問1.
限界代替率とは何か?40字以内で述べよ。また、次の3つの財「完全代替財」、「中立財」、「完全補完財」についてそれぞれが持つ、無差別曲線と限界代替率の特徴をわかりやすく、図を用いて説明しなさい。
限界代替率(MRS)とは無差別曲線の傾きを示し、消費者が進んで1財と代替するような交換比率を表す。
完全代替財
完全代替財:消費者がある財と他の財とを一定の固定比率で代替できるもの

消費者が常に1:1の交換比率で2つの財を交換する時無差別曲線の傾き(MRS)は常に-1になる
中立財
中立財:消費者が好きでも嫌いでもない財

消費者がある財の数量のみ興味があり他の財について興味がなく好きでも嫌いでもない場合ある財の数量が多ければ多いほど満足度が高まるので無差別曲線は垂直となりMRSは無限大となる
完全補完財
完全補完財:消費者が常に一定の固定比率で一緒に消費される財

消費者が常に一定の固定比率で一緒に両財を消費する場合、無差別曲線はL字型となりMRSは0か無限大になる
問2.
最適選択とは何か?また、最適選択はどのような条件により、導き出されるか、図を用いてわかりやすく説明しなさい。
最適選択点

最適選択とはその消費者の最高次の無差別曲線上に位置する予算集合の財ベクトルまた一般的には最適な財ベクトルとはMRSが予算制約線の傾きと等しいという条件によって特徴付けられる。なぜならその条件が満たされない場合無差別曲線は予算制約線と交わってしまい最適選択点を求める事ができないからである
問3.
需要関数について、さまざまな財の特徴に留意しながら図も用いて、説明せよ。
需要関数:各財に対する需要量を価格と所得の関数として表したもの
比較静学の観点から所得、価格がそれぞれ変化した時について場合分けをすると
・所得が変化し価格が一定の場合
正常財

上の図のように所得が増加するとき需要量が増加する財を正常財という
劣等財

上の図のように所得が増加する時需要が減少するような財を劣等財という
・価格が変化し所得が一定の場合
通常財

上の図のように価格が下落する時に需要が増加するような財を通常財という
ギッフェン財

上の図のようにその財の価格が下落するとき需要が減少するような財をギッフェン財という