると、レンタカーを借りるということになるのですが、ゼミ合宿で、普段運転をしていない学生に運転してもらうのは、ちょっと怖いですよね。
ゼミ合宿では、夜、遅くまで寝ずに騒ぐのが恒例なので、翌日運転させるのも酷だし。。。
数年前に、ゼミ合宿で、軽い交通事故が起きたこともあって、ここ2年は、レンタカーは利用しないことにしています。。。
他ゼミではレンタカーを利用するゼミも多いようですが、事故が起きた時のことを考えると、ちょっと僕にはできません。
僕が独身だったらイケイケでレンタカーを使うかもしれませんが、今や子供がいるので、事故が起きて損害賠償になったら・・・ とか考えると・・・。
うーーん、難しいところです。
運転に慣れている学生が多ければいんですけどね・・・。
そうすると、貸切バスをチャーターすることになるのですが、12,3名で利用すると、すごい割高なんですよね・・・。
安い会社を探しまくったのですが、それでも、一人1万円弱くらいかかるんです。
9名以下なら、ジャンボ・タクシーで安く済むのですが。。。
そんな事情もあって、ここ2年は、宿泊・食事のコストをかなり抑えないと、予算がかなり高くなってしまうのです。
宿泊先の食事がひどかったという裏には、そんな事情があったんですよね。
他の学部や大学ではどんな感じなんですかね??
結構、興味があるところです。
もっとも、ゼミ合宿をするのが一般的な大学・ゼミと、そうでない大学・ゼミもあるようですね。
個人的な印象では、ゼミ合宿を毎年していたゼミ出身の人は、教員になってもゼミ合宿をするし、そうでない人はしていないような気がします。
大学院生の頃、福岡大学から九大大学院に編入してきた先輩が、ゼミ合宿に行かないといけなくなって、
「みんなでたこ部屋で寝るなんて信じられない。行きたくない」
って言ってたことがありました。
ゼミ合宿を当然のことと思っていた僕はびっくりしましたが、その先輩の出身ゼミでは、合宿なんてなかったんでしょうね。
あと、ゼミ合宿で勉強をするゼミもあれば、純粋な旅行のゼミもあるようですね。
僕の出身ゼミの場合、合宿は2泊3日で、1日目の午後、2日目の午前、3日目の午後は勉強というスタイルでした。
いわば、山小屋にこもって修行するみたいな感じでしたが、それが普通だと思っていました。。。
ところが、北九大の教員になって、ある同僚の先生に、「ゼミで合宿に行って、勉強するの??」とすごい不思議な顔をされて、驚いたことがありました。
今は僕も、工場見学はしますが、後は旅行というスタイルです。
ゼミ合宿が盛んかどうかとか、どんなスタイルのゼミ合宿をやっているかって、大学やゼミのキャラクターを表すようで、面白いですよね。
ただ、最近では、勉強スタイルの合宿に意欲的に取り組む学生は少ないんじゃないですかね。
ゼミ合宿も、時代や学生の気質の変化に合わせて、最適な選択をしていく必要があるんでしょうね。
8月29日(日) その3
8月にあったこと、その3です。
2週間ほど前に、出版社から、著書の在庫数情報が送られてきました。
今年4月に、「すらすら読めて奥までわかる コーポレート・ファイナンス」という本を出したのですが、自分ではかなり良いテキストができたと思っているので、売れ行きが気になって、ドキドキしていました。
初版1,000部発行ですが、3年で裁くのを目標にしていました。
2年目以降は売れ行きが落ちるので、とりあえず今年の7月末段階で、在庫が450部を切ってくれればいいなぁと思っていました。
結果は、7月末の出版社在庫が、307部でした。
よかったぁーーー!!!
予想以上の売れ行きで、ちょっと驚いたくらいでした。
この調子なら、2年で裁けるかな??
自分の授業でも使っていますが、いくつか誤植や問題点が見つかったので、在庫が裁けたら、改訂版を出したいんですよね。
在庫数情報が送られてきて数日後、知らない人からメールが来て、本の内容について質問をされました。
メールの雰囲気からして、僕の授業の受講生ではなさそうだったので、聞いてみたところ、その人は、公認会計士試験の受験生で、僕の本でファイナンスを勉強しているとのことでした。
その人からのメールには、
「法学部出身の私は経営学、とくにファイナンスはちんぷんかんぷんで予備校の講義が理解できず困っていました。」
「先生の本は具体的で分かりやすく、特に実際の企業活動がイメージできるので、むやみな理論式の暗記からは解放されそうです。」
と書かれていました。
いやぁー、すっげー、嬉しかったです。
これこそ、僕が考える、僕の本の効能なんですよね。
自分では「いい本を書いた」って思っていましたが、他人から、こういう明示的な形で評価をしてもらえて、自信を持つことができました。
ちなみに、僕のゼミOBで、Q大大学院に所属するM君からは、
「一般的なコーポレート・ファイナンスの本とは、構成とか書き方がずいぶん違いますね」
と言われました。
僕は、少なくとも日本人にとっては、自分の本の書き方の方が分かりやすいと思うんですけどね。
今回のメールで、そのことが確認できた気がします。
もうひとつ嬉しかったのは、自分の本が、公認会計士試験の受験生に役立つことが分かったということ。
自分の仕事の新しい可能性を知ることができたように思います。
「自分の持っている能力をどういう方面に生かせるかを探す」
これって、就職活動をしている学生だけでなく、自分にとっても非常に重要なことなんですね。
頑張ろっと!
8月29日(日) その2
8月にあったこと、その2です。
8月の最初の週は、定期試験でした。
今学期はなんと、2科目で、答案用紙約500枚です。
はぁー、しんど・・・。
その1で書きましたが、祖母の通夜・告別式と試験が重なったので、かなりたいへんでした。
出来具合は、かなりよかったです。
講義の理解度そのものが高かったのが大きな要因だと思いますが、問題自体も、難しくなかったのかもしれません。
採点枚数が多いこともあって、論述型の問題はあまり出さずに、穴埋めや記号問題を中心にしたのですが、それが、簡単な問題になってしまったようです。
試験時間を90分にしていたのですが、ほぼ全員が60分以内に出て行ってしまいました(笑)。
試験の出題については、ここ数年、非常に悩んでいます。
@講義の中心的内容で、かつ基礎的な事項をしっかり理解しているかどうかを重視する出題
A講義の内容を理解して、それを応用できるかどうかを重視する出題
のどっちでいくか? です。
赴任当初は、完全に、A型でした。大学生ですからね。
この場合、論述スタイルが中心になります。
でも、それだと、全然出来が悪いんですよね。
「自分の意見を論理的に書ける学生」って、正直言って、ほとんどいません。
結局、不本意ながら、採点をかなり甘めにすることになります。
さらに、A評価を取ったゼミ生でも、後でゼミ指導をしていると、基礎的な内容を全く分かっていないということが、しばしばありました。
そういう訳で、最近は、
「学部の講義では、応用力よりも、とりあえず、基礎的な内容をしっかりマスターしてもらう」
というポリシーに変わったんですよね。
でも、今年の試験の結果を見ると、少しまた考えが変わりそうです。
講義の内容をストレートに問う問題やレポートとほぼ同じ問題だと、ずいぶんよくできるんですよね。
結局、応用力を問わないと、「基礎をしっかり理解できてるのか?」を問うことはできないのかもしれません。
難しいことをやらせることで、基礎をマスターさせるという考え方もあるだろうし・・・。
うーーん、良い出題をするってのも、難しい仕事ですよね。
いずれにせよ、来年度は少し難しくしたいと思います。
8月29日(日) その1
早いもので、8月も、もう終わりですね・・・。
相変わらず、日記の更新が遅れ気味ですが、今日は、8月にあったことをまとめて書きたいと思います。
8月3日に、妻の母方の祖母が他界しました。92歳でした。
その日の夜が仮通夜、4日夜が通夜、5日が告別式というスケジュールだったので、僕ら夫婦も、3日連続で大分へ行かないといけなくなってしまいました。
さて、ここで問題です。
なぜ、通夜を2晩もすることになったのか??
実は、妻の母(私の義母)が、ヨーロッパ旅行に行っていて、4日の夜に帰ってくることになっていたため、彼女を告別式に間に合わせるには、通夜を2晩する必要があったのです。
亡くなった祖母には、お子さんが4人いらっしゃったのですが、義母は末っ子で、しかも、初めての女の子だったので、ずいぶん祖母に可愛がられていたそうです。
そんな訳で、義母抜きで告別式をするのはあり得ない話で、告別式を一日遅らさざるを得なかったようです。
これを読んだ多くの人は、義母のことを、ずいぶん常識のない人だと思うことでしょう。
実の親が死ぬかもしれないという状況で、ヨーロッパ旅行に行ってるんだから・・・。
正直言うと、僕もそう思ったし、本人もそう思ってたそうです(笑)。
もっとも、話はそう簡単ではありませんでした。
実は、祖母は1年前から癌になっていて、医者には半年しか持たないと言われていたのに、1年間特に問題もなく一人で元気に暮らしていたという状況だったので、義母はヨーロッパ旅行の予約をした時には、祖母がもうじき亡くなるとは思っていなかったようです。
僕の目から見ても、ものすごく気合の入ったお婆ちゃんで、死とは無縁っていう雰囲気の人だったんですよね。
ところが、旅行に出発する2週間前くらいから急に祖母の調子が悪くなって、出発2日前くらいに入院して、「あと10日くらいしか持たない」ということが分かったらしいんです。
旅行は8日間・・・。
旅行に行っても、祖母の最期に間に合うかもしれないし、間に合わないかもしれない・・・。
さて、みなさんはどう思いますか? & みなさんだったら、どうしますか?
ちなみに、このヨーロッパ旅行は、友達と行くことになっていて、もしキャンセルしたら、友達もキャンセルせざるを得なくなって、キャンセル料が一人30万円くらいかかるという状況だったようです。
難しい問題ですよね・・・。
僕だったらどうするか・・・
正直、多分、旅行の予約からしていないと思います・・・。
実の親が癌だったら、やっぱりね・・・。
でも、だからと言って、義母が悪いことをしたとは全然思えないんですよね。
というのも、僕と義母では、普段から全く考え方が違うんですよ。
僕は、自分の親に、
「成功をつかむためには、日頃から精一杯努力して、我慢することが必要」
と教えられてきました。
僕自身も、今も基本的にはそう思っています。
多分、うちの親からすると、実母が癌になっていてヨーロッパに行くなんて、「人間にあるまじき行為」なんだと思います。
でも、義母は、
「人生、ボチボチが一番」
なんですよ(笑)。
妻が、大学受験の時、毎日予備校の自習室に通っていたら、義母はいつも、
「もう、女の子なんだから、そんなに頑張らなくていいのよ」
って、一生懸命言っていたそうです(笑)。
この間一緒に食事をしていたら、義母は僕に、すごいまじめな顔をして、
「私の友達見ててもねぇ、一生懸命、根詰めて頑張ってた人ほどねぇ、最後にはどっかおかしくなるんよねぇ。」
「やっぱりねぇ、ボチボチねぇ、あんまり頑張らんでマイ・ペースでやって行った方がねぇ、最後は幸せになるんよねぇ」
と仰っておりました(笑)。
こんな感じの人なので、義母は、何かあるとすぐに旅行へ出かけていきます。
お正月の温泉旅行、4月は京都に桜を見に行き、ゴールデン・ウィークは温泉へ行き、お盆は墓参りのついでに温泉に行き・・・。これ以外に、お友達との旅行もあります。
日帰り旅行を入れると、正直、年に何回旅行に行ってるのか、見当も付きません。
僕の実家とは、全く対照的な人なんですよね。
正直、妻と結婚した当初は、あまりの考え方の違いに、戸惑うことが多かったです。
ほとんど、カルチャー・ショックでした。
でも、義母&義母の家族を見ていると、本当に幸せそうなんですよね。
僕が教えられてきた「あるべき姿」からは、かなりかけ離れているのですが、「こんな幸せの形もあるのか」と、今では勉強させられた感じなんですよね。
もちろん、「ボチボチ」スタイルで誰もが幸せになれるわけではないし、義母の場合は、それでやっていける恵まれた環境にあったことは忘れてはいけませんけどね。
そういう訳で、義母がヨーロッパ旅行へ行って、祖母の最期に立ち会えなかったというのも、「ははは、義母らしいよなぁ」というのが、僕の率直な感想でした。
もっとも、義母は親戚から怒られたそうですが・・・。
そりゃ、そうですよね(笑)。
僕ら夫婦も、本来、2日大分に行けばよかったはずが、3日連続になって、しかも告別式が僕の科目の定期試験と重なったりしたので、きつかったんですよね。
2日目なんか、夜、義母を迎えに福岡空港まで行って、それから大分まで連れて行かないといけなかったし・・・。
そうそう、さらに義母は、帰国直後に風邪を引き、にもかかわらず子供を一杯抱っこして、風邪を移したんですよ!
後日、子供が病院で、「喉の奥の方が2箇所腫れています」と言われたのを聞いて、義母は、
「あーら、ももちゃん、私と一緒やねぇー」
と、なぜか、とっても嬉しそうに言っておりいました。
その風邪が僕に移り、今は妻が苦しんでます・・・。
やっぱり、ヨーロッパ旅行は許せません!(笑)。
8月2日(月)
みなさん、お久しぶりです。
ずーーーーーいぶん、久しぶりの日記更新となってしまいました。
何と、5ヶ月ぶり・・・。
この間、ゼミ生やゼミOB・OGに、「先生の日記はいつまで3月31日なんですか」とずいぶん言われてしまいました(笑)。
いや・・・、ホント申し訳ありません。
今年の1学期は、前々からやってきた研究プロジェクト4件が、ほぼ同時に完成時期を迎えてしまい、それぞれ論文を書き上げる作業があった上、5、6月に学会報告・ワークショップ報告を3件抱えていたので、相当忙しかったのです。
さらに、学内・学部内の委員会もそこそこ忙しく、ついでに今年度は教員組合の執行委員をやることになり、独立行政法人化直前ということで、毎週、毎週会議だったんです・・・。
最後に、子供も手がかかって・・・。
生まれて初めて、日常生活の中で「体力の限界」を感じてしまいました。
とはいえ、何とか授業が終了して、今は試験期間になったので、少し息がつける時期になりました。
もっとも、明日、僕の科目の試験があるので、それからは採点作業がたいへんですが・・・。
さてさて、この1学期は忙しかっただけあって、ホントにいろーーーんなことがあったんですよ・・・。
嬉しいことあり、ストレスの溜まることあり、怒り爆発することあり・・・。
実は日記に書きたいこと盛りだくさんだったのですが、もうずいぶん時期が経ってしまいました・・・。
そんな中、最近、嬉しいことがあったので、ちょっと書きたいと思います。
先週の火曜日に、突然、僕の携帯に非通知設定の電話から、電話がかかってきたんですよね。
僕はあまり携帯を使わないので、「誰だろう?」と不思議に思ってとってみると、大学時代の友人Mでした(親しみを込めて敬称は使わないことにします)。
僕は大学の1、2年の時、同じバイト先の7人グループで、よくドライブに行ったりしていたのですが、Mとは、浪人時代に予備校が同じクラスだったこともあって、よく遊んでました。
と言っても、僕とMの会話は、ほとんど、ののしり合いの連続だったんですけどね(笑)。
ただ、卒業後はお互い忙しくて、ほとんど会話する機会がなかったんです。
さて、そんなMからの久しぶりの電話ですが、
M: いやー、実はよぉー、俺もよぉー、とうとう結婚することになってよぉー
僕: マジ、ホント??
M: それでさぁー、11月に結婚式東京であるんだけどさぁー、他のみんなも来てくれる事になって、土曜の夜からパーティーやって、日曜に結婚式なんだけどさぁー、よかったら来てもらえないかとおもってさぁー。
僕: あーー、いいねぇ、いいねぇ、それ楽しそう。いやー、俺はさぁー、お前にだけは会いたくないけどよぉー、他の皆に会いたいからさぁー、そりゃ、喜んで行くわー。
M: おおよ、俺もよぉ、お前だけは呼びたくなかったんやけどよぉー、お前だけ呼んでやらんかったら、後で膝小僧抱えて泣き出すやろうと思ってよぉー。呼んでやるしかねぇやろーと思って、仕方ないけ、電話しちゃったんよぉー。
てな感じでした(笑)。
やっぱり、気心の知れた友人って、時間が経っても何でも言い合えて、いいですよね。
正直、こんな感じの会話ができたのはホント久しぶりで、わずか5,6分の会話でしたが、すごい気分がよかったです。
お互いののしり合って、「お前だけには絶対負けん」という気持ちをぶつけ合うことで、お互いに、それぞれの場所で頑張ろうって気持ちになっているんですよね。
僕も、口ではいつも、失礼なことばかり言っていますが、「商社に入って世界で仕事をしたい」という大学時代からの希望をちゃんと実現しているMのことは、正直、尊敬しています。
今のうちの学生さんも、こんな友達関係が築けるといいですよね。
Mよ、ホントにおめでとう!!
3月31日(木)
同僚の後藤尚久先生との共同論文
「債権放棄の経済的機能」日本経済研究、No.45、2002年。
が、金融庁のディスカッション・ペーパー
広瀬純夫・秋吉史夫「倒産処理法制のインパクト」
引用されていました。ばんざーい!!
他人に引用されるというのは、論文を書く時の一つの目標ですが、この論文は、内閣府のディスカッション・ペーパーにも引用されていたので、官公庁では結構使われているようです。
重要な社会問題について、かなり早い時期に分析したことが、引用される要因になっている気がします。
もっとも、一つ悩みもあります。
いま、同じテーマについて拡張した分析を行っているのですが、今回は英語で論文を書いています。
最近の若い研究者にとっては、国際的な Journal に論文を載せるというのが業績評価の上で重要になっているので、どうしても英語で論文を書くことになります。
でも、前の論文が官公庁でよく引用されているのは、日本語で、日本経済についての代表的な雑誌に載せているからだと思います。
もし、日本についての英語の論文を、少しランクの低い海外 Journal に載せたらどうなるか?
多分、読み手はかなり減るでしょうね・・・。
そういう意味では、海外 Journal に論文を載せようとするのは、本来の研究目的からみると、よくない点もある気がします。
まあでも、
「僕は大学の助教授です」
と言いながら、
「国際的な雑誌に論文を載せたことが一度もありません」
っていうのも、なんだかなぁ・・・。
これって、一般の人が聞いたらどう思うんですかね??
将来日本語で書く論文の説得力を高める意味でも、これから数年は、海外 Journal に論文が載るよう、頑張ってみたいと思います。
明日から4月、いよいよ新年度ですね。
この3ヶ月で、新しい論文2本の作成と、前から書いている論文2本の改訂をおおよそ終えました。
4月に細かい改訂を行って、また海外 Journal に投稿したいと思います。
あっ、もちろん、授業も頑張ります(笑)。
3月24日(水)
今日は、K先生の留学壮行会。
一次会は、外国人教員のTさんと隣だったので、しばらく英語で会話しました。
留学から帰って1年半経ったので、スピーキングはかなり落ちてしまいました。
週3、4回CNNを聞いているので、リスニングの方は、何とかキープしていますが・・・。
とはいえ、元々のレベルが低いので、どうしょうもないんですけどね。
僕って、耳があんまり良くないんですよね。
会話をしていて、日本語が聞き取れないことが時々あるんです。
もちろん、生活に支障は全くないし、健康診断の聴力テストも異常なしなんですけどね。
でも、以前、大学の事務の人と話をしていて、相手が何て言ったか分からなくて、2、3回聞き直したことがありました。
その時僕が、
「いやー、僕って、耳があんまりよくないんですよねぇー。時々、こうやって聞き返さないといけないことがあるんですよぉー。だから、アメリカに行ってた時も、英語で何て言ってるのか、よく分からなかったんですよねぇー」
と言ったら、その事務の人に大笑いされて、
「先生、それは耳の問題じゃないと思います」
と言われました。
ははは、そうですよね(笑)。
今日で、送別会ウィークが終了しました。
退職されるO先生、M先生、お世話になり、ありがとうございました。
留学されるK先生、UG先生、うーーん、羨ましい限りです(笑)。
3月23日(火)
休暇をとって、阿蘇に一泊旅行に行ってきました。
ヌーベ・ラージュ弥上 というペンションに泊まったのですが、とても快適な宿でした。
評判どおり、料理がすごく美味しかった上、ペンションを経営されているご夫婦の気遣いがとても嬉しかったです。
僕は、妻と9ヶ月の子供を連れていったのですが、実はこのペンション、フランス料理のディナーを売りにしていることもあって、通常は、子供は小学生以上しか受け入れないそうです。
でも、今回は、予約時に他に客がいなかったので、「貸切」を前提に、僕らの予約を受けてくれました。
僕らは、そのことは知らなかったんですけどね。
まあ、この辺は、時期的にお客が少ない平日だったということもあるのでしょうけど、一番嬉しかったのは、夕食時に、奥さんが「お子さまをこちらで預かりましょう」と言ってくれたことでした。
「せっかくのフランス料理のディナーなので、ご夫婦でゆっくり楽しまれてください」という心遣いだったのですが、そこまで配慮して予約を受けてくれたんだと思うと、とても嬉しかったです。
もっとも、うちの子供は、人見知りをする上、僕らと一緒に御飯を食べないとダメな体質なので、奥さんに預けようとすると大泣きしてしまい、結局、僕らの横で一緒に晩御飯となってしまいましたが。
無理を言って、ベビー・カーをダイニング・ルームに入れさせて頂き、助かりました。
とても気分のよくなる宿でした。
2日目は、草千里&カドリー・ドミニオンという動物園に行って楽しんだのですが、あるレストランでお昼を食べたところ、あまりに美味しくなく、絶句してしまいました・・・。
実は、1日目のお昼は、小石原の道の駅で地鶏丼を食べたらメチャメチャ美味しくて、夜と2日目の朝は、ペンションのフランス料理が最高だったので、ギャップが激しかったんです。
ちなみに、小石原の道の駅では、妻が食べただご汁セットも美味しかったようです。周りの人はラーメンを食べている人が多かったですけどね。近くで取れる、もやしがとにかく美味しいんですよね。
そんな訳で、2日目のお昼は、とても美味しくない御飯になってしまったわけですが、まあ、仕方ないと食べていたところ、よーくみてみると、何と、9ヶ月の子供も、妻が口に入れてあげた御飯を、そのまま吐き出していました。
このまずさは、9ヶ月の子供にも分かるのか??(笑)
というより、うちの子供は、いつから、そんな味が分かるようになっていたんだ??
いつもは食欲旺盛な子供がほとんど御飯を食べないので、少し心配しつつ、旅行を継続しました。
夜、国道10号線沿いの八面山(中津の近くかな)という所にある金色温泉でお風呂に入り、その後、10号線を北九州方面に少し行った所にある 一修 という、うどん屋さんに入りました。
この一修ってうどん屋さん、とても美味しいので、大分方面に旅行に行く時には、よく使うのです。
妻は、子供も食べれるよう、鶏せいろセットを注文しました。
鶏せいろが来たら、プーーンといい匂いがしました。
すると、うちの子供が・・・
うぉー、うぉー、
と言いながら、つかまり歩きをして、鶏そぼろの方に突進してきました(笑)。
妻が、鶏せいろを一口食べさせてあげると、
うぉー、うぉー
と、今度はテーブルを手で叩きながら、喜びを爆発させました(笑)。
この子供、9ヶ月のくせに、味が分かるのか??
ちなみに、うどんも食べさせたのですが、少し食べたら、また鶏せいろの方に突進して、鶏そぼろの入った皿に手を突っ込んできます。
あんた、鶏せいろ、そんなにツボに入ったのか??
