郭店楚簡

 郭店楚簡は、1993年冬、湖北省荊門市郭店一号楚墓より出土した。楚墓は楚国郢都に位置し、戦国中期後半(紀元前300年ごろ)の造営と推定されている
 郭店楚簡は、主に道家・儒家の著作から成る。道家の著作と考えられるのは『老子』甲・乙・丙の三組で、儒家の著作と考えられるのは「緇衣」・「五行」・「成之聞之」・「尊徳義」・「性自命出」・「六徳」、及び「魯穆公問子思」・「窮達以時」の計8篇である。更に、これ以外には、百家の説から適宜抜き取り、教科書のようなものとして使用されていたと考えられている「語叢」4組がある。
 なお、儒家の著作と考えられる8篇は、孔子の孫である子思の学問系統に属するものであろうと推定されている。

参考
 
李学勤「先秦儒家著作的重大発現」(『郭店楚簡研究 中国哲学第20輯』、遼寧教育出版社、1999所収 )

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