2002年11月13日(水)24/30
拓殖大学短期大学部
農業情報処理演習
11.決算(1)
1. 決算の意味と手続き
経営を行ううえで,一定期間ごとに,当期の経営成績と期末の財政状態を明らかにしなければならない。そのため,期末の時期に元帳の各勘定口座の計算をして,帳簿を締め切り,損益計算書と貸借対照表を作成する必要がある。この手続きを@@という。
〜決算の流れ〜
@@@@の作成 ⇒ A@@@@と@@@・@@@の作成 ⇒ B@@@勘定の@@@勘定への振替 ⇒ C@@@@ ⇒D@@@@書・@@@@表の作成
2. 決算整理
期末に作成する試算表では,未記入の取引があるために修正を必要とする勘定がいくつかある。このような勘定を整理し,正しい金額にすることを@@@@という。決算整理した内容を記入する事を@@@@といい,その仕訳を@@@@という。
〜決算整理で注意すべき点〜
@
学習済み
現金過不足勘定など仮勘定の整理
A 未販売農産物・未収穫作物・肥育家畜・繰越資材などの棚卸資産の評価
B 固定資産の減価償却
C
未学習
損益の繰り延べと見越し
D 貸倒償却
・決算は重要な部分なので何回かに分けて行う事にする。
1)損益の繰り延べと見越し
当期の損益計算を修正して,次期につなぐために行う整理事項である。
@@@@@@@…決算にさいし,支払地代・支払利息・共済保険料・雇人費・貸借料などの中に,次期以降の費用の前払い分が含まれている場合,@前払い額を@@から@@@,A@@@@という@@かえて次期に繰り越すことをいう。
@@@@@@@…決算にさいし,受取地代・受取利息などの収益の中に,次期以降の収益の前受け分が含まれている場合,@前受額を当期の@@から@@@とともに,A@@@@という@@にかえて次期に繰り越すことをいう。
@@@@@@…決算にさいし,当期の費用とすべき支払利息・支払地代・雇人費・貸借料などで,未払い分がある場合は,@その額の見越しを@@@@とし,A同時に@@@@という@@にかえて次期に繰り越すことをいう。
@@@@@@…決算にさいし,当期の収益とすべき利息・地代・貸借料などで,未収益がある場合は,@その額の見越しを@@@@とし,A同時に@@@@という@@にかえて次期に繰り越すことをいう。
例)地代を当期分・次期分合わせて¥100,000支払ってある場合,
下記の問題1から4までの取引について決算整理を行い、整理仕訳と転記をしましょう。
なお、仕訳と転記のフォームは個人の保存してあるものを使うように。
問題1.もみ乾燥場について,建物共済金¥9,800を支払い,当期の共済保険料として記帳した。決算にさいし,そのうち¥1,600は次期の前払い分と見積もり,修正した。
問題2.12月30日,得意先から貸付金利息¥6,000を受け取り,当期の受取利息として記帳した。決算にさいし,そのうち¥2,000は次期の前受け分として見積もり,修正した。
問題3.借入金の利払い期がまだこないが,決算のさいに,当期負担分の費用(支払利息)を¥8,000と見積もった
問題4.当農場の小型ブルトーザーの賃貸料は,決算を過ぎてから受け取る契約になっているが,決算のさいに当期の収益に属する分として,¥80,000の見積もりをした。