結局、小さめの鶏せいろだったとはいえ、子供が3分の2近く食べてしまい、妻の夕食は大幅に減ってしまいました。
それにしても、昼とはずいぶんな態度の違いですなぁ・・・。
しかし、子供の味覚の発達に驚きました。9ヶ月でも、美味しいものは、よく食べるんですねぇ。
子供と旅行へ行くって、今までは経験したことのない、意外な面白さがあって、楽しかったです。
でも、夕食後、子供を抱いてあげたら、僕の服に鶏せいろの御飯粒がいっぱい付いてきました。
あんた、熱心に食べるのはいいけど、きれいに食べろよなぁー。
ははは、無理な注文ですよね(笑)。
3月20日(土)
今日は、卒業式でした。
今年は4年ゼミを持っていないこともあって、卒業するゼミ生は1人だけでした。
例年、ゼミの卒業生が研究室に挨拶に来てくれるので、寿司とお酒を用意して待機しているのですが、今年は、そのゼミ生が親御さんと一緒に挨拶に来てくれました。
そういう訳で、大学教員になって初めて、三者面談を経験することになりました(笑)。
最初は、どうしようかと思いましたが、親御さんがフランクな人だったので、楽しく会話ができました。
卒業、ホントにおめでとうございます。
卒業式の日には、後輩の祝福に来たOBが遊びに来てくれることがあります。
今年も、第3期ゼミOB(2002年3月卒業)のTさんが研究室に寄ってくれました。
Tさんって、在学中は、お世辞にも勉強を真面目にやっていたとは言えないタイプの学生さんでしたが、性格的にはすごい正直&優しい子で、卒業後も、時々遊びに来てくれます。
何と言うか、憎めないタイプの子なんですよね。
彼女は、世間体的な見方をすると、それほどよい会社に就職したわけではないのですが(ゴメン)、卒業生の中で、仕事のことを一番楽しそうに話すのは、他でもない彼女なんですよね。
僕自身は、学生時代に、「いい大学を出て、大企業に就職したら幸せになれる」っていう価値観で育ったのですが、彼女を見ていると、「自分に合った仕事を見つける」ことが、いかに大事かを感じさせられます。
学生時代は、真面目にゼミに取り組まないTさんを説教したことが何回かあったのですが、卒業後は、僕の方がすごい勉強させられた感じです。
でも、Tさん、親しい友人が今年卒業したそうで、これからは大学から足が遠のいちゃうそうです(笑)。
寂しいですが、仕方ないですね。
また機会があったら、ぜひ遊びに来て下さい。
3月19日(金)
昨日の日記で、最近、ストレスが溜まっているって書きましたが、嬉しいこともあったので、思い出して書いています。
最近、就職活動中の3年ゼミ生と話していたのですが、その学生がこう言っていました。
「就職活動のエントリー・シートって、大学生活で何に打ち込んだか書かないといけないんですけど、いろいろ考えたら、結局一番頑張ったのって、ゼミになるんですよねぇー。他のゼミ生も結局そうなるみたいですよ」
いやぁー、教員になって6年目ですが、ゼミ生の多くが「大学時代に頑張ったことはゼミだ」って考えているなんて初めてのことで、すごい嬉しかったです。
もちろん、今年のゼミ生のキャラクターによる部分が大きいのでしょうけど、僕自身は、大学教員になった時から、「きついけど、タメになるゼミ」にしたいって考えてやってきたので、ようやく理想に近づきつつあるという感じです。
ただ、こうなるまでは、ホント、紆余曲折がありました・・・。
教員になって最初の頃は、「タメになる内容」を教育してさえすれば、学生はやる気になって取り組むはずだと考えていました。
でも、そうではなかったですね(笑)。
最初の3、4年は、「なんで、こんなにタメになる内容を教えているのに、もっと真剣に取り組まないんだ」って、学生に対して苛立つことが多くて、そんな僕の態度が学生のやる気を逆に阻害していた面があるように思います。
初期のOBのみなさんには、申し訳なく思っています。
結局、「タメになる内容」をただ押し付けるだけじゃなくって、学生に「勉強頑張ろう」って思わせるよう、乗せてあげることも大事なんですよね。
でも、教員になってすぐの頃には、とうていそんな考え方はできませんでした。
だって、僕自身が受けてきた教育が全然違っていたから。
昔の大学って、「大学では、学生が勉強したい内容を選んで受講しているわけだから、やる気があるのは当然で、教員はただ授業内容を教えればよい」っていうのが常識だったように思います。
ちなみに、僕が今ゼミで教えている内容は、自分が大学生のときの卒論のテーマに近いのですが、僕が大学4年生の時には、10月になってから、先生が卒論について、こんな感じの説明をしていました。
「企業分析の方法を各自で勉強して、好きな企業3社を取り上げ、分析して卒論として出すこと。企業のデータの集め方は、大学院生に聞くこと。2月に発表会を行う」
要は、「自分で勝手にやれ」ってことですね(笑)。
内容をまともに教わることなんて一度もないまま、卒業前に先生の前で発表させられて、出来が悪いと怒られるんです。
「そんなこと、習ってません」なんて、口が裂けても言えないセリフでした。
ちなみに、今、僕のゼミでは、この「自分で勝手に勉強した内容」を2年間かけて、丁寧に教育しています。
内容を丁寧に教えるのはもちろんですが、途中で何度も発表会を入れて、それまで教えた内容を理解しているかチェックしながら、先に進むようにしています。
どっちの教育スタイルがいいのかは、僕も未だによく分かりません。
単純に、「大学は教育機関だ」って考えたら、昔の姿はありえない話ですよね。
だって、何にも教えなくてよい教員なんて、おかしな話ですよね。
そういう意味では、最近の学生を見ていて、羨ましく思うことも多いです。
でも、僕自身は、「何にも教えてもらわない」っていう昔流の教育を受けてよかったと思う面も多い気がします。
まあ、そういう感想を持つのは、卒業して何年も経ってからですけどね(笑)。
もっとも、時代は確実に、「懇切丁寧に教える」という方向ですよね。
僕自身、そういう方向に大幅に切り替えてきたことが、学生がゼミに力を注ぐようになった大きな要因だと感じています。
まあ、いろいろ悩むことは多いですけど、年によって学生のキャラクターも大きく違うし、毎年、毎年、担当した学生のキャラクターや能力に合わせて教育するのがいいんでしょうね。
ふぅー、しんどいっすね・・・。
3月18日(木)
送別会シーズンですね・・・。
僕も、昨日・今日と2日連続で飲み会でした。
僕自身は、とても楽しい時間を過ごすことができましたが、ちょっと毒舌&愚痴トーク炸裂になってしまいました。
僕って、必要以上に声がでかいし、笑い声も品がないので(笑)、参加者のみなさんに、相当迷惑をおかけした気がします。
すいません・・・。
何か、最近、ストレスが溜まってるんですよね・・・。
僕って、ストレスが溜まりやすい性格なんですが、今年になって3ヶ月弱で、とても憂鬱になることが既に4回くらいあったんです。
何があったかは、いつものごとく、書けないのですが・・・。
何と言うか、大学とか学生のためみたいな言い方をして、自分自身のエゴを強行に押し通そうとする人を見ると、すごい憂鬱になるんですよね・・・。
そんな訳で、飲み会で酔いが回ると、日ごろの鬱憤が毒舌&愚痴トークになって出てしまいます。
経済学部の先生方は、そんな僕を暖かく受け入れてくれている(?)人が多いので、とても助かっています。
とはいえ、やっぱり翌朝は自己嫌悪モードになってしまいました(笑)。
他の人に迷惑をかけずに、うまくストレスを発散する方法を持つって、社会人としては、すごい大事ですよね。
近鉄から巨人に移籍したローズ選手が、オープン戦でホームランを打った日のインタビューで、「巨人では球団の方針で好きなバイクに乗れないけど、他の方法でストレスを発散できているから問題ない」ってコメントしてました。
これって、何気ないコメントのように思えて、すごい重要&すごいことですよね。
僕も、うまいストレス発散法を見つけたいと思います。
3月6日(土)
昨日から子供が、何度も嘔吐して、高熱を出してしまいました。
さすがに元気がなく、ぐったりしていいます。
ということで、今朝は子供の病院への送り迎えをしました。
何でも、いま小倉の子供の間では、嘔吐下痢症というウイルス病が大流行しているらしいのですが、うちの子供は、それか突発性湿疹のどちらかだろうということでした。
薬を飲ませつつ、しばらく経過を見ることになりました。
自宅で妻が解熱剤の座薬を入れてあげたら、熱が少し下がって、キャッキャ、キャッキャ、元気にはしゃぎ始めました。
ひょっとしてこの子は今、生まれて初めて、「健康のありがたみ」を感じているのかなぁ・・・。
自宅で、1年間の教育内容に関する申告書を書いていました。
教員評価制で、自分が教育面でどんな工夫・努力をしたか報告しないといけないのです。
結構面倒くさい作業でしたが、いろいろ考えることができました。
企業ファイナンスという、どちらかと言えば数学的な講義を担当していますが、これを学生にうまく理解させるにはどうしたらいいか?
アンケートの結果などを思い出しつつ、「同じ内容についての練習問題を何度も解かせながら、ゆっくり進める」ことで、もっと学生が理解できるようになるかもしれないと思いました。
そしたら、きっと授業アンケートの結果も、もう少し改善するんじゃないかなぁ・・・。
でも、そうすると、今まで教えてきた内容の3分の2くらいで授業が終わってしまうでしょうね。
それじゃ、標準的なコーポレート・ファイナンスを一通り教えたことにはならないですよね。
でも、大学の講義範囲って、明確なルールはないので、それが不可能というわけじゃぁないんですよね。
うーーん、学生が多少付いていけないのは無視して、一通りの範囲を終わらせるのを重視すべきか、
ほんのちょっとの内容だけを教えて、学生の理解度を引き上げるのか??
どちらがいいんですかね??
難しい問題です。
3月4日(金)
昨夜は、ゼミ生3人と飲みに行きました。
いま、3年ゼミ生は就職活動で忙しく、飲み会をしようにも、全員が集まれる日がほとんどない状況なので、たまたま暇な人だけ集まりましょうという会でした。
ゼミ生とのコンパって、楽しい反面、結構気を使ったりして疲れることもあるのですが、今回は少人数ということもあって、リラックスしきった会で楽しかったです。
カラオケに行って、各自数曲ずつ歌った後、
「じゃあ、今度は僕が毎日歌っている曲を入れるね」
と宣言して、
オニーーのパンツは、いいパンツーー、強いぞー、強いぞー♪
って歌ったら、ゼミ生がすごい受けていました。嬉しかった(笑)。
だって、うちの子供、この曲好きなんだもん。
そんなわけですごい楽しい会だったのですが、夜街を歩くと、メチャメチャ寒かったです。
そのせいか、今朝から若干、風邪気味です。ふぅー。
今朝は、いつも通り、9時40分くらいに研究室に着いて、いつも通り仕事をしていると、急に、放送がなって、
「ただいまより、経済学部教授会を始めます。関係の先生方は・・・」
ええぇっ??
教授会があるの、すっかり忘れていました。
どうも、PDAを購入してスケジュール管理している効果は、ほとんどないようです(笑)。
3月1日(月)
大学のメール・ボックスに行くと、米国からの郵便が来ていました。
11月に論文を投稿した雑誌からの手紙でした。
封筒を見た瞬間、「あちゃー、もう返事が来たってことは、またダメなんかぁ・・・」
とショックを受けてしまいました。
今まで、海外Journalに2回投稿して、2回とも一発 reject だったんですけど、両方とも4ヶ月以内に返事が来たんですよね(笑)。
自分の中では、「4ヶ月で返事が来たら一発 reject で、半年たって来たら revise (改訂)要求」というイメージが勝手に出来ていたのでした。
がく然としながら、Editor からの手紙を読んでみると・・・
The referee recommends an extensive revision before the manuscript may be considered further.
(レフェリーは、広範な改訂を行った上で論文の採否をさらに検討するよう指示している)。
ええっ??
レフェリーからのコメントを読んでみると、
I found the topic of the paper and the results reported in the paper to be very interesting and suitable for publication.
(私は、この論文のテーマおよび論文で報告されている結果はたいへん興味深く、刊行するにふさわしいと考えている)
やったー!!!
何と、初めての revise 要求でした。
もちろん、一発 reject を逃れたというだけの話で、まだ掲載されるかは全然分かりません。でも、今まで全部、一発 reject だったので、海外でのステップを一歩上がれたというのが、メチャメチャ嬉しかったです。
もっとも、ここから掲載される段階に行くまでが、何倍もたいへんなんでしょうけどね。
そうそう、レフェリー・コメントには、こうも書いてありました。
I also found the paper to be extremely difficult to read. I strongly advise the author to hire a copy editor to improve the paper's grammar and word choice.
(この論文は、きわめて読みにくいとも思う。著者に対して、文法と用語法を改善するアドバイザーを雇うよう強く忠告する)
ははは・・・、やっぱり、英語ダメだったんですね。
頑張ります。
2月27日(木)
先日、今年度の授業アンケート結果がまとめて送られてきました。
僕の授業は、1学期が経営財務論(昼・夜)、2学期が企業ファイナンス(昼・夜)の計4科目分でした。
経営財務論は、現実的、歴史的な話なので学生受けがいいだろうけど、企業ファイナンスは理論的なのでやや不安というのが、僕の推測でした。
結果は・・・、
案の定、1学期の経営財務論は、かなり高い評価を得ていました。
昼より夜の方がいいかと思っていたのですが、昼が夜以上によかったです。
これだけの高評価はアンケート開始年以来かなぁ・・・と、とても嬉しかったです。
さて、不安な企業ファイナンスの方は・・・
見てみると、昼は、まあまあよかったです。
「内容が難解で付いていくのはたいへんだけど、先生は分かりやすく教えてくれたので、よい授業だった」
って感じの評価でした。
ところが、夜が・・・。
何と、アンケートが始まって以来初めて、学科・コース平均値を下回る評価になっていました。
よーく見てみると、それほど低い評価ではなかったのですが、何せ、学科・コース平均が高い・・・。
はぁー、かなりショックです。
ということで、昼はよかったけど、夜は今ひとつという結果に終わりました。
理由はいろいろあると思うんですが、一つは、夜の学生さんの授業態度のよさに幻惑されてしまうことですね。
全く私語がなく、真剣に授業を聞いてくれるので、逆に早く進みすぎてしまった気がします。
もっと、うだうだ、くだらない雑談を入れながら喋ればよかった・・・。
でも、学生さんの授業態度が多少悪い方が、
「ここで雑談でも入れよっと」
って思うんですよね。
あと、夜はどうしても僕自身が疲れていて、喋りが乱れてしまったことも原因だと思います。
なぜか分からないのですが、夜は、語尾がはっきり喋れなくなるんですよね(笑)。
来年は夜の講義科目はないのですが、再来年に向けて課題が見つかったってとこですね。
アンケートの結果は、また後日まとめて公表したいと考えています。
2月16日(月)その4
13日(金)に、3年ゼミの発表会をしました。
1年間の総まとめのグループ発表でしたが、どのグループも要求水準に到達していました。
かなりレベルの高いことをやらせていますが、みんな内容を理解して分析できるようになったので、嬉しかったです。
毎年のことですが、ゼミ生を見ていると、人って1年間ですごい成長しますよね。
自己資本の自の字も知らなかった学生が、「株主に対して○○%の価値を創造した」とか言うようになるんですから。
話し方もずいぶん論理的になったし・・・。
最近子供を見てても思うのですが、人間が新しいことを覚えていくのを見るのって、すごく楽しいですよね。
教員という仕事を長く続けるには、そういうのを見て「楽しい」って思うことが重要だと感じます。
いよいよ、彼らも就職活動ですね・・・。
何でもそうだと思うのですが、一番大切なのは、当たり前のことを当たり前にすることですよね。
野球のピッチャーがある日の試合で打たれて、翌日の試合でもそれを引きずって、逃げ腰のピッチングをしたらどう思うか?
「気持ちを切り替えろ!!」 「昨日のことは忘れろ!!」
って思いますよね。
でも、実際に自分が就職活動をやって、何社か面接で落ちてしまうと、気持ちを切り替えるのはかなり難しい・・・。
特に最近の学生は、すぐにあきらめたり、切れてしまう傾向にあります。
「自分がやっていることが、客観的に見るとどう映るかを理解させる」
今年も、これをテーマに、就職活動のアドバイスをしていきたいと思います。
2月16日(月)その3
今日は、今年度後期の成績提出締切でした。
試験の出来ですが、全般によくできていたという印象でした。
特に、北九大昼間主の方は、A続出って感じになってしまいました。
試験がテキスト持ち込み可というのも一因なんでしょうけど、授業をやっていても、学生の理解度は高かったように思いました。
なぜか??
恐らく、一つの理由は、僕の授業がよかったから(笑)。
一応これでも、毎年改善して、分かりやすくなっていると思います。
自慢はさておき、ホントの理由は何か??
正直、出席義務化&レポート の効果が大きいんじゃないかと思います。
出席義務化については、学生の間ではかなり不評で、この導入を決めたH学部長を恨む声をよく聞きますが、成績を見ると、教育効果は大きいようです。
レポートを4回出させた効果も大きいとは思うのですが、出席義務化も同じくらいに大きいと思うんです。
というのも、レポートは去年も3回くらい出させたんですよね。
でも去年は、出席義務化ではなかったので、授業には出ず、レポートは友達のを丸写ししただけって学生が多かったと思うんです。
だから、レポートは解けても、試験では同じ問題が解けないという学生がすごく多かったです。
でも今年は、僕が見る限り、多くの学生が授業を聞いて、友達と相談しながらも自分の頭で考え、レポートを解いていたような印象です。
質問に来る学生と話してみても、「授業は難しいけど、一生懸命聞けばなんとか理解できる。それでも、レポートを解くのはたいへんだけど、解けた時はすごい嬉しくて、気分がよくなって、よく眠れる」って声をよく聞きました。
それならば、試験でAが続出するのも当然の結果ですよね。
そんなわけで、最近は出席義務化はついて、個人的には賛成という考えになりました。
学生の中には、「大学生は大人なんだから、主体性に任せるべきだ」
という声も多いのですが、
「大人だったら出席義務はない」
って、誰が決めたんでしょう?
多分、アメリカ、イギリスや中国、シンガポールの大学は、日本と違って、出席しないと単位取れないんじゃないですかね。
ついでに言うと、日本でも理系は、出席しないとまずい授業が多いんじゃないですかね。
思うに、日本の文科系、特に経済・法律系が出席しなくても卒業できるっていう仕組みでやってきたのは、大学進学率が低かった上に、日本経済がずっと高度成長していたので、大学出の能力がある人は十分な就職口があったからじゃないですかね。
どうせ会社に入ったら、死ぬほど働かされるので、大学のときくらいゆっくりしていいよって、社会が認めてたんだと思うんですよね。
だから、教員にも、きちんとした実力を付けさせるような教育は要求されなかったわけです。
だから、経済・法律系では、授業はいい加減、学生もいい加減っていうのが、一つの均衡になってきた気がします。
いわゆる、古き良き時代ってやつですよね。
でも、もうそんな時代じゃないでしょう。
大学進学率は高くなったし、安全な企業なんてあり得ない時代になったわけですから、大学に入った上で、ちゃんと実力を付けないと社会でやっていけない・・・、そういう時代になりつつある気がします。
だからこそ、我々教員も、ちゃんとした教育をするよう要求されるし、学生も、きちんと授業に出て、内容を理解することが求められるようになるのは、自然な流れだと思うんですよね。
世知辛い時代ですけどね。
でも、僕は、「新しい時代に適応した人間」になりたいですね。
2月16日(月)その2
授業も終わって、研究に時間を費やせる時期が来ました。
2月3日に、全国銀行学術研究財団の研究助成金受賞パーティーに参加してきました。
こういうパーティーに出ると、「研究頑張ろう」って気持ちが高まるのがいんですよね。
知り合いの某先生から、「同僚がファイナンスのトップ・レベルのジャーナルに載るかもしれない」という話を聞いて、すごい刺激を受けました。
とうとう、日本のファイナンス研究者も、世界のトップ・レベルで競争する時代になったんですね。
もっとも、その先生によれば、「最近の海外では、日本に対する関心が薄れてきて、ただ日本の実証をやるだけでは、あまり評価されなくなっている」そうです。
最近はむしろ、韓国とか中国、台湾、シンガポールの実証の方が受けるんだそうです。
実は、僕もアメリカにいる時に同じように感じました。
今、米国人にとってアジアといえば、中国を指している気がします。発展がすさまじいし、アメリカで活躍する中国人も多いですからね。
逆に日本は、既に盛りを過ぎた国という感じだし、日本研究もだいぶ進んだので、目新しさもない。
まだ、韓国とかシンガポールの方が、米国にはない仕組みを持った神秘的な国という印象なんだと思います。
実際、ファイナンスのトップ・ジャーナルである Journal of Finance では、最近、日本以外のアジアの企業に関する論文を時々見ます。
こういう状況で、いかに自分の存在意義を世界の場で出していくか・・・。
難しいですが、頑張りたいと思います。
肝心の研究状況ですが、昨年11月から福岡大学のM先生と共同で行っている研究が、まとまりつつあります。
M先生の仕事が早いので、日本語論文は一通り書きあがりました。
国内では、こういう研究は今までなかったと思うし、文句なしにインパクトのある論文だと思います。
その甲斐あって、外部の某雑誌に掲載されるようです。よかった、よかった。
問題は、僕の方で書いている英語論文の方。あと一週間くらいで一通り書き上げれそうですが、海外で存在意義を出すにはどうしたらいいのか・・・。
日本では初めての研究でも、海外では初めてではないですからね。
何とか、頑張らないといけません。
それはそうと、この論文をM先生が売り込んでくださったおかげで、6月に行動ファイナンスの私的研究会に出れることになりそうです。
発表予定者を見ると、すごいビッグ・ネームばっかりだったので、びっくりしました。
九州にいても、うまく自分を売り込んでいけば、全国区で仕事ができるんですね。
勉強になりました。
2月16日(月)その1
ずいぶん長いこと更新さぼってしまいました。
なんと、1ヶ月ぶりの日記です。
この間、いろいろあったので、いくつかに分けて近況報告したいと思います。
この間の最大のニュースは・・・
実は、家を買うことにしました。
今、契約が済んで、ローンの申請中です。
無事ローンが通れば、とうとう、不動産所有者&ローン地獄の仲間入りです。
建売の一軒家で、順調に行けば、4月頭に引っ越すことになります。
結婚以来、今まで、かなりの数の物件を見てきました。
週末に行くところがない時に、暇つぶしに行くのにちょうどいいんですよね。
もっとも、2、3ヶ月前まではマンションばっかり見ていたんですけどね。
今までも何軒か買ってもいいかなぁと思うマンションもあったんですけど、どうも踏み切れませんでした。
物件そのものの問題もあったんですけど、正直、「ずっと北九州にいるか分からないし」という気持ちも強かったんですよね。
できれば、競争が激しくて、研究会が多くて、学会に行きやすい東京とか、関西の大学に移りたいという気持ちがあったんです。
都会にいた方が有名になれるかなぁーって思って(笑)。
でも、最近、子供がえらく可愛くなってきちゃって・・・。
変な表現ですが、生まれたての頃は、すぐ泣く置き物って感じだったんですけど、最近は表情も豊かになって、奇声で、「パパ、パパ」とかよく言うし、こしょぐると、すごい勢いで、うきゃーーー!! って叫んでくるし・・・。
何か、リアクション大きいところが僕にそっくりなんですけど、子供の顔見てると、自分のことはどうでもいいって思っちゃうんですよね。
これが、いわゆる親の気持ちって、やつなんですかね。
自分がこんな気持ちを持つようになるなんて、想像もつきませんでした。
この間、初めて、つかまり立ちができたんですけど、えらく感動でした。
そうなると、僕自身九州育ちだし、物価が低くて、生活がしやすくて、妻の実家のある北九州を無理して離れることはないかなぁという気分になりました。
そんな時、妻が見つけてきた建売一軒家がずいぶんよかったので、契約してしまったわけです。
しかし、今、ホント家安いですね。金利も低いので、すごい買いやすいです。
価格はナイショですが、月に少し高めの家賃程度の金額を払えば、ボーナス払いなしで、結構立派な庭付き一軒家が買えるんですから。
多分、今を逃すと庭付き一軒家買えないだろうなぁって思いました。
ということで、しばらくは、北九州でじっくり仕事をしようという気持ちになりました。
もっとも、有名な研究者になりたいという野望はまだまだ持ってますよ(笑)。
九州にいて有名になってこそ価値があるかなぁって思っています。
有名になって、相当な大学からお呼びがかかって、「家どうしよう?」って悩めるように、頑張りたいと思います(?)
