渡米後のセットアップ

1.ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)の取得

アメリカで生活をするには欠かせないものです.これがないと、給料がもらえないだけでなく、銀行口座の開設やアパートを借りることはできません.また、電気・電話・水道・ガスなどの開設にも使うものです. 申請方法は次の要領でしました.まず、www.ssn.govのサイトにアクセスし、SS-5という申請フォームをダウンロードしプリンタで印刷しました.そのフォームを指示通りにうめて、WilshireとVeteranの交差点付近にあるFederal Buildingというばかでかい建物に行きます.ちなみに申請フォームはその建物にあるSSNオフィスでも手に入れられます.番号札をとって、自分の番号が呼ばれるのを待ちます.呼ばれたら、記入済みの申請フォーム、パスポート、I-94、IAP-66の留学三種の神器を差出し、登録されるのを待ちます.この間、尋問されるかもしれません.登録作業がおわると、レシートを渡してくれますので、登録された名前・住所が間違いがないか確認してください.このとき、住所は大学のものでもかまわないようです.確認が終わったら、そのレシートを受け取って、手続きは終わりです.カードは約2週間で指定の住所に郵送されますし、数日後には番号が決まっているので、電話をかけて、指示通りのことをすれば番号を教えてくれるようです.

Social Securityのカードが手許に届くまで、2週間程度といわれていましたが、3週間かかりました.これもテロ事件の影響による移民政策の影響でしょうか?

2.銀行口座の開設

銀行口座については、SSNと2つの写真付き身分証明書がいるとうことです.国際免許がある人はパスポートだけあればいいのですが、私のように免許がない奇特な人は、パスポートとビザと写真入りクレジットカードを差し出しました.いった銀行が外国人留学生の取り扱いになれていたので、滞りなく終わりました.開いた口座は給料自動振り込み機能付きChecking accountと普通のSaving accountです.ATMのカードと小切手帳は1週間くらいで送られてくると思います.

後日談:ATMのカードの発行時に2回程トラブりました.はじめはphoto security cardなるものを作るときに写真が使えなかったらしく(銀行のミス)によって、カードが発行できないといわれ、銀行にいって再手続きをすると今度はカード番号がかわったから、前におくれられていたcheck cardが使えなくなったので、変更されたカードが送られてくるのを待てとか...非常にフラストレーションのたまる手続きでした.

注意:銀行に小切手を預けたら、全額使えるようになるまで2週間かかります.これは、クレジットカードとかのトラブルを防ぐためでしょう.

その後:どうやら、そうではないようです.開設当初はいろいろと面倒な手続きがあったのでしょう.その後は小切手を預けたらすぐ使えるようになっていました.

3.アパート探し

アパート探しでもっとも重要なことは根気です.私がロスに来た時期は7月で比較的物件が多い時期なのですが、UCLA周辺の徒歩圏内はとてもびんぼー人が借りれる代物ではなく、大抵ルームシェアして住むのがスタンダードです.しかし、せっかく給料がもらえる身分できたので、東京にいたときと同様に一人暮らしを謳歌したいおろかな私はシェアなんて考えずに探すことを決意しました.友人のJohnに手伝ってもらって、UCLAのCommunity House Officeのサイトからめぼしいものをピックアップしてもらいました.だいたいの予算と大学からの距離で見つけたので、めぼしいものは20件程度あったでしょうか.電話をする英語力のない私にかわって、Johnが電話で物件見学の予約をしてくれました.めぼしい20件程度から3件のオーナーから 返事をもらって、実際に物件を見ました.はじめにバスで10分くらいいったFederal Ave.にある2階建てのアパートを見ました.2部屋みたのですが、まずまずの広さで、明るさもそれなりだったのですが、となりのたてものが近すぎて、ちょっとパスでした.次に見たものはGayleyというUCLAから徒歩圏内のアパートだったのですが、昼間のくそ暑さをそのまま反映する室温だったためにクーラーが必要であることが判明してパス.最後にみたのが、バスで10分くらい南下したWestwood Blvd.とSanta Monica Blvd.の交差点ちかくにあるアパートでそこの2部屋ほど見学したのですが、明るさ、広さ、きれいさはおぢさんのおメガネにかなったものでした.見た日が土曜日だったせいもあってマネージャーとおはなしできませんでした.次の週の火曜日にふたたび別の場所を探したのですが、そこ以上の場所はなく、そこのアパートのオーナーとも連絡がとれたので、早速いってみると、一番良かった3階の部屋はすでに先約がはいってしまったので、2階の奥の部屋で契約がまとまったわけです.部屋の向かいには日本人が住んでいることと、となりが女性が住んでいるということで安全に生活ができるという点が決め手になりました.アパートのオーナーは弁護士事務所経営の人で信用が高いことから慎重に契約をすすめる必要もなく契約が終わりました.交渉ごとのほとんどは友人のJohnがやってしまい、私は気に入ったかどうかをいうだけだったので、ほとんど苦労はしなかったのですが、普通の人は一人でアパートを探して、ひとりで交渉してという苦労をするところなのですが、私は友人に恵まれた幸運な人であったことは間違いないでしょう.

