ベルギー

9月10日(16日目)

デンハーグのユースで一緒だった小谷野君がベルギーのブルージュに行くといっていて、きなよといっていたので、僕もブルージュにいってきました。ブリュッセルで両替をして、ロンドンまでの夜行バスを予約してからブルージュを目指す事にしたのだけど、ブリュッセルでまたスリに会いかけました。結果的には何も被害が無く良かったのだけど、今思うと恐ろしい。ほんとに無防備な人間です。両替所で並んでいるときに変なおっさんが近づいてきて、お金を見せながらわけのわからん事話し掛けてきました。そのとき、お金で僕のウェストポーチを隠していたので、今思うと多分スリだったのではと思っています。オランダでスリに会ってから、ウェストポーチにはメモ帳と目覚まし時計しかいれてなく、お金はポケットにじかにいれていたので被害に遭わずに済んだのでしょう。

両替をしてロンドンまでのチケットとって、一路ブルージュへ。ブルージュは緑のたくさんある町ですばらしくきれいな街ですが、上品過ぎて少し落ち着かなかった。でも、決して悪くは無い町で、もう一度いける機会があればまた行きたいところでもあります。

で、ブルージュについた時小雨が降っていて、僕は小雨ぐらいだからと侮って傘を差さずに歩いていたのだけど、それがかなり裏目に出てしまい結果風邪を引きました。ユースを探している間かなり迷って、かなり長い時間雨に打たれて、しかも重い荷物をもっての移動だったのでつかれて風邪をひいたのでしょう。この日は風邪を引きかけているなと言うぐらいですぐ直るだろうと思っていたのだけどだめでした。

ユースにたどり着き部屋をとり4泊することにして、とりあえずブルージュを観光してきました。僕が持っているガイドブックにはブルージュのことがあまり多くかかれていなかったので適当に日本人を探し出しブルージュの観光名所を聞こうということで聞いたら、地図をくれて親切にされました。でも、その人が進めてくれたところは残念ながら僕には興味が無いところだったので、水上バスに乗って適当に回りました。前にはイタリア人らしきカップルが座っていて人目をはばからず平気で接吻をしていてうっとおしかった。体の調子が悪くなってきたのでユースにもどりボケ―っとラウンジから外をみていたら、オーストラリア人のマットに話し掛けられ少し話していたら、小谷野君が通りかかったので、マットはほっておいて、小谷野君とムール貝食べにいきました。ムール貝は壷いっぱいに入っていて量がおおく、しかも僕がたのんだムール貝はあまりおいしくなかったのでたくさん残しました。申し訳ない。小谷野君は一日違いでロンドンに行くと言う事で、部屋を取っておいて上げるよといっていたので、甘える事にしました。これでロンドンへは宿の心配なくいけることで気がかなり楽になりました。ユースに帰ってユースのバーで小谷野君とビールを飲んだのだけど、ベルギーのビールは安くておいしい。アイスティーよりも安かったし、ビールもフルーツ味みたいでかなり満足しましたが、やはり風邪を引きかけの身なのでしんどくて部屋に戻ったら、あのオーストラリア人のマットがいて、ほっていったのを後悔しました。しかも4人部屋に僕と立った二人・・・ あと4日がんばろう

水上バスから ブルージュの建物

9月11日(17日目)

小谷野君とベルギーの首都ブリュッセルまで行ってきました。小谷野君はとりあえずパリのモンサンミッシェルにいくといっていたので、いとまずブリュッセルでお昼にお別れすることになります。小谷野君いわくなんにも見る所ないよといっていて、ブリュッセルの有名なところは10分で見終わりました。中央広場のグランパレスしかり、しょんべん小僧しかり、それくらいしか見るところがなかったです。何をしようと話していてしょんめん小娘がいるという情報をみつけたので探しました。ガイドブックに書いてあるようなところにいっても何も無いのでどこにあるのだろうと通りすがりの人に聞いてみたらほんとに路地に連れて行かれ、たとえ聞いた相手が女の人でもやばいんじゃないかと思いながらついていくとありました。しょんべん小娘が。いかにも危険そうな路地裏にあったので怖かったですが、見て笑いました。しょんべん小僧は世界三大ガッカリ(他にはシンガポールのマーライオンと後一つはわすれた)といわれるくらいガッカリするものなので、しょんべん小僧にガッカリしたら小娘のほうを見に行ってください。路地裏にあると言うことと、あのあほらしいたたずまい。きっと見る価値ありです。

