適当な訳の巻

今日、テレビのニュースで、日本での[上海旅行フェアー]なるものの報道をやってた。
そこでおおくの日本人がインタビュウに答えていた。
日本の某有名旅行会社:
「去年私どもの会社では18万人ものお客様にご利用いただき、そのうちの3万人のお客様が上海を訪れてらっしゃいます。」

中国語訳:
「去年、18万人ものお客様にご利用いただき、そのうちの半分が上海を訪れてらっしゃいます」





日本人一般参加者:
「私は中国を何度か訪れていますが、最初に行ったのが、上海でして、上海は好きな町のひとつですね。」

中国語訳:
「私は上海を何度か訪れていますが、上海にまた行きたいですね。」



















なんか、都合よすぎない?
適当なのね・・・・
いくら、意訳っていっても許される範囲ってもんがあるだろ!!
どの国でも同じなのか?
それとも、やはり、ここ中国だからこそ?

上海で嫁に行く?の巻。

古北(上海の駐在員生息地、ちょっとした高級住宅地?)
からタクシーにのった時の事・・・・。
運転手さんは、ここ中国では、まことに珍しく、極丁寧な腰の低いかた。
「シャオジエ、どちらまでですか?」
「あぁ、すみません、○○路までお願いします。」
「ハイハイ、わかりました。」
「ところで、さっき、日本語しゃべっていませんでした?」
「はい、日本人なもんで・・・・」
「あぁ、そうですか、じゃー上海長いんですか?」
「いや、3年程で・・・」
(決して私の中国語がうまいわけではなく・・・)
(ていうか目的地告げただけですし・・・)
といった、会話のやり取りが続き・・・
話はやっぱりあっちのほうへ・・・・







「将来、上海で嫁にいったらいいではないですか。」

・・・・・あぁ、やっぱり、それか・・・・





「はぁ、まぁ、いいんですが、ご縁も無いもので・・・」





「なんと!!そんなもの私に任せなさい!!!」

上海一上海一!!上海一!!優秀な男性!!

「探しましょう!!!」





「はぁ・・・」





「じゃーこれ、うちの電話番号です。いつでも来てください。」
「ばっちり、いい男性見つけときますからね!!」





ありがたいなぁ、とても・・・しかしねぇ・・・
とそうこうしているうちに、目的地へ到着!!
お金を払おうとしたその時・・・

「お金は要らない、今度うちにきてね、奥さんの料理すごいおいしいから。」





「いや、それは困ります、お仕事でしょうし・・・・ね!」

てなことで決着したものの、商人の町上海で、こんな人に出くわすとは思いもよらず。
だって、黙ってたらおつりくすねられてたり、ぼられたりなんて良くある事。
こんな人もいるんですね。
ちょっと、上海への印象が変わった、この日でした。
すがすがしいね、こんな人に出会うと。



ただ・・・・お見合いどうしよう・・・・
嫁にでも行くか・・・・・上海一優秀な男性と・・・・













しかし・・・




ま、それもありか。

中国の美容院に行こう!!の巻

もうヤンキーとは呼ばせない!!」強化期間である私は髪を黒くすることにした。
しかし、中国に来て、3年。
一度も、中国の美容院にいったことが無い。
これは、留学生としてどうなのか?
行かなければ、行かなければ、行かなきゃだめでしょ!?






だって、いつも気になってたんだ。

椅子に座ったまま頭を洗ってくれるんでしょ?

おばちゃんたちはみんな、頭にとぐろ巻いてもらってるよ。

おじさんたちはみんな決められたように角刈りにしてもらってるよ。

店で働いてる人もみんな角刈りで、前髪だけ、かつてのホストのようにたってるよ。

素敵、素敵、こんなファンタジックな空間て日本では経験できないこと。
















さぁ、いざゆかん!!!