4.電気と電話

電気と電話のセットアップについてですが、一言でいうと簡単です.
電気については、電話かDWP(Department of Water and Power)のオフィスに直接いくか、それともSSNを持っていればオンラインでも開設可能です.引っ越し当日使えるようにするにはその数日前に手続きをすると割安です.電気では、使用を始めて1週間後に突然使えなくなるトラブルに見舞われました.これは前の住人が電気をとめる手続きをしなかったためだと考えられます.現に駐車場にあるメータを見にいくと止めた手続きをした形跡が全くありません.オンラインで止めたつもりだったのでしょうか?これには頭がきたので、DWPに文句をいうとすぐになおしてくれました.しかし、DWPの人の対応は最低でしたけど.しかも前の住人は郵便物の転送手続きをせずに出ていったために前の住人の郵便物まで届く有り様です.全てのユーテリティをとめる手続きをしてから出ていってもらいたいものですね.
電話については、電話かオンラインでした受け付けてくれないので、電話をして手続きをしました.その際、Flat Rateに挑戦しましたが、収入の関係ではじかれました.あとは長距離通話などの手続きをして、月額50ドル程度かかりそうですね.

5.クレジットカード

アメリカという国はカード社会です.なんでもカードで買い物をします.しかし、日本人などの外国人がいきなりアメリカ国内でアメリカ人のようにアメリカ発行のクレジットカードを持てるかというとそうではないです.始めに限度額が非常に少ないカードから入って、クレジットヒストリーという借金返済履歴を重ねて、だんだん限度額が高いカードを手に入れることができる仕組みなのです.そういう仕組みにお困りの皆様にはPremioカード(http://www.premio.com/で入会手続きができる)というものがあります.これはMaster Bussinessカードという海外赴任者向けのクレジットカードで、ポスドク程度の給料があれば、発行してくれるみたいです.このカードがあれば、いきなり結構な額の限度額で使えるので、それなりに重宝します.このカードはアメリカにおけるクレジットヒストリーを作ることができますので、クレジットヒストリーをどう作るかお困りの人にはもってこいのカードです.でも、日本でのクレジットヒストリーを使って審査をするようなので、日本での行いに気をつけてください.でも、カードの使い過ぎには気をつけて下さい.でも、アメリカの銀行発行のセキュアカードなんてお金を人質に預けるようなもんじゃない....なんか解せないないんですよね...

注意:銀行口座開設のときにVISAやらMasterの機能のついたカードがもらえますが、クレジットカードではありません.チェックカードという奴です.要するに小切手代わりなカードです.即日決済なので、普段の買い物なんかには便利らしいです.このカードは、即日決済なカードなので、クレジットヒストリーの対象にはなりません.