もっともその前に、来年からうちの大学は任期制になるので、それでクビにならないように気をつけないといけませんね(笑)。
1月16日(金)その2
今日、西南学院の非常勤が最後の授業でした。
授業終了後、教室を出て、階段を下っていたら、後ろから女子学生がやってきて、わざわざ
「1年間お疲れ様でした。ありがとうございました。」
と言ってくれました。
とても、かなり嬉しかったです。
この学生さんには、授業を通じて、多少なりとも影響を与えることができたのかな。
教師って、達成感を感じることの少ない仕事だと思いますが、たまーーに、こういう、すごい嬉しいことがあるんですよね。
最近、北九大で、答案済みレポートを取りに来る学生と話していると、数人の学生が、
「頑張ってAを取りたい」
って言ってくれました
これもすごい嬉しかったです。
これって、「僕の授業は一生懸命やる価値がある」って、学生が考えているってことですよね。
そう言えば、昨日のゼミで、学生に課題を発表させたところ、あるゼミ生が、僕も思いついたことのないオリジナルな方法を自分で考え出して、企業分析をやっていました。
しかも、十分説得力のある方法でした。
「客観的に説得力のあるオリジナルな意見を出せるようになる」
これって、究極の教育目標だと思います。
もちろん、彼の能力と努力の成果なのですが、自分がこれまでやってきた教育が、何10分の1くらいかは効果があったんだろうなぁと思えて、正直、感無量って気分でした。
あー、なんか、いい話ばっかりですねぇ・・・。
でも、実は最近、かなりショッキングなことも1件ありました。
内容は書けませんけどね(笑)。
1月16日(金)その1
今日で34歳になりました。
はぁー、オヤジだぁー。
この年になると、誕生日が嬉しくもなんともない、全く普通の日になりますね・・・。
それはそうと、2004年も2週間とちょっと過ぎました。
この間、教育面で、ちょっと考えさせられることがありました。
企業ファイナンスのレポートの採点をしていたら、質問を書いてくれた学生さんがいました。
「内部収益率法で出てくる『切捨率』と『WACC(加重平均資本コスト)』って同じ意味なのですか?」
授業を受けていない人は意味が分からないと思いますが、実はこれ、毎年のように出てくる質問で、でも答えるのが難しい質問なんですね。
なぜ回答するのが難しいかといえば、これは授業科目の問題というより、基礎学力の問題だからです。
誤解しないで欲しいのですが、決して、質問をした学生さんが出来が悪いと言っている訳ではありません。
この学生さんは、授業中によく発言もしてくれて、内容をとてもよく理解しています。
ちなみに、この学生さん、もう一つ質問を書いてくれていましたが、それはかなり高度な質問でした。
上に書いた質問に対して、メールで次のような回答をしました。授業を受けていない人にも、内容を分かってもらえると思います。
--------------------------------------
例えば、野球で「いいバッターと悪いバッターを分けるという作業をする場合を考えてみましょう。
昨年のダイエー井口選手の打率は3割4分2厘でしたが、井口選手はいいバッターだと言えるでしょうか?
この時、当然ですが、「打率が何割より高ければいいバッターとみなせるか?」という基準がないと、井口選手がいいバッターかどうか、「客観的に」判断することができません。
この基準のことを「切捨て率」といいます。もし、切捨て率が、3割4分2厘より低ければ、井口選手はいい打者だと判断できることになります。
では、この「いいバッターと悪いバッターを分ける基準」はどうやって決めればいいのでしょうか?
一つの単純な方法として、昨年の1軍のプロ野球選手の平均打率をこの基準として採用するという方法があると思います。
もし、平均打率が2割7分だったすれば、これが切捨て率となって、3割4分2厘をマークした井口選手は「打率が切捨て率を超えているからいい打者だ」と評価できることになります。
この話の中で気をつけて欲しいのは、「平均打率」と「切捨て率」は全く違う意味の用語ですが、「切捨て率として平均打率が利用されている」ということです。
WACCと切捨て率の関係も全く同じです。つまり、WACCと切捨て率って、元々の意味は全く違います。
でも、「企業が投資をやるかどうか決めるときの、切捨て率として、WACCという指標を使う」
という関係なのです。
-------------------------------------
このような回答をしたところ、この学生さんから、「とても分かりやすかった」というお礼のメールをもらいました。
おそらく、上の野球の話は、誰でも無意識に考えたことがあって、理解可能な簡単な話だと思います。
でも、この優秀な学生さんは、僕の授業を真剣に聞いた結果、「切捨率」と「WACC」が同じ用語であると勘違いしたのです。
言わば、「平均打率」と「基準」という用語が同じ意味だと勘違いしていたということになります。
こうやって、「よく考えれば簡単なことなんだけど、勘違いしてしまう」ってことが、勉強にはたくさんあって、学生さんが勉強を嫌いになる大きな原因になっている気がします。
これって、最近の学生さんの傾向をとてもよく表した話だと思います。
では、なぜこんな簡単なことを勘違いしてしまうのか?? (学生さんのことをバカにしているわけではないですよ。念のため言っておきますが)
それは多分、「普段、無意識にやっていることを明確に意識すること」が難しいからじゃないかと思うんです。
「井口選手はいいバッターだ」
なんて会話は、ダイエー・ファンなら、誰だってする会話です。
こういう話をする人は、無意識のうちに、「井口選手の打率は他の多くの選手の打率より高い=平均打率より高い」と考えて、会話をしているはずです。
でも、話している本人は、きっと、「平均打率より高いから」っていう自分の考えの根拠を、明確には意識していないんですよね。
実際、最近の学生に、何かのトピックについて意見を求めると、「いいと思う」とか「よくないと思う」ってすぐ答えますが、「理由は?」って尋ねると、「何となく」としか答えられないことが多くなっています。
自分が無意識に考えている根拠を、明確に意識することって、実はすごい難しいんですよね。
だって普段の会話は、気心の知れた友人と適当に喋ればいいだけで、「親しくない人に自分の意見を理解してもらえるように、きちんと理由を話す」なんてことがないですからね。
でも、社会や学問では、「客観的な根拠を明確にして意見を提示する」ことが極めて重要で、これこそが基礎学力だと思うんです。
多分、普段からこのことを明確に意識していれば、「WACC」と「切捨て率」が同じ意味だって、勘違いすることもなかったと思うんですよね。
そして、この基礎学力は、年々低下している気がします。
就職率が下がっている一因も、こういう所にある気がします。
難しいことではなく、「自分が無意識に考えていることを明確に意識して表現する」
ただそれだけのことなんですけどね。
では、どうやって教育したらいいんでしょう。
ゼミでは、「友達じゃない人が理解できるように理由を説明して」ってこれからも、しつこく、しつこく言い続けます。
覚悟しておいて下さいね(笑)。
2003年1月4日(日)
正月休みも今日で終わり。明日から授業です。
さて、今年の目標ですが、論文を単著2本&共著2本書いて、学会報告を最低2回したいと思っています。
ちょっとしたブレークの年にしたいと思ってます。おみくじも大吉だったし(笑)。
あと、それとは別に、今年は、
「人をたてる」
ことを心がけたいと思います。
非常に恥ずかしい話ですが、正直、今まで、「人をたてる」ことがそこまで重要だとは思っていなかったんですよね。
いや、もちろん、一般常識としては知っていたんですよ。
でも、「プロフェッショナル」と呼ばれる世界では、あまり必要ないと思っていました。
僕って、昔から「何かのプロになりたい」という気持ちがすごく強くて、この仕事を選んだのも、「プロ的な仕事」だと思っていたからだという面があります。
そういうプロの世界では、いい仕事をすることが最も重要であって、その目的のためであれば、多少は人をたてないことがあっても仕方ないと思っていました。
相手もプロだったら、そういうことをちゃんと理解するはずだと思っていました。
ご存知の方も多いと思いますが、去年の日本シリーズ第5戦で、ダイエーの川崎選手が阪神の秀太選手のスライディングではじき飛ばされて、脳震盪を起こして退場したシーンがありました。
周囲では、川崎選手が次の試合に出れるか不安視する声があったのですが、川崎選手のコメントは、
「次の試合に死んでも出る」
でした。
それに対して、城島選手が川崎選手に、こう言ったそうです。
「お前弱いんだよ。後から『死んでも出る』って言うくらいだったら、最初から退場するな」
とても厳しいコメントだと思いますが、その後の新聞記事等を見る限り、川崎選手も城島選手のコメントの真意を十分理解しているようでした。
城島選手も、川崎選手の能力を買っているからこそ、こういう厳しいことを言うんですよね。
僕、こういう世界にすごくあこがれていたんですよね。
大学の教員とか、研究者って、教育・研究の「プロ」なので、「人を立てる」ことより、「正しいこと」を主張する方が明らかに重要だと思っていました。
でも、残念ながら、城島選手みたいなことを言っていたら疎まれるだけだ、ということが、ようやく最近分かるようになりました。
まあ、自分を城島選手とダブらせること自体も大きな問題なんですけどね(笑)。
ちなみに、最近勉強を始めた「行動ファイナンス」の分野では、
・車を運転する人の70%以上が、自分の運転技術が平均よりも高いと思っている。
・人は、持っている株が値上がりすると合理的な水準以上に売りたがるけれども、値下がりすると、損を出すことで自分のプライドが傷つく(後悔する)のを避けるため、合理的な水準以上に売りたがらない(もっと値下がりするかもしれないのに)。
ことが示されているそうです。
やっぱり、人間って「正しい行動」「合理的な行動」をとっているのでなく、「自分のプライドを維持するための行動をとる」動物なんですよね。
だからこそ、人からたてられることがとても重要なわけです。
さらに、医者や弁護士など専門的な職業の人ほど、自分の仕事に対して(根拠のない)自信過剰に陥っている傾向も示されているそうです。
ということは、実は「プロ」の世界ほど、「正しいこと」「合理的なこと」を主張するより、人をたてることが重要ということですよね。
おかしな話ですが。
そんな訳で、今年は、「人をたてる」ことに気を付けていきたいと思います。
もちろん、自分に関しては、「正しいこと」「合理的な行動」をとるよう、今まで以上に自分に厳しくしたいと思っています。
あっ忘れていました。もう一つ、今年注意したいことがあります。
大吉のおみくじに、こう書いてありました。
「少しでも我儘の気を起こして色や酒に溺れるな」
気をつけます(笑)。
2003年1月3日(土)
みなさん、あけまして、おめでとうございます。
昨年来、この日記を読んで頂き、本当にありがとうございます。
最近、更新ベースが落ちていますが、今年も2週間に1回程度は日記を書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
今年のお正月は、元旦に実家に少し寄った後、長崎県佐世保市の弓張りの丘ホテルで二泊過ごしました。
このホテル、前から泊まってみたかったのですが、部屋から港と九十九島が見え、絶景でした。
食事も美味しく、正月から優雅でよかったです。
佐世保市内で初詣をして、おみくじ引いたら大吉!!
「願いは全てかなう」
みたいに書いてあったので、いい年になるかもしれません。楽しみ、楽しみ。
お正月の楽しみといえば、年賀状ですよね。
何年も会っていない友達との年賀状のやり取りがとても楽しいのですが、ここ数年、子供の写真が載った年賀状をもらうことがすごい多いですね。
それをみて、「あぁー、オレってそういう年なんだー」
と思ってしまいます。
もっとも、そういう僕の年賀状も、子供の写真付ですが・・・・
ところで、大学院時代の同級生だったI君からの年賀状に、こう書いてありました。
「ときどきウェブサイトを拝見しています。充実した日々を過ごしているようで何よりです」
そう、この日記を読んでると、きっとそう思いますよね。
自分でも、
「何か、いい出来事ばっかり書いてあって、うさん臭いよなぁーー」
って思うんですよね。
中には、「こいつ、毎日いいことばっかりじゃん」とか、「自慢話ばっかりだからムカつく」って思う人もいるかもしれませんよね。
でも実は、日記に書いていない、辛い出来事もたくさん起きてるんですよね。
ただ、HPで公開する日記には書けないことって多いんですよねぇー。
ものすごく怒ったり、ショックを受けたことがあっても、それを書いちゃうと、どうしても特定の人の悪口みたいになってしまうので、「その人を知っている人が読んでいるかもしれない」って思うと書けないんですよね。
ということで、今年もどちらかと言えば、いい話が多くなってしまうかもしれませんが、大学のこと、研究のこと、最近の学生のことなどなど、できるだけ日記を書いていきたいと思っています。
ということで、今年もよろしくお願いします。
12月20日(土)
ようやく、忘年会ウィークが終了しました。
今週の火曜日はゼミコンパ。
来年度の新規ゼミ生(2年生)の歓迎会と3年ゼミ生の忘年会を兼ねた飲み会でした。
新規ゼミ生同士を仲良くさせるのが大きな目的の飲み会ですが、3年生が2年生の男子学生を違うテーブルの女子学生のところに行かせたり、自主的にいろいろ動いてくれたので、2年生同士の会話もはずんだようで、よかったです。
3年ゼミ生の、ゼミを盛り上げようという意識が感じられたのがとても嬉しかったです。
それにしても、3年ゼミ生は仲良くなりましたねぇー。
仲良くなると、くだらないことでも笑えるのがいいんですよね。
先々週のゼミでポートフォリオ理論について勉強したとき、「加重平均」という用語が出てきました。
そのとき、発表者のO君が、「加重平均」について、
「クラスの男子生徒の平均身長、女子生徒の平均身長を使ってクラス全体の平均身長を出す際には、加重平均という考え方が必要になる」
という、とても分かりやすい説明をしてくれました。
その後、月曜日の企業ファイナンスの授業で、「加重平均資本コスト」というのが出てきました。
当然、「加重平均」について説明する必要があったのですが、僕はゼミでのO君の説明をそのまま使わせてもらいました。
「きっとゼミ生は、『先生がO君のマネしてるよ、情けねぇー』って思っとるやろうなぁ」と心の中でニヤニヤしながら・・・。
そしたら案の定、ゼミコンパのときに、「先生が学生の説明を授業で使っちゃダメだよねぇー」と、3年生同士で盛り上がっていたようでした。
それを聞いた僕は、「そやろ、そやろ、そうやって思っとるやろうなぁと思いながら、わざと話したんよぉー」と切り返して、大受けでした。
ゼミ生同士が仲良くなると、いいもんですね。
もし、ゼミ生が「学生の説明を授業で使った」ってこと自体に気付いてくれなかったら最悪ですもんね。
そんな感じで、とても楽しい飲み会でした。
もっとも、2次会でたまたまおなじ店にいた同僚のM先生には、
「あんた一人で盛り上がってたねぇー」
と言われてしまいましたが・・・(笑)。
水曜日は、経済学部の忘年会でした。
独立行政法人化などなどで、厳しい話題の多い1年でしたが、経済学部のいい所は、よく分からない前向きさがあるところかな。
飲み会をすると、純粋に盛り上がって楽しいんですよね。
もっとも、僕はお酒を飲むと無礼講になってしまうのですが、最近ちょっと、壊れ方が激しい気がします。
社会人として気をつけないと・・・。
金曜日は、九大大学院の同期で、北九州市内の大学・研究機関に勤めている4人で飲みに行きました。
メンバーは、北九大産業社会研究所のM君、国際東アジア研究センターのT君、九州共立大のN君。
実はN君が、4月から別の大学に移ることになったので、送別会を兼ねた飲み会でした。
やっぱり、同期と飲むのはいいですよね。
「辛い時期を共有していた」という同胞意識もあるだろうし、同じ大学院にいた人達同士なので価値観が似ているというのもあるだろうし・・・。
なんか、本当の自分を思い出させてくれるというか、そんな感じがしました。
一番リラックスできて、時間を忘れる飲み会でした。
もっとも、僕以外の3人とも、週に1回は食事を作っているというのに驚きました。
「だって、自分が作った方がおいしいもん」だって。
僕って、やっぱり、ダメ夫??
12月12日(金)その3
自宅に帰ると、ポストに、全国銀行学術研究財団からの大きな封筒が入っていました。
大急ぎで封筒を取って、家までダッシュしました。
実は、同僚のNG先生と共同で、研究助成金の申請をしていたのでした。
ちょうど一昨日、NGさんと、「60万円くらい取れるといいねぇ」と話ていたのでした。
ドキドキしながら、封筒を開けてみると・・・
「貴殿の研究に対し、別紙の金額を助成することが決定しました」
よっしゃー!!
んで、別紙の金額って一体いくらだ?? と思い、ワクワクしながら別紙を見てみると・・・
「内田交謹 追い貸し、債権放棄の選択と企業の再建可能性 90万円」
ばんざーい!!
期待していた金額よりはるかに高かったので、びっくりしてしまいました。
採用者の一覧を見てみると、経済学系では、僕らの研究が2番目に多い助成金を受けていました。
一番多い金額の人は、東京大学の先生で、かなりの有名人でした(3人の共同研究)。
どういう基準で助成金額が決まるのか知りませんが、今までの研究業績が認められているのかなぁと思い、一人でニヤニヤしてしまいました。
北九州にいると、学会出張でかなりお金がかかるので、助成金がもらえて、ホントよかったです。
12月12日(金)その2
西南学院での非常勤終了後、福岡大学のM先生と共同研究の打ち合わせをしました。
今日は、M先生のご自宅近くの、「のほほん処野の花」という自然食レストランで昼食をご一緒させてもらいました。
このレストラン、とても空気が美味しく、景色の素晴らしい田園地帯にあるのですが、料理は全て、近くで取れた野菜や豆腐を使っていて、メチャメチャに美味しかったです。
何というか、新鮮な野菜って、素材の味がしーっかり付いていて、ジューシーなんですよね。
ついでに、お店の雰囲気も「時間を忘れさせてくれる」感じでした。
久しぶりに、大満足のお昼でした。
共同研究の方は、海外 Journal に投稿する論文を書くために先行研究のサーベイを行っていく傍ら、とりあえずアンケート・データの解析をまとめて、本にして出そうという話しになりました。
海外 Journal に論文を載せるには、先行研究をしっかりサーベイして、それとの関連で分析を行っていく必要があるのですが、せっかくのアンケート・データがあるので、それを徹底分析した成果も出版したいということです。
どんな論文&本になんるでしょう?? いずれにせよ、また忙しくなりそうですね。
12月12日(金)その1
最近、テキスト執筆が忙しくて、日記を書く余裕がありませんでした。
おかげさまで、昨日原稿を書き上げ、今日、出版社に送ってきました。
最初は、今まで作った講義プリントと講義で話してきた内容をまとめるだけなので、すぐにできるだろうと軽く考えていたのですが、いざやってみると、たいへんな作業になってしまいました。
「この内容を説明するには、前もってこの内容を説明しておかないと・・・」
「この話とあの話は、どこでつながるのだろう?」
「何で、こんな仮定を置くんだろう??」
執筆している中で、こんな疑問が次々に出てきたのです。
今まで授業で教えてきた内容なのに、恥ずかしい限りです。
やっぱり、学問って奥深いですね。
最後の数日は、ものすごく考え込みながら文章を書いていたので、一日がすごく短く感じました。
昨日なんか、朝からずーっと頭をフル回転させて原稿を完成させたので、夜の講義のときは疲れ果ていました。
先端的な研究者の中には、テキストを書く人を「一線を退いた人」って、バカにする人もいるようですが、論文と同じくらい頭を使うし、たいへんな作業ですね。
おかげで、新しい発見がいくつもありました。
いい本になるといいなぁー。
11月26日(水)
夜、北九州中央郵便局の金融経済講演会に招かれ、講演してきました。
テーマは、「環境問題と郵便貯金」。
最近勉強し始めた内容だったので、自分の中で十分知識が定着していなくて、時折原稿を読むような形になってしまいましたが、全体的には、まあまあ喋れたかな。
一応、一回だけ笑いもとれたし。
この講演会は、北九州・筑豊エリアの郵便局の貯金課職員の研修会という位置づけのようですが、自由参加にもかかわらず、今回も約250名の出席者がありました。
ここで講演させてもらうのは4回目なのですが、いつもみなさん、業務終了後にもかかわらず熱心に話を聞いてくださるので、感心しています。
この手の講演でいつも苦しむのは、参加される人たちが、講演のテーマについてどの程度の知識を持っているかが分からない状態で話すことですね。
僕の感覚では、話の3分の1くらいは参加者が既に知っていること、3分の1くらいは参加者が聞いたことはあるんだけど体系的には理解していないこと、3分の1くらいは知らないこと、を話すのがいい講演かなぁと感じています。
難しすぎず、簡単すぎず、そのさじ加減が重要なのですが、なかなか難しいんですよね。
でも、「トピックについての聴衆の知識をふまえた話をする」って、きっと講演に限らず、授業でも結婚式のスピーチでも、あらゆる話に共通する重要ポイントですよね。
変な話ですが、講演に招待されると、とてもいい気分にさせてくれることがあります。
僕みたいな若造の荷物を、貯金課の課長さんが運んでくれるし、移動の際はセルシオに乗せてもらったし、何より、始めと終わりにものすごい拍手をもらえるので、「僕って実はすごい人??」みたいな勘違いに陥れるんですよね(笑)。
250人もの人が、自分に対して一斉に拍手してくれたら、結構すごいですよ。初めて講演したときは、身震いしましたもん。
もう、すっかり慣れちゃったけど(笑)。
講演会終了後は、夕食を頂きながら意見交換会。
月曜にゼミの飲み会があったのと、今日の日中に会議が3つあって疲れていたこともあって、あんまりお酒は進みませんでした。
ふぅー、やっぱり年なんですね。
とほほ・・・。
11月24日(月)
三連休の最終日でしたが、研究室で仕事してました。
今週の水曜に講演をするので、その準備をしていました。
今回の講演では、今年から研究を始めた「環境問題と金融市場」に関する話をすることにしました。
最近読んだ本4,5冊の中から、聞き手にとって有用で、僕にとっても興味のあるトピックを選んで、整理しました。
こういうのって、自分の勉強にもなるんですよね。
講演って、明確な期日があるから、それまでに、自分が勉強したことをまとめないといけない。
だから、本を読んでいる時も、ただ漠然と読むだけでなく、「講演で何喋ろうかな」と考えながら読むことになります。
そうすると、「自分の頭で考えながら本を読む」作業が自然とできるんですよね。
そうすると、理解度が飛躍的に上がる気がします。
さらに、今日、講演内容をまとめる作業をしていると、本を読んでいた時には気付かなかったポイントや情報にたくさん気付かされました。
多分、当日喋っている時にも、さらにいろんなことに気付くと思います。
もちろん、お金をもらって講演をするわけですが、自分の新しい研究分野についての理解が一気に広がり、深まっていくので、そういう意味でも、とてもいい経験です。
やっぱり、「自分の頭で考えながら本を読む→自分の頭で考えながら整理する→喋る」っていうサイクルが、一番習熟度の高い勉強法なんですよね。
もっとも、僕が学生の頃の大学って、先生が授業の場でそういう行動をとっていたように思います。
つまり、学生にとって必要だと思われる内容を講義するのでなく、先生が勉強したいと思う内容を授業する。
特にゼミはそんな感じでしたね。先生が学生の発表を聞きながら勉強してるって雰囲気がありました。
まあ、僕の出身大学だけかもしれませんが・・・。
いまの時代にはとうてい考えられない話ですが、先生にとっては、とてもいい環境だったんだなぁと感じます。
夜は、3年ゼミコンパがありました。
3年生は男性2名、女性8名という構成ですが、女子学生がよく喋ってくれるので、雰囲気が盛り上がって、とても楽しい飲み会でした。
正直、年度の最初には、「女子学生8割ってどんな雰囲気になるんだろう??」って不安だったんですけど、話が途切れることもないし、男子学生もちゃんと存在をアピールできてるし、かえってよかったです。
こうなると、来年のゼミ(現在、男子7名、女子1名)が逆に心配になりますね(笑)。
11月22日(土)
久しぶりに、妻と子供を連れて僕の実家へ行きました。
帰るとき、僕の母親に子供を抱いてもらって、とりあえず、僕と妻だけ玄関のポーチに降りて靴を履き始めました。
すると、子供が突然、
ぎゃぁーーーーー、うぎゃーーーーー、ぎゃぁーーーーーー
と、ものすごい勢いで泣き叫び、暴れ始めました。
うちの子供は普段からお腹がすくと、この世の終わりかのように泣くのですが、こんなに激しく泣き叫んだのは初めてでした。
きっと、僕と妻が自分を置き去りにしてどっかに行ってしまうと思ったんでしょうね。
それにしても、驚きました。
まず、まだ5ヵ月半の子供が、僕と妻が靴をはいているのをみて、「自分だけ置いていかれる」と認識したこと。
何にも分かってなさそうに見えるけど、もういろんなことを観察して、理解しているんですね。
そういえば、最近離乳食を食べ初めた子供はバナナが大好物なのですが、2,3日前にお腹がすいて泣き始めたときに、最初は
うぎゃぁー、うぎゃー
と大声で泣いていたのですが、
妻がバナナをすりつぶしているのを発見したとたん、妻の方を横目でじーーっと見つめながら、
はーん、はーん
と、急に明らかなうそ泣きになったことがありました(笑)。
大好きなバナナが食べれるって分かったんですね。
もっとも、泣き止まずに、うそ泣きを続けるところはやっぱり子供ですね(笑)。
体もどんどん大きくなっていきますが、子供の成長ってホントにすごいですね。
実家で泣き出したときにもう一つ驚いたのは、子供が「僕と妻に置いていかれたら悲しい」という気持ちを持っていること。
もちろん、おっぱいをくれる妻に対する感情の方が強いのでしょうけど、僕ら二人が自分にとって特別な存在であるということを、子供がちゃんと認識しているということに驚きました。
正直、ちょっと嬉しかったですね。
11月20日(木)
今日は、午前中、テキスト執筆&行動ファイナンスの共同研究で担当している実証分析を終わらせました。
午後は、行動ファイナンスの先行論文を1本読みました・・・、と言いたい所が、
自衛隊の演習で機関銃の音がガンガン聞こえてきて、いまいち集中できませんでした。
うちの大学って、隣が自衛隊と競馬場なんですよね。
僕の研究室からは、自衛隊の演習がきれいに見えます・・・。
なんか、イラクへの自衛隊派遣が取りざたされて以来、演習が激しくなった気がします。
しかし、研究機関の横で戦争の演習やるってのは、うるさいから、やめて欲しいんですけどね・・・。
実は僕、大学院生のときも、飛行機が研究室の真上を通るんで、5分に1回くらい、うるさくてしょうがありませんでした。
騒音の中で研究する運命なんですかね??
