2002年8月の日記
8月31日(土曜日)〜9月7日(土曜日) メキシコ旅行
9月の日記にまとめて書きます。
ご参照ください。
8月30日(金曜日) 入寮
漸く昼から入寮。寮の前で鍵を受け取り、卒業する先輩から買ってあったMoving
Saleの品々を地下一階のストレージルームから4階へ。かなり汗だくになって2時間後に終了。それにしても広い部屋だ。何だか、1部屋は暫く使わなくてもよさそうだ。
夜は明日からメキシコに行く全員でBBQパーティ。最初はどんな人々が居るのか、と緊張していたが、予想外にいい人達ばかりなり。俄然旅が楽しみになってきた。車でパーティに行く、というこの感じもアメリカっぽくていい感じ(飲めないけど・・・)。夜遅く帰宅してさらに部屋の片付け。結局就寝は3時。
※明日からメキシコに一週間キャンプの旅にいくので日記は途切れます。
8月28日(木曜日) 初運転
ことし卒業する先輩から買った車を取りに近くのマンションまで。車庫から緊張して出し、その足で運転免許センターへナンバープレートを取りに行く。やっぱり右側通行はなれない。ただ、道は快適。程なく免許センターに到着、いろいろな手続きの末に、ビニールに包まれたナンバープレートが2枚、ポンと手渡された。自分で古いプレートを外して新しいプレートをつけるらしい。なんともアバウトな仕組みだ。
運転が気持ちよかったのでそのまま、20分くらいドライブをして、モールへ。このモール、兎に角広い。ブルックスやティファニー、デパートもサックス5THアベニューやブルーミングデール、ノードストローム等が入っており、ここで殆ど用が済みそうだ。思わず2時間以上プラプラしてしまった。
それにしても運転して思ったのは、こんな車生活をしていると動く機会が全くなくなる、ということ。健康のためには出来るだけ歩くことにしよう。
8月28日(水曜日) カルビ
午前中にNYCを発ち再びビジネススクールのある街に。今日から同級生のうちに2泊居候なり。
午後は様々なセットアップの続きに費やし、小さな町を歩き回る。
夜は日本人同級生+パートナーズでカルビを食す。アメリカにしては珍しく、タン、レバ、カルビなどが出てくる。しかもかなり美味。と、調子に乗って真露を飲み、上カルビを頼んでいると、会計はなんと各人60ドル!アメリカに来て最高額となってしまった。みんな酔いが覚めていた。
その後は安く上げるために友人宅で飲みなおし。M氏撮影の秘蔵ビデオを見ていると、とっても不思議な映像が。肝心の彼だけが爆睡していたが、恐るべきM氏のキャラクター。来週一緒にメキシコに行くのだが、ちょっと楽しみだ。
8月27日(火曜日) 再会2
朝から晴天なり。
セントラルパークを抜け、朝からグッゲンハイム美術館へ。行った事がなかったが、この美術館は大当たり。現代ものが多く、僕の嗜好にマッチした。特に現在やっている写真展は非常に今風なものが多く、感心しながら拝見した。
お昼は、僕の元同僚Iと。かれは別のビジネススクールにいっており、現在サマーインターンをNYの某ヘッジファンドでやっている(会社派遣のため無給)。相変わらず、何事にも前向きで、しかもTALENTEDな彼の話に聞き入っていた。彼はどこでやっても恐らく成功するだろうと思うが、それはもって生まれたもの(家柄・才能)もさることながら、かれの積極的な態度がおおきいのだろうと思う。スタートアップ(企業の立上げ)が大好きという彼の熱の入った話は大変刺激的であった。
午後はメトロポリタンに行こうかとおもったが、少々疲れ気味だったので、より小規模なWhitney美術館に。この美術館は現代のアメリカ人美術を集めてあるのだが、これがまた素晴らしく、やっぱり20世紀の現代芸術を先導したのはアメリカだったのだな、ということが実感させられるものだった。
夜は、これまた前職の先輩2人(ともにNY勤務)と飲み会。一人はこの6月にビジネススクールを卒業、NY配属となった人。僕も受験時代、また仕事面でも大変お世話になった方。電話やメールではちょくちょくコンタクトをとっていたが、実は会うのは2年ぶり。全く変わっていない風貌や雰囲気に安心した。もう一人は、これまた古くからの先輩。彼の奥様がこの秋から僕と同じビジネススクールに行くというのも何とも因縁深い。久しぶりに会社の話で盛り上がり、懐かしい気持ちで一杯だった。それにしても、前職の会社の人達は素晴らしい人が多い。そんな人達と一緒に働けたことが嬉しいとともに、これからも会社は違うかもしれないが、ずっとお付き合いしてもらえればいいな、と感じた。
8月26日(月曜日) 再会1
今日はボストンからNYへの移動日。高速バスを使ってなんと20ドルでNYCにたどり着いた。途中、マンハッタンの北にあるブロンクス地域を通り抜けたのだが、周りを見渡すと、やはりかなり恐ろしそうな光景。絶対に足を踏み入れたくない雰囲気だった。
バスターミナルで、あらかじめ待ち合わせをしていたホストブラザー、ビルと再会。彼とあうのは実に7年ぶり。随分ほっそりして、昔のむさい雰囲気から「にゅーよーかー」となっていた。彼は昨年のセプテンバーイレブンの時点でWTCに勤めていたが、同日、たまたま寝坊をして命を助かった強運の持ち主。久しぶりに会ったので、積もる話も弾む。夕食は一緒に中華料理を食べた。ビルは昔は全く中華、日本料理が食べられなかったが、今は大好きだそうだ。大人になったんだね。ホストファミリーのみんなもとりあえず元気(ホストシスターが2年前から離婚係争をしていたが、未だ解決していないのには驚いたが)なので安心した。その後、一人でタイムズスクエアに繰り出し、ミュージカルでも見るか、と思ったが、残念ながら月曜日はブロードウェイは休業。仕方なくいろんな店を見て、夜お茶をしてから帰宅。彼の家はアッパーウエストにあり、夜でも安全だ、といっていたが、それでもやはり少々緊張する街の雰囲気。ここはNYなんだ、と実感した。ちょっと疲れる街かも。
8月25日(日曜日) 郊外満喫
朝は10時から、今年からハーバードビジネススクールに入学するSさんとブランチを食べるためにハーバードスクエアに。HBSは既に学校が一部始まっているようで、Sさんの奮闘振りを色々うかがった。矢張り僕の学校とは随分雰囲気、方針が違うようで興味深い。それにしても本カリキュラム開始前に全ての科目の基礎を終わらせてしまうとのこと、さすがにケース100%の同校ならでは、と感心。Sさんも僕と同様私費留学であり、この秋の就職活動、頑張ろう!と気合をいれて別れた。10月のボストンキャリアフォーラムでまた会うことになりそうだ。
その後、友人の運転で海岸沿いに北上。天気は快晴、気温もそれほど高くなく快適な1日。witch(魔女)で有名なSalemを超え、まずはMarblehead灯台へ。海にヨットが幾隻も繰り出しており、気持ちよさそうだ。欲しい。と思ったが、日本では余りつまらないかもしれないな、とも。この辺りに別荘でも買うか。
続いてRockportという小さくかわいい港町に。途中、Halfmoon Beachという小さなビーチで家から持ってきたフランスパンなどでサンドウィッチを作り食事を取る。ロックポートについたころには既に4時。海辺の岩場でアイスクリームを食べながら昼寝を少々とり、最後の目的地であるNewbury
Portへ高速を飛ばす。ニューベリーポートについたものの、地図もなくお互い初めてなので、どこになにがあるか全く分からない。ちょっと歩いて、たいしたことの無いところだな、と思って駐車場に向かったところ、とってもきれいな煉瓦造りの家々、お店が並ぶStreetに出た。なんだかヨーロッパっぽい気がする。もう随分遅かったので、お茶を飲んだだけで帰路についたが、これぞ、ニューイングランドという感じであった。
帰りに隣町にあるコリアンBBQの店で夕食を取る。焼肉!キムチ!冷麺!と久しぶり(しかも美味しい)の味に舌鼓をうった。それにしてもこの店、注文から出てくるまでが早く、しかも全て一度に焼いてくれるので、おなか一杯になるまで僅か30分弱。
一旦アパートに戻った後、歩いて近くのバーに飲みに行く。彼お気に入りのバーとのことだが、硝子のない大きく開いた窓際の席で、夜風が気持ちいい。思わずビールを2杯、ぐびぐびのんでしまい、酔っ払ってご帰宅。今日も良い1日だった。何とかして将来ボストンに住めないものか。友人に聞くと、住んでいるのは殆どが学生か大学関係者で仕事持ちは殆ど見かけないとのこと。うーん。
8月24日(土曜日) ボストン満喫
ちょっとゆっくり目に起きて、身支度を整えてから徒歩でハーバードスクエアからビジネススクールへ。途中、ケネディスクール(政治学)、チャールズ・リバーを渡り、ハーバードビジネススクールへ。芝生にレンガ造りが映える美しい校舎。それにしても大きい。
その後、少々迷いながらもボストン美術館に到着。美術館では、僕の好きなリキテンシュタインの特別展をやっており、しかも学生IDを持っていたのでリーズナブルな価格。そのほかにもルノアールやミレーなど好きな画家の絵がたくさんみれて大満足。その足で、相方から良いといわれていたガードナー美術館へ。どうも一人のおばさんが趣味で集めた作品を素晴らしいおうちの中に処狭しと置いてある、というだけのところみたいだが、その量と種類が半端じゃない。よくもまあこんなに集めたもんだ。それにその箱となるお家が素晴らしい。庭園もあり、大変可愛らしい。
夜は、就職活動旅行から帰ってきた友人とボストン1美味しいと彼が思う寿司屋に。確かに美味しかった。所謂アメリカ風の巻寿司と握り、それから天婦羅を食べたが、ブロッコリーの天婦羅以外は全て日本で食べている普通の寿司と余り変わらなかった。優秀なり。その後、ハーバードスクエア近辺のホテルにジャズを聞きに行く。今晩は鉄琴のプレイヤーをfeatureしていた。鉄琴(+木琴+エレキ木琴)のジャズを聞くのは初めて(2人くらいしかいないそう)だが、ピアノとも上手くマッチしており、これも大満足。良い気分でお家に帰りました。
8月23日(金曜日) バーストゥン
昼の飛行機でボストンへ。
ボストンの空港に到着するのは3度目か(街は4度目)。いつ来ても、ボストンの空港に着陸するときはドキドキする。ダウンタウンを掠めながら空港に入るこの独特の感じ。今日は特に晴れていたので、街が良く見えてちょっと怖いような、ワクワクするような。
既に夕方(4時)でしかも荷物が重かったので若干逡巡したが、やっぱり、ということで、本日泊まる予定の友人宅への道すがらにある、クインシーマーケットへ。小腹が減っていたので、やっぱりここはクラムチャウダーでしょう、とカップを購入。序でに近くにあった、フィラデルフィアチーズステーキ(ジャンクフードの見本のようなハンバーガーの類)が余りにも懐かしく、買ってしまい簡単な夕食に。僕が余りにも美味しそうに食べていたので、横に座っていた家族連れのお父さんが"What
you are eating is cheese--steak, right?"と言って、そそくさと買ってきたのには笑った。ボストンは何時来ても和む町だ。そこそこ大きく、ビルも高い。人々の格好もトラッドで洗練されている感じがする。でも、やっぱり非常にSafeで自由な雰囲気がある。ちょっと京都っぽいかな。
その後、これまた友人宅への途中にあるHarvard Squareに。お決まりのCO-OP(ハーバード大生協)に入り、グッズを見回る。やっぱり僕が行く大学に比べて随分グッズの数が多い。お値段も若干高め。ミーハーに何か買おうかな、と思ったが、やっぱり自分の大学のものを買うことにした。ハーバードは残念ながらご縁が無かったのでしょうが無いが、やっぱり行きたかったな、MITも受ければよかったな(受かるかどうかは分からないが)、Tuck(Dartmouth大)にしておけばちょくちょく行けたかな・・・・などと「今更」の未練が蒸し返してきた(相方も来たら喜ぶだろうし)。まあ、ビジネススクールをこんなこと如きで選んでる場合ではないし、自分の学校・町も大好きなのだが。
初めて訪れた友人宅はなかなか居心地が良い(肝心の友人は明日にならないと帰ってこないのだが)。すっかり我が物顔でテレビを見ながらCDをかけ、本棚の漫画を読む。早く僕も自分の部屋で暮らしたい(来週金曜日には寮の部屋に入れるのだが、その晩から一週間オリエン旅行なので実際のところ、あと2週間以上は無理なのです。トホホ)。明日はボストン美術館とハーバードビジネススクール探訪。夜は友人と寿司の予定なのだ。楽しみー。
8月22日(木曜日) 散髪・映画・規制
午前中に、明日からの旅行中に荷物を預かっていただく同級生のM夫妻のところに荷物を持っていく。Mさん宅で奥様にお茶・お菓子をご馳走になりそのまま暫しおしゃべり。こうやっていろんなお宅をお邪魔する機会も増えるんだろうな、と思いながら。そのうち、うちもやろう。
セットアップ3日目。学費、保険関係、SSN番号受取などを済ませる。これでこの3日間でやるべきことは全て終了。上出来である。ということで時間が余ったので床屋に散髪にいった。陽気なおじいさんであったが、僕はかなり緊張。というのも、英語で「後ろと横を刈り上げて・・・もみあげも短く」などという床屋用語を知らないのだ。10年前に使ったはずであるが、全く失念している。と、運良く、僕の前の人が僕の希望するくらいの髪形に仕上がっていたので、空かさず「今の人、今の人くらいの短さにして!!」とおじいさんに詰め寄った。髪を切っている最中はめがねを外しており、目が殆ど見えてないので、一抹の不安を抱きながらも、終了後に鏡を見るとまずは合格点の出来。おじいさんに、「これからもここに来るから、絶対僕の髪型を覚えておいてね!」とご機嫌にチップを弾んで出てきた。それでも15ドル。いい場所を見つけた。
まだ時間があったので、こっちに来てからの日課ならぬ週課となっている映画を見ることに。今日は、ちょっと地味目にThe Good Girlsというかなり暗めのそれでもコミックもの。かなり絶望的な人妻(不倫する)を演じるジェニファー・アニストン(彼女以外有名な人は誰も出ていない)が美しく、また演技も上手。ストーリーもかなり暗めながら楽しめるものであった。★★★★☆。
今晩はホストファミリーとの最後の夕食。「公共財に関する規制」について盛り上がる。彼は規制推進派、僕は大学のゼミのお陰でかなりの規制緩和論である。話していて気がついたが、両者のスタンドポイントが余りにも違いすぎる。米国の余りにもオープンな状態から見るのか、日本のように全てが規制でがんじがらめの国を基本にするのかで、実はお互い最善と思っているところは近いのではないか、と感じた(というか彼は政治学を40年間も教えている教授なので大変勉強になりました。ハイ。)。
たったの4泊ではあるが、かなりお世話になった。しかも、彼らの息子さん(34歳・カリフォルニア在住)が僕が到着した日に自己破産、職を失い(彼はハーバード卒)、家を追い出される、というトラブルの真っ只中だったのに、快く受け入れていただいた。今更ながらにアメリカのホスピタリティ精神には感動させられる。以前の日記に日本のメンタリティーを忘れたくない、と書いたが、この精神は自分のものにしたい。
明日からボストン・NY旅行。久しぶりに旧友・元勤務先の同期・先輩に会う。楽しみ。
8月21日(水曜日) 日本人飲み会
今日もセットアップに励む。SSNを申請し、銀行口座をオープン。大分出来てきた。
夜は同学年となる日本人達で飲み会。今年の入学生は多く、合計で20人くらい?なので、今日の参加者も学生12人、奥様方9人、キッズ2人、こちらに駐在で来ている方1人の合計24人。バックグラウンドもかなりばらばら、性格も結構違う仲間達(今日のなかでは僕が最年少)だが、みんな話し始めると止まらない。しかもみんな魅力的である。それにしても、かなりの人が米国に来てからその風貌を替えており(髪型、髪の色、ひげなど)、以前あった人でも一瞬誰か分からない人も。途中で席替えがあり、学生席(今日の参加者は男ばっかり)と奥様席に別れて盛り上がる。当然のことのようにこっちの席は飲みまくり。向こうはそんなこっちを見て、「暢気なもんだわねえ。何しに来ているのかしら」とかなり白い目でキビしめに見ていたそうだ。すみません、勉強もちゃんとします。
そんな奥様方の目は全く気にならず、店員にも注意されながら(しかし、この店員、注意しながら酒をみんなに注いでいた。商売上手というかなんというか・・・)盛り上がりまくり、終了。
帰りは同じ方向だった同じく私費のFさんと、就職活動頑張りましょう!と気合をいれながら徒歩で。雷雨が近づいており、シカゴダウンタウンの方でピカピカ光っていた。
何はともあれこれから2年間の苦楽をともにする仲間達。いい人が多そうで本当に良かった。よろしくお願いします。
8月20日(火曜日) 優雅なコンサート
ホスト先から学校まで送ってもらい、10時からセットアップ作業開始。インターナショナルオフィスや学生課を訪れ事務を済ませ、3時ころ帰宅。
それにしても学校は美しい。青い空と青い(海のような)湖に、白い建物と緑の草木がとっても映える。気候も良く歩いているだけで幸せな気分。昼ご飯もホストマザーに持たされたサンドウィッチを湖が一望できる芝生の上で食べた。
夕方、食事を済ませ、2人と共にコンサートへ。大学で行われるかとおもったらそれは間違い。湖沿いに車で北上すること約30分、コンサートが行われる公園に到着。それにしても、途中にあった家々の豪華なこと。北にいけば行くほど隣との間隔が広くなり、家がお城のようになり、家の前には大きな門と車寄せ(サークルになっている)、やがて門は見えるが家は見えなくなった・・・ホストファーザーによると、この辺りは全米で1、2を争う高級住宅地なのだそうだ。所得水準も全米2位の街、殆どはシカゴで働く、投資銀行家、医者、弁護士など。リタイアした人ではなく、意外に住んでいる人の年齢は若い、そうだ。それにしてもすごかった。
コンサートが開かれる公園・ホールも立派なもの。ホストファミリーは音楽関係の友人が