6.一時帰国について

やっぱりお正月は日本がいいと思って、一時帰国を決意しました.そのときに経験したことを綴っていきます.まず、航空券なのですが、IACEトラベル(http://www.iace-usa.com/)で予約購入しました.日系の旅行会社(結構マイナーですけど)で、応対はやっぱり日本の会社はええなあという思わせるくらい良かったです.他にもHISとかIGATETOURSとかあるのですが、航空券の価格情報が非常に詳細で分かりやすかったので、そこで購入をしました.航空券を購入することは別にそんなに難しくないのですが、作者は再入国という新たなミッションをこなさないといけません.そのための手続きについてですが、大学にいらっしゃる人であれば大学のインターナショナルオフィスというところに出頭します.そこで担当の人にIAP-66/DS-2019の裏書きをしてもらいたいんですけど...というと、IAP-66/DS-2019、パスポートとI-94を出せといわれます.パスポートとI-94はその場でかえしてくれますが、裏書きされるIAP-66/DS-2019は5日後にとりにきてねといわれます.あと、どれくらいの期間帰国するのかと聞かれます.1か月以上になる場合にはなんかあるみたいです.これが再入国に必要なミッションその1です.その2は帰国便のカウンターで行われます.それはI-94をとられないようにすることです.帰国便のカウンターでI-94をとられてしまうと、もれなく再入国できなくなるか、できたとしても別室行きになると思います.I-94に番号が書いてあると思いますが、その番号はとても重要な意味を持つのです.なので、I-94をとられないようにすることは重要です.最後に再入国時に入国審査ですが、まあ普通の入国審査とかわらんでしょう....

7. 運転免許をとろう

何も考えてない作者はこともあろうにカリフォルニア州の自動車運転免許なるものをとろうと思い立ちました.なんでもかんでも行き当たりばったりな作者はK田さんやらJBDに迷惑をかけつつ運転免許がとれてしまったのです.以下ではその顛末を述べていきたいと思います.

免許を取ろうと思ったら...
車の運転免許をとろうと思ったら、何はともあれ、DMVというところにいきます.踏むべき手続きは2つで、筆記試験と実技試験です.まずは筆記試験を受けて仮免をもらわないといけません.筆記試験は最寄りのDMVにいって「運転免許ちょーだい!」と入り口にいる恐そうなおぢさんにいうと申請フォームがもらえます.そのフォームと合法的なアメリカ合衆国で仕事をしていること証明するものを持参して受付カウンターへいきます.このとき予約をしておくと何かと優先してくれますので、DMVのウェブサイトにいって予約をして下さい.その後写真や指紋をとられて、筆記試験を受けます.筆記試験は英語のものだけでなく日本語でも受けられる.ダメダメな筆者は日本語の試験を受けました.しかーし...まったくカリフォルニア州の運転規則を勉強してなかったので、落ちてしまいました.しかし、その場で再試験ができるので、もう一回チャレンジしました.すると...K田さんが受けた問題と同じ問題が出てきて、ラッキー...ということで仮免をいただきました.
次の手続きは実技試験です.日本で車のハンドルを握ったことのない筆者には大変な難事業でした.そのときJBDが無謀にも運転の練習につきあってくれることになって、ごにょごにょと練習をしていたのですが、どうも上達しない(数週間後に実技試験の予約をしたので、付け焼き刃で仕上げないといけないということもありました.)ので、自動車学校なるものが(本当は高校生がいくようなところ)あると聞いたので、早速ネット検索で見つけました.その自動車学校はDollar Driving School...大人向けの運転教習もやっていて、しかもウェブ経由で教習の申し込みができるところなので、もれなく申し込み.するとほどなく電話がかかってきて、コースの解説を受けまして、普通コース.初心者コース.上級者向けコースの3つから選べといわれて、初心者コースを選んだのですが、日程的に無理といわれて普通コースを選びました.申し込み後、早速教習になりました.先生はAfrican-Americanのおばちゃんで、なかなか厳しそうな人でした.しかし、忍耐強く丁寧に教えていただいたおかげで、交通量がとんでもなく多い道路や高速道路も抵抗なく運転できるまで上達させていただきました.当然実技試験も一発で合格でき(結構危なかったのですけど)、めでたしめでたしということで、本免許は実技試験合格後数週間でくるらしいのですが、まわりの留学生の例をきくと、数カ月から1年もかかった例があるそうです.おおこわっ!


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