aoの入学試験奮闘記


 aoは勉強嫌いな子供でした。歴史は好きでしたが、内容がどうとかいうよりも単に授業中に紫式部の絵を書くのが好きだったに過ぎないのです。
 高校受験も担任の先生から「(aoの母校は)系列の大学があって全員無試験で進学できるとの甘い言葉に誘われたにすぎないのです。入学後そうでないとわかりましたけど。。。だいたい、世の中そんなに甘くないですよね・・・
 そんなこんなで、甘い夢が破れたものの、相変わらず似顔絵ばかり書いていたので成績はそりゃあもう、地を這うようなものでした。赤点も連続で取ってしまい、追試、再追試、補習ののち進級していました。(後にそういう高校生の家庭教師しましたが、このときの落ちこぼれぶりは良い経験でした)
 当然3年生になっても偏差値20台を克服できず、大学受験に失敗し、 予備校生活がスタートしました。当時は18歳人口ピークだったから仕方ないのさ、、、となぐさめながら)

 予備校では下のクラスからスタートしました。(あたりまえ)でも、良かったなあと思うのは「出来ない」ことを前提に授業が進められていたことです。だから、まず習ったことをおぼえて、次の日の分を解いて、その繰り返しをしていくことで、授業にはついていけました。月曜から金曜日は予備校の日でそのときはいくら速く授業が終わっても残って自習し、帰宅、自宅では別の問題演習や暗記物をするという生活でした。これはメリハリがついたし、良かったと思います。
 aoはとにかく暗記をしました。いくら思考力うんぬんといっても基礎知識がなければできませんから。暗記は五感をフル利用です。とにかく書き、ブツブツ唱え、読み、というくりかえし(嗅覚と触覚は使わないなあ・・・)
 よく、気分転換は?ときかれましたが、予備校が駅のすぐ近くにあったため、たまに駅近くにみんなでランチを食べにいったり、お城に散歩にいったりしました。予備校から出られるというのが最大の気分転換だったんだと思います。
 こうして、少しづつ成績もあがりました。先生の煽りもあって、チョークの粉をかぶりながら毎日12時間くらいはやったと思います。
 また、運にも恵まれました。入学試験では試験会場で直前に見直したところが出題されたという幸運もありました。
 おかげさまで無事合格でき、学生生活を楽しむことができました。

 今、振り返ってよかったことは、やっぱり、暗記、繰り返しかなあと思います。
 それと、あんまり欲張らないことも大切かな?周りにはちょっと欲張りすぎて失敗した人もいましたからね。
 予備校生時代は、授業中、となりの子がボールペンで丸つけするのに焦りを感じたり、いろいろありましたけどね。

 勉強に限らずなんでもそうだと思うんですが、最初から要領よく出来る人は周りからもチヤホヤされると思います。(aoはされたことないので分からないけど)でも、チヤホヤが目標じゃないと思います。チヤホヤが目標ならそれでいいと思うけれど。。。
 私の経験では最初から要領のいいチヤホヤされる子が最後に成功を収めている例って少ないです。だから、出来なくっても諦めないでいれば、苦労した分、大きな成果が得られるんじゃないかなあと思っています。(何かまじめな終わり方・・・)

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