ただ、やっぱり、髪を切るのは怖い(-_-;)ので、代わりに髪を切ってもらうために友人を一人連れて行くことに・・・・。











やってきました、美容院。
この前から下見してたんだ。ここ。
だって、美容師のお兄さんの前髪いわとびペンギンみたいなんだもん。
(↓下図参照)













では、入ってみましょう。
「髪染めてください。黒く。」
「じゃー先に色を決めてくださいねーその後髪洗いましょう。」





おっ!!なんか平気じゃない?
お兄さん、いわとびペンギンだけど・・・(-_-;)








髪の色も決めました。
さぁ、いよいよ待望の座りっぱなし髪洗いだ!!!













「じゃー水洗いしましょうね。」
ん?水洗い?そういうものか?あれ?
まぁいいか。
「はい、おねがいします。」





連れて行かれたのは、日本にも置かれている髪洗う寝椅子みたいな椅子。
「いや、私は、あの座って洗うやつがいい!!」
「あの、髪染める時は、あれじゃないんですよ。




チッ!!楽しみだったのにな・・・
しょうがないか。あれはまた今度やってもらうか・・・






髪を洗い終わり、さぁ染めましょうか。





鏡の前に座り、待つこと10分。
今度は、真っ白な髪にサングラスをかけたお兄さんがやってきた。
あら?とびうおペンギンさんはどこに?
まぁ、この人がここのカリスマ!?。
じゃ、お願いするわ。
この、カリスマ、手際よく染め始めた。
さすがカリスマ!!







と、思った瞬間、カリスマに変わって、とびうおペンギンがやってきた。
とびうおペンギンが、染め終わったであろうところまで丹念に塗り始めた。










いや・・・・・



そこ染めたでしょ?







と、思った瞬間、今度は、とびうおペンギンに変わって、帽子をかぶったおじさんがやってきた。
え?あなた塗るの?
と、発言する間もないまま、ぼうしさんは私の髪をわしづかみにし、これまた適当に染めていく。
























ねぇ、大丈夫?(-_-;)





















そして、その間にも、近くのおばさんやら、働いている人やら、いろんな人がのぞきにくる。
「これ、髪染めてるの?」
「何色?」
「いくら?」
「ご飯食べた?」

もーみんな、一度に話されてもわかんないよ。
ついでに、あなたたち誰?


まぁ、知らない人が、あたりまえに話し掛けてくる。
それがここ中国のいいところですがね。
しかし、そうこうしているうちに塗り終わったらしい。











そして、一緒に行った友人を見に行くことに。












友人は「キムタクみたいなやつ」を、要求したらしい。
で、私が見に行った時には後ろ髪に取り掛かっているところだった。



















ジョキジョキ、ジョキジョキジョキジョキ・・・・
ジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキ・・・・
ジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキジョキ・・・・
























いやいや、それ以上やったら、刈り上げだよ!!!!!
はて?キムタクは刈り上げだったったっけ?



「あんま、短くしないで!!!」





















ジョキジョキジョキ、ジョッ!?
私の鶴の一声で、(*_*)!!ビクッっとするお兄さん。

やっぱ、角刈りばかり、毎日切ってるから、しょうがないよね。
男の後ろ髪は刈りあげ!!!!
そりゃ、しょうがない。
























私の鶴の一声で、恨めしそうに、私を見つめる友人・・・・・。









うらむでないぞ。
私についてきた君の運命だ!!
だいたい髪の毛なんかすぐ伸びるから気にするなよ。




















わたしは、切らないけどね(-_-メ)









そんな感じで、待つこと30分。
さぁ、そろそろ流しましょうか。
とびうおペンギンが流してくれるらしい。

「あの、黄山いったことある?」

「ないよ。」

「俺、そこの出身なんだ。いいとこだから是非。」

黄山の出身なのね。
しかし、黄山にとびうおペンギンが生息しているってのは聞いたこと無いぞ。
会話は、どんどん進んでいく。







「上海う?」
ときかれた瞬間に私の顔には、お兄さんの唾液がシャワーのように・・・



あぁ、もー!!
しかし、髪を洗い流すシャワーのほうもかなりの水圧である。









顔がビチョビチョ
だよ。
おにいーさーん!!
洗い終わって、いざ鏡の前に座った私。













??????????????????????






