題へのアプローチ 採点のポイントても述べたが、タイトル(題)に答えるということは英論文(エッセイ)にとって最も重要なことである。ではどのようにタイトルにアプローチすればいいのだろうか。 英論文にもいろいろな種類、分野がある。それによっては、タイトルの性質も異なってくる。そこで、そのタイトルの求める答えにあったスタイルで英論文を構成、展開することが必要になってくる。 以下では三つの異なった種類の英論文(以下エッセイ)を簡単な例を使って紹介したいと思う。これは私が個人的にこう書いたらいいのではないかというものなので、参考程度に見てみて欲しい。必要ない人は飛ばしてもらって構わない。 Argument(議論)系支持する、支持しないといった議論によって構成されるタイトル。 例えば、Capital Punishment(死刑制度)についてのエッセイについて考えてみる。 もし、タイトルが‘Capital Punishmentは廃止されるべきでべきであるか’というものだとしよう。そこで、このタイトルへの答えは「されるべきである」「されないべきである」もしくは「どちらともいえない」の三つのどれかが妥当なように思われる。では、どのようなスタイルで英論文を構成しタイトルに答えれば良いのか下に例を示してみよう。 Introduction→ Capital Punishmentについての背景を書く。そして、議論する趣旨を明らかにする。 Main Body→ Argument系の場合、Main Bodyは大まかに二つに分かれる。 一つのパートには、Capital Punishmentを支持する意見を述べる。 そして、もう一つのパートは支持しない意見を述べる。 専門家や政治家の対立する意見をうまく引用し、活用すると良い。 Conclusion→ Main Bodyで述べた二つの対立する意見を踏まえ、自分自身の結論を導き出す。このタイプのエッセイは自分の意見を入れて書く場合が多い。 Report(レポート)系このタイプのエッセイはタイトルに提示された内容に関する情報を分析し、まとめることが必要になってくる。 例えば、Market Segmentation(市場細分化)について書くとしよう。 タイトルが‘Market segmentationのマーケティングプロセスにおける重要性とそれを取り入れている会社について述べよ’というものであるとするとどのようなエッセイの構成になるのか見て行こう。 Introduction→この場合、Market segmentationの背景・歴史などを書く。(タイトルによってはここでMarket segmentationとは何かを書いてもよい。) Main Body→第一にMarket segmentationとは何か、定義と重要性を述べる。 次にMarket segmentationを取り入れている会社を一つ選び分析する。 この場合、分析方法としてPEST analysis やSWAT analysisなどを使うと良い。そしてその結果を考察する。 Conclusion→Main Bodyのまとめ。分析結果の要約などを述べる。Report系の場合、タイトルにもよるが自分の意見を入れることは少ない。 Describe系このタイプのエッセイは図や表を用いて分析する場合が多い。 例えば、例として次のタイトルを挙げてみよう。‘市場均衡のプロセスを述べよ’ Introduction
→この場合一般的な事柄から入る。教科書などを参考に書く。このような経済のエッセイの場合、IntroductionよりもMain Bodyの方が重要視される場合が多い。 Main Body→まず、需要と供給曲線の説明から入り、市場がどのように均衡を保つのか説明をする。(超過需要や超過供給についても述べる)グラフを使って説明をする。 経済のエッセイの場合、グラフはほぼ必須である。 Conclusion→グラフや表を使って行った分析結果の要約を述べる。 それぞれの詳しい書き方の例はIntroductionの書き方 Main Bodyの書き方 Conclusionの書き方を参照。 |