「平成14年度秋季団体戦」
今季、チームの足を引っ張ってしまったのは、私でした。5戦やって1勝4敗、これでは言い訳も何もできません。相振り飛車で3連敗・・・自分なりに勉強してきたつもりだったのですが、結果がまったく出ませんでした。力がない、ただそれだけです。チームはA級から1期で落ちることになってしまいました。今回は、自分への反省も含めて書いていきたいと思います。
まずは、第3戦(3R)対静岡大学戦から。ここまで2連敗の私達はなんとしても勝ちたいところ。
最終戦を前にして、私達は自力での残留の目がありました。最終戦(5R)、三重大学に勝てば文句なしの残留。三重大学に負けても、名城大学が静岡大学に負ければ残留・・・。4戦目(4R)で、降級を争っていた名城大学との直接対決に4−3で勝った私たちには、少なからず余裕があったのかもしれません。
「うちが落ちるわけはない・・・」と
生意気に聞こえるかもしれませんが、実際の試合会場では、チームの持っている「気概」や「士気」というものが勝負に大きく関わってきます。チームの雰囲気によって実際の力以上の結果が出ることもあれば、その逆もありえます。そういう意味もあり、いつもよりも強気に振舞っていたのは事実です。また、そういう雰囲気になるような発言を意識的にしてもいました。もちろん「みんな、一生懸命に指した。その結果として落ちたんだから、仕方ない」・・・そういう風にも考える事はできます。しかし・・・・。
こんな事を書いたら、他の部員が怒るかもしれません。
後のない名城大学は、学名出場の松本健太郎くんを筆頭にそれこそ必死に最終戦(静岡大学戦)を戦ってきます。
対して、私達は4Rに勝った安心と余裕をもって最終戦にのぞみました。
「三重に負けても、静大が名城に勝てばうちは落ちない・・・」
そんな甘えた気持ちが、絶対になかったか?と言われると私は正直に言って自信がありません。死にもの狂いの名城大と、昼休みに笑顔の絶えなかった名市大・・・。私はなにも、いつでも緊張し続けるべきだ、と言いたいわけではありません。しかし、そんな両大学の勝負に対する気持ちの差が結果に出たのではないかと思ってしまいました。
「俺はそんな甘い事、少しも考えてなかった!」という部員がいたら、この場を借りて失礼を謝罪します。
結局、名城大学は静岡大学に4−3で勝ち、その後の入れ替え戦にも勝って残留を決めました。勝点では名城大と並んだ私たちですが、勝ち数差「1」そして順位がひとつ上の名城大に勝つには、あと勝ち数が「2」なければなりませんでした。1勝の重みをこれほど痛感したのは初めてでした。
うちは、人数が少ないので1人1人の意識、勝負に対する考え方が大きな影響をもってきます。チームの勝利=1人1人が「勝つのは自分次第なんだ」と思う必要があります。1つの勝負になったら、頼れる人はどこにもいません。頼れる力は自分だけなのです。純粋な個人勝負の先に「お互いを信頼し合う」・・・そんな目に見えない力が働いているのが団体戦なのかもしれませんね。これで終わったわけではありません。来年、またはい上がりましょう。
「部員紹介A 酒井秀行 薬学部2年」
今回の秋季団体戦では、大将としてしっかり勝ってくれました。性格はユーモアのある真面目さんで、学業の方も優秀なようです。彼は、とにかく熱心です。「良太郎さん、今から将棋さしましょうよ」と、活動日以外に何度呼び出されたかわかりません^^部室でも棋譜並べや定跡研究など、他の部員と一緒にいつも熱心にやっているようです。そういう姿を見ていた分、今回の団体戦で結果が出たのは私としてもとてもうれしく思っています。彼自身の自信にも繋がっただろうし、私も彼の将棋に対する姿勢を見習いたいと思っています。来年から実験等、学業の方がもっと忙しくなるでしょうけどお互い頑張りましょう!