まあでも、行動ファイナンスの共同研究の方は、とりあえず論文が書けそうな雰囲気が出てきたので、いい感じです。
11月18日(火)
注文していたPDA(電子手帳みたいなもの)が届きました。
最近忙しくて、時間の使い方のうまい人になろうと決心した僕にとっては、とても心づよいデバイスです。
早速、パソコンと情報をやり取りして、PDAにスケジュールを入れていきました。
今日は火曜日で授業がなかったため、テキスト執筆をずっとしていました。
何とかあと2,3週間で書き上げたいので、ピッチを上げて頑張っているところです。
夜7時前になり、そろそろ帰ろうと思って、パソコンに保存しておいた原稿をフラッシュ・メモリにコピーして、家に持って帰ろうと思いました。
パソコンのマイ・ドキュメントのファイル一覧とフラッシュ・メモリに入っているファイル一覧を両方開き、マイ・ドキュメントに入っている原稿ファイルをフラッシュ・メモリに入っている同名ファイルに上書きしました。
ついでに、今日作成した図表もコピペしようとしました。
よーくみると、なんか変です。マイ・ドキュメントのファイル一覧の中に今日作ったはずの図表のファイルがない・・・。
うわぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
大声で叫んだときは時既に遅し・・・。
そう、マイ・ドキュメントに入っているファイルをフラッシュ・メモリに上書きしているつもりが、逆のことをしていたんです。
つまり、パソコン上で今日作成した原稿が消え、朝作成した原稿の状態に戻ってしまったのでした。
今日の僕の一日って何だったの??
PDAを導入して、タイム・マネジメントを始めた日だったのですが、自分で自分の時間を消しちゃいました。
とほほ・・・。
11月16日(日)
証券経済学会(神戸大学)に参加するため、金曜から神戸に出かけてきました。
神戸大学に行くのは2回目ですが、校舎がとても趣きがあって、暖かい感じがしました。
六甲山にあるので夜景もきれいだし、雰囲気のいい大学ですね。
神戸って、ファッションも含めて女性がきれいですよね。
歩いていて、「きれいだなぁ」とか「かわいいなぁ」と思う女性の割合は九州と変わらないのですが、
「うわぁー、この人、めっちゃめちゃ、きれいやぁー」と思う人の割合は高いです(笑)。
なんか、上品な顔立ちの人が多いんですよねぇー。
うーーん、神戸、大好き。
それはそうと、学会では、神戸大学の大学院生Eさんの報告のコメンテーターを担当しました。
Eさんの指導教官は財務論の世界ではすごい有名なS先生。
僕も大学院生の時、S先生の本を読んだことがあるのですが、
「いったい、何年勉強したら、こんな難しいこと理解できるんだろうか??」
と思ったことがありました。
僕の中では、雲の上の人って感じの、憧れの先生です。
Eさんの発表前、そのS先生がわざわざ僕のところに挨拶に来てくれました。
驚いたことに、Eさんの発表についての挨拶だけでは終わりませんでした。
以前、僕の本をお送りしたことがあったのですが、何とそのお返しにと、S先生が昔書かれた論文をわざわざ持ってきてくださったのです。
しかも、論文には、
「謹呈 内田交謹 学兄」
と書かれていました。
すごい、感激しました。
特に、「学兄」って言葉が僕好きなんですよね。
何というか、学生時代に雲の上の人と思っていた先生に、同じ学問の世界にいる人間として認知してもらえたって感じで、すごい嬉しかったです。
きっと、野球をやっている人が、「阪神の星野(前)監督に名前を覚えてもらった」、そんな感じなんだと思います。
それにしても、僕もだいぶリラックスして学会に参加できるようになりました。
大学院生のとき、初めて学会に出た頃は、有名な先生をみるたびに、
「あーー、あの人が○○先生なんだぁー」「へぇー、この人が△△先生なんだぁー、意外に若いんだぁー」
って、ドキドキして、緊張してたんですよね。
当時はインターネットなんかなかったので、いろんな大学の先生の情報ってほとんど知ることができず、ただその人が書いた本を読んだことがあるってだけの人達だったので。
学生の頃は学会で会話ができる人も少ないし、学会に出ても、「緊張&小さくなっている」って感じでした。
そういう意味では、リラックスして学会に出れるようになったのは、自分も成長したんでしょうね。
でも、傲慢にならないように、気を付けないといけませんね。
11月8日(土)
ずいぶん久しぶりの日記です。
なんと、23日ぶり・・・。この間、いろんなことがありました。
相当長い日記になりそうです。覚悟して読んでくださいね(笑)。
まず、10月15日の日記に風邪を引いたと書きましたが、まだ完治しません(泣)。
正確には、風邪はすぐに治ったのですが、どうも気管支炎になっているようで、せきが止まらず苦労しています。
体調はなんともないのですが、喋ったり、歩いたりすると、ごほっ、ごほっ・・・。人前で話す職業としては、ちょっと失格ですね。
一昨日、風邪薬から気管支炎の薬に切り替えたので、早く治ってくれるといいんですが・・・。
来年度ゼミの第一次希望申し込みがありました。
今年の希望者は9名。
年々、希望者が減っているので、危機感を感じています。
実は来年度は夜間主コースのゼミも担当するのですが、なんと、こちらは希望者ゼロ。
原因の一つは、1,2年次の授業を担当していないこと。
学生からみれば、実際に授業を受けたことのない教員より、受けたことのある教員を選びますよね。
特に、今の4年生から新しいカリキュラムになっているのですが、その際、従来3年次配当だった授業の多くが2年次配当に変更されました。
結果、1,2年次の授業を持たない教員は、数少なくなってしまいました。
僕にとっては、競争上非常に不利な状態です・・・。まあ、仕方ないのですが。
ただ、ゼミの希望者が少ないから言うのではないですが、最近の経営関係の学部では、財務が軽視される傾向にある気がします。
これには理由があって、最近の財務は、経営学というより経済学的な分析が多くなった結果、ファイナンスという経営学とは独立した分野として位置づけられる傾向にあります。
結果、いわゆる経営学会では、財務の発表が少なくなって、最近では、経営学といえば戦略や組織という雰囲気になっている気がします。
そうなると、どうしても、経営関係の教員の間では、戦略や組織、人事の方が重視されて、財務が軽視されてしまうような気がします。
そういう雰囲気なので、僕の担当科目が2年次配当になる可能性は非常に低いでしょうね。
昔は経営学といえば、財務と人事が2本柱だったんですけどね。
ついでにいうと、アメリカでは、経営関係の学部の中で、ファイナンスが立派に中核的な位置を占めているのですが・・・。
自分の所属学科を批判しているわけでは決してないのですが、なんとなく悲しい気分がするのも正直なところです。
あと、どうでもいいのですが、今回のゼミ希望はなんと9名中8名が男子学生でした。
去年は男女比2:8だったのに・・・。
この間の日記で、「なんで男に人気ないんだろう??」と書きましたが、実は「女子学生にも人気なかった」ことが判明しました。ぐすん・・・(泣)。
悲しい話はさておき、今、ゼミ生採用の面接をやっています。
僕は例年、ゼミ生採用面接に、3年ゼミ生を面接官として入れています。
これは、学生の評価で採用を決めるのでなく、実は、3年ゼミ生に、「面接官の立場になるとどういう学生がよく見えて、どういう学生が悪く見えるか」を実感させるためです。
志願者一人につき10分の面接を行った後、必ず、面接官のゼミ生と志願者の評価についてディスカッションを行います。
きっと、就職活動の面接で何が大事かを理解する、とてもいい勉強だと思うんですよね。
もっとも、たいていの学生が面接官になると、急に厳しく、しっかりとしたコメントをするので、いつも驚くことが多いですけどね(笑)。
話は研究のことに変わりますが、10月23日に、ストック・オプションについての paper を最終的にまとめて、海外 Journal に投稿してきました。
この論文、既に2度、海外 Journal に reject (掲載不可) されています(グスン)。今度は Journal のランクも下げたし、ぜひ載せたいところです。
とはいえ、昔は日本語でしか論文を書かなかった僕が、1年半前から海外 Journal を目標にした研究を始めて、海外留学+2度のJournal投稿(レフェリー・コメントをもらう)を経て、だいぶ自分のレベルが上がっているのを感じます。
成果は出ていませんが、自分なりにはかなり手ごたえを感じているのです。
その手ごたえを確信に変えるためにも、今回は載ってほしいなぁ・・・。ドキドキです。
来週の土日に神戸大学で開かれる証券経済学会で、コメンテーターを担当します。
ということで、今週は、報告論文を読んで、コメントを考えていました。
今年2回目のコメンテーターですが、自分がフォローしていない分野の研究状況が分かったり、自分の研究にヒントになる部分があったり、何よりも頭の体操になるので、きついですが、楽しんでやっています。
何より、学会でコメンテーターとして指名があったことが嬉しいですよね。
またまた話は変わるのですが、福岡大学のM先生と共同研究を始めました。
テーマは、行動ファイナンスの実証分析。
行動ファイナンスというのは、心理学を応用した新しいファイナンス研究なのですが、実は、2年ほど前から興味を持っていました。
伝統的なファイナンスは、投資家はみんな冷静かつ合理的に、自分の利益を最大にするよう行動するという想定で分析を行います。
僕自身、何となく、そういう研究に限界を感じていたんですよね。
そんな時に、行動ファイナンスという分野が最近出てきたことを知りました。
人間は全く合理的ではなくって、例えば、「人間は成功した場合は自分の能力が高いからと思うけど、失敗した場合は運が悪かったからだとか、人のせいだと思う」といった想定に基づいて分析を行うんです。
でも、2年前に行動ファイナンスの本を読んだ頃は、「一人でこれを研究するのは無理だ」って思ったんですよね。
そもそも、人間の心理についてのデータなんて、どうやって手に入れていいか分からないし・・・。
そんな時に、M先生から、「投資家心理についてのいいデータが手に入ったので、一緒に分析しませんか」とお誘いを受けたのです。
最初は、最近忙しいので、時間が取れるか微妙だと思っていたのですが、興味があったので、本能のまま引き受けてしまいました(笑)。
データを整理しつつ、関連文献を一本読んでみました。
すると、胸がときめきました。心が躍る研究ってホントいいですよね。
新しい分野の勉強をするきっかけを与えていただいたM先生には、ホント感謝しています。
共同研究は、金曜日に西南学院大学での授業を終えた後、バスで福岡大学に行って、M先生の研究室で行っています。
実は僕、西南学院大学の隣の高校の出身なんですよね。
あと、実家は福岡大学に近い所にあります。
つまりは、西南学院大学から福岡大学へバスで移動するのは、僕にとって、高校時代の通学路なんですよね。
移動中、なんか、すごい懐かしい気分がします。
高校のときって、「いつか絶対ビッグになってやるー!!」とか思ってたよなぁーって(笑)。はぁ・・・。
ついでに、六本松というところでバスを乗り換えるのですが、ここには、僕の出身大学である九州大学の教養部があります。
19、20歳という、僕の人生の中で一番荒廃していた時期を過ごした場所を通るたびに、「あん時は怒ったり、叫んだり、泣いたりとかばっかりで、ホント若かったよなぁー」と思い出します。
なんか、そういうのを思い出すと、自然にバスの中で一人で笑ってたりして(気持ち悪・・・)、結構癒しになったりするので、面白いです(笑)。
話はまたしても変わりますが、以前から出版社から依頼されていたテキスト執筆の話を引き受けることにしました。
来年の4月刊行予定で、何とか11月中に書き上げようと思っているのですが、ちょっと微妙です。
これまで作ってきた講義のプリントと講義で話してきた内容をまとめるだけなんですが、やってみると、結構時間かかりますね。
テキストを書くのって、研究者によっては馬鹿にする人もいるので、執筆するかどうかも悩んだのですが、実際に原稿を書いてみると、北九大の教員になって6年の間、自分がいかに「学生にファイナンスを分かりやすく教える」ことに時間を割いて努力してきたかを改めて感じてしまいました。
そういう自分の努力を形として残す機会をもらえたので、よかったと思います。
今まであまりなかったいいテキストになると自分では思っているのですが、さてどうなるでしょう?
すごい、長くなってしまいました。
こんな感じで、最近はメチャメチャに忙しい毎日です。
でも、充実してるので、きついけど、毎日楽しいです。
一日が終わるときに、「あぁー、今日もオレよく頑張ったよー」って思いながらベッドに入れるんですよね。
すると、とっても深い睡眠になって、朝も気分よく目覚めています。
自分の好きな研究に没頭しつつ、過去の仕事が認められて仕事を頼まれ、どんどん忙しくなる・・・。
一つの理想形ですよね。
もっとも、この間、スケジュールのダブル・ブッキングをしてしまい、会議を一回すっとばしてしまいました。
Fさんすいません。反省しています。
早速、電子手帳を注文しておきました(笑)。
ところで、僕の日記を読んでくれている学生さんの中には、「最近、先生は忙しいようだから、あんまり質問に行って迷惑かけてはいけない」と思っている人もいるようです。
そういう遠慮は全く必要ないです。学生さんが質問に来るのって、僕にとっては、これまでやってきた教育という仕事が認められていると感じるので、どんなに忙しくても嬉しいんですよね。
あー、ホントに長くなってしまいました。すいません。
また近いうちに、日記書きたいと思います。
10月16日(木)
午前中、同僚のYUさんが研究室に遊びに来てくれた。
コーヒーを入れて、中腰になったとたん、腰にギクっと来てしまった・・・。
まっすぐ立っている分にはいいのだけど、変な姿勢をすると辛い。
幸い、大事には至らなかったけど、結構やばい感じ・・・。もう年なのかなぁ・・・。
昼休み、ゼミ説明会をした。
去年から学生主催のゼミ説明会が別に開かれていることもあって、教員主催の説明会に参加する学生の数は減少傾向みたい。
僕のゼミ説明会には11名が参加。まあまあ多い方みたいだし、男子学生が6人いたので、少し安心した。
メール・ボックスに行ったら、給料の改訂通知が入っていた。
見ると、本俸の金額の10万の位が、今までより一つ上がっていた。ばんざーい!!
何だかんだ言っても、給料上がるのが一番嬉しいですよね。
でも、お昼ごはんの時に、その話を同僚のNGさんにすると、
「どうせ、年末くらいに市職員全員の給料カットが決まるから、また○○万円台に落ちるんだよー」
と言われてしまった(笑)。
しかし、あんた、ホントにヒドイ事言う人やねぇー。
午後、福岡大学のM先生から電話があり、共同研究のお誘いを受けた。
なかなか手に入ることのないデータを集めることができたので、最後の分析の部分を手伝って欲しいとのことだった。
面白いテーマで興味を持ったのだけど、最近、雑用とかが忙しいので、正直無理かもしれないと思った。
でも、熱心に誘ってくださったので、とりあえず来週、会ってお話を伺うことにした。
まあ、間違いなく得るものは多いし、何より研究者としての自分に需要があることを、素直に嬉しく思うことにした。
やっぱり、これからの研究者は、自己満足の研究ではなくって、人のニーズを満たすスキルが求められるでしょうから。
今日は夜間の授業があるので、夕方、ほか弁を買いに行きました。
エレベーターで、副学長のT先生に会った。
「HPのアメリカ留学日記見ました。なかなか面白かったです」
と言われた。
まさか、副学長に見て頂いたとは・・・。
恐縮してしまいました。
さっ、ほか弁食べて、授業頑張ろっと。
10月15日(水)
昼休みに、学生部就職 Working Group 初の会議がありました。
学生の就職活動の動向を調査するために、大量の作業をすることに。
研究室に戻り、学生のデータを打ち出し、ゼミ教員別に切り取り、ゼミ教員別に封詰めし、教員に渡していく作業・・・。
僕って、仕事があたると、締切間際まで待つのではなく、すぐに終わらして、そのことを忘れてしまいたいタイプなんですよね。
これって、自称「仕事ができる男のタイプ」なんですけど、どうなんでしょうね?
しかし忙しい・・・。
今日も3つ会議、昨日も1つ会議があったし、会議の準備に大量の作業・・・。
この1ヶ月で、何件メールを打ったのか想像もつきません。
おまけに、風邪を引いてしまいました。
歩いていると、フラフラ、フラフラ頭が揺れてしまいました。
やっぱり、週末の福岡→徳島→東京→福岡という日程がハードだったんですね。
今日は早めに帰宅して、静養しました。
長引かないといいんだけど。
自宅で子供を見ていたら、とうとう寝返りを打てるようになりました。
最近はよく、手足をバタバタさせながら奇声を発するのですが、時々、「うっきゃー」とか「はっはっはー」とか、大人の笑い声に近い奇声を発することもあります。
子供が一つ一つ、新しいことをできるようになっていく姿を見ていると、嬉しくて感動するのはもちろんだけど、自分の刺激にもなっています。
「できなかったことをできるようになる」って、きっと、人間が本能的に求めていることなんだろうなって感じるんですよね。
それって、自分も嬉しいけど、周りも嬉しい。
子供を見て、子供にばかり成長を期待するんではなく、自分も成長し続けたいって思いました。
僕は子供の頃、「仕事のできる格好いい大人になりたい」ってずーーっと思っていたのですが、33歳になった今の自分はどうなんでしょうね?
忙しいのは忙しいんだけど、給料は高くないし、あんまり格好よくはない(笑)。
不満も多いけど、そこそこ満足もしている。
しかし、ふとした時に、子供の頃自分が思い描いていた将来像と今の自分を比較するのも面白いですね。
理想像の一部は達成されていたり、理想と全然違う現状があったり、昔の理想像が間違っていたと思ったり・・・。
次の誕生日が来ると34歳。とうとう、子供の頃全くイメージすることのなかった年齢に入っていきますが、何歳になっても、「こうなりたい、ああなりたい」って思いながら生きていけるといいですね。
10月12日(日)
一昨日:午前中、西南学院大(福岡市)で授業→西南の図書館で学会準備→4時の飛行機で徳島へ
昨日:日本経営財務研究学会に参加(四国大学)→夜7時の飛行機で東京へ
今日:日本経済学会に参加(明治大学)、午前中の報告でコメンテーター→夜7時の飛行機で北九州へ
ハード・スケジュールの出張が無事終わりました。
でも、おかしなことに、普段大学に行くのに比べると、ずいぶん楽だったです。
最近、大学では、休む暇がないくらいに仕事がたまった状態ですが、出張中はコメンテーターの準備以外は、人の発表を聞いていればよかったですからね。移動中は何もしないしね。
徳島の学会では、僕の論文(後藤尚久さんと共著)を拡張した分析が発表されていました。
スクリーンに、「内田・後藤論文と本研究の比較」というタイトルの表が大きく映し出され、発表者が何度も何度も、「内田先生の論文では・・・」と説明してくれました。
すごい、気分よかったです(笑)。
あっ、もちろん、自分の勉強にもなりましたよ。
研究発表が一段落着いてから、神戸大学のI先生といろいろお話させて頂きました。
I先生は、僕と3歳しか違わないのですが、ものすごい研究業績をお持ちで、彼の発表やコメントを聞くたびに、「この人、ホント頭ええなぁー」と心から感服させられています。
僕にとっては、心から尊敬しつつ、少しでも追いつきたいと思っている存在なのですが、学会でお会いするたびに、気さくに話をさせてもらっています。実は僕にとっては、彼と話をするのが、学会に行く一つの楽しみになっているくらいです。
今回は、1時間ちょっと二人で話したかな。
債権放棄・株式持ち合いについてのディスカッション、海外Journal や学会動向についての情報交換、大学での雑用の話、神戸と小倉の町の話、アメリカ留学中の話、子供の話、人生設計の話・・・。
僕も彼も話すのが速いので、多分、普通の人に比べると、同じ1時間でも2倍以上の内容を話していると思います。
話が盛り上がるにつれ、僕は、ついついタメ口になってしまいました。I先生、すいません(笑)。
徳島での学会は、自分の研究と近い発表もいくつか聞けたし、いろんな意味でいい学会でした。
東京での学会は、ホントは僕の専門分野とは微妙に違う学会なのですが、僕の研究テーマと同じテーマの発表もいくつかあるので、時々参加しています。
畑違いの学会に行って話し相手がいないと、結構寂しい思いをするものですが、この学会ではいつも、九州大学細江ゼミOB&院生の人達が僕を仲間に入れてくれるので、寂しい思いをしなくてすんでいます。
今年は、南山大学の教員になったTG君から、「今、こんな研究を考えているんですけど、どう思いますか?」と質問をされたり、院生のN君から「新しい論文を書いたので、送らせてもらってよろしいでしょうか」とお願いされました。
素直に嬉しかったです。
今回の学会出張は、研究者としての自分に多少は需要があるということを確認できた感じがしました。
普段は大学の雑用に忙殺されているので、研究者に戻れる時間って、ホント貴重ですね。
唯一、残念だったのは、東京でゼミOBのみなさんと会えなかったこと。
ホントは、僕の東京出張の際にみんなで集まろうと、第3期OBのA君と話していたのですが、スケジュールがあまりにタイトだったので、今回は諦めました。
A君ごめんね。今度必ず機会を作ります。
さっ、明後日からまた、いつもの生活に戻りましょう。
10月9日(木)
昨日のスケジュールは、授業準備→会議準備→会議→お昼ご飯30分→会議→会議準備→会議・・・
今日のスケジュールは、会議→お昼→会議→学会準備→授業準備→夜7時40分から授業・・・
はぁー、今、夜7時。ほか弁食べたところですが、相当きついです。
あたっている委員の数が多くて、会議が多いのですが、ただ座っているだけの会議ならともかく、準備が必要な会議や、発言を要求される会議が多いので、たいへんです。議題も重たいし・・・。
上に書いた他にも、25日に学会報告を内々にお願いされているので、その準備を合間を縫ってやっています。
今度の土曜は学会で徳島、日曜は学会で東京。東京の学会ではコメンテーター・・・。
多分、今、人生で一番忙しいです。
なんとかして癒されたい気分ですが、昨日家に帰ったら、子供がぎゃーぎゃー泣きわめいてたいへんでした・・・。
なんか、いいリラックス法ないですかね?
