| 〜 Thai Life 〜 |

|
8月4日 (月) 〜 「Bite」&「Open」 〜
朝、歯医者に行くがやっていなく
その足で飯を食いに行くが言葉が通じず
軽くあしらわれたのでムカツイてその場を後にする・・・
外国で生活するに当たってコミュニケーション能力の重要さを改めて認識すると同時に
そんな現実に落胆した。
朝から胸くそ悪い。
たぶん、寝不足も相乗的に働いていたのだろう。
ボーっとしていた頭に加え歯に一抹の不安を抱えながら
学校へと足先を変える。
勉強しに来たはずが頭も働かずPCをいじっただけで帰って来る。
3日間寝ないで論文に終われていた俺の先輩が信じられない・・・
再び歯医者に行くと開いていた。
タイ表記で曜日と時間が書いてあるから俺には全く理解できない。
まぁ、とにかく今日は5:00PMからだったらしい。
中に通されタイのTV番組を見ながら出番を待つ。
そういえば、受付もタイ語だった・・・
NORIが「タイの歯医者は日本に比べると良くないらしいよ・・・」
なんてことを言うから不安は募る一方である。
これで医者までタイ語だったらどうしようかと思う・・・
まぁ実際の所、待ち時間長すぎて半ば寝ながら待っていたようなものだが・・・
ボーっと眺めていたタイのTV番組で
ある衝撃映像が!!
Real死体がもろNEWS映像として放送されているのである。
ビニールをはがすとそこには血にまみれた仏さんが横たわっている・・・
リアリティー追求しすぎでしょ。
ついでドラマ
ドラマの中に数々のモザイクが・・・
例えば子供が拳銃を持つシーンとか。
モザイクかけるぐらいならシーン変えろよと思う。
タイのTVは違った意味で面白い。
そんなこんなで俺の出番が・・・
歯医者専用特別Sheetに通され、無言のままSheetが倒される・・・
天井を仰ぐ俺の目線と医者の目線が交錯し
発せられた第一声は英語だった。
よかった・・・。こちらも英語で要求を伝える。
伝えるというか伝えようと努力したの方が的確な気がする・・・
医者は「何で歯が欠けたのか?」知りたくてしょうがないらしい
俺にしてみればそんなものはどうでもよく
ただ、欠けた歯を元に戻してくれればそれでよかったのに・・・
歯が欠けた原因に関して説明するのにかなりてこずり
医者の持ち出した英英辞書によりやっとその話題はかたづいた。
この時間・・・かなりもどかしかった・・・
そして、医者から発せられた一言は
医者:「これねぇ、差し歯全部丸ごと取り替えないと駄目だねぇ〜」
俺:「Re・・・Really!?」
医者:「Yes、また取れちゃうからねぇ〜」
俺:「(絶句・・・)」
冗談じゃない。差し歯そう入れ替えとなると相当の大仕事である。
さすがにそんな大仕事をタイで行う気にもなれず、応急的に元に戻してもらうことに・・・
歯医者に行くとたいてい口の中を総合的に調べられるのが普通である。
今回も色々聞かれた・・・英語で・・・
しかも、ずいぶん前の話で俺すらよく覚えていないような内容まで・・・
医者:「この歯は前に何かしたの?」
俺:「前に欠けまして、確か神経抜いてフェイクの神経が入っているかと・・・
医者:「あとこの親知らずね。変な方向に生えているから抜いた方がいいね〜」
俺:「急を要する問題ですか?」
医者:「あまりよくないねぇ。虫歯も併発してるし。」
医者:「たばこ吸う?歯のクリーニングが必要だね。Stone(結石、歯垢???)も溜まってるし。」
俺はクリーニングなんて物を生まれてこの方したことが無く
医者曰く6ヶ月に一回は必要らしい・・・
喫煙人生4年目。ちょうどいいので4年間溜まったヤニを落としてもらうことに
クリーニング中、俺の頭上ではタイ語の会話が飛び交っていた・・・
話なんぞしながら歯いじってて大丈夫か?なんて心配をよそにクリーニングは続く・・・
助手さんがあまりうまい人ではなく
口の中に絶えず流される水が鼻に逆流・・・
ゲホッ!!
すかさず手を上げ何とかリカバリー・・・正直危なかった・・・
言わんこっちゃない。話より患者を大切にしてください。
そんなやり取りを数回繰り返しクリーニング終了。
歯のFixが100B、クリーニングが500B、しめて600Bの料金。
どうなんでしょうか???