ん?なんか?なんか?へん。

























髪を洗い終わった私の顔には、眉毛が無かった・・・・・










ついでに、私の、髪の生え際は、髪といっしょに染められたのか、真っ黒に・・・・

「あの、これ落ちますか?生え際が真っ黒で・・・・」

「大丈夫、すぐ落としますからねー」
自信満満にそういいはなったとびうおペンギンが持ってきたのは・・・・・





トイレットティッシュ。




それを用いて、私の額をゴシゴシとこすりまくる。
「イタッ・・痛いです・・・・」
そうしていたうちに額もきれいに?なり、髪を乾かしてくれました。
しかし、乾いてゆくにつれて、重大な事実に気づいた・・・・・・


























あの、
毛先黒いんですけど、頭頂部黄色
だよ?















どうしようもないですね。
「もう一回やりますんで。」
お願いします・・・・・お願いします・・・・・頼むよ・・・・・今度こそ・・・

というわけで、染め直していただきました。
まぁ、少し、ムラだけれど、おなかも減ったし、許容範囲ということで・・・・






その間、友人は「パーマをかけよう!!」という、美容師さんの言葉と戦っていた。
「パーマかけたら、絶対もっとかっこよくなるよー」
その隣には、明らかに失敗したパーマで困惑気味のおねいさんが・・・・




















それを見た友人はかたくなにパーマを拒否!!
ちぇっ!!やってほしかったのになぁ。(←ひとごと)
まぁ、そんなこんなで、無事、美容室初体験を終えた私は、なかなかの充実感に包まれていた。
お金払って、かえりましょ。

















350元になります。」










ん?あの・・・・・・
それって、すべての設備が完備した日系美容院と同じ値段なんですが・・・・



これも、経験としての、必要経費なのか・・・・
と、ムラだらけの髪と、さびしい財布を眺めながら、考えています。

逃げる私、追う人々…とりあえず大脱走!!!の巻

はーもう、五月半ば。
夏は近いですな。
このだらけきった体いかにしてしめよう・・・
ということで、私は、ここ一年ほど縁の無かったジョギングへと。
最初はかるーくね・・・なんて、走り始めたとたん、息はぜーぜー、心臓バクバク。
おまけに、なんと体が重いことか・・・
もっと軽やかにぃー♪と心ではささやいてみるものの、全く効果なし。
もういいだろ!?もう充分ジャン!?という葛藤と戦いながら走りつづけること5分。
ふと私の後ろに追随してくる自転車に気づいた。
その自転車には観賞用か食用か鳥がたくさんつんである。



「あぁ、市場も終わる時間かぁ」
後ろの自転車を市場の鳥屋だと決め付けた私は、そんなことを考えながら走りつづけた。









走りながら、後ろを見ると、鳥を積んだ自転車の親父が二人に。




「鳥屋仲間か・・・」














しかし一分後・・・



















鳥を積んだ親父があらゆる方向からやってくる。
そしてそのすべてが吸い寄せられるようにひとつの塊へ。
まるで、磁石で砂鉄を集めるように。
どんどんやってきてどんどん大きな塊へ。
そしてそのすべてが私の後ろを走る。
ついでに・・・・速度がはやくなってる・・・・
先ほどまで私と鳥親父たちの距離は均衡を保っていた、しかし、確実に近づいている。
かなりのはやさだ。
いかん、このままでは、飲み込まれる。
ていうかさ・・・・・




























もしかしてもしかして追われてる?









生まれてこの方人間に恨みをかうようなことはしていないし、まして・・・

































鳥に恨みをかった覚えは無いが・・・

















しかし、終われていることにはかわりが無い。







実はとっても怖い・・・










生まれてこの方鳥積んだ自転車の親父集団に追われたことなんて無いよ(T_T)


















私は、全速で逃げる逃げる逃げる・・・・

鳥屋自転車隊は追う追う追う・・・・
















は!!ここだ!!!