お昼は台湾料理屋でたべたのだけど、小谷野君の電車の時間がせまっていて、ゆっくりご飯食べれない状況になっていたのだけど、全然料理がでてこない。僕らは時間がありません。急いでください。と言ったら。速攻でてきて、これなら早く出せよといったか言わないかは見てる人の想像にまかせます。で、小谷野君の時間がせまっていて、荷物を運ぶの手伝って走って見送りにいったのだけど、後で聞いたら、電車の出発が15分ぐらい遅れたらしく、僕のがんばりも徒労に終わりました。これにより僕は風邪が悪化したというのに。

ベルギーはとても寒く、もっと北にあるイギリスに行くことを考えたらマフラーがいるなあと思って探して適当に買ったのだけど、失敗した。マフラー自体が短くて、全然寒さしのぎになりませんでした。マフラー屋の店員が僕にもわかりやすい英語でおだててきたからつい買ってしまった。

もう体がしんどいので、ブルージュのユースにもどり、ユースの隣にあるレストランでご飯食べていたら食べ終わったところに日本人の鉄平君という人が入ってきて、第一声が「おっ、いた」というわけのわからん言葉をなげかけられ、なぜか一緒にご飯食べることになりました。日本にいるときには考えられない事です。やはり同じ日本人なので声をかけやすかったのでしょうね。ご飯食べながら、なぜか彼女の話になり、毎日電話しなきゃだめだよとか、説教された。そのあと、飲みに誘われたけど、あまりにもしんどくて断ってしまいました。

しょんべん小僧 中央広場にあった建物。暇なときにこの建物についていた人形の数を数えたりしてました。 中央広場

 

9月12日(18日目)

今日はフランダースの犬の舞台になったアントワープに行こうと意気込んでいたけど、風邪でしんどかったのでブルージュでゆっくりする事にしました。この日の午前中はブルージュにきて初めて晴れた日で、のんびりとたまっていた日記を川沿いのベンチで「おれっておしゃれ」と思いながら書いていました。ネットカフェに行き、何気なくホームページを見ていたら、普通に知的なニュースを流すホームページで飛行機がビルに突っ込んでいる写真がトップに載っていて、「なんだこりゃ。映画の宣伝が載ってる。間違ってアップロードしたのかな?」思っていたら、後でテロと判明しました。まあその話は後で。

そして、ブルージュの中央広場でお昼ご飯にホットドックとマヨネーズ付のフライドポテト(ベルギーではポテトにマヨネーズが一般的です)を食べてユースに戻りこの旅行中はじめて洗濯機で洗濯をしました。やはり病気のみなのでゆっくりしようとユースで寝て、夜ご飯を食べに小谷野君とムール貝を食べたレストランに行き、サラダとサンドイッチ(ベルギーではサンドイッチも有名らしい)を食べたら、そのサンドイッチがものすごくおいしくて感動した。

さっさとユースに戻り風邪薬をのんで寝ようとしたけど、どうやら寝付けないのでユースのバーにいって一人でビール飲んでいたら、日本人の女の子がいたので話し掛けました。いきなりテロのこと言われて、なんだそれと思っていたらどうやらネットカフェでみたあの飛行機がビルに突っ込んだ写真がテロと言う事が判明して、かなりショックを受けました。その女の子はブリュッセルにNATOの本部があるからブリュッセルもミサイル打ち込まれるとか、アメリカまで届くミサイルをビンラディンは持ってないから、ロンドンに打ち込まれるとか、いろいろな憶測が飛び交っているよとか聞いて、恐ろしくなりました。怖いよねとか話していたら、スペイン人の女の人が来て、一緒にしゃべってました。この人がとてもとてもきれいな人で、口説いてくれないかなとか、情熱の国の人だから情熱のある言葉をかけなきゃいけないのかな、と思いながら話してました。とてもこの人の英語が聞き取りやすく僕のリスニング力があがったんだと思って、後でオーストラリア人のマットと話したらなんにも聞き取れずがっかりだった。一体どっちだったんだろう。スペイン人の女の人はイングランドで働いていて、しかも看護婦。いやあもっとお近づきになりたかったです。その子は友人がいないと言っていたので、おっ誘っているのか?俺でよかったら友達になるよと言おうかと思ったけど、小心者の僕にはそんな事いえません。しかも、スペインさんはしゃべるたびに舌打ちするので怖くていえませんでした。とてもきれいな人だったけど。