クリーニングは厳しかったが
いつ欠け落ちるとも分からない不安から開放されたと考えると
この料金は安いだろう。
「外国での歯医者」
まず、口があいたままで思うようにしゃべれない
→「イエフ(Yes),アフッ・・・オホッ・・・」
さらに、聞かれている内容が理解しにくい
→医者:「Did you ever @△σρΦ―○∴・・・?Right?」
→俺:「Sorry?Did you ever what?」
それに加えなんて言えばよいのか頭を悩ます・・・
→「I、I、I・・・How can I say・・・」
結局、意思の疎通が難しい。
結論、外国で病院にかかるようなことは避けるべし。
*参考*これだけは知っておきたいこと・・・
Bite:噛む
Open:口おあける
手をあげれば作業は一時中断する。・・・以上3点。
8月5日 (火) 〜 クソ医者 〜
朝、ホットドックを人噛み・・・
俺の前歯はまた欠け落ちた・・・
昨日、つけたばっかりで普通取れるか?
やはりタイの歯医者だからであろうか???
朝からテンションが下がる。
仕様が無いので学校を5時で切り上げ再び見てもらうことに。
ここで、非常に不愉快なことが起きた!!
今日は、昨日と違う先生が来ていた。
どうやら日替わりで先生が変わるらしい。
そこで、こんなやり取りが行われた。
医:「昨日付けて今日取れたの?」
俺:「はい、また付けてもらえますか?」
医:「本来、取れるものじゃないし、鉄とエナメルをくっける接着剤など無いんだよねぇ〜。」
俺:「昨日付けたやつでいいです。」
医:「セメントはうまくいかなかったでしょ。また付けても外れるよ。」
俺:「外れてもいいから付けてください。」
医:「外れるのが分かっているのに付けるの?私はそんな意味の無いことはしたくない。」
「別に、欠けていても飯は食えるし、ただ容姿が悪くなるだけでしょ。」
俺:「・・・(怒り120%)」
「容姿が悪くなるから付けて欲しいんですけど・・・」
医:「君は何も分かっていないようだね!だから、付けてもまた外れるんだって。私はしたくないの!」
俺:「・・・(怒り∞)」
「分かってますって・・・とにかく付けてください」
医:「I can not help you.Sorry.タマサートの大学病院に行ってみなさい。」
「多分、彼らも同じようなこと言うから、別に私のことは信用しなくてもいいよ。」
「あなたはSecond Opinion を聞いた方がいい」
俺:「コープン・マーカップ。(二度と来るか!アホんだらぁ!!!!)」
その場を後にし、タマサート病院へ直行。
といっても寮からは遠いのでK君とよく行く屋台のねぇさんから単車をチャーター。
ノーヘル2ケツで大学病院へ・・・
受付も何も分からないのでK君が居て本当に助かった。
この日は結局遅すぎて見てもらえなかった・・・
しかし、その後もテスト期間中にもかかわらずあちこちに電話をして
俺を他の病院へ連れて行こうとしていたK君の姿が
とても俺にはまぶしく、そしてありがたかった。
ということで、また取り外し可能となった俺の歯は金曜まで治らないことに・・・
最悪である!!
8月6日 (水) 〜 試験前夜 〜
明日、いよいよ初の中間テスト。
といっても数学については準備不足的なところが・・・
いくら勉強しても分かった気がしない。
この教科に費やした時間は相当なものなのに。
歯がいつ欠けるとも分からないので、このストレスと
数学のストレスで俺のストレスは最高潮だったかもしれない・・・
K君の誘いで俺はK君部屋にて勉強をしていた。
もし、自分の部屋で勉強していたら俺はMurderになっていたかもしれない。
実際、想像がつかない・・・
明日は、数学とあわせてRCのテストもある。
しかし、RCに関しては自分の専門なのでそれほどシリアスな問題でも無い。
聞くところによると、俺が疑問に思うようなことはテストでは求められていないらしい・・・
確かに、計算は出来るが本当はそれではいけない。
まぁ、みなさんどう考えているかは分からないが
どんな些細なことでも疑ってかかかり
それが確かかどうか考える。
これは技術者にとって重要だと思う。
大先生の受け売りであるが俺もそう思う。
でも、時間が無いのでそこまで突き詰めて考えるてられないのが現状である。
ということで数学だけ一晩中やり通した・・・
後ろで寝ているK君と共に・・・
K君は二日寝ていないということで疲れのピークであった。
まぁ、俺はあのうるさい寮から開放されたおかげで
集中力はすこぶる高かったが
相変わらず数学の能率は上がらなかった・・・
分からないものは分からない。
問題数もこなしたし、後は簡単な問題が出ることを願うのみである。
やることはやった気がする・・・
8月7日 (木) 〜 そして中間テスト 〜
9時からRCの中間。
この大学の中間テストでは、学部生は正装しなければならない。
白のYシャツにスラックス&ローファーといったいでたちの学生で
朝からUFMは賑わっていた・・・
ジーパンにスニーカーそしてYシャツを羽織った俺の姿はここでは浮いていた。
何でジーパン!?と驚かれたが持っていないので仕様が無い。
俺に言わせればなんでそんな格好しているのか逆に聞きたいぐらいだが
決まりだから仕様が無い。
いざ、教室に向かうと机には番号、外にはその番号にあわせて名前が載っている紙が掲示されている。
学生は決められた座席に座ることになっている。
そして、机の上には既に答案用紙と裏返しにされたテスト問題がセットされていた。
学生達は時間まで教室に入れないことになっている。
かなりきっちりしている・・・
まるで、何かの入試会場に来ているという感じである。
俺も自分の座席番号を確認しようとするが名前がない・・・
「もしかして聴講手続きでミスったか???」などと考えてかなり気が動転したが
先生曰く、君の場合はどこに座ってもいいとのこと。
ただ、名前が無いだけだからとのこと。
朝からやめてもらいたい。徹夜の頭にこの慣れないシチュエーション。
かなりビビッタ・・・
そんなこんなで教室の端に特別席を用意され、学部生に混じり試験を受けることに。
また、これが同じ研究室の先輩が試験監督だから変な感じである・・・
大問3題だけであるが、徹夜の頭にはきつかった・・・
計算間違いがすこぶる多い!!!