走りつづけ、もう、疲労困憊の私は、公園に逃げ込むことに。
いぇーい!!我ながらナイスアイデア!!



それっ!!










ここは、永世中立国
やっと、身の安全が確保された。
ふーっ(-_-;)
と、走る速度を緩めた瞬間。

















「危ないよ、どけどけ!!」という声とともに
私の左右を風を切って駆け抜けてゆく自転車軍団。










自転車軍団はいきなり自転車を止め、みながすごい勢いで、公園の広場へと走っていくほかの人を押しのけ、大事な鳥を抱きしめて・・・





その先には鳥のせり会場が・・・・




そういうことね・・・・









しかし、心なしかやせた気がするのは気のせいだろうか?(-_-;)

いたいっ!!!の巻

私、近頃デジカメとやらを手に入れまして、楽しくて仕方ありません。
無駄にいろんなものをとりまくっています。
最終的にとるものが無くなり、ナルシスト気味に自分を撮ったりしてみました。
その中でも、良いできのものを、遠距離中の恋人に送ってみました。
やっぱり、たまには、恋人の顔見たくなるでしょ?
で、待望の返事が返ってきました。
喜んでくれたかしら?






















































ヨウメイさんへ。
あんま変な顔しないように・・・









































あいたっ!!!

極悪犯逮捕にご協力を!の巻

どの国にもありますよね、容疑者の顔写真つきポスター。
私のすんでるマンションの入り口にも貼ってありました。




見つけた人には一万元の賞金が出るらしい。
ポスターはこんな感じ。














殺人犯逮捕にご協力を!!
 
身分証番号:82635456328         
姓名:王**又は、高**又は、徐**
特徴:上海なまり。















写真は何度もコピーを繰り返したに違いなく、
男か女か見分けれないほど疲弊したもの。
これで探し当てれたらすごい。


















あなたの近くのあの人になんとなく、なんとなく似ていませんか?

















そう感じたら・・・・
今すぐ電話!!はいすぐに!!
















賞金に目のくらんだ人々に、中国中の罪無き人々が密告されたに違い無いと思ったのは私だけではないであろう。







「悪夢再来!!密告により多くの友人を無くし、人間不信になった人々続出!」と言うニュースが流れないものかと思う今日この頃である。

ひげに気づけ!の巻

はい、こんにちは。
今日は、学校の遠足です。
しかし私は、寝坊をしたため、参加していません。
と言うのも、全校あげての遠足。バス10台。
その中を平安時代であれば美人であっただろうすっぴんでばたばたと走り回り、
「三年一組のバスはどこですかぁ?」と悲しく叫びつづけると言う屈辱に絶えられないと思われたからである。
バスを体を這ってでも止めといてやると豪語してくれた友達たち、ごめんなさい。
そんな気分で、今、これを書いています。




そんなことはさておき、私の常々気になっていたことをひとつ。




















中国の女性はなぜあんなにひげが生えているのか?












明らかにおかしいですね。
極近視の私でも、確認できるほど黒々とはえたひげ
マックのハンバーガーのマヨネーズがついてしまうほどのひげ
春先にはさわやかに風にそよぐであろうほどのひげ










なぜ?







甘くささやきあう恋人たち、そんな甘い気分のおねぇさんにもやっぱりひげ
私に見えるってことは恋人にも見えるはずなのだが、
そこはもしや中国のタブーなのだろうか?
「彼女のひげについて語ることなかれ」
これが中国の男性諸君の常識なのだろうか?
それとも、社会で認められた一個性なのか?






「あぁ、なんて魅力的なんだぁ、僕は君のひげにもういちころさぁ」








「君に
ひげさえあれば、僕はもう何も要らないよ。」






などとささやきつづけるのが一般的女性の口説き方と言うものなのか?






