A教材
| この方法は引き算の答えを求めるためだけではなく、答えがあってるかどうか確かめるための方法です。たとえば”8−5=”の答えが不安そうな時に、「5+何が8?」と尋ねてあげます。足し算の力が十分についていれば、思い浮かんだ答えが不安なときでも、自分ですぐに確認することができます。このような習慣がついていると筆算の引き算でのくり下がりや、わり算の答えに自信が持てないときにも力が発揮でき、安心して学習を進めていくことにもつながります。 プリント学習では、ただ答えを出せばよい、というだけではなく今まで身についた力を使って新しい問題を解こうとする気持ちを育んでいくことも大切です。この気持ちは「自ら学ぶ力」にもつながっていきます。生徒の皆さんも、自分の夢や目標に向かって、未知のことにも挑戦していけるようになってもらいたいものです。 |
B教材
| 筆算の足し算で、くりあがる数字を書かずに頭の片隅において計算することは、頭の中で数の操作ができるようにするための第一歩です。頭の中でも数の操作ができるようになると、将来2けたの割り算でらくに商をたてたり、分数計算で約分や通分が速く正しくできるようになったりしていきます。くりあがりを書いている場合には「書かずに練習してごらん」と促してみてはどうでしょうか。 ところで、現在の学校では筆算の学習でくりあがりを強く意識させるために覚え書きをさせる場合が多く、先生によってはくりあがりの数字を書かないと×にすることもあります。そのため学校で同じ内容を学習している場合は、どちらでやればよいか戸惑うことがあります。公文式教材では、繰り上がりの数字を書かないことが、お子様の将来のために身に付けてもらいたい力であるとしていることをご理解ください。その力があればこそ、教室と学校とで答え方の使い分けをしていくこともできるかと思います。 |
C教材
| C教材の2けた×1けたの計算では2けた+1けたの計算を、2けた÷1けたの計算では2けた−1けたの計算などを頭の中でします。B教材では、これらの計算を正確に早くできるようにと、繰上りなどを書かずに計算力を高めてきました。C教材は、その能力を発揮し始めるところです。 またC教材の最後には、”260÷9”のような1けたで割る割り算をしますが、教室でもご家庭でも最終的には下に計算の過程を書かないで出来ることをめざして練習していきます。この計算はB教材の筆算で繰り上がりなどを書かずに練習してきたことと同様、学校での計算方法と違う場合もありますが、公文式では先々のレベルの学習に必要な能力をつけるという考えからこの方法を採用しています。お子さんが頭の中にどんどん計算できる場合では、大いに誉めてあげてください。 |
D教材
| ”108÷21”のような2けたで割る割り算では、商をたてるときに2けた×1けたの概算力が必要です。これはC教材で学んできたことをベースにしています。さらに高度な数の操作をD教材で取り組みます。ここまでの学習で、足し算・引き算・掛け算・割り算のすべてを学習したことになります。さぁ、いよいよ分数の世界に進んでいきましょう。(いよいよここで今までの暗算力が生きてきます) D教材の最後に「分数」そして「約分」の学習に取り組みますが、約分の学習には大きなねらい目があります。それは何の数で約分できるかを瞬時に見つけることにより、数の操作力・数感覚を身につけていくことです。ですから、D171〜180番のプリントは「一度で約分しなさい」という課題で”48分の32”というような約分も、一度に約分できるよう挑戦していきます。ここで身に付けた力は、次のE教材での分数の通分にもつながっていきます。 |
