◇図工サークル春強化合宿◇
2002.FEB.13th
【目的】日光彫りを体験することにより伝統工芸の良さ、作品を残すことの楽しさを味わう。
また、みなで同じ作業をすることにより、サークル内の親睦を深める。
【場所】日光木彫りの里工芸センター
板倉から快速で1時間。東武日光駅に着く。
目の前には悠然とした日光連山が見える。
工芸センター周辺はお昼を食べるようなお店がないということなので、
駅前で昼食にすることにした。
日光といえば、湯葉。
…ということで、湯葉そばを食べてきました。
淡白な味、するりとした舌触り。とても美味しかったです。
腹ごしらえが済んだトコで、バスに乗り工芸センターへ向かう。
途中、小雪が舞い肌寒かったが、それも日光の趣。
センターに着いて、早速、日光彫り体験。
わたしは7寸の丸盆を作ることにした。
作業室に入ると2,3人のおじさん・おばさんがいた。
どうやら趣味でやっている方たちのようだ。
席に着くと、職人さんらしき人が日光彫りの特徴について話してくれた。
日光彫りで使うのは『ひっかき』と呼ばれる彫刻刀。
これは東照宮の修理のために使われていた道具を改良したものらしい。
通常の彫刻刀とは違って、刃先がL字型をしている。
その90度に曲がった部分で木を彫っていく。
また、一般の彫刻刀は手前から奥に向かって彫るのに対し、
ひっかきは、奥から自分の方に向かって彫るのが特徴である。
職人さんのお話しを聞いた後、彫りたい図案を決める。
自分で絵を描いて、それを彫っても良いのだが、
わたしは見本の中から龍を選んで彫ることにした。
盆の上にカーボン紙を敷き、その上に見本を乗せ、下書き。
ひっかきを使って丁寧に彫っていく。
深く彫ろうとすると刃が埋まって身動きがとれなくなる。
なので、力を抜いて刃を動かす。
わたしは線彫りだけで仕上げたが、
他の人は、周りを彫り込んで影っぽくしたり、
背景に月をイメージして彫り抜いたり、様々に工夫していた。
彫り終わったら、下書きの鉛筆を消し、ニスを塗ってドライヤーで乾かす。
図を決めてから仕上げまで1時間半。
ただの平面だった盆に、一匹の龍が描かれました。
今回やったのは、直線彫りで絵柄を彫り込んだやり方であったので、
ひっかきを使わずとも、彫刻刀(三角刀)があれば応用可。
図工サークルとしての技術がまた一つ増えたような気がします。
日光観光協会