一、中日飲食観の違い
中日両国の飲食観には大きな違いがあるが、特に古代においては全く位置付けがいなる。
中国人は一貫して飲食を重視した。三千年余り前の周代、例えば「周礼」「礼記」等の書物にすでに調理に関する記述がある。
前漢淮南王劉安は一国の国王であったが、自ら料理をし、時には部下に調理技術を教えた。豆腐は彼の発明したものである。「淮南王」には、「古は草を食べ水を飲み、木の実を採り、螺蚌の肉を食べ、・・・」と記されている。「詩経」「書経」などには,酒、酢、塩、等の食品が書かれ、さらに栄養士や食物医に関する記述もある。
日本人の飲食観は特に古代においては中国と同じではない。昔日本人は、その人がどのような服を着、どのような乗り物に乗り、どのような家に住むかで、その人の地位、教養、ひいては人柄まで判断してしまい、人が何を食べようと、日本人はしりもしないし関心ももたない。近現代に至り、日本人ようやく栄養の角度から飲食について考えるようになり、次第に飲食の地位も高められ、飲食に関する書籍が次々と出版されだ。