時間も時間で僕も眠くなったので、その場はお開きになったのだけど、ちょうど鉄平君と会って日本人3人で少し話していました。日本人の女の子は建築の勉強をしてるといってて、鉄平君はブルージュでセラミックの学会があるので来たといってました。この時点まではこの女にいい印象を抱いていた・・・ それが間違いの原因でした。

9月13日(19日目)

昨日夜にしゃべっていたスペイン人の人と、日本人の人とご飯を食べて、外でタバコ吸っていたら、スペイン人の女の子がタバコ吸いに来て、日本人で吸っている人始めてみた。といってた。やっぱこの人はきれい。タバコすっててもきれいだった。でも残念ながらこの日にイングランドに帰ってしまうそうだ。部屋に帰って、オーストラリア人が起きてきたので、何しに来たのかと聞いたら、学会にいっているそうで、鉄平君も学会行ってて、いまごろおきて間に合うのと聞いたら、トラブルがあったっていうからっていってた。これはやはり文化の違いなんだろう。鉄平君は真面目にいってたのに、マットときたら。ちなみにマットの英語はとても聞き取りにくかったです。

とりあえず駅にいって、昨日鉄平君に説教されたので、かんちゃんに電話して、それからアントワープに行きました。電車で1時間半。着いたらちょうどお昼時だったので、地元のこじんまりとしたレストラン探そうとぐるぐるぐるぐる回っていたけど、結局めぼしい物がみつからず、ふと気付いたら迷子になっていました。足が棒になり、トイレを我慢してなんとか中心部に戻り、ハンバーガー食べて、電車にのって、観光地まで行ってみたけど、やはり観光地は観光地でどこも一緒で、フランダースの犬のネロが見たがっていた絵を見に行こうと思ったけど、どうやらとても遠く、しかも、夜ご飯一緒に食べると約束していたので、適当にその辺を散策して帰りました。

鉄平君と女と一緒にご飯食べに行くために6時過ぎにユースに戻って、それからご飯食べにいきました。一緒にご飯食べに行ってわかったのだけど、お金の価値観の違いにこれほどまで驚く事になろうかとは思いませんでした。僕はご飯に出せて1500円ぐらいまでにしたかったのに、あいつら二人は全然そんなの気にしなく、めちゃめちゃ高そうなところに連れて行かれそうになったけど、なんとか拒否して、もうちょっと安いところにしてもらったけど、あいつらときたら、いきなりワインをボトルで頼みやがった!!こっちは風邪引いててあんまりお酒を飲む気が起こらないし、胃の調子もあまりなので食べれないのにがんがん頼みやがって。おかげで3000円以上取られてしまった。破産したらおまえらのせんだかんな!!!!! 女は三重県出身らしく、関西人はグルメなのよん!!とわけのわからん定義づけをして、お金もきにしずがんがんくってた。おまえ女だろ。おれの倍ぐらい食ってて恥ずかしくないんか!!!! 二人のお金の価値観をあまり確認しなかった僕も悪いのでその場は愛想笑い浮かべておいたけど、ユースはホテルに泊まれない金の無い奴がくるんだろ!!!!馬鹿!!!!!まあ鉄平君に後でユースでビールおごるよと言われてまあ機嫌は直したのだけど、そこでもまたあの女が!!!!!!!!鉄平君と一緒の学会に出ているハンガリー人のゾータンと一緒に4人でユースのバーで飲んでて、とりあえず最初はお互いの国のことをしゃべるのだけど、とりあえず最初は日本の首都は東京で東京はこんな町でとかしゃべっていて、とりあえず女が今済んでいるところは横浜で、出身は三重というところで、横浜と、三重の説明してて、次は僕の番だなとおもって、京都や名古屋のことを説明しようとしたら、あの女がでしゃばってきやがって、京都や名古屋などの説明を勝手にしやがった。おい!!くそ女。あほかおまえ。おまえ京都にすんでないし、名古屋なんてしらんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!他にも、いろいろこんなように明らかにゾータンが俺に質問を求めているときでも、あいつが割って入ってきて、ほんとに空気の読めないバカ女でした。ほんとにあいつには二度と会いたくない。あまりにもむかついたので、普段は温厚な僕もキレテ、椅子を無造作に引いて、たいした挨拶せずに部屋に戻ってねました。 あいつにはむかついた。

