What is "Forest and Biomaterial Science"?


京都大学農学部森林科学科は、森林の持つ機能を学び、
生活に役立てることを目的に創設されました。
森林は古くからわれわれの生活を支えてきたものですが、
それを総合的に研究してきた例は少ないといえます。
森林の存在価値は近年、木材の供給よりも、環境の維持に移ってきています。
今、国内林業の衰退による国内の森林の荒廃が発生しています。
森林の持つ様々な機能を研究し、最大限に発揮する方法を探り、
人類にとって役立つような森林の造成計画を立てること、
そして森林技術者を養うことが森林科学の目的です。

研究対象は森林生態系から、木材加工、流通、環境問題まで様々です。
生物学、化学、物理学、数学など、理系の科目を学ぶ一方、
より広い視点を得るために、文化社会系の学習もかかすことはできません。

これらの知識を用い、環境の世紀と呼ばれる21世紀において、
持続可能な開発を行え、環境保持機能を最大限に発揮するような
森林の造成をめざすため、日々学習に励んでいます。