会議が終わったお昼過ぎ、同僚のF先生から、北九大の独法化後の改革案について、ものすごく恐ろしい噂を聞いてしまいました。
はぁー、マンション買おうかと思ったけど、やめた方がいいのかなぁ・・・。がっくり。
さっき、疲れ切った体でほか弁を買いに行ったら、たまたまゼミ生に会いました。
ゼミ生「先生、昨日の(学生主催)ゼミ説明会のこと聞きました??」
僕「いや、何も聞いてないけど・・・。どうだったって?」
ゼミ生「今年もうちのゼミのブースには、女の子しか来なかったらしいですよ」
僕「ええぇ、また??」
ちなみに、今のゼミ生は女8人、男2人。
女の子が来てくれるのはとても嬉しいんだけど、何で僕はこんなに男に人気ないのだろうか??
またまたがっくり・・・。
なんか、がっくりした話ばっかりですね。
そう言えば、今朝、第1期ゼミ生のY君からメールが来ていました。
彼とのコンタクトは卒業後初めて。卒業後就職した会社にやりがいを感じられずやめたそうなのですが、あるきっかけで自分のやりたいことを見つけて、今はそのための学校に通っているそうです。
メールの文面には、やりたいことを見つけて毎日頑張れている嬉しさがあふれでていました。
とても嬉しい気分になりました。
今日は、とても喜怒哀楽の激しい一日でした。
9月29日(月)
とうとう,夏休みも終わりが近づき,今週の水曜から講義開始です。
この夏休みは,Working Paper を3本書けたので,まあまあ研究進んだと思います。
もっとも,自分の論文を書きながら,海外 Journal に載るレベルの論文を書く難しさも感じさせられました。
Journal に載っている人の論文を読んでいるときには,「これくらい自分にもできる」と思うのですが,自分で書いた論文を読んでみると,やはり随所に,細かい穴が空いているのを感じてしまいます。
他にも,同僚のNGさんと共同で論文を書いていたのですが,一通り作成した後に,まったく同じことが既に他の研究者にやられていることを知り,二人で大ショックを受けたこともありました。
やっぱり,世界の壁は厚いですね・・・。
もっとも今日から,研究者モードを止めて,教育者モードに切り替えです。
今朝から,2学期の講義の準備を始めました。
ところが思ったようにうまく進まず・・・。
やはり,2ヶ月のブランクは結構大きいようです。
午後は,学部のある委員の仕事をして,それで一日が終了。
ちなみに,9月から新たに学生部委員になったのですが,今日連絡が来て,水曜の会議以外に,火曜にも会議に出ないといけないようです。
何か,研究以外のことでメチャメチャ忙しくなりそうで,頭が痛いのですが,しばらく仕方ないですね・・・。
2学期の目標は,時間の使い方のうまい人になるってとこですね。
9月25日(木)
第4期ゼミ生のMさんが研究室に来てくれました。
第4期ゼミ生は、今年の3月に卒業した代なのですが、Mさんは事情があって、現在4年生をやっています。
今日来てくれたのは、なんと、
「先生、就職決まりました!」
いやー、ホント嬉しかったです。
特にMさんの場合、就職活動中に病気で入院したり、トラブルに巻き込まれたりしたので(彼女は全く悪くないのですが)、喜びもひとしおですね。
何だかんだ言って、就職決定の報告は、学生と接していて、1番か2番目くらいに嬉しいことです。
これで、第3期、第4期ゼミ生、Mさんと3年連続で就職決定率100%となりました。
唯一気がかりなのは、公務員受験浪人している第4期ゼミ生H君の動向。
気が向いたら、ぜひどうなったか教えてくださいね。
9月23日(火)
一泊二日でゼミ合宿へ行ってきました。
日中は工場見学。
TOTO、アサヒ・ビール、トヨタへ行ってきましたが、三社三様で面白かったです。
アサヒの工場見学では、できたてビールの試飲が飲み放題(15分ど)。
やっぱり、できたては美味しいですね。
夜はコテージでゲーム大会。ジェンガ&モノポリー&人生ゲーム大会。。。久しぶりに大声で騒いだので、気分スッキリでした。
夜中の2時30分くらいになると、さすがに眠くなったのでベッドに入ったのですが、学生たちの恋話トークは終わりそうにありません。
何とか寝入った間も、夢の中で学生の話が聞こえてくるような感じで、4時30分くらいには目が覚めてしまいました。
結局、恋話トークは朝6時まで続きました。。。
しかし、女子学生の男性を見る目ってずいぶん厳しいんですね・・・。
何だか、怖くなっちゃいました(笑)。
9月18日(金)その2
「その1」にも書いていますが、一泊二日の九重旅行に出かけてきました。
子供を連れて初めての旅行だったのですが、ももちゃんは困ったことに、おむつを変えるとすぐにウンチをする傾向にあります。
旅行中はその傾向が顕著で、なんと二日目の昼に、おむつが切れてしまいました。
しょうがないので、スーパーかドラッグ・ストアでおむつを買おうとしたのですが、九重の山の中にはなかなかそういう店がありません。
くじゅう花公園に行った際、公園スタッフに近くのお店を聞いて、そこへ行ってみると、
「あー、さっきまであったんだけど、さっき売れてしまいました」
との返事。うーーん、どうやら同じことを考えている人が結構いるようだ・・・。
その近くにあった、店2軒を探しても、おむつはない・・・。
店員さんに聞くと、九重を降りて竹田まで行けば、大きなスーパーがあるから、おむつが売っているだろうとのこと。
しょうがないので、30分ほどかけて、竹田まで行きました。
竹田の町の真ん中に、西友があるのを見つけ、「ふー、やっとおむつを換えられる」と、安心して店に入りました。
店に入って、店員さんに「おむつコーナー」を聞き、おむつの存在を確認して、行ってみました。
ところが、そこにあったのは、
老人用おむつ
でした。赤ちゃん用おむつは一切なし・・・。
さらに、小さな薬局に2軒ほど行きましたが、そこにもなし・・・。
結局、2軒目の薬局で、赤ちゃん用おむつを置いている店を教えてもらい、車で10分ほど移動した町外れの薬局で、やっと赤ちゃん用おむつを買うことができました・・・。
ちなみにその薬局は、赤ちゃんのいそうな若い夫婦がやっていました。
それにしても、旅行中におむつを買うのにこんなに苦労するとは・・・。
車に予備を大量に積んでおかないといけないですね。
9月18日(金)その1
休暇をとり、九重に一泊旅行に出かけてきました。
泊まったのは、レゾネイトクラブ九重。
九重連山の眺めが美しい、絵に描いたような高原リゾートで、ドラマ「高原へいらっしゃい」を毎週見ていた僕にとっては、まさに願い通りのホテルでした。
食事&ワインもおいしく、接客もよかったうえ、子供連れのお客さんが多かったので、レストランで子供が泣いても問題ない雰囲気だったので、本当に満足の旅でした。
でも、実は一番気に入ったのは、客層がよかったことでした。
ベビー・カーを押してレストラン内を移動していると、着席中のみなさんが、何も言わなくともイスをよけて通りやすくしてくれるし、バイキングで料理を取っている最中にちょっとぶつかりそうになったら、相手の人はすぐ「すいません」と言いながらよけてくれました。
これって、書いていると当たり前のように思えるのですが、実は最近は、生活していて「マナーが悪いなぁ」と不愉快になることが多かったのです。
例えば、エレベーターや電車から降りようとした時に、降りる人がたくさんいるのに気にせず強引に乗ってくる人・・・。最近は週1回は出会います。
店や道路などでぶつかりそうになった時、「あっ、すいません」などと言ってくれる人は最近は皆無で、会釈するどころか、ムッとした顔でさっさと行ってしまう人が多いんですよね。
毎日がそういう感じだったので、今回、ホテルでマナーの良い人が多かったのは、とても気分がよかったです。
リゾート・ホテルに来るような人達はマナーがいいのか、人はリゾート・ホテルに来るとマナーがよくなるのか??
多分、前者ですよね。
これって、経済的豊かさがその人のマナーに影響するってことでしょうか??
確かに、小泉政権になって、景気が厳しくなるに連れて、ムッとした顔をしたマナーの悪い人が増えているような気もします。
何か、微妙な問題ですね。
8月28日(木)
前回の日記更新から1ヶ月以上経ってしまいました。
この間,書きたいことはたくさんあったのですが,試験の採点や論文執筆で時間が過ぎてしまいました。
今日は夜10時からTBSのドラマ「高原へいらっしゃい」を見ました。
実は僕,佐藤浩市のファンなんですよね。
大学生の頃,トレンディー・ドラマの中で,佐藤浩市がブルーのカッターシャツにブランド物のスーツを着て,バリバリ仕事しているのが格好よくて,「絶対商社マンなろう!!」と思ったものです。
「高原へいらっしゃい」で,佐藤浩市は,昔一度大きなホテルをつぶした経験のあるホテル・マネージャーの役なのですが,今回八ヶ岳高原ホテルというボロボロで小さなホテルを任されることになって,自分で選んだ従業員と協力して,ホテルを軌道に乗せていきます。
このホテル,シェフ以外の従業員はみんなホテル経験のない人達なのですが,みんなそのホテルを愛する気持ちが強くてチームワークがよく,普通のホテルにはない充実したサービスで,次第に人気を集めていきます。
ところが,このホテルのオーナーは,いわゆる金儲けしか考えない人で,ホテルが軌道に乗ったタイミングで,大手ホテルチェーンに高く売却しようとしているというストーリーです。
要は,「ホテルで一番大事なのは人」という考え方と「ホテルは投機の手段」という考え方の対立のドラマという構図なんです。
このドラマを見ていて面白なぁと思うのは,何となく,日本的経営システムと米国的経営システムの対比が感じられることなんですよね。
八ヶ岳高原ホテルの従業員たちは,ホテル業務に関しては全くの素人,つまり専門能力が全くない人達なので,他のホテルに行ってもあまり価値はない人達なんですが,少なくとも「八ヶ岳高原ホテル」という組織の中では,チームワークのよさからいいサービスにつながって,独自の価値を持っているんです。
だから,このホテルが売却されて,従業員が入れ替わったりすると,このホテルは価値がなくなるんです。
これはまさに,「企業特殊的技能」を持った集団という「日本的組織」なんですよね。
それに対して,八ヶ岳ホテルのオーナーは,ホテルを安く買って,経営を軌道に乗せることでそのホテルの潜在価値を証明できれば高く売却するという考えで,ホテルの買い手は,ホテル業務の経験者を集めればうまくいくはずだという考え方。
まさに「専門家集団」から成り立つ「米国型組織」ですよね。
もっと分かりやすく言えば,「先発ピッチャーが足りなければFAで取ってくればいい」という組織ですね。
普段の僕自身は,専門分野の影響もあって,「米国型組織」の効率性を重視する考え方をとっていて,よく講義でも「日本型ガバナンスから米国型ガバナンスへ変化している」みたいな話をしています。
でも,このドラマを見ていると,
「本当に日本でそれが根付くのかなぁ?」
と改めて疑問を持ったりもします。
日本的組織も,独自の競争力を持つ上では有効なのではないかと思えるのです。
実際,今年の巨人は弱いですしね。
この辺の話って,いろいろ考えると面白いのですが,今年のダイエー・ホークスは一つの理想形のような気もします。
このチームの面白さは,どの球団も欲しがるような選手がたくさんいるという意味では米国型組織なのですが,「鉄の結束」と言われるくらいにチームワークがいいという意味では日本的組織なんですよね。
仮に城島選手が巨人に行ったとして,ダイエーと同じように貢献できるか? 少し微妙ですよね。
やっぱり彼はダイエーにいてこそ,大きな価値を持っている選手に思えますよね。
結局,両方のいい所を持った組織がいいてことですかね? 都合のいい結論ですが。
まあ,明白なことは,組織への協調性もなければ専門能力も低いという人材が最悪だってことですね(笑)。
そうならないように,気をつけたいと思います。
7月21日(月)
早いもので,3連休がもう終了。
小さな子供がいるので,ほとんど出かけることもできず,家でゴロゴロしていました。
連休が始まる前,子供の顔にあせもがたくさんでき始めて,困っていました。
毎日,お風呂できちんと顔を洗っているつもりなのに,何でだろう?? 不思議で仕方ありませんでした。
仕方ないので,連休明けに病院に連れて行って,薬でももらおうかと思っていました。
連休の初日に,子供を連れて,ベビー用品のお店に出かけました。
店に入るなり,こう感じました。
「涼しい・・・」
その時気付きました。
「実は,我が家は暑いのでは??」
一日中エアコンは入れているのですが,子供が寒がったり,風邪を引いたらたいへんだと思い,少し温度設定を高めにしていたのです。
でも,ベビー用品屋に入った瞬間,
「家の中が暑い→汗をかく→あせもができる」
という気がしてきました。
家に帰り,エアコンの温度を2度ほど下げました。
結果,連休最終日の今日には,子供のあせもが,ずいぶんよくなりました。
それまで,あせも防止について,お風呂できれいに洗ってあげることしか考えていなかった自分が恥ずかしくなりました・・・。,
きっと,あせもって,「汗も」なんですよね。子育てを通じて,ようやく気付きました(笑)。ホント恥ずかしい・・・。
7月20日(日)
朝のテレビ番組で,青色発光ダイオードの発明で有名な中村修二さんが,とても面白いことを言っていました。
番組のテーマは,「なぜ12歳の少年が子供を殺したりしたのか?」というもので,例の打ち首発言の鴻池さんも出演していました。
中村さんのコメントは,だいたい次のようなものでした
「物理学には,エントロピー増大の法則というものがあって,物質は個々それぞれがバラバラに行動していたほうが,エネルギー的に安定する。ビッグ・バン(宇宙の大爆発)がその典型だ」
「それなのに,日本の教育は大学受験用教育という画一的な教育ばかりやるから,子供はストレスが溜まってしまう」
「子供がファミコンやりたいと言ったら,ずっとやらせておけばいい。その中から,新しいファミコンを開発する技術者が生まれてくる」
この意見,ある意味,とても共感できる部分があります。それは,
「子供にストレスが溜まってる」
という部分です。
実は僕自身,普段学生と接していて,「ストレス溜まってんじゃないか?」と思うことが多いのです。
1ヶ月ほど前に,1年生のゼミでバレーボールをやったのですが(他ゼミと合同),やたらめったら,バレーボールを蹴ろうとする学生が多いのに正直驚きました。
もちろん,蹴ること自体はルール上認められているのですが,どう見ても,「プレイの上で蹴った方がいいから蹴る」という感じではなかったですね。
実際,蹴ったボールがアウトになるというシーンがほとんどでした。
僕らの世代に比べて,学生の世代ではサッカーの人気が高いという要素もあるのでしょうが,正直僕には,少し異様な光景に映りました。これってストレスの現われでは??
まあ,これなんかは可愛い例ですが,就職活動をしている学生と話していると,ホント学生のストレスを感じますね。
もっとも,就職活動でストレスを抱えている学生が可哀想だと思う部分もあります。
僕らの世代は,
「いい大学を出て,大企業に入れば一生安泰」
という,明確で単一の目標があったので,大学出るときに,「自分が何したいか分からない」なんて悩む人はほとんどいなかったと思います。
だって,そんなこと悩む必要なかったから。
でも今は,大企業に入ってもリストラ・・・とか,いろんな情報が入ってくるし,僕らの世代に比べて選択肢が多いから,
「どうしていいか分からない。何を選べばいいか分からない」
と思う学生が多いのも,ある意味仕方ない気がします。
さらに言うと,未来が不透明な時代に変わったにもかかわらず,教育は相変わらず古いままなので,
「自分の力で考えて,自分で自分の道を選択して,自分で責任を持って生きていく」
のに必要なスキルが若者に身に付いていないんだから,そりゃ,ストレス溜まるでしょう。
ホント可哀想&深刻な状況だと思います。
そういう意味で,教育の大幅な改革を重視する中村氏の意見には非常に共感できるのです。
ただ,中村氏の意見には,次のような疑問もあるかなぁ・・・。
@子供にやりたいことを徹底してやらせた結果,金にならない面白いことに時間を割く子供が増えて,その中のほんの1%くらいの人は,技術や新しい商品開発等で大金持ちになれるけど,残りの99%は食べていけなくなる。その結果,社会に貧富の差が大きくなって,ホームレス等が増える可能性があるが,それは,社会発展に必要なコストと考えるのか?
A子供が「やりたいことをやる」社会が成立するには,「やりたいことをやった結果,食べていけないこともあるという状況を子供が認識して,それを分かった上で子供が何をやりたいかを決める」必要があると思うのですが,フリーターの多くがパラサイトで,「フリーターでも何とか生きていける」と勘違いしている状況で,そういう社会がうまく機能するのだろうか?
いずれにせよ,中村氏のコメントは,いろいろ考えるきっかけをもらえてよかったです。
ぜひ,彼の本を読んでみたいと思いました。
7月18日(金)
同僚の後藤尚久先生との共著論文「債権放棄の経済的機能」(日本経済研究 No.45,2002年)が,
加藤 裕己・藤原 裕行・藤本 和敬 「不良債権処理とその倒産・雇用への影響」 という
内閣府発行のディスカッション・ペーパーに引用されていました。
ばんざーい!!
自分の書いた論文が引用されるだけでも嬉しいのですが,今回は,内閣府から出ている paper に引用されたということで,
大げさですが,
「ひょっとすると,自分の書いた論文が国の政策決定に,超間接的であるにせよ,ほんのちょっと影響する部分があるかもしれない」
と思えて,にやにや,にやにや・・・。はっはっはー。
研究って,達成感を感じることの少ない活動なので,こういう事があると,メチャ嬉しいですね。
やっぱり,どうせ論文を書く以上,
@ いい雑誌に載る
A 人に何らかの影響を与える
ことを目指して,これからも頑張ろうという気になりました。
7月16日(水)
月曜日で,経営財務論の昼間主の講義終了。
だが,目の前にはレポート採点の山・山・山・・・。
試験と違い,多くの学生がそこそこの点数をとるのですが,満点を出せる答案は少ないですね。
理由は,ほとんどの答案が,
「テーマを見て,出題者の意図に沿って,何をどのような構成で書くべきかを自分の頭でデザインして,調べた知識を自分の構成デザインに沿って書く」
という点が不十分だからです。
ほとんどの答案は,
「テーマに関連する内容を適当にピック・アップして,適当につなげる」
という感じなのです。
その結果,読んでみて,何か分かりにくい,すっきりしない文章が多くなっています。
こういう技能は,文章を書く上で一番重要かつ難しい部分だと思うのですが,一方で「基礎学力」でもあるんですよね。
言い方を変えると,日本の大学カリキュラムでは,このような技能は既に習得されていることを前提にしていて,この点を明確に教える教育プログラムは用意されていないんですよね。
もっとも,学生さんの中には,この文章を読んで,
「そんな難しいこと,できるわけないだろ」
と思う人もいるかもしれません。
「そんな技能役に立たない」
と思う人もいるかもしれませんね。
でも,これって,実社会でもかなり重要な気がします。
僕はよく,マンションとか車の展示会に暇つぶしに行きますが,こちらの質問に対して,豊富な説明を入れながらも,話の意図を分かりやすく,明快に話してくれる営業マンに出会うと,
「あー,マンション買うんなら,こういう人から買いたいなぁ」って思います。
この間妻が出産したH産婦人科のお医者さんも,患者の質問に対して,きわめて的確かつ明快に説明してくれる人でした。
何というか,こちらの質問の意図に合わせて,話の構成が見事にデザインされていて,その中に知識が織り込まれている感じなんですよね。
案の定,その産婦人科は,とても売れています。
逆に,こちらの質問に対して,近い話なんだけど,ちょっと違うような話をダラダラして,最後には全然違う話になっていたという営業マンも結構います。
これって,レポートの話と同じで,質問のトピックに近い内容で,「自分が知っていること(調べたこと)」を,何も考えずにひたすら話しているだけなんですよね。
こういう人は,結局何を言いたいのか分からないし,高い買い物をする気には絶対なりません。
大学教育の中で,どこで,どうやって,そういう教育をやったらいいんでしょうね。
まあでも,とりあえず,レポートの採点頑張ります(笑)。
7月9日(水)
長崎で起きた4歳の子供の誘拐殺人事件の犯人が12歳の中学生
ショッキングなニュースが飛び込んできました。
このニュースを聞いて,昔のことを少し思い出しました。
10年くらい前,僕が大学院生の頃の話なのですが,当時,アメリカで日本人留学生が銃で撃たれて亡くなるという事件が起きて,「米国社会から銃をなくすべきだ」という強い主張が起きていました。
中には,「日本は銃のない社会を実現したが,アメリカはそれができないので,日本より劣った社会だ」とテレビで主張するタレントもいました。
当時,バイト先で後輩と雑談をしている時に,その後輩が「アメリカは銃を規制すべきですよね」と言ってきたのに対し,僕はこう答えました。
「うーーん,確かにアメリカでは凶悪犯罪が多いけど,銃があるからというのは,本質的な理由ではないと思うんだよなぁ。もしアメリカから銃がなくなったとしても,凶悪犯罪をする連中はナイフで人を刺すようになるだけで,そう事態は変わらないんじゃないかなぁ。」
この意見に対し,後輩は全く賛同できないという感じでした。
あれから10年。日本でも,だいぶ悲惨な事件が増え,10年前の僕の意見に賛成してくれる人も多くなったんじゃないかと思います。
やっぱり,世の中で起きている現象を表層的に捉えるだけではなくて,その本質を理解しようと心がけることはとても大切だと思うんですよね。
そして,そういう skill を養うのに一番いい方法は,人と議論することだと思います。
当時,別の友人と同じ話題で話をしていた時,その友人はこんなことを言っていました。
「日本に銃がないのは,豊臣秀吉が権力をバックに刀狩りをやった結果,一般市民は武器持たないという社会が成立したからであって,決して凶悪犯罪をなくそうという目的で社会が自主的に銃を放棄したわけではない」
この意見,今だに正しいかどうか確認していないのですが,僕の中では,とても説得力のある仮説だと思います。
そうすると,「日本は銃がないからアメリカよりも優れた社会」という意見も説得力を失ってしまいます。
こうやって,世の中に生じているいろんな現象を,いろんな角度から考えて,議論しあうってとても面白いことだと思うし,そういう人が増えることで世の中が正しい方向に向かうと思うんですけど,どうでしょう?
個人的には,大学時代はそういうことに時間を費やすべきだと思うんですけどね。
残念ながら,最近の学生を見ていると,あまりそういう習慣はないのかなぁという気がします。
先日,授業アンケートを行った際,「出席義務化をどう思うか?」という質問項目があったのですが,大部分の学生が出席義務化に猛反対で,「大学生には時間を自由に使う権利があるはずだ」という意見がありました。
僕も例えば,
「学生同士が集まって,なぜ12歳の少年が誘拐をしようと思ったのか? について夜通し議論していたので,寝坊して授業に出れなかった」っていうんだったら,とてもいいことだと思います。
そうやって,学生が真面目に社会のことを考えているって分かれば,試験が多少できなくても,単位をあげようという気になるものだと思います。
多分ほとんどの教員もそう思うでしょうね。実際,昔の大学はそういう学生が結構いた気がします。
でも,今の学生の言っている「時間を自由に使う」って何なんでしょう?
