研究グループの雰囲気
私はカリフォルニア大学ロスアンゼルス校地球宇宙科学専攻(Department of Earth and Space Sciences、略してESS)のGeodynamics groupに所属しております.このグループの特徴は地球惑星に関する流体現象(大気大循環からコアダイナミクスまで)や惑星探査に関するミッションの提案など研究分野が多岐にわたっております.ちなみに3つのサブグループがあって、私は主にマントルダイナミクスを研究しているAssoc. Prof. Paul Tackleyグループのポスドクに所属しております.ボス(Paul)にとっては私が自身が初めて受け入れるポスドクで、地位的にはグループ番頭さんみたいなものなのですが、どうもまわりの雰囲気から察するに一番下っ端のようにみられております.これは私が英語がとてつもなくできない+ほとんど論文出版の経験がないということからそういう扱いをうけているのだと感じております.
現にフランスからの訪問研究者の人やハーバードからポスドクの人が同時期に来ますし、日本からもすばらしい経験を積んだ人がこられたりと、年齢的にも最年少(研究室全体で!)な私は非常に肩身が狭いですが、研究環境は日本に比べると自由だと思います.私がボスに雇われた理由としては、どんなに働かせても肉体的・精神的に壊れないタフさということがあげられることが容易に想像ができます.話はそれてしまいましたが、大学院生は厳しく鍛えられていると思ったら、比較的のんびりとした雰囲気で研究をしているようです.その上、金曜日の夕方には「Liquidus」と呼ばれる恐怖のエンドレスビール宴会があってみたり、その他随時恐怖のエンドレス宴会が催されるという凄まじい体力の持ち主が集まったグループです.しかも、その宴会にうちのボスは皆勤賞で参加するという凄まじさで、私がグロッキーになりかけると「Takashi, don't sleep! Drink a lot !」といってくれる始末です.そんなことで、非常に楽しくもあり、厳しい研究室ですが、みなさん頼りがいのあるNice and tough guysがたくさんいるところです.一回、その状況を一見してみては?