これが俺の研究内容だ
研究テーマ カーボンナノ構造物の成長過程における電場磁場の効果における研究
カーボンナノ構造物とは?
カーボンナノチューブに代表される様々なカーボン(炭素)でできたナノサイズ(1ナノメートルは1メートルの100万分の1の長さ)の材料で次世代の材料として非常に注目されている。カーボンナノチューブは鋼よりも強い強度をもっておりその優れた電界放出特性、その組成により半導体的又は、金属的になったりと非常に魅力的な特性を示すことから電子デバイス、電界放出ディスプレイ、非常に強い強度をもった補強材とその可能性は無限大である。
その他の構造物としてカーボンナノコイル、カーボンナノウィスカー、カーボンナノホーンなどといったものがある。
どうやって作るの?
代表されるカーボンナノチューブはアーク放電法、レーザーアブレーション法、CVD法(Chemical
Vaper Deposition)といった方法で作られアーク放電法は二本の炭素電極に電圧をかけて放電させその炭素電極に析出した中にカーボンナノチューブが生成する。またCVD法は炭素を含む気相中に触媒(代表されるものとして鉄やニッケル等)を置きそれに熱を加えることにより、触媒からカーボンナノチューブやその他の構造物が成長し、大量合成、高配向などの利点があり僕の装置はこの方法を用いている。ちなみにカーボンナノチューブの単価は2002年現在のところ10グラム5万円と非常に高価なものである。
どんな装置?
こんな装置です。
装置図 この装置は熱フィラメントCVD装置といいロータリーポンプで真空にした石英管内に触媒を塗布した基板を設置しアセチレンと水素の混合気相中で赤外線過熱装置とフィラメントで加熱しアセチレンガスを分解、その分解された炭素が基板上の触媒に付着しそれが成長し、カーボンナノチューブができる。
この装置では基板に電界や磁界をかけることができその効果をみることが僕の研究内容です。