ただ,バイトをしたり,遊んだりするだけだったら,
「授業をさぼってまで,そういうことに時間を使う権利はない」
と,多くの人は思うでしょう。
「なぜ自分たちの自由が奪われてしまったのか?」
一度学生たちに,真面目に議論してもらいたいものですね。
7月2日(水)
今日は,妻にとてもひどいことを言われてしまいました。
子供をお風呂に入れている時の話なのですが,僕はいつも替え歌を歌いながら,子供をお風呂に入れています。
腕を洗ってあげる時は,
「うで,うでうで〜,きれいにしようね右のうで〜,右のうで〜」
「うでは英語でア・アーム」
とか,適当に歌っているのです。
以下,お風呂入れ中の僕と妻の会話
(妻) 「何でそんな歌詞歌ってるの?」
(僕) 「うーーん,効果あるか分からんけど,ひょっとしたら言葉を早く覚えるかもしれないと思ってさぁー」
(妻) 「お湯が入らないように,子供の耳ふさいでるんだから,聞こえないんじゃないの?」
(僕) 「・・・」
7月1日(火)
昨日は5コマ授業で疲れました。ふぅー。
そのうち一つは経営財務論の講義でした。
実は経営財務論では,最初の7回&最後の2回は,主に標準的な内容を講義するのですが,ここ3・4回くらいは,やや高度で,(学部の講義としては)若干標準的ではない内容を講義しています。
なぜ,そういう標準的でない講義をするかというと,僕はその方が面白いと思っているからです。
「経営財務論」で標準的&基礎的な講義というと,資金調達の種類とか,配当の種類など,いろいろな財務手段の種類を延々と説明していくのだと思います。
極端に言ってしまえば,試験をする時に,穴埋め問題を出して,専門用語を記入させるタイプの出題をするような内容が,標準的&基礎的な教育内容になると思います。
同様の傾向は後期の「企業ファイナンス」にも当てはまっていて,こちらは,誰が解いても同じ解答になる計算問題を出題するような試験になってきます。
もちろん,そういう標準的な授業というのは非常に重要なのですが,でも,それだけだと,とても平板でつまらない気がするんですよね。
僕から見て面白いのは,一つ一つの財務手段が実際の企業の中でどのように使われて来て,それが歴史的にどのように変わってきて,さらにそういう変化が,最近の企業社会の変化とどう関係しているのかを考え,理解することなんですよね。
ただ,そういう話になると,どうしても一つのテーマで話す時間が長くなるので,ある特定のテーマについての話が長くなってしまい,財務に関するあらゆる基礎をフォローすることが難しくなってしまいます。
実は僕,最初のほうの講義で,「資金調達には大別して負債と自己資本の2種類がある」という説明をするのですが,このテーマだけで1コマ授業しちゃうんですよね。
だって,このテーマだけで,日本の企業財務の歴史的な特徴や最近の日本企業で起きている深刻な問題まで話すことができちゃうんですよ。
標準的な授業では,1コマの中で「資金調達には大別して負債と自己資本の2種類がある。そのうち負債には,社債やCP借入金があって・・・」と,どんどん進んでいくのでしょうが,僕が学生だったら,それだと勉強のモティベーションが続かないですね。
ずいぶん長く書いてしまいましたが,実は来年からは講義内容を標準的な内容だけにしようと思っていたんです。
ある出版社からテキスト執筆の以来を頂いているので,オーソドックスな内容だけを簡単に書いて,来年からの講義で使おうと思っていました。
やっぱり,今の時代は「どこに行っても通用する標準的&基礎的なスキル」を身に付けさせることが重要だと思うので。
でも,ここ2回くらいの講義で学生の顔を見ていると,いろいろな財務手段の説明よりも,「日本的な仕組みにどういう特徴があって,それがなぜ最近崩壊しているか」という話の方が,面白がっている気がしたんです。
昨日の講義の一部を紹介すると,会社が倒産するというのはどういうことで,その時どういう考え方でどのように処理すべきかといったことを話して,その上で日本のメインバンクが果たしてきた機能を説明して,さらに今年できた「産業再生機構」について説明してみました。
僕の印象では,半分くらいの学生はかなり興味深そうに聞いていました。
これは,学部の講義としては標準的ではないし,絶対の真理として話せるほどの内容ではない(いろいろな見解があって,何が正しいのか分からない)のですが,日本の企業財務の特徴と変化&現状を考える上ではとてもいい材料だと思うんですよね。
結局,「これから先の勉強を進める上で必要な基礎」を教育すべきか,あるいは「基礎学力がなくても分かるような面白い話」をすべきかというきわめて難しい問題に直面している気がします。
でも,学生の大部分が大学院に進むのならともかく,そうでないのであれば,基礎学力を多少無視してでも面白いお話を中心に講義する方がいいような気がしてきました。
言わば,「経済・経営に関する教養(お話)を身に付けさせる教育」とでも言うのでしょうか??
教育ってホント難しいですね。
6月27日(金)
今日は西南の非常勤。
1ヶ月ほど前に,私語がうるさくて怒ったことがありましたが,最近は学生の受講態度がいいので,気分よく講義しています。
1ヶ月前との一つの違いは,出席者が減ってきたこと。
出席点目的で来ていた学生がだいぶ減って,来ている学生は大部分が真面目に授業を聞こうとしている感じです。
驚くことに,講義を始めるときに「みなさん,おはようございます」と言うと,「おはようございます」という学生の返事がちゃんと聞こえてきます。
100名以上の授業では,こんなことって,初めてじゃないかなぁ?? 何か嬉しいですね。
こういうのを見ると,うちの学部の出席義務化って,本当によかったのかなぁと疑問に思ったりもします。
一方で,西南学院大学も,今年から授業アンケートを実施することになりました(希望する教員のみ)。
僕の講義は今日がアンケート実施日だったのですが,どこの大学もこういう傾向なんですね。
アンケートを取ること自体はいいことだと思うのですが,うちの大学では,おかしな副作用もあるようです。
昨日質問に来た北九大の学生から聞いた話ですが,今年になって,講義でビデオを見せる教員がやたら増えて,全般に講義内容の難易度が下がっているそうです。
いわゆる,「学生に迎合」というやつですね。笑ってしまいます。
個人的には,学生の授業評価を高める一番の秘訣は,「自分自身が教える内容を面白いと思って講義すること」だと思います。
話し手が面白いと思っていない話を聞き手が面白いと思うはずないですよね。
もし,その日自分が講義する内容を自分が面白いと思えないのであれば,それは自分自身がその内容を分かっていないのだと思います。
話は全然変わりますが,数日前,こんなことがありました。
講義に行く途中,大学本館の地下のフロアを,プリントや指示棒などを持って歩いていました。
途中,指示棒とペンを数本落としてしまい,フロアに散乱してしまいました。
もちろん,すぐに自分で拾ったのですが,気になったのは,そこを通った学生がたくさんいたのですが,誰一人,僕が指示棒やペンを拾っているのを見ようともせず,表情も変えずに通り過ぎていったことでした。
別に拾うのを手伝って欲しかったわけではないのですが,人が困っている時に,全然気にせずに通り過ぎる学生が大部分ってのも,ちょっとどうかなぁと思いますね。せめて,「あれ,大丈夫かなぁ??」という顔くらいして欲しいと思ったのですが,そう思うのは変でしょうか??
なぜこんなことを書くかといえば,最近の学生って,「人に配慮して行動する」ってことが苦手なように思えるんですよね。
簡単に言ってしまえば「自己中」ということになるのですが,それが一部の学生だけでなく,大部分の学生に多かれ少なかれ当てはまっている気がします。
「人の表情を見て,相手が何を考えているかを読みながら,言葉を選んで会話する」
これって,社会や組織ではきわめて大事なことだと思うのですが,今の学生ってできるのかなぁ??
何となく今の学生は,「周りがどう思おうと,自分の思い通りに生きるのが格好いい」っていう気持ちが強すぎる気がします。
20年後の日本って,どうなってるんでしょうね。ちょっと心配。。。
*ちなみに以前,西南学院大学で指示棒を落とした時は,すぐに学生が拾ってくれました。たまたま,僕の講義の受講生だったからかもしれませんが,北九大と西南では,学生のカラーもだいぶ違う気がします(それぞれ,いい所と悪いところがある気がします)。
それにしても,指示棒をしょっちゅう落とすのには困ってしまいます(笑)。
6月26日(木)
今日は夜間の経営財務論。
夜間なので,社会人の学生さんもいる。
実は,前の前の授業のとき,資産証券化について説明したところ,社会人学生から質問を受けて答えられなかったので,調べて今日回答した。
質問されて初めて分かったのは,僕ら学者の知識がいかに大雑把かということ。
講義で新しい金融商品の説明をすると,社会人の方は,すぐに「こういうケースではどうなるんですか?」と細かいポイントを付いてくる。
学者の知識は,よく言えば,ものごとの本質を重視しているといえるけど,実際にそれを動かしている人は運用面での問題をクリアーすることに関心があって,「もっと他に聞きたいことがたくさんある」という感じになるようだ。
将来,仮にビジネス・スクールが開設されて,講義を担当するようになったら,こういう所に重点を置かないといけないんだろうなぁ・・・。
それにしても,今まで考えなかった視点に気付かされたし,質問に回答するために勉強できたので,僕自身タメになった。
その学生さんとは,今日の授業終了後も15分ほど質問&ディスカッションをした。
今夜は打って変わって,日本経済の大きな変化についての意見交換・・・。
やっぱり,学生さんが真剣な態度で受講してくれると,教員にも緊張感が生まれて,相互に好影響を与えるのでいいですね。
もっとも,9時10分に講義終了後,時間をかけて話をしていたので,その後OHPなどを片付けているときに教室の電気が消えてしまい,大変な目にあってしまいました(笑)。
6月14日(土)
証券経済学会(神奈川大学)で報告しました。
コメンテーターのSさん(日興フィナンシャル・インテリジェンス)から,実証結果について自分では思いつかなかった解釈や改善点を指摘してもらい,ホント勉強になりました。
大阪市立大学のT先生からも鋭いコメント・・・。
論文が改善できそうなので,嬉しいです。
報告が終わって,いろんな人に挨拶をしていると,そこになぜか,第3期ゼミOB(2002年3月卒業)のA君の顔がありました。
報告で興奮状態になっていた僕はとても驚いて,
「ここはどこ?? 私は誰??」状態に陥ってしまいました。
なんとA君,このDiaryで僕の学会報告を知り,わざわざ,出産祝いを持ってきてくれたのでした。
いやー,ホント驚いたけど,めっちゃめちゃ嬉しかったです。
A君,あんた,最高のゼミOBやねー!!
6月13日(金)
証券経済学会参加のため,東京へ移動。
渋谷で,関東学院大学のT先生と待ち合わせをした。
渋谷に行くのは10年ぶりくらい。渋谷センター街の入り口で待ち合わせだったが,センター街がどこか分からず,落ち合うのに苦労する。はぁー,情けない・・・。
渋谷は,一昔前に比べて,新しいビルやお店がいっぱいできて,きれいになった印象だった。
東京はやっぱり,活気があって,いいですね。
デフレのせいか,飲みに行った所も,安くておいしくて,最高でした。
惜しかったのは,新しくできた高層ビルの最上階のバーに入ろうとしたところ,満席で入れなかったこと。
待っている人も多く,「北九州では考えられない」と思ってしまいました・・・。
T先生には出産のお祝いまで頂きました。ホントありがとうございました!
6月10日(火) その3
経営財務論の第1回レポートの採点が,何とか終了しました。
正直,思っていたよりも,できが悪かったです。
「エクイティ・ファイナンスに関連することをできるだけたくさん書き,なおかつ,それらをコンパクトにまとめるように」と指示を出していたのですが,狭い範囲のことしか書いていない答案,表層的な説明しか書かれていない答案が多かったです。
出題者の意図としては,エクイティ・ファイナンスに関して講義で説明したことを全部まとめてもらえば満点なのですが,驚いたことに,講義内容とはずいぶん違った答案が多かったです。
しかも似たような答案がかなり多い・・・。半分以上の学生が同じような内容を書いている。
もしやと思い,インターネットの YAHOO で「エクイティ・ファイナンス」を検索し,適当なページを見てみると・・・。
案の定,学生の答案そのままの説明が書かれていました。
正直,かなり,むなしくなりました。
もちろん,「短時間でレポートを終わらせたい」という学生の気持ちは理解できます。
でも,だったら,講義資料と板書の内容をまとめれば,よっぽどたくさんの内容が書けるはずです。
僕ら教員は,いろんな本,文献を読んで,それらを取捨選択して講義しているのだから・・・。
出席義務化が導入されたこともあって,毎回教室がほぼ満員になるほど,学生は講義に出席しているのに,レポートが出されると,講義ノートではなく,インターネットで検索する・・・。
冷静に考えて,めちゃめちゃ非合理的な行動だと思いません??
もちろん,「講義に出席していないからインターネットで調べて答案を書く」というなら,まだ理解できるんですけどね・・・。
むなしくなったもう一つの理由は,「本を写した」のでなく,「インターネットを写した」という点です。
「本を写した答案」は昔からよくある話ですが,「インターネットを写した答案」は,ここ数年の新しい現象ですね。
最近は,ゼミ等で学生に「○○について調べて来なさい」と指示を出すと,「インターネットで調べてきた」という学生が,ずいぶん多くなりました。1年生に関して言えば,ほぼ全員そうだと言っていいでしょう。
もちろん,インターネットで調べること自体は悪いことではありません。便利な情報収集手段として活用すべきです。
問題なのは,学生が「その情報を流しているのが誰か」を識別せずに,インターネット上の情報を盲目的に信じていることと,インターネットで情報収集が終わり,本や文献を調べないこと。
単に用語の表面的な意味を調べるだけならともかく,「専門的な内容を体系的に学習する」には,少なくとも現状では,書物で勉強することが不可欠です。
しかも,インターネット上の情報は,本の情報に比べ,間違っている確率が高い。だって,HPなんて誰でも作れるんですから当然です(信頼できる情報源であれば問題ないですけどね)。
そもそも,インターネットで勉強が済むんだったら,わざわざ大学の経済学部で勉強する必要なんてないと思うんだけどなぁ。だって,誰だってアクセスできるんだし,インターネット上には一般向けの話が多くて,掘り下げた話はあまり載っていないんだから・・・。
「大学とは専門的な内容を掘り下げて研究する場だ」という時代は,もう「完全に」終わったんでしょうか??
はぁー,むなしすぎる・・・。
追記
学生に専門的な内容を調べてきてもらう際に,教育上,インターネットのみで調べてきても構わないのか? あるいは,それでは問題があるのか? どの程度インターネットを活用すべきなのか? 今回,大学あるいは学部としての態度・対応をしっかり決めた方がいい気がしました。
一教員が「インターネットだけではダメだ」と口うるさく言ったとしても,他の教員が何も言わなければ,学生の対応は変わりませんからね。
もっとも,「学力不足の学生がたくさん出ても,本人が悪いんだから仕方ない」と割り切るんだったら,どうでもいいんですけどね。
学生はどっちがいいと思ってるんだろうか?? どっちでもいいのかなぁ・・・。
6月10日(火) その2
今週の土曜日に証券経済学会で報告するのですが,討論者から報告論文に対するコメントがメールで来ました。
最近,子供のことばかり考えていたので,久しぶりに「仕事しなきゃ」という気分になりました。
コメントは非常に有益なもので,納得させられる部分が多く,とても勉強になりました。
コメントを読んで,米国での先行研究をベースに研究しつつも,日本企業の現実的な特性をどう織り込むか,あるいは両者をどう識別するか・・・。改めて日本企業を対象とした実証分析の難しさを感じた気がします。
海外では米国での先行研究の議論の方が説得力があるけど,日本の学会では,現実的な話の方が説得力があるケースが多い(学会にもよりますが)。
特に英語で論文を書く場合は苦労しますね。
6月9日(月)
今日から,留学生向け科目「日本事情」(月曜1限)も担当することになりました。
ということで,月曜は1,2,4,5,7限・・・。なんと5コマも授業が入ることに!!
さすがに,体の芯から疲れ切りました。はぁーー。
授業中,1分ほど意識が薄くなるという経験を3回くらいしてしまいました。
ところで,5限は3年ゼミだったのですが,なんとゼミ生が子供の誕生祝をくれました。
かなり驚きましたが,めちゃめちゃに嬉しかったです。
とはいえ,やっぱり今日は疲れました・・・。
5月27日(火) その2
先週の金曜のことですが,西南での非常勤中,お喋りをやめない学生に,少し怒ってしまいました。
怒られる方も嫌だろうけど,怒る方も気分よくないし,できれば怒りたくないですね。
でも,喋っている先生が気を取られるほど大きな声でずっと喋り続けるってのは,どう考えてもマナー違反だと思います。
大学って,本来は,「やりたいことを勉強をする場」であって,「聞く気のない講義」だったら出なくてもいいと思うんですよね。
だからこそ,大学では通常出席をとらないわけです(ボーナス点を与えるために出席をとることはありますが・・・)。
「出たい講義と出たくない講義を取捨選択して,空いた時間は自分のやりたいことをやる」。これこそ,大学生だけが許される「自由」だと思うんだけどなぁ・・・。
聞きたくない講義を聞いて,時間を無駄に過ごすより,その時間にもっとやりたい勉強をやって,自分を高めたほうがいいはずですよね。
実際,僕が大学時代,専門科目の講義って,大教室でも平均15〜20名くらいしか出席していなかった気がします。
まあ,講義が意味不明だったという原因もありますが(笑)。
もちろん出席しない学生は,単位は取らないと卒業できないから,試験前に自分で勉強して,Cを取れるくらいの勉強をすればいい訳です。
大学に入るだけの基礎学力があるんだったら,本当はそれくらいできるはずなんですよね。
だから,「講義に出てきてお喋りする」なんてのは,マナーの問題以前に,大学本来の姿からすると,あり得ない行為だと思うんですけどねぇ・・・。
何というか,自分で自分の「自由」を潰しているというか・・・。
学生を怒りながら,ものすごく悲しい気分になりました・・・。
もっとも,こういう理屈が,最近の大学では通じないのも事実ですね。
根本原因は,「講義に出なくても,試験前に自分で勉強して,単位は取る」能力がなくなっているということですよね。
その講義を聞きたくなくても,単位を取るためには出席しないといけないから,教室には来る。でも,つまらないからお喋りする・・・。
そんな訳で,うちの学部は出席を毎回取ることになってしまいました。
でも一方で,「聞きたい」という能動的な意欲を持った学生がいることも事実です。
その西南の講義終了後,一人の男子学生が質問に来てくれました。
講義で,「劣後債」というものについて,「返済順位が普通の負債よりも下位の負債」と説明しました。
これに対してその学生は,「劣後債の金利は普通社債に比べてどうなるのですか?」という質問をしてきたのです。
こういう質問って,「習ったことを使っていろんなことを考えてみよう」という姿勢がないとできませんよね。
質問を聞いて,嬉しくなりながら回答しました。
そう言えば,最近僕の授業では,講義終了後に質問に来る学生が増えた気がします。嬉しい限りです。
どの学生にレベルを合わせて講義をしたらいいのか? 大衆化した大学では,難しい問題ですね。
5月16日(金)
大学院時代の先輩Wさん,Tさんと福岡で飲みに行きました。
Wさんは8月からコロンビア大学,Tさんはオックスフォード大学に1年間留学の予定
僕も米国留学から帰ってきたばかりだけど,正直かなり羨ましい。
二人が留学中に,絶対イギリス&ニューヨークに遊びに行こう!!
それにしても,福岡って活気がありますねぇ・・・・。
僕は28歳まで福岡に住んでましたが,福岡以外に住んでみると,雰囲気のよさを実感します。
落ち着いた雰囲気の小倉と違って,何というか,「ちゃんとした格好をしてるけど,ハメを外す勢いのある若者&30代」が多いですね。盛り上がっている40歳代も結構いました。
あっ,もちろん年齢は僕の想像です。
帰る前に,中州の屋台でラーメン食べました。
屋台のラーメンって,不思議と,福岡にいるっていう実感がわきますねぇ。
学生時代を思い出して思わず,
「替え玉,カタで」
って言ってしまいました(笑)。
5月14日(水)
夜,3年ゼミ生の飲み会。
いろいろと話が盛り上がって,なぜか写真をいっぱい撮って楽しかった。
今年のゼミ生は,男性2人に女性8人。今までは,勢いのある女性陣に,なかなか輪に入れない男性陣という構図だったけど,今日はだいぶ打ち解けたのでは??
「どんな先生が人気あるの?」
という問いには,
「きちんとした先生より柔らかい感じの先生」
という回答。
やっぱり,癒し系の時代みたいですね(笑)。
5月9日(金)
夜,新任教員Tさんの歓迎会。
恐ろしいほど盛り上がる。大学教員の歓迎会なのに,何と一気飲みまであった。
もちろん,ビールをコップ一杯一気が1回あっただけだけど。。。
ほとんど学生の飲み会状態だった。
何というか,
教員評価制度の導入とか出席義務化とか,重ーい学部改革
→みんな鬱憤がたまる
→飲み会で一気に発散
というのが,最近のパターンとして完全に定着した感じだった。
家に帰ったら朝の4時。
不思議とあまり疲れなかったし,僕もスッキリして,かなり楽しかった。
5月7日(水)その2
水曜の午後は会議の時間。
14時45分から図書館協議員会。予定時間を大幅に超えて,解決の糸口も見えない押し問答が続く・・・。座って聞いているだけでも結構辛い。
図書館協議員会は16時頃終了。既に経済学部教授会が始まっている。
教授会では,革命的なことが決定した。
「今学期より,専門科目ではほぼ毎回出席をとり,講義課目で65%以上出席していない学生は試験の受験資格を与えない(単位を出さない)」
「専門科目では必ず3回以上,レポート or 小テスト or 宿題を課す」
ふぅー,とうとう,こういう時代が来たか・・・。
僕は学生時代,「大学は自由を謳歌する場所」と思っていた。
特に1,2年生の時は,講義にはほとんど出ずに,遊んでばかりいた。でも,それはそれで楽しかったし,教室では学べないいろんなことを学んだ気がする。大学って,そういう時間を提供してくれる所だと思っていた。
もちろん,専門的な内容を勉強したいと思ったら,その時に図書館や講義,教官を利用すれば十分な勉強ができた。
今回の決定で,「大学」についての自分の「定義」が崩壊していくことは,何か自分自身が否定されているようで,正直悲しい。
もっとも,最近の学生を見ていると,これが教育上好ましい措置だというのも否定できない。したがって会議で反対はできない。というより,レポート等の義務化については,僕はむしろ賛成だったりする。
現実問題としては,ただでさえ,会議や書類作成が増えているのに,教育に関する仕事量が大幅に増えて,研究ができなくなるというのがきつい。
数年前,保護者懇談会というのがあって,僕が「昔は,大学教員は研究が第一の仕事で,教育は二番目だと考えていたのですが・・・」と話した瞬間,父兄が僕に対して耳を疑うような表情をしたことがあった。
実は学生にも昔,「大学の先生って,僕らに勉強を教えるのが仕事じゃないんですか?」と真面目に聞かれたことがある。
「ではちゃんと学生を教育しよう」という方針を推し進めると,「大学は自由を謳歌する場所」ではなくなり,教員の研究時間は少なくなっていく。。。
何か,世の中の変化を感じさせられますね。。。
以下,学生へのメッセージ
教室で習うことだけが重要なのではない。
言い方を変えれば,教室以外でもいろんなことを勉強できる。
言い方を変えれば,「教室で習ってないことは知らなくて当然」という考えは間違いである。
でも,こういうこと言うと,嫌われるんだよねぇ(笑)。
5月7日(水)その1
昨日の日記で,
「ところでIさん,いったい赴任先はどこになったのだろうか?? 今度機会があったら教えて欲しいものです。」
と書いたら,早速メールが来た。名古屋赴任だそうです。
Iさん,引越し等で忙しいのに早速連絡してくれて,ありがとう。
あと,第2期ゼミ生(2001年3月卒業)のN君からもメールが来た。
「先生,なんかいい仕事ないですかねぇー」
はっはっは,どこの業界もたいへんそうですね。みなさん,頑張りましょう。
5月6日(火)
ここんとこ,学会報告用の論文修正+講義の準備で忙しくて,なかなか日記書けませんでした。
聞くところによれば,子供が生まれてから2〜3ヶ月くらいは,夜中も子供の世話が大変で,かなり疲れるらしいので,講義の準備どころじゃないと思うので,先に準備をしてしまおうということです。
しかし,毎年ほぼ同じような内容を講義しているとはいえ,2年前から自分の本をテキストに使うようになったり,内容に対する自分自身の理解が深まったり,あるいは世の中の変化が加速したりで,講義する内容も微妙に変わってきたりします。
ということで,講義の準備も結構たいへんです。疲れたぁー。
本当は早く,M君からもらった論文を読みたいのだけど。。。ごめん,もう少し待ってください。
ゴールデン・ウィーク期間中に,この間卒業したばかりのゼミ生Tさん,Iさんからメールをもらいました。
Tさんは東京勤務に決まったとのこと。人が多くてたいへんですが,頑張って欲しいものです。そう言えば,幹事をしていたH君は岡山勤務だと言っていたけど,元気にしてるかなぁ・・・。結構気になります。
あと,先日M君にリバーウォークでばったり会いましたが,学生時代と全く変わらず元気そうでした。よかった,よかった。
すいません。内輪ネタで。。。
ところで,Iさんからのメールには,次のようなことが書かれていました。
「きっと、大学生活のゼミという場所は、将来の自分を想定して勉強するべき所だったのですね。遊んだり、友達と仲良くなったり、まだまだ守られていると勘違いしてる大学生活の中で、ゼミという場所は最も社会人の自分に近い場所だったように思われます。」
何か,これを読んで,「社会ってすごいなぁー」って感じてしまいました。
大学教員をしていると,正直,学生の態度に対して,不満を持つことがよくあります。それは学生が勉強しないとかいうことではなく,人としてのマナーというか,心がけの問題ですね。
例えば,昨年度の僕の講義の授業アンケートで,次のような苦情が書かれていました。
「OHPが見にくいことがあった」
もちろん,これだけ読めば,まっとうな意見なのですが,一方で僕は内心,「だったら前の方の席で受けろよなぁー」とも思いました。実際,前の方の席は空いていることが多かったし。。。
ついでに,「OHP資料と同じ図表が配布プリントに載ってるんだから,そっちを見ればいいじゃん。講義中何度もそう言ってんだしよぉー」とも思いました。
こういう類の意見はたくさんあったのですが,これってまさに,Iさんの言う「まだまだ守られていると勘違いしている大学生活」だと思うんですよねぇー。
何というか,学校では,社会では通じない「きれいごと」を言っても通っちゃうんですよね。
でも,何よりすごいと思うのは,学生が社会に出てわずか1ヶ月で,そのことに気づくということ。。。
もっともこのIさんは,学生時代からしっかりしていたので不思議ではないのだけど,実は今までも同じような感想を卒業生から何回か聞いたことがあります。
大学では,いくらそういうことを教育しようとしても効果ないのに,会社ってどんなパワーがあるんだろうか??
