平成15年5月18日。私がこの大学に来て3回目の団体戦が終わった。
個人戦では、参加者8人全員が予選落ちという不甲斐なさ。長谷川さんと米山が同じ予選ブロックになったり、私が1勝1敗同士でタカトッチに当ったり、宮崎がM本匡くん(名城対抗戦のカード)に2回負けたり・・・。結局、誰1人として予選を通過できた者はいなかった。それだけに、団体戦への気持ち、即ちA級へ執念は強かったように思う。
予選落ちの夜、米山は「A級に上がれなかったら、将棋をやめる」と言っていたそうだ。真意はわからない。他の部員に対しての鼓舞だったのかもしれないし、その時は本気だったのかもしれない。やめる、やめないは別次元の問題である。米山の団体戦にかける気持ちの大きさが、よく現れているエピソードではないかと思い紹介した。
私見では、今回のB級団体戦には、色んな意味が含まれていたように思う。
将棋に一番必要なのは、やる気である。「勝ちたい」そう思う、執念にも似た気持ちがないといくら将棋に時間を費やしたところで、たいした成果は上がらないのではないだろうか。まぁ、個人戦前夜に漫画(めぞん一刻は優秀だが)などを読んでいた私が言える立場ではないのだが・・・。技術やテクニックという要素よりも、精神力というか勝ちへの執念のようなものが、一番大切なのではないかと思う。
話はB級団体戦に戻る。これは掲示版にも書いたことだが、個人戦が始まる前、私たちには妙な余裕があった。「A級にあがれないわけはない・・・」という。それが、実力に裏打ちされた自信ではないのは確かである。おごり、慢心、そんな空気が部内にあったように思えてならない。それが、全員予選落ちという現実を受けて、多少の危機感に変ったのは結果としては良かった。
オーダーは、長谷川さんと私が10分で前日に作り、当日にカオルの意見で修正を加えたもの採用。10分というと極めて適当そうに思えるかもしれないが、全大学に対するあたりをすべて計算に入れて作ったつもりである。ある程度、融通のきくオーダーにし、初日チーム全勝を最低課題として団体戦に向かった。本当は新入生を、経験を養わせるという意味でも多く出してあげたかったのだが、皆で話し合い、とにかく「勝ちにいく」というオーダーを最優先することにしていた。
将棋ロン第6回でも書いたことだが、前回A級から落ちたのは、ほとんど私のせいであった(おごっているわけではありません)1−4の成績、しかも、チーム3−4負けの時に、相振り飛車であっさりと負けてしまっていた私には、言い訳もなにもできない状況だった。「結果だけがすべて・・・」そう思うことが、いいかどうかは分らないが、とにかく団体戦だけは何がなんでも勝ちたかった。誤解を招く言い方かもしれないが、正直に言うと個人戦はどうでもよかった。
結果は、準優勝。最終局名大Bさんに2−3で負けたが、A級には上がった。
「私信」
新入生のマナブには、少々辛い経験になったかもしれない。実力は相当あると思うので、秋季ではレギュラーとして今回の結果を生かしてほしい。「どんなに優勢でも、気を緩めたら負けに繋がる」それを肌で感じられただけでも、今回、団体戦にでた価値はあったね。カオルは、団体戦前日、いつも強気のお前らしさが見えなかったんで心配していたんだが、最終局を前に「お前、負けたままでいいのかよ?」という米山の問いかけに「よくない」と強く否定してくれたのは正直うれしかった。その負けん気の強さはチーム全体を引っ張っていけるものなので、ムードメーカーとしてこれからも頑張って欲しいと思う。酒井くんは、前回に引き続き大将をやってもらったので、当りがきつかったかもしれない。でも、僕が見てる限りでは、作戦勝ちや優勢になっていた将棋があったんじゃないかな?終盤力と大局観をもっと鍛えれば、優勢を維持して勝ちきることが出来ると思う。抜け番の時に、他大学の戦力分析など、影ながらチームを支えてくれて本当に感謝してます。最後に宮、本当に真面目にコツコツやってたからなぁ。俺とは違って・・・(反省)4−1じゃあ、満足できないだろうけど、結果が出て本当に良かったね。宮の将棋に対する姿勢、見習わせてもらいます。
では・・・相変わらず偉そうに語っている私ですが ( ̄^ ̄ )ゞ エッヘン♪
来期、A級でも頑張りましょう!!