雪山遭難事件
教訓:
友達は選べ
高校時代の話ですね。



今思うとかなり危なかった気がします。



あと、俺が若かった気がします。



恐ろしいことをしました。



そんな今更後悔してしまうような事件です。



空中とび蹴り事件とはまた違った危機に襲われたのです。




    ↑_↑
/|\( `∀´)
⌒⌒ (    )
 ←-┤ | |
   (__)_)





















あれは、忘れもしない・・・




戸狩山へのスキーツアーに私はいた。




高校時代の悪友とスノボー旅行に来ていたのだ。
























クリスマスイブにな!!
























まあだから寂しいとかそういうことで




笑いを誘ってるのではなく




確かにカップルだらけで色々虚しいときもありましたが




問題なのは時期です




12月・・・




この時期は雪の降り始めが遅かったようで




その雪の積もり具合が心配されていたのです。




しかし、なんなくツアーは始まったので、




「あ、雪よ。積もってくれたんだなぁ」




と嬉しく思い我々は勇んでバスの乗り込んだのです。




ちなみに私、今回がスノボー初挑戦だったんで




すんげードッキドキでござんした。




  ・・・・





怖くて




















さて、何事もなく深夜バスは早朝に戸狩に到着!




荷物を置いて、ボードをレンタルすると




我々は山へ出かけた!!




シャトルバスに乗り、山のふもとまで来ると・・・




そこにはこんな看板があった・・・



























「本日は雪が積もりたてのため、ゴンドラ一台のみの
運行となります」 

























・・・・



・・・・・・・・



顔を見合わせる我々。











まあ動いていればいーじゃんということで




我々は唯一のゴンドラに乗り込んだ。




不慣れなスノボーを片手に















ゴォン ゴォン ゴォン・・・・
















ゴンドラは登る  











ゴォン ゴォン ゴォン・・・・











まだ登る・・・














ゴォン ゴォン ゴォン・・・























ちょっと待て





















高すぎるぞ












まあ確かに上の方なら雪は積もってるだろうけど・・・




一人テンパる私をよそに




ゴンドラは山のテッペン近くまで我々を運んだ




降りると素敵な看板が出迎えた






























「上級者コース」
























・・・・・





ジーザス





とはいえ行き場を失った我々に




もはや選択の余地はなかった

















それからの我々の行軍を表現するに




七転八倒などではとても現せないほどの有様だった




                ∧∧       (´⌒(´
            ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
    ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ  (´⌒(´⌒;;
           ̄ ̄ ̄   ズザーーーーーッ




(´´
∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ










1、立ち上がりかける





2、急斜面にて滑る





3、俺素人





4、こけーる 又は ころがーる





















一般客はウケタろうな




雪と戯れる高校生に




そんなこんなで転がり続けて数時間
























ゴールが見えた





リフトだ





ここからまたさっきのゴンドラ入り口に戻れというのだ





そして転がってこいとリフトが言うのだ























ふざけるなと!
























なにが楽しくてレジャー地で体中打ち身にせなあかんのや










そこで我々はリフトに背を向け、





下を見た





こんな看板があった

























「ここから先積もりたてのため危険」























・・・





積もりたてルートは明らかにふもとまで続いていた





そして我々の一人が言った






















「ここだ」


























・・・




思わず「ナニが?」と聞いてしまったが





若さゆえか・・・





スノボーをソリ状にして








我々はその道を滑走することにした。






















ビューン





















スノボーは凄いスピードで山間部をすり抜けた






邪魔するやつはいない!!





道もない!!!






足でブレーキと方向転換をし





我々は吹雪となって滑走した





・・・






はずだった!!!








世の中そうはうまくいかない








体重の重い俺のマシーンは凄いスピードだったので








非常に扱いづらかった








そして・・・
































とうとう事は起きた


















俺がブレーキをして



一番最後列につけたときだった






曲がりきれず






















あえなく自爆























雪の積もった山林に特攻を仕掛けた




















その際にかけたブレーキで














俺は積もりたての雪をかきわけてしまい、




              
                  |
    |       ∩   ジャーッ ゴボゴボ・・・
__ノ    .| |         |  _
| |        .| |          ./ )ノ\__ヽ
ヽ二二 ヽ -―- | |        .//|\ノ(◎)
__/ /" ̄| ヽ∧_∧// .|
   /  /    / ( ;´Д`)  ̄ ̄\
   |  |/⌒゙ /      /        \
   .\ヽ__ノ__,,./。 ゚    |\   .\
     .\\::::::::::::::::: \\ ゚ .       
       .\\::::::::::::::::: \\        
       \\::::::::::::::::: \ .\___
     \\_:::::::::::_) )
        -二二-―'












雪の中で埋もれた









__ノ                    _
   | |                    |  ノ\__ヽ
    ヽ二二 ヽ -―- 、    ∩   |   \ノ(◎)
____/ /" ̄ヽヽ_| |.__|  
/  / _∧_∧ l / /    \
   |  |/( ;´Д`)/        \
   .\ヽ∠____/\゚ 。       \
       .\\::::::::::::::::: \\.        \
         .\\::::::::::::::::: \\ /      
         \\::::::::::::::::: \ |      
                \\_:::::::::::_)\_______
         ヽ-二二-―'
























そして誰も俺の特攻に気づかなかった


























さて、インスタントでできたカマクラから脱出した私



深呼吸して周りを見る




 Λ Λ 
( / ⌒ヽ
 | |   |
 ∪ 亅|
  | | |
  ∪∪



吹雪

人はいない

スノボー素人

林の中

出口わからず

方向もわからず

寒い






危機感が募って俺はまたソリを展開







しかし









積もりたての雪がそれを許さない








足がはまってしまうのだ








観念して俺はボードを背負い歩いた







どれだけ歩いたろう








正直どうでもよくなってきた そのとき!








リフトがあった









無人のくせに動いているリフトがあったのだ










助かった・・・


                _,,.. -──‐- .、.._
           ,. ‐''"´           ``'‐.、
          ,.‐´                 `‐.、.
          /                        \.
       ,i´_,,.. --───‐‐.、.._ _,,─‐‐- .、.._ _,,.. - .、.._`:、
      \          |        /      /  
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                  \  ∧_∧/ /
                ○( ´∀`)○ 
                 \ ))-))/
                 |⌒I、│
                (_) ノ
                  ∪









もうないてました









リフトに乗り込み、乗り継いで













やっとゴンドラエリアまで着いた











皆はどうなったろうか





心配になってきた




そんなとき放送が流れた




「お客様のお呼び出しです」




「東京からお越しの・・・」







おおっ、皆無事だったんだな・・・









「マグナム山田様」











・・・・・










「お友達がお呼びですので、至急・・・」









誓った










もうこの面子で旅行はしない。




 ____           











おしまい