いずれにせよ,授業アンケートやゼミ・アンケートをとって,その評価が教員の研究費配分に影響することになった以上,その種の教育を口うるさくすることはできませんね。間違いなく学生に嫌われるから。。。
ところでIさん,いったい赴任先はどこになったのだろうか?? 今度機会があったら教えて欲しいものです。
4月30日(火)
世間はゴールデン・ウィーク真っ盛りですが,今日も研究室でお仕事。
現在,6月に学会発表する論文を修正している。
実はこの論文,某海外 Journal に投稿していたのだが,数日前に reject (掲載不可)の回答が来たのだった。
当初は,Journal に投稿した論文をそのまま学会報告する予定だったのだが,reject をもらった以上,多少は修正しないと発表できない。。。
それにしても,海外 Journal というのは思ったよりも競争が激しい&厳しいと思った。
投稿してみて実感したのは,やはり,Journal に載せるには,それ用の論文の書き方というか,載りやすいタイプの研究があるのかなぁということ。
僕は大学院生時代によく,「君の論文は細かい。もっと大きな主張をしないといけない」と指摘されてきたけど,それではJournal には載りにくいように感じた。Journal ではやはり,何よりも精緻さ,丁寧さが要求されているように思った。
「社会的インパクトの大きい主張」 対 「面白くなくとも精緻な分析」 どっちを取るか。。。
うーーん,永遠の課題ですなぁ。。。
いかん,いかん,早く論文の修正を仕上げないと。。。
4月26日(土)その2
午後,電器屋さんに,衣類乾燥のできる除湿機を買いに行った。
子供が生まれたら洗濯物が増えるので,乾燥機が欲しいのだけど,新しい乾燥機付き洗濯機を買う余裕はない。部屋の湿度コントロールのために,除湿機も欲しかったので,買いに行くことにした。
最初に,K電器へ行く。新型の除湿機は4〜5万円,高くて買う気になれないが,モデル末期の分は3万円前後である。日立の除湿機が機能・デザインともに気に入ったので,店員に尋ねてみると,現品限りだった。。。
悩んだ末に,B電器へ行く。ここは,第2期ゼミOBのY君が店員として働いている。
行ってみると,Y君は元気そうだったが,除湿機は担当が違うらしい。
同じ除湿機が千円安く売っていたけど,やはり現品限り。しかも,シールが少しはげている気がする。
除湿機担当の店員さんに,他の店舗に在庫がないか聞いたが,「恐らくないでしょう」との返事。
仕方ないので,頼みのY君に「在庫があったら買うんだけどなぁ・・・」と言ってみると,わざわざ調べてくれた。
結局,他の店舗に在庫があって,現品限りの値段で,在庫品を買えることになった。
それにしてもY君,2年前は正直少し頼りなかったけど,今日はずいぶんしっかりしていた。
いいゼミOBを持ってよかったー。
4月22日(火)
夕方,ソフトボールで遊んだ。
ただ走るだけだったらいいのだけど,ボールの動きに合わせて,細かく足を動かす動作をしようとすると,バタバタ,バタバタ・・・。ほとんど転びそうになってしまった。
ホント,年をとったと感じました。。。
4月21日(月)
大学院時代にお世話になったT先生(現在,京都大学教授)からメールが来た。
実は,先週の月曜日に,T先生から質問をされていて,土曜日にリプライを送っていたのだが,さらにまた返事が来たのだった。
読んでみて,僕が送ったリプライが,全く的外れだったことを痛感させられる。。。
質問の内容は「企業評価法」に関するものだったが,最近その種の勉強から遠ざかっていたせいか,自分の知らない企業評価法がたくさん定着しているようだった。
勉強不足のため勘違いしていたことを大いに反省。。。今回,質問された僕のほうが,よっぽど勉強になりました。
T先生からのメールには京大生の様子も書かれていた。以下,抜粋
「ある教官は,学生に『教科書に書いてあることは読めば分かるから授業で話さないで欲しい。時間の無駄だ』と言われたそうです。」
「ゼミ生は,『公認会計士を取ろうか,司法試験を取ろうか,もしくは少し時間をかけて両方もらおうか悩んでいる』などと言っています」
唖然・愕然。。。
一方で,講義内容に対する学生の質問もレベルがかなり高いみたい。
「学生がレベルの高い授業を要求→テキスト・レベルを超えた緊張感ある授業→教官も新しいことを勉強しながら授業する→学生はもちろん教官も新しい知識を得ていく」
という循環が成立している雰囲気を感じた。
正直羨ましい。。。でも僕には無理だろうなぁ・・・。
4月20日(日)
19日に開業したリバーウォーク北九州へ行ってみた。
着いてみて驚く。人・人・人・・・。小倉でこんなに大勢の人を見たのは初めてだった。どうも,県外からもたくさん人が来ているらしい。
小倉の中心部近くには紫川という川があって,数年前に,この川を渡る橋がずいぶん派手に改修されていたのだが,人通りがあまり多くなく,「税金の無駄使い」という感じだった。
でも,川の隣にリバーウォークができたので,この橋の存在意義もずいぶん上がった気がした。僕も初めて渡ってみたけど,結構気分がよかった。
大勢の人を見て,何だか気分がよくなった。実は僕は都会好きなんだろうか??
4月19日(土)
夕方,体育館へ運動をしに行った。
運動前に体脂肪率を測ると,19.3%。よっしゃー,10%台をキープ!!目標は18%台だぁー。
でも,これは,台の上に乗って測定するタイプの体脂肪計。手に持って測定するタイプの体脂肪計を使うと。。。
20.6%
だった(軽肥満らしい)。
はぁー,要するに,内蔵型肥満ということか。。。
4月18日(金)
今日は西南の非常勤。
大学院時代の先輩Wさんと,久しぶりにゆっくり話をした。
米国留学を控えたWさん,留学準備で楽しそう。
パソコンに接続するだけでテレビ電話になる装置をテストしながら,キャッキャ,キャッキャ言って喜んでいる。
あげく,「内田君もこれ買いなよぉー。ニューヨークから話そうよぉーー」。
あんた,本当に大学助教授か??
何か,辛い学生時代をともに過ごした人って,やっぱり気心が許せますね。
4月17日(木)
講義期間が始まって1週間が経った。正直,疲れた。。。
教員になって6年目だけど,いまだに最初の数週間は緊張する。学生には「とても緊張しているようには見えない」と言われるけど。
教室へ向かう廊下を歩いていると,緊張で胃酸がジューっと出てくるのを感じた。。。
ガスター10を飲んだら気分がよくなった(笑)。
4月14日(月)
今日は,2限経営財務論,4限基礎演習,5限3年ゼミ,7限経営学概論。。。恐怖の4コマ授業。
5限が終わったときには,「思ったよりもきつくない」と思っていたけど,7限で話し始めると・・・,なかなか声が出ない。
家に帰ったら,運動をした後のように,脇の辺りが張って,疲れきってしまいました。
4月11日(金)
今日から講義開始。僕の今年度のスタートは西南学院での非常勤。
朝2限目(10時40分〜)なのだが,福岡への移動にどれくらい時間がかかるか不安だったのと,印刷室が混むとプリント作成に時間がかかるので,8時10分に家を出た。
高速バスのバス停に8時25分頃着き,「余裕だぁ」と思いつつバスを待つが,なかなか来ない。。。
すぐ来るはずのバスが来ず,その次のバスも5分ほど遅れ,8時40分頃ようやく来た。
ところが,バスに乗ったとたん,アナウンスが。。。
「えー,現在都市高速黒崎インターが事故のため渋滞中。10分ほど遅れます。申し訳ありませんがよろしくお願いします」
ええぇーー??
何とか授業には間に合ったけど,前途多難。。。
4月10日(木)
いよいよ明日から新年度の授業期間が始まる。
今年の前期は,何と月曜に4.5コマ(5月まで4コマ,6月から5コマ)という超集中的時間割なので,準備も集中してやらないといけない。。。
今日,月曜の授業の準備をしていると,ものすごい量のプリントができてしまった。。。
何か,頭がいろんな方向へ行って,混乱しそう。。。
4月9日(水)
朝テレビで,今日の星座占いを見ていると・・・
「今日の最悪の運勢は山羊座。余計な仕事を押し付けられて疲れちゃうので,自分を過信しないように」とのこと。。。
ふぅー,今日は教授会だ。。。おとなしくしておこう。
12時15分から30分で終了予定の教授会が長引く。。。13時45分頃,かなりお腹がすいてきた。。。
「他の先生方は,14時から修学簿交付の仕事があるからご飯食べれないんだろうなぁ。。。可愛そうに」と思いつつ,そろそろ終わりかと思っていると,H学部長が
「あーー,今日の14時からの修学簿交付ですが。。。えーー,営情の3年生を担当していただく予定だったM先生が,あー,不幸があったとかで,えー,ご実家に帰られましたので,あー,誰かに・・・ですね,代わって頂かないといけません。うー」
「で,今皆さんを見ておりますと,うーーん,私の目の前に内田さんが座っていらっしゃるんですねぇ」
「はい??」
「ということで,内田さんにお願いできたらと私は思うんですが」
とほほ・・・,結局お昼を食べたのは夕方4時でした。
それにしても,占いって結構当たるんですねぇ。。。おとなしくしていたつもりなのですが。。。
4月4日(金)
過去の授業アンケート結果をグラフにして,まとめてみました。
学生の評価が一番よかったのは,授業アンケートが導入された2000年度。
この年の授業(財務管理論)では,嬉しいことがあった。
「資本コスト」についての講義で,
「今日やる内容は全体の講義の中で一番難しいけど,これが分かれば財務管理の半分くらい分かったことになる」
と言って,黒板に図を書き始めたところ,それまで後ろの方に座っていたゼミ生のUさん,Kさんが前の方の席に移動してきたのだ。
何となく,その学生の「頑張って理解しよう」という意欲が感じられて嬉しかった記憶がある。やっぱり,そういう雰囲気が教室にある時は,授業アンケート結果もよくなるんだろうなぁ・・・。
その後も,この年のアンケート結果に近づきたいと思って授業をしているのだけど,なかなかうまくいきません。
やはり,過去のアンケート結果をまとめるのも,いろいろ思い出したり,改善点が浮かんだりして,勉強になるものです。
4月2日(水)
学部長から,昨年の僕の教員評価と新年度の研究費(暫定)が送られてきた。
北九州市立大学では,今年から教員を教育・研究・管理運営の3分野で評価し,その点数に応じて翌年度の研究費を決めることになった。
僕の結果は。。。何と研究費大幅UP!!
教育面での評価がかなり高かったらしい。やったー!! 万歳!!
早速,欲しかったノートパソコンを注文したら,
「新年度の注文開始日はまだです」と言われた。ガク・・・。
気分を取り直して,新年度の講義の準備を始めた。今年も頑張ろっと。
それにしても寺原ってすごい。。。見習いたいものです。
4月1日(火)
春休み期間にずっと手掛けていた分析を,一通り論文にまとめる作業が終了しました。
後は,時間をかけて再検討+書き直しを繰り返す作業が待っていますが,一区切りついて気分がいい感じ。今年の春休みはよく研究できました。
大学の桜もだいぶ満開近くなってきたので,明日からそろそろ,授業の準備を始めないといけませんね。
しかし今年のダイエーは打てんなぁ・・・。いなくなると,小久保の偉大さがよく分かる。。。
3月30日(日)
桜がいい季節になったので,お弁当を作ってお花見に行きました。
まずは午前中,お弁当作り。冷凍の揚げ物にタコ型ウインナー,カボチャの煮物におにぎり3種類。。。初めての弁当作りに苦戦しつつも,何とか妻の指示通りに作り上げる。
作るのもそうだけど,意外に弁当箱に詰めるのもテクニックが必要ですね。奥が深そう。。。
午後,足立山の麓にある公園へ。花見客も満員で,賑わっていました。早速,折り畳みのアウト・ドア用テーブルを出し,お弁当タイム。暖かく,桜がかなり綺麗で感動。お弁当も意外に美味しく,ゆったりとした気分。。。。
その後安部山公園にも桜を見に行ったところ,今度は狭い山道の大渋滞にひっかかり,離合に悪戦苦闘。
自分の車は大して寄せもせずに,対向車が通り過ぎていくのをじっと待っているドライバー,どう考えてもそこで待っておいて欲しいのに,強引に突っ込んできてはドツボにはまるドライバー。。。はぁー,ほとんど泣きそう。
山道を抜けたら,どっと疲れてしまいました(笑)。
3月28日(金)
とうとうプロ野球開幕!! また,テレビ観戦に忙しい毎日がやって来る。ワクワク,ワクワク。
今年のダイエーはピッチャーが充実しそうで,楽しみ,楽しみ。
早速,スカイパーフェクトTVの契約を変更して,プロ野球セットを追加しました(笑)。
夜,テレビ観戦といきたいところでしたが,今日は結婚記念日なので外食。
妻のたっての希望で焼肉を食べに行く。ユッケがあまりに絶品で驚き。カルビ,上ロース,タン塩,ホルモン・・・,どれも美味しくてビールが進む。。。
家に帰ったら,急に眠くなって,すぐ寝てしまいました。スカパー・プロ野球は明日からの楽しみです。
3月26日(水)
教授会で,新年度の委員決め。今年度から,学部長が委員の割り振りの素案を作ってきて,必要があれば変更するというスタイルになった。
資料をみると,僕は,図書館協議委員と授業アンケート分析委員の2つだった。
ラッキー,普通の人より少ない!! 図書館協議委員はややきつめだけど,アンケート分析委員は,一年間で1ヶ月程度忙しいだけだから,実質委員1つ。楽勝だぁ!!
ところが,落とし穴があった。。。
各委員がほぼ確定した後,H学部長が独特の言い回しでこう言ったのだった。
「あーー,実はまだ大きな問題がありまして・・・。,あー,学生部を担当して頂くYU先生が9月から米国に留学しますので,これたいへん困るんですが。。。うーーん,えっと学生部委員を誰かに代わってもらわないといけないんです。あー,学生部っていうのは,会議数で言うと,もーたいへんですから,これ非常に重要な問題なんです。ただっ,うーーん,実は。。。僕の中ではもう決まってるんです。あー。誰かもう今言った方がいいですかねぇ??, その場合は今言いますがどうでしょう,あー?? (しーーん)。言ったほうがイインダッタラですねぇ,うーーん,言いますけど,言わなくてもイインダッタラ別にいいませんが。。。(しーーん)あーー。それじゃ,まぁ一応言いましょう。僕の中ではですねぇ,うーーん,じつは。。。たいへん申し訳ないんですが・・・,内田さんにやってもらうことにもう決まってるんです。」
ガク,学生部って確か,2番目か3番目に会議数多いぞぉー。
しかも,学生部=入試は警備担当。。。僕,寒いの苦手なのに。。。
それにしても,何でこれだけのことを言うのに,あんなに時間かかるんだ??(笑)。
3月25日(火)
学生によるゼミ評価の結果が返ってきた。
今年から,講義課目だけでなく,ゼミも学生によるアンケート行い,その評価に基づいて教員の研究費配分が決まる。
ホント,シビアな時代になりました。。。
結果を見ながら,ゼミのやり方などについて,いろいろ考えた。
毎年,一番悩むのが,学生間の能力・意欲・積極性の差にどう対処するか。
ゼミでは,「専門的な知識を身に付け,それを使って自分で企業を分析し,自分の頭で評価し,人に発表する」ことを学生に要求する。単に「分かった」と感じるだけでなく,「自分で」それを使いこなす必要があるので,4年次になると,どうしても学生間で大きな差が付いてしまう。
問題は,潜在的な能力差による部分よりも,学生の意欲・積極性による差が大きいこと。
分かりやすく言えば,「分からなくてもそれを表明せず,そのまま放っておく」タイプの学生が増えたと言うことですね。
元々,僕のポリシーは,「潜在能力が多少劣っても,意欲・積極性のある学生はとことん面倒を見るけど,意欲・積極性を表面に出さない学生は放っておく」というものだった。
でも,こういうポリシーは,何となく最近流行ではない感じがする。大学が学問を究めたい思う人の集団だったら,こういうポリシーもいいのだけど,残念ながら実情はかなり違うしなぁ。。。
何より,放っておかれた学生は,当然アンケートでゼミに低い評価を出すだろうし,そうすると僕の研究費が減ってしまう。。。
あっ,別に今年のゼミ・アンケート結果が悪かったわけではありません。念のため。
ただ,意欲・積極性の低い学生に焦点を当てたゼミ進行をすると,どうしても,意欲・積極性のある学生を十分に伸ばしてやれないことになると思う。。。アンケートの点数を高めるには,その方が賢いのかもしれないが。。。
あっ,別にアンケートの実施について批判しているわけではありません。念のため。
ただ,世の風潮・世相に合わせて,自分のスタイルも変えていかないといけない時代になったなぁと感じます。そういう意味では,癒し系が主流になって,気合系の人がめっきり少なくなった最近の状況は,何となく僕にとっては寂しい気がしてしまいます。
3月23日(日)
久しぶりに洗車をした。
洗ったら,車の色がずいぶん薄い色になった。「こんな色だったんだぁー」という感じ。
やっぱり,こまめに洗わないとだめですね。反省。。。
3月20日(木)
とうとう戦争が始まった。憂鬱な気分でいると,何と株価が急上昇。
きっとマーケットは,米英軍の早期勝利を確信していて,「戦争する。いやしない」みたいなどっちつかずの状態が長く続くより,不確定要因が早く解決されることを望んでいたんだろうなぁ・・・。
午後オフィス・アワー。カナダ・バンクーバーでの語学研修から帰国したDさん,Tさんの土産話を聞く。写真を見せてもらうと空が透き通るように青い。うーーん,カリフォルニアが懐かしくなってきた。。。あっ,お土産もありがとう。
その後,現在就職活動中のMさんから,課題のプレゼンテーションについて相談を受ける。就職活動って,ほんのちょっとの個性が出せれば十分だと思うのだけど,そのほんのちょっとがけっこう難しい。。。
難しく考えずに,でも頑張って欲しいものです。
3月18日(火)〜19日(水)
休暇をとり,由布院に一泊旅行に行ってきた。
由布院に泊まるのは大学生の時以来,9年ぶり。人が多くて,新しいお店がいっぱいできているのに驚いた。
温泉って,お風呂に入って食事をする以外に,やることないことが多いのだけど,可愛い雑貨屋さんがたくさんできていたので,由布岳の美しい眺めを楽しみながら散策するのはとても気持ちよかった。
旅館の料理も,地鶏料理がメインで,あまり高くない地元の素材をうまく使って美味しい料理。。。
旅館が小さい分,サービスが行き届いていて,スタッフの応対もきちんとしていたから気分がいい。
この辺は,団体客中心の商売をしてきた別府と全然違うところですね。
宿泊代も安かったし,ゆーーっくり時間を過ごすことができて,大満足でした。
3月15日(土)
今日は卒業式。
午後,ゼミ生が研究室に挨拶に来てくれた。「お世話になったお礼」にと,花束をくれた。うう・・・,言葉には表現できない感動。。。
教師としても,人間としても,全然未成熟の僕ですが,2年間付いてきてくれてありがとうと,心から言いたい気分でした。
彼らとお別れとは,未だに実感わかない。でも,それでいいのだと思う。実家に帰った時にでも気楽に研究室に寄ってくれればまた会えるし,僕が学会で出張したときに時間がある人とはまた会いたいと思ってます。
卒業生のみなさん,違う世代の知人として,今後もお互いに刺激しあえるといいですね。末永くよろしくお願いします。
3月12日(水)
今日は後期入試の監督。
毎年,約3回入試監督をしているけど,ここ数年の傾向として,問題冊子や解答用紙を渡す際に,監督者におじぎをする受験生が少なくなった気がする。。。
4,5年前は,3分の1弱くらいの受験生がおじぎをしてい気がするが,今年の前期入試の時は,ほんの数名だった。
もちろん,おじぎをする必要はないんだけど,何となく「最近の若者はこれだから・・・」と思ってしまう。こういう細かな動作ってお互いの気分をよくする効果があるからねぇ。
と思っていると,今日は,おじぎをする学生が多かった。やっぱり,今年度最後の入試だから受験生も必死なのだろうか??
3月6日(木)
ダイエーの小久保選手が,ホームベース上のクロス・プレーで右ひざ半月版&じん帯損傷。最悪今季絶望。。。
めちゃめちゃショック・・・。
打撃コーチが変わって,今年の彼はきっと爆発すると思っていたのだけど。。。優勝確率も低下か??