で、プロボーズの言葉は






























































「俺の隣で一生ひげを生やしつづけてくれ」























と言うことなのだろうか。
そうであるとするならば、早急に、
極早急にひげを育てねばなるまい。

男女同権が叫ばれる昨今、ひげが男性のものだけだと決め付けていたのは大きな間違いである。
それは、女性のものであってもいいはずなのだ。
そして、男女同権の進んだこの中国で、女性がひげを蓄えているのは極あたりまえなのかも知れない。



そのうちに
カトチャンひげチャップリンひげ(同じか?)も市民権を獲得することになるであろう。
これはイカン、実にイカン。
世の女性諸君、すでに遅れをとっていることに気づかねばならないのではないか。
女性のひげが
グローバルスタンダードになるのも近い未来のことであろう。




みんな、薬局へ走れ!!そして、育毛剤でもなんでも買いあさるのだ。
さもなくば、あなたはひげが無いばっかりに
もてないさんになるであろう。
わたしゃ、もう、明日から、ひげ育てるよ。



ケーキ屋はケーキが嫌い・・・・・の巻

はい、こんにちは。
暑いですね、近頃。
全く今年の天気はおかしいですね。
そんな暑い中杭州へと旅行してまいりました。
杭州といえば西湖です。
アジア的風景の芸術性を見せつけられる場所だと私は思っています。
湖畔でボーっとするだけでもかなり価値があるんじゃないんでしょうか?
そんなことはともかくも西湖に取りつかれて動けなくなった私はある看板を見ました。

「杭州陶器市場」

いいですねぇ。
私は陶器が大好きです。
そんなわけで、バスに1時間ほど揺られ陶器市場へと。







ついたところは、大きな大きな便器市場でした。






中国では陶器のことを瓷器と書きます。

で、陶器という字は便器や浴槽など家庭のホーロー製品を指します。

仕方ないので、引き返しましょう。

そのまえに、1時間の帰路に備えて、トイレに行っておかねばなりますまい。

しかし、便器だらけの市場の中でトイレはいくら探せど見つかりません。

目の前にある使えない便器・・・・

条件反射で、危機を予感するからだ・・・。

「ダメですよーこれは偽者ですよー」
「本物の便器ではないですからねーもう少し我慢してくださーい」
私は、体にそう伝えつづけた。



そんなこんなで、やっと、トイレを発見。
ほっと安心・・・・・したのもつかの間。





トイレに便器は無かった








中国の農村部で根強く残る溝タイプのトイレ。

やっぱり、ケーキ屋がケーキを嫌うように、便器屋も便器が嫌いなようだ。

お手洗いはどこですか?の巻

アジア各国でそうであるように、中国でも屋台がなかなか魅力的な立場を担っている。
私もたまに利用する。なんせ安い。
友人数人と屋台で大いに食べ、大いに飲んでいたときのこと。
ビールをあおる、あおる、あおる。
そこで体内に取りこんだ物は排出しなければならない。
体もそう訴える。
ついでに私はトイレに行くのがキライである。
腎臓が悪いのか、トイレの回数がやたらと多い。ので、めんどくさい。
さらに、マゾなので、我慢することに喜びを覚えたりする。
そのおかげか過去に二度ほど膀胱炎を患ったりもしたわけで・・・。
しかし、排出しないと風船のように、むくみ始めるため、出さなければならない。
一緒に飲んでたら目の前の奴がいつのまにか膨らんでた
なんてことは誰しも経験したくないだろう。
というところで、屋台のおばさんに聞いてみる。
「お手洗いはどこ?」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・







「ついてきなさい。」




今の間は?




しかし、案内してくれるようなのでついていく。




「し、しずかに!」




「は、はい・・・・・」




暗闇に隠れること3分・・・・。




「静かに!!人がいる!!」
人がいちゃいけないトイレとは?




「よし、いまだ」





「あのーここは?」




「早く!!」





だから、なにが?