RCということで計算式も非常に長く
電卓をたたくたびに計算値が変わってくる・・・
あたふたしながら最初の大問を終えるのに1時間も要してしまった・・・
残り1時間で大問2題!!
余裕と踏んでいたRCに暗雲が立ち込める。
ここからギアを6速に変更し怒涛の1時間を送ることに
その間、考えることなど全くせず、ひたすら計算をし答案を書き記す作業が行われた。
試験時間終了と共に俺の計算作業も終了!
ギリギリで答案の作成は終了・・・あってるの???
徹夜がいけなかったのか、これから数学のテストを控えているのにかなりヤバめである・・・
RCのテストを終え、NORIと合流し数学に向け最終調整。
お互い不明確な点を残しつつも5時30分まで出来る限りのことを行った・・・
日も陰り数学のテストが始まる。
今日もテスト中にもかかわらず先生の携帯は鳴り響く・・・
静かな教室内で先生の声は非常に騒々しかった。
テスト中なのに・・・この人一体何を考えているのでしょうか???
大問1、ただの計算問題にもかかわらず手が止まる。
「"cosec"ってなんだよ!!!」
こんな調子で1問飛ばし2問飛ばし・・・
あっという間に最終問題に到達する。
答案をさかのぼると、出来た問題が半分にも満たない・・・
やばすぎる!!
といってもわからないので、分かる問題だけ手をつける。
最終的に分かる所でも計算に非常に時間を要したので
俺にとって3時間というリミットは決して長いものではなかった・・・
試験終了→俺も終了・・・
帰り道、運悪く雨まで降りだし、NORIと俺は敗北感に浸りながら帰路を辿った・・・
敗北者に雨。これほど絵になる光景はないだろう。
とにかく終わった。勉強したのに・・・
明日、まだテストを残しているのにどん底まで落ちた。
テンションは回復する気配を見せない。
二人でコーヒーを飲みながら無言の時間が流れる・・・
「帰るか・・・」
疲労と敗北感でこんな言葉ぐらいしか出てきやしない。
明日は、Research Methodology
勉強するといってもたかが知れている
俺が心配しているのはテスト時間内で答案が作れるかどうかにある。
英語を読み、英語を論じる。
これほど酷なことは無い。このクラス、英語が使えることを前提に進められている
今更、そんなことに気づいてもしょうがない
ヤバイ予感がする。しかし、何も出来ない。明日だし。
ただ受ける。以上!!
にしても今日は疲れた・・・
8月8日 (金) 〜 中間終了・・・ 〜
朝5時に起き、一応授業でやった数学的な分野に目を通す。
しかし、何でも持ち込み可ということでこんな勉強もたかが知れている。
とにかく受けるだけである。この試験はいわば俺の英語能力が試されている訳である。
宿題に一日費やすような英語能力が果たしてこのテストにどれだけ通用するかどうか・・・
だった3時間だけである・・・試験時間・・・
昨日と違い寝たせいか頭の状態は普通であった。
決められた座席に座り、辞書、電卓を机にスタンバイ。試験開始である。
ざっと問題を眺めたがやはり内容はヘビーである。
ある与えられた内容について読み下し
タイトル、段落ごとの小タイトル、要約(文字制限あり)、内容に対する自分の意見を論ずる。
これで大問一、大問ニが与えられたデータを解析せよといった感じである。
与えられた題材を読み下すのに1時間半。
答案作成に1時間二十分。
残りの10分で大問二。出来るわけが無い・・・
数学とともにこれも終了!
時間はかけたが俺の答案などたかが知れている。
改めて英語能力の欠如を思い知った・・・
またしてもやられた感じである。