それにしても,素人目で映像を見る限り,「オープン戦なんだから,あんなに本気で1点取りに行かなくてもいいのに」と思ってしまった。
ついでに,「この日は主力選手は休養日だったが,小久保選手は西武の投手を見ておきたいと志願して出場した」という情報を聞いて,さらに愕然とした。。。
あんまり真面目ってのもよくないのかなぁ。。。
しっかり治して,また活躍してくれるのを期待しております。
3月5日(水)
午前中から同僚の NG さんが来研。以前から何度か聞いていた彼の論文の構想を再度聞く。
銀行の債権放棄についての理論モデルなのだが,彼の話を1時間ほど聞いていて,「こういう形のモデルを作ればうまく行くんじゃないか?」というアイディアが閃いた。
そのままお昼ご飯に直行し,そのアイディアを彼に聞いてもらう。議論した結果,「うまく行きそう」という結論に。
そのまま僕の研究室に直行し,ノートにモデルを作り始めた。
午後3時から教授会。少しややこしい計算と結論付けがまだ終わっていない。二人ともノートを教授会に持ち込んで,会議を聞きつつ計算を続けた。。。すみません,不真面目な態度反省しています。
会議中,同僚の UG さんにも計算を一部手伝ってもらう。。。迷惑かけてすみません・・・。
そして夕方6時頃,計算が解け,結果が見えた!! 結構面白い結論。万歳!!
うーん,スタンフォード大学のパーカーを着て,スタンフォード大学のノートを使ったのがよかったのかなぁ・・・。ふっふっふ。
3月4日(火)
午後,同僚の UG さんと共同研究作業を再開。桁の大きな数字の打ち込み作業で,頭で喋ろうと思っていることに口の動きが付いていかず,時々パニックに陥る。でも,二人だと,こんなことでも笑えるので楽しい。
この共同研究は企業の環境投資行動に関するもので,自分にとって全く新しい研究分野だから,いろいろ好き勝手なアイディアを出しながら,いろんな可能性を考えることができて楽しい。
専門分野や受けてきた教育の特徴が違う人と考えを出し合うことで,今まで知らなかったこと,気付かなかったことに気付くことも多い。何か,趣味と実益を兼ねた仕事という感じ。
夕方,同僚のU先生とキャッチ・ボール。年々肩が上がらなくなり,投げる球が遅くなっていくのを感じさせられる。おまけに,夜から体が重くなる。はぁ,今年はDHがいいなぁ。。。
3月3日(月)
ゼミ3期生(2002年3月卒業)で,今は食品商社で働いているA君が北九州に戻ってきたので,北方のスパゲティ屋さんで,お昼を一緒に食べた。
最近会った卒業生はスーツ or 仕事着を着ている事が多くて,「ずいぶん立派になったなぁ」と感じていたけど,A君は休暇中でカジュアルな格好をしていたせいか,あまり学生の頃と変わらない印象だった。
でも,話をしてみると,いろいろ試行錯誤しながら仕事に頑張っているようだった。ずいぶん頼もしく感じた。何か最近,卒業生と会うのが楽しみになってきた。結構,刺激を受けることが多いのです。
どうでもいいけど,A君は,このスパゲティ屋さん常連みたいだった。
A君:「マスター,今日も二日酔いすか?」
マスター:「そうやぁ。でも俺のスパゲティは二日酔いでもうまいやろ。」
何か昔漫画で見たようなやり取りだが,大学街っぽくて,微笑ましい。
スパゲティは実際おいしかったし,ワイン&コーヒーまでサービスしてくれた。
うーーん,顔が広いってのは羨ましい。僕も真似できたらいいのだけど。。。
2月28日(金)
夜,学生と大学近くの焼肉屋さんへ行った。
3000円で食べ放題&飲み放題。最初は,「この値段で大丈夫なのだろうか?」と心配だったけど,食べてみると,結構おいしかった。
話も盛り上がって,かなり楽しかった。最近ドラマをよく見ているおかげで,芸能人の話題についていけた。よかった,よかった。
それにしても学生はよく食べるねぇー。もう僕はお腹一杯一杯でした。
2月26日(水)
午前中,経済学部前期入試の試験監督。
数学入試の教室を担当。問題用紙一冊の他に,解答用紙が何と4枚,さらに下書き用紙まである。
紙を数えたりするのが苦手な僕にとって,こんなにたくさん配布するのは苦痛この上ない。。。
その上,数学の問題冊子はめちゃめちゃ薄いので,一部ずつ取るのに苦労する。。。
さらに,同じ教室を担当したB先生は配布がめちゃめちゃ早い。問題冊子を配布していると,僕の方が座席一列分遅れていた。
やばい。。。さらに焦る。。。もし時間内にできなかったら・・・,新聞沙汰??
一生懸命配ろうとすればするほど,重なった解答用紙から1枚取ることがなかなかできず,指が震えてくる。。。
解答用紙2まで配布し終わったとき,ずいぶん疲れたが,実はまだ3枚も残っていることに気付き,谷底に突き落とされたような気分になった。
結局無事に終わったけど,相当ドキドキした。来年から数学入試は遠慮したいなぁ。。。
というより,紙を数えるための指サックかなんかを使えばいいだけかも。毎年やってんだから,少しは学習しろよなぁ,全く・・・。
2月25日(火)
ここ数週間取り組んでいたデータ入力作業が一通り終わった。
一番簡単な分析方法でテストしたところ,予定していた通りの結果が出た。やったぁー!!
でもこれで終わりではない。。。
データの特性に合わせた計量分析の方法を勉強して,その方法で分析をやり直したり,変数の作成方法も修正する必要があるかもしれない。実際に論文を書く段階になると,先行研究のサーベイももう一回丁寧にやらないといけない。
ここから先の方が,よっぽど長そうだ。はぁーー。
まあでも,いい論文を書くために必要なステップですね。「絶対の自信を持てる論文」を書くためには,相当頑張らないといけません。
2月23日(日)
M先生に日本フィル交響楽団のコンサートのチケットをもらい,行ってきた。
オーケストラの生演奏を聴くのは本当に久しぶり。。。音のきれいさに感動してしまった。
CDで聴くクラシックと違って,その音楽が表現しているシーン,嵐とか静寂とかが,勝手に想像できるからすごい。。。
目をつぶって,この綺麗な音を自分の五感に存分にしみこませようと思って聞いていると,5分ほど本当に寝てしまっていた(笑)。
あと,指揮者が演奏後観客に挨拶をして,ステージから出て行ったと思ったら,またステージに来て挨拶して・・・というのを3回繰り返していた。
「オーケストラにも,いろんなしきたりがあるんだなぁ」と思うと,面白かった。
2月22日(土)
西日本理論経済学会に討論者として参加。
僕の考える討論者の役割は,@フロアの人に,報告の要点・意義などを分かり易く教えること,A報告者に有益なアドバイス,コメントを送ること。
とはいえ,この2つを達成しようと思うと,ついつい長く喋りすぎてしまう・・・。今日も少し時間オーバー気味でした。すみません。
まあでも,討論者になることで,自分が普段考えていなかったことを考えたり,今まで気づいていなかった点に気付いたりしたので,有益な一日でした。
2月19日(水)
昼休みに,前期試験の監督者説明会に出席して,研究室に戻ってみると,見覚えのある顔が廊下に立っている。。。
よーく見てみると,やはり,第1期ゼミ卒業で地元の金融機関に勤めているN君だった。
仕事の合間に,僕に会いに来てくれたのだった。驚いた&とても嬉しかった。
1時間ほど研究室で雑談したが,仕事&勉強にずいぶん頑張っているようで,頼もしかった。営業成績もかなり好調らしく
「ゼミで勉強したことが本当に役立ってます。あれを真面目にやっていれば,金融ではかなりいけますよ」
と言ってくれた。うーーん,感動!!
「僕のゼミで勉強することは,金融機関や会社の財務・経理部門で役に立つ」ってずーーっと信じていて,学生にもそう言ってきたけど,実は現役の金融マンからそう言われたことは初めてだった。これで,「確信」を持ってゼミ教育ができる。
N君は,「金融の世界にだいぶ詳しくなったので,金融業界を志望する学生さんがいたら話をしたい」と言ってくれた。11月くらいに,ゼミにOBを3人くらい呼んで話をしてもらい,学生の進路相談会をするのも面白いかもしれない。
うんうん,何か楽しみになってきた。
ゼミOBのみなさん,時間があったらぜひ研究室に遊びに来てください!
2月17日(月)
午後,同僚のNGさんに,今度の学会で討論をする論文について話しを聞いてもらった。
僕自身が気づいていなかった重要なポイントをいろいろ指摘してくれ,とてもためになった。
よく,「三人揃えば文殊の知恵」とか言うけれど,視点の違う人が意見を出し合えば,内容が広がりを持つし,厳密さのチェックもいろんな角度からできる。研究活動は人と共同でやることで,効率も中身もよくなる気がする。
でも,僕が大学院生時代は,「研究は一人でやるもの」という感じで,同僚や院生同士の共同研究なんて「あり得ない」という雰囲気だった。今でも,日本の大学は,一般に「共著論文」の評価が低い気がする。
大事なのは,「一人でやり遂げる」ことではなく,「よりいいものを作ること」だと思うんだけどなぁ・・・。
2月15日(土)
17時まで研究室でお仕事。その後,W体育館へ,運動しに行った。
ここには,ルーム・ランナーやウエイト・トレーニング設備などが揃っていて,エクササイズにはもってこいの場所だ。
運動後,恒例の体脂肪率測定。結果は。。。
20.1%
うーーん,今日こそ目標の10%台に突入できると信じていたのに。。。
気持ちはよかったけど,ちょっとショックでした。
2月14日(金)
22日に開かれる西日本理論経済学会で討論者となっているので,午前中に報告論文を少し読んだ。
予想通り,理論の論文だった。僕は普段は実証の論文を読んでいるので,理論の論文は少し読むのに苦労するが,いい機会なので,1週間かけて勉強させてもらおうと思う。
企業ファイナンスの授業アンケート結果が返ってきた。ドキドキしながらファイルを開くと,去年よりほんの少しよくなっていたが,期待ほどはよくなかった。時間ができたら,アンケート結果について分析しようと思った。
午後は,F先生と研究室にこもって学部の仕事。二人でずっとパソコンを見ながら大量の作業。僕の段取りが悪かったこともあって,かなり時間がかかってしまった。。。
F先生に,かりんとうをもらった。ひょっとして,これってバレンタイン・チョコの代わり?(笑)
2月13日(木)
午後,1年ぶりにJICA(日本国際協力センター)で講義した。
JICAでは,アジア・南米・アフリカなどから技術者・医者を募集して,先端技術を教えるという国際協力活動を行っている。そのプログラムの中に「日本の経済」という科目があり,北九州市立大学経済学部の教員数名で担当している。
僕も毎年2,3回担当させてもらっているのだが,問題なのは英語で講義することだ。
さらに受講生は,講義中どんどん質問をしてくるので,それにも英語で回答しなければならない。5年前に初めて講義したときは,英語が喋れず,聞こえずで,途中で泣き出しそうになったほどだった。
今年度は米国留学に行っていた関係で,初めての講義だった。講義前は,「留学の成果が出るといいなぁ・・・」という期待と「またボロボロになったらどうしよう」という交錯した気分だった。
講義を始めてビックリ。受講生の質問の英語が,留学前に比べて,めちゃめちゃゆっくりに聞こえる。発音・アクセントの関係で聞き取りにくい時もあったけど,聞き返せば分かるという感じだった。「質問されても聞き取れる」と思うと,安心して落ち着いて授業することができた。万歳!!
ある受講生から,「この不況を抜け出すためのあなたのplanは?」と質問され,とっさに
If I could answer to it, I could become prime minister. (その質問に答えられたら総理大臣になれるよ)
と答えたところ,教室中笑ってくれた。嬉しかった。
留学の成果は,どちらかと言えばリスニングの方が大きいようだ。今まではスピーキングの方が得意だったけど,今回はむしろ,「もっといろんなことを表現できるようにならないといけない」と感じた。
今までもそうだったけど,JICA は英語学習の motivation を高めてくれる。疲れたけど,ホント行ってよかった。
2月12日(木)
4年ゼミの卒業研究締め切りは明日。ところが,明日の午後は学外での仕事が入ったので,学生から直接卒業研究を受け取ることができなくなってしまった。
そこで今朝,ゼミ生にメールを送り,「卒業研究を明日提出する場合,経済学部資料室に設置してあるボックスに入れるように」と指示した。
すると今日,「最後なので直接手渡したいから」と4人のゼミ生が研究室まで提出しに来てくれた。
みな口々に,「お世話になりました」「ありがとうございました」と言うので,「何だか今生の別れみたいだなぁ・・・」と,少し戸惑ってしまった。。。またいつでも会えるじゃん。
ただ,よく考えると,彼らはもう卒業するので,少なくとも定期的に会えることはない。そのことは,僕よりも学生の方が敏感なようだ。
僕の方は,年をとって,時の流れが早く感じるようになったのと,卒業生を送り出すのも4回目になったせいか,どうも彼らと会うことがなくなるという実感が乏しい。
でも何だか,よく考えると,寂しくなってきた。。。
彼らの未来に幸せあれ!!
2月7日(金)
夜,親戚の集まりで,親戚がやっているふぐ料理屋に行った。
食べてビックリ。刺身は身が厚くて新鮮。白子はトロっとたまらない珍味。ひれ酒はまるでダシ入りの日本酒。極めつけは,自慢の特製雑炊。あっさりしているけど,しっかり味がついて,たまりません。。。
間違いなく,今まで食べたふぐでNo.1でした。もー,幸せ!!
2月6日(木)
今日は失敗続きの一日だった。朝,1時間目の試験監督に入っているのをうっかり忘れてしまう・・・。みなさん,すみませんでした。
さらに,3時間目の企業ファイナンスの試験の際,90分の試験なのに,ホワイト・ボードに,「12時50分〜13時50分」と書いてしまい,学生に「試験時間60分ですか?」と指摘されてしまう。
次に試験問題を見てみると,ワープロ・ミスがたくさん・・・。焦りまくって訂正をホワイト・ボードに書いたら,数名の学生が不思議そうな顔をしている・・・。よーく見ると,ホワイト・ボードに書いた訂正がまた間違っていた・・・。はぁー,みなさん,ご迷惑をおかけして,申し訳ありません。
講義終了後,オフィス・アワーを経て,採点開始。予想していたよりも,出来がよくない・・・。正直ショック。
宿題だと解けるのに,試験になると同じ問題が解けない・・・。この辺は学生の意識の問題なのだろうか? それとも教育方法で改善すべき問題なのだろうか?? 何だか今日は疲れました。
2月5日(水)
寝坊した。毎年のことだが,授業期間が終わると,どうも気が抜けてしまう。いけません。。。
午後,企業ファイナンス受講の学生さんが質問に来た。
「先生,ここ試験に出るんですよね」と学生が演習問題を指差しながら聞いてきた。その演習問題には,「試験要注意」という学生のメモが書かれていた。
「ええぇ?? そんなこと言ってないはずだけど」と言いながら,一生懸命記憶を辿った。
「ああぁーー,それはきっと,『この講義資料の内容で試験問題が出る場合には,例年この演習問題くらいの難しい問題を出しています』って言っただけだよ」。
僕は,「試験はこの問題くらい難しい」と講義中に言ったつもりなのに,その学生の中では「ここが試験に出る」と変わっていた。きっと,こうやって,学生の間では驚くほど根拠のない噂が立っていくんだろうなぁ・・・。
2月4日(火)
最近,大学では自分の研究&学内の仕事,帰宅後夜は数学・ファイナンスなどの基礎学習という毎日。
大学院の博士課程にあがってからは,自分の「論文」を書くのに必死で,なかなか基礎的な勉強をする時間がなかった。
気がつけば,最近の「財務」「ファイナンス」のテキスト・ブックの内容は,僕が学部生&大学院修士課程の頃勉強した内容と大きく変わっている。
このままでは,33歳にして,時代の流れについていけない研究者になってしまう・・・と思い,年明けから夜の基礎学習を始めた。こうやって,数年に一度,自分の脳をバージョン・アップさせないといけない。
でも・・・,今大学でやっている研究で,結構いい結果が出そうな雰囲気になって来た。こうなると,夜の時間も研究&論文執筆にあてたくなってくる。。。
うーーん,いい論文を書くけど古い脳をとるか,論文は書かないけど新しい脳を取るか。。。結構難しい。
1月31日(金)
質問に来た女子学生が一言。
「先生の研究室きれいですね」
やったーー!! 実は,数ヶ月前から,オフィスの美化に取り組んでいたのたので,その成果が認められたという感じだ。
以前の研究室は,ゼミをするための会議机で部屋が占拠されているような感じで,圧迫感があった。今は,できるだけ「研究&憩いのスペース」になるよう心がけている。一日の大半を過ごす部屋だから,やっぱり居心地がいい方がいいもんね。
みなさん,オフィス・アワーに研究室にぜひ遊びに来てください。
1月30日(木)
オフィス・アワーに,企業ファイナンス受講の学生さんが質問に来た。
彼によれば,僕の講義は「学生が理解できるレベルに落として授業してくれるので分かりやすい」とのこと。これ,僕にとっては最高のほめ言葉です。
でも,その学生さんにも言ったけど,僕は内容自体のレベルは低くしているつもりはないし,むしろ,十分高いと思う。ただ気を付けているのは,「話の中で,結局何が本質で,何が枝葉なのか?」をじっくり見極め,本質だけを話すこと。
これって簡単そうで,けっこう難しいことだと思けど,今日の学生さんの話を聞く限り,まあまあできているのかな。ちょっと嬉しかった。
ちなみに,質問の内容は,「あー,そこで引っ掛かっていたのかぁ」と思ってしまうものばかり。僕の経験でも,結構些細な,ちょっとしたことで引っ掛かって,その後分からなくなることって多かったなぁ。でも,そういう部分って,ちょっと先生に質問して,話を聞くと,すぐ分かったりする。今日の学生さんもそのようでした。
やっぱり,講義だけで全てをカバーするのは難しいと改めて感じてしまいました。
1月29日(水)
めちゃめちゃ寒ーい&乾燥した一日。喉が痛く,セキが出たので「インフルエンザか?」と心配になって,帰宅後熱を測ったら,35.1度しかなかった。実は冷え症か??
午後,めちゃめちゃ長ぁーーい教授会。長い上に,議題が学部の将来に関わることで,重苦しい。
「10年後の自分はどんな仕事をしてるんだろう??」と,考え込んでしまった。正直,疲れた。。。
1月28日(火)
昨日同僚のMさんに撮影してもらった,ゼミの写真が送られてきた。なかなかいい感じで写っていた。学生の了解を得たら,このHPで使わせてもらおっと。楽しみだ。
午後,同僚のFさんと,学部業務の作業。一緒に作業をしながら,教育の話になった。
結局,1年次に,「レポート・論文の書き方」「人前・公式の場での喋り方」をきっちり教育する必要があるという点で意見が一致した。
来年度の基礎演習は少しやり方を変えないといけない。どうやったらうまく教育できるのだろうか?
1月27日(月)
今日は,最後の4年生ゼミ+ゼミ・コンパ。
学生の卒論プレゼンテーションを聞きながら,今までで,一番レベルの高いゼミになったと思った。正直,嬉しかった。
もちろん学生の勉学意欲と努力が一番の要因なんだけど,毎年自分なりに教育方法を改善しているのも効果があったのかなぁと思う。
特に今年は,米国留学の経験から,大幅に教育方法を変えた。自分が工夫した時に,学生がそれに応えてくれると,教育が面白くなってくる。いい感じだ。もっとも,米国留学の成果が研究より教育の面で現れるというのもどうかと思うが(笑)。
もちろん,レポートの書き方とか,人前での喋り方など,「もっと○○な教育をしておけば,××なスキルも身についたんだけどなぁ」という点も2,3点ある。これは来年の課題にしよっと。
夜のコンパでは,最後なので写真をいっぱい撮った。でも前にも増して酒が弱くなった気がする。はぁー,情けない・・・。
1月25日(土)
呼子(佐賀県)にイカを食べに行った。アメリカから帰って来て初めてなので,相当久しぶりだった。
出てきたイカを見てビックリ。めちゃくちゃ大きい。普段は1皿にイカが2〜3杯入るのに,今日のイカは大きいので,1杯なのに,皿からはみ出しそう。ピクピク動く活き造り・・・。うわー,うまそーー!!
食べてみてまたビックリ。身が厚くてかなり食べ応えがある。刺身+イカシューマイ+げその天ぷら。うーーん,幸せ・・・。きっと,今の時期は寒いから旬なんだろうな。お勧めです。
帰りは,イカの一夜干しを大量に買って帰った。これをお好み焼きに入れると・・・。うーーん,たまらん!!
1月22日(水)
昨年末に執筆した論文を某海外 Journal に投稿していたのだが,今日,編集委員会から僕の投稿番号と Editor が決まったとメールで連絡が来た。
投稿番号は 2003−104
ひょっとして,今年既に104本目の投稿か?? 信じられん・・・。競争激しすぎ・・・。
実は番号のスタートが101で,僕は今年4本目であるということを心から期待している。
1月21日(火)
入院中の同僚NGさんのお見舞いに行ってきた。
僕も入院経験があるが,やることがなくて,暇でたまらなかった記憶がある。
でも,NGさんの場合,頻繁にゼミ生が来ていて,忙しいみたいだった。羨ましい・・・。
ちなみにNGさんは,入院しているとは思えないくらい元気そうだった。
1月20日(月)
午後,4年生のゼミで,卒論の報告会をした。
12月に一旦提出してもらっていた中間提出を「創造的破壊」するのが,最終提出のテーマ。今日は,発表者二人ともなかなかよくできていた。
その一方で,「自分が結局何を,どのような目的で分析しているかを一言で言う」ことが,学生にはとても難しいことなんだなぁと感じた。結構面白い発見だと思う。
今日のゼミでは,2年間のゼミの学生による評価(アンケート)も行われた。大学教員も,シビアに学生に評価される時代・・・。正直怖いけど,学生の声をうまく取捨選択して,授業に取り入れるのが,僕らの腕の見せ所なんだろう。
夕方,ゼミ卒業生のNさんが研究室に遊びに来てくれた。相変わらず忙しくてきついみたい。「ちゃんとご飯食べなさい」と,まるで親のようなことばかり言ってしまった。年取ったのかなぁ・・・。
1月19日(日)
昨日・今日と,センター試験の監督だった。
実は,入試の監督は結構苦手だ。手の油分が少ないせいか,紙とかを数えるのがとても苦手なので,時間内に問題や解答用紙を配布しできるか,いつもドキドキする。ミスすると新聞に載ったりして,怖いからなぁ・・・。
もっと嫌なのは,問題を配布する際,受験生の目の前でその子に渡す問題用紙を落としちゃったりすること。縁起悪すぎ。。。心の中で「ごめんなさい」とつぶやいて,落ちていない別の問題冊子をあげたことが何回あっただろうか??
幸い,今年は失敗せずに終わった。よかった,よかった。
1月16日(木)
今日は33回目の誕生日。「この年になると,特別な気分に全くならないなぁ・・・」と思いつつ大学へ行った。
午後,唯一就職の決まっていなかった学生が質問に来た。
「先生,就職決まりました!」
やったぁーー!! これで,なーんと,2年連続就職希望者全員内定ゲット!!
何だか,最近で一番嬉しい誕生日となった。
1月15日(水)
Q大学大学院のNさんから,2月に学会報告するので,討論者をお願いしたいというメールが来た。10月の日本経営財務研究学会以来,半年ぶりの討論者だ。
自分が大学院生の頃は,学会で討論者を見て,「自分もいつか討論者に指名されるような研究者になりたいなぁ」と思っていた。
そういう意味ではとても嬉しかった。
でも,有意義なコメントができるか正直不安。。。頑張って勉強しよう。
1月14日(火)
授業アンケート(企業ファイナンス)の自由記載欄が返ってきた。
理論・計算中心の講義なので,学生受けは悪いだろうなぁと思っていたが,自由記載欄を見る限り,学生の評価は比較的高いようだ。
同僚の UG さんの真似で,宿題を4回出していたのだが,学生には「復習ができてよい」と好評だった。また「私語を注意してくれるのでよい」という声も。。。
何となく,僕の学生時代とずいぶん違うなぁ・・・と改めて思ってしまった。