(!・・・エクスクラメーションマークの数は僕の怒りの度数を表しています)

9月14日(20日目)

女には会いたくなかったので、何とかご飯の時間を避けようと思って、様子をうかがっていたけど、ダメでした。結局会ってしまった。僕は目もあわさずさっさと食べて、さっさとユース出て行きたいと思って、さっさといこうとしたけど、鉄平君が後で写真とろうよとか行ってきてしかたなく、また女と顔を合わせざる終えなくなりました。ゾータンとも写真をとり、鉄平君とメールアドレス交換して(もちろん女とはしない)さっさとユースから逃げてきました。この時点で9時半。今日の夜にロンドンへバスで旅立つ事になっていたのだけど、バスの出発の時間は夜11時。あと、13時間ぐらいあるよ。とりあえず、ブルージュでネットカフェよってから、どこにいこうかなと考えてました。もうブリュッセル見飽きたし、ブルージュもみてしまったし、どこいこうかまよっていて、ゲントというところに行ったのだけど、荷物が重いし、歩くのだるいし、滞在時間30分ぐらいでブリュッセルにいってきました。ブリュッセルの広場に座っていたら、軍用機がびゅんびゅん飛んでました。やはりテロの影響か!!とこわくなったけど、もう気にしないことにしました。広場で人の数数えたり、像の数数えて暇を潰していると、ゾータンが来て、びっくりした。しかし、あまり話す事がなく、どっかいってしまいました。昨日のご飯でお金がほとんどなくなってしまったので、しかたなく、駅に売っていたやすいハンバーガー食べたら、とてもおいしくて、昨日食べたあんなあほみたいに高いご飯より、全然おいしかった。何が関西人はグルメだ。こっちのほうがおいしいじゃねえか!!!!!!!!!とプンプンしながら食べてました。

そんなこんなで、時間は過ぎてバスに乗り込むときにまた日本人を見つけたので、話し掛けて、一緒にバスに乗っていきました。その人はイギリスに留学してる、見た目は35ぐらいの男の人で、会社やめてきたらしい。こっちで出会う日本人の人は23歳ぐらいの学生か、会社を辞めてきた人かどっちかでした。その人といろいろ話しながらいつのまにか僕は寝てて、夜中に国境でたたき起こされました。フランスを出ると言う事でたたき起こされ、出国審査を受けて、バスごと電車に乗り込んで、ドーバー海峡を渡って、そしてまたイギリス国境で起こされました。かもち君がイギリス入国拒否されたぐらい審査が厳しいらしく、心配してたけど、僕はすぐに終わりました。僕のうしろにちょっと精神的におかしそうな人が乗っていて、その人はかなりの時間がかかっていたらしいです。バスがベルギーを出発してからイギリスの入国審査まではきちがいじみた笑い声をいきなり出してきて怖かったけど、入国審査でこってりしぼられたのか、ちょっとおとなしくしてました。

その後僕はすぐに寝て、起きたら憧れのロンドンでした。僕はロンドンに高校のときから漠然とした憧れを持っていたので心が躍りました。着いたのが朝の5時ぐらいで、小谷野君とは10時に待ち合わせということになっていてどうしようと思っていたけど、窓の外を見たらなんと小谷野君が迎えに来てくれてました。ほんとにありがたかった。しかも、B&B(イギリスの安宿の名称だけど、イギリスの宿は全般的に高いので一日30ポンドぐらいします)のおじさんに話をつけておいてくれたらしく、朝に友達を部屋に入れてもいいとのこと。とりあえず部屋に入ったらなんとUFOヤキソバがありました。小谷野君がロンドンの日本人センターでかってくれてたらしい。これもうれしくて、カップめんがこんなにおいしく感じたことはありませんでした。僕は疲れていたけど、興奮してて眠れず、そのまま二人とも起き続けて観光に出ました。

しょんべん小娘 左から鉄平君、ゾータン、小娘 左から自分、ゾータン、小娘

 

憧れのロンドン編

ヨーロッパのトップへ

TOPへ