あ、あーあ・・・・・・・






おばさんはもう、惜しげもなくさらけ出し既に排泄行為に及んでいる。

「しないの?」

「イヤ、したいのは、やまやまなんだけど・・・・ここで?」

「大丈夫!!私ら、毎日ここだから」

どこらへんが大丈夫なのかわからんが、体も危険レベルAを示している。
いいか、毎日、ここだもんな。



よいしょっと・・・・。















暗闇に慣れてきて周りを見わたすと、そこは・・・・

















団地のごみ収集場だった。











これで私もおばさんと本当のおしりあい・・・・・・・。









美しい月夜の晩の出来事でした。









しかし、不思議な物で、排泄行為をご一緒させていただくと、全く、親近感が沸く。
世間話にも花が咲く。
中国の昔ながらの団地の共同トイレに仕切りが無いのも、なんとなくうなずける。







しかしこんな調子でこんなこと皆さんにお伝えして良いのだろうか・・・・・

今後友達が減らないことを祈るばかり・・・・・。

私を見かけても、指差したり、
ましてや、近くにいる人に「あのひとねぇ・・・・」など事細かに説明してさしあげるようなことの無いように・・・・・。










そんなときは、とりあえず逃げます。

窃盗団に入る!!の巻

なかなか貴重な体験をしたので、ここに書いておこうと思う。
ある小春日和の午後、学校を終えて帰路につく私。


自転車に乗った中国人のおじさんAが話しかけてくる。

なぜか分厚い札束を握っている。
それを私に見せながら・・・・


「これを今から数えるからまってろ」


全く意味がわからない。


なぜ私があなたのお金を数える場面を見ていなければならないの?


通り過ぎようとした私にしつこく話し掛ける。


「待ってよ!!今数えるから!!」


・・・・・・・・・?・・・・・・・・・・


なぜかわからぬまま眺めていると、


「ここに一万元がある。俺が7000で、おまえが3000だ。良いか?」



一万元????一万元は日本円で約17万、つまり3000元は5万円。

なんておいしい話!!!貧乏留学生には有難いことである。
天から、この私へのご褒美であろうか?
しかし・だ・・・・くれるって言うならば有難く頂きますが、なぜ?



「これを落とした奴はきっと、すごい金持ちの社長だ。だから大丈夫だ。」






そう言うことか!




つまり、このおっさんAは、道で金を拾い、それを私が目撃したと思い込んで、私と山分けして共犯にしようというわけだ。
うーーーーーん、それもあり?
しかし、金は自分で稼ぐもの。
学生の私が言えることではないが、人様の金を騙し取るようなことをしては、ご先祖様に顔向けできないってもの。


そんなことを考えていたら、後ろから、新たに自転車のおっさんBがやってきた。


「おまえら金拾っただろ!?」


拾ったはずのおやじAはこともなげに答える。


「知らないよ」


それでも激しく追及してくるおやじB。


「ひろっただろー!!」


「しらないったら、知らないよ!!よし俺の持ち物、全部検査しやがれ!!」


順序良く、財布からかばんの中身(拾った金はどこやった?)すべてを見せるおやじA。


「おまえもみせろ」


・・・・仕方が無い、見せましょうか・・・・


疑われるよりはましです、すべて見せましょう。


が・・・・・・・・・・・




オオオオオオオ!





私の財布の中には日本円にして60円弱しか・・・・・





疑われてるよね疑われてるよね・・・疑ってるね・・・・・





そんな目で、見られた挙句、



私のかばんにすっと投げ込まれる一万元・・・・。





「おまえ、200メートル先の交差点で待ってろ、後で行くから。」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






これって軽い組織的窃盗では?






日本では中国人犯罪が大きな社会問題となっている。
しかも組織的な窃盗である。
日本人が中国で窃盗したらどうなるのだ?
「ここが変だよ日本人』とかで取り上げられるのかな?
強制帰国になるのかな?
いや、待て、その前に中国の公安につかまるはずだ。
いや、それよりもっと前に騒ぎになったら、中国人の野次馬が集まってきて、非公式の人民裁判にかけられてしまうはずだ。

強制帰国なんかよりも公安なんかよりもそのほうがよっぽど怖い・・・・・。






それだけはっ!!






ついでに私は、ごくごく小心者である。
横断歩道の無い道路を横切ろうとしたら公安に「こらーーー!!!」と叫ばれ、そのぐらいで、おどおどしているような状態である。

そしてそれが災いしてか、よくそのような目にあう。
中国はすごく汚い。誰もがごみなぞはその場に捨てるのが当たり前だと思っている。
田舎のほうに行けば行くほどその意識は強くなる。
しかし、私は、その田舎でごみをその場に捨てたと言う罪でつかまった。
周りの誰もが、同じであるというのにだ。
全くついてないのである。
アクシデントクイーンである。
いや、そんなことはどうでもいい。



つまり、アクシデントは極力避けたいわけである。
ついでに、おやじAはやたらと声がでかい。
そんなでかい声で、「待ってろ!!」なんて言ったら、おやじBに聞こえてしまう。
こんなんじゃ、こんなんじゃ、こんなウッカリハチベェやろうは公安なんかにすぐにつかまってしまうに違いない。
そして、すぐに「日本人のこんな顔の女と山分けした」なんて、げろっちやうに違いない・・・。

こりゃいかん。全くもってこんな危ない話にのっちゃいかんだろう。



私は意を決して投げ込まれた札束をさっとおやじAに渡し、やつの耳元で囁いた。

『今回ばっかりは危なすぎるぜ、降りさせてもらうぜ。』


その瞬間、おやじAは私に冷たい一瞥をくれた。


「怖気づきやがって!!!早くずらかれ!!!」とでもいいたげだった。





この後、砕けそうなへっぴり腰を何とか立て直し、無事帰宅した私。


よかった、よかった。暖かい光を浴びながら自分の無事を確かめる私。


まったく平和に暮らせる幸せをかみしめた出来事であった。









なーんてほっとしたのもつかの間、数日後、衝撃の事実が私を襲うことになった。

窃盗団事件の顛末・・・・・・・・・

そのようなことで、危うく難を逃れた私ではあったのですが、その後まもなくそんなことがあったのがウソのように平和な日常が訪れました。

しかし、やはり貴重な体験です。だれかれかまわず話したくなります。
友達には、もう、聞いたよ・・・と言われるほど話しまくり、少し、さびしくなってきました。
この体験を誰でも良いから伝えたい。
そんな時ふと立ち寄った雑貨や。
そこのおやじは、顔なじみであり、世間話ぐらいはかわす仲です。
こりゃいい!やつにも聞かしてやろう。


私が体験したこと、いかにしてはじまり、そして私がいかにして金の欲望に打ち勝ったか。
実は、びびっていただけではありますが、そこは割愛させていただき、自分の正義を認めてもらおうと多少誇張も交え誇らしげに語ります。
おやじも、云々と納得しているようです。






が・・・・しかし・・・・・・・





なんか、おやじ、笑ってる・・・・・









話せば話すほどに・・・・・・・・・・・













なぜ?????????







私の話が佳境を迎えようとしていたそのとき、おやじがやっとその重い口を開いた。



「大変だったね、そりゃピエンズだ。詐欺の一種だよ。」















ん??????????(-_-;)










ピ・エ・ン・ズ?
詐欺?
私、馬鹿だからわかんなーい♪
おじさん、お願い。もう一回言ってぇ。






「だから詐欺だってば。よく新聞やテレビでやってただろ?
ちょっと前まですごく流行ってたんだぞ。
知らなかったか?
金は全部偽札で、最終的には、一回自分の財布にいれさしといて、本物の札のほうを取り出させたりするんだよ。で、偽札を握らせて、逃げてくってわけさ。
拾った奴も、落としたって言う奴も仲間同士だよ。」




「おまえなんか見てすぐに外国人とわかる。だから狙われたのさ。」













・・・そ、そうでしたか・・・








そんなわけでした。





どうりで声がでかいはずだ。






だってはじめっから知ってるんだもんね・・・・・






知らないのは私だけだもんね・・・・・・・・・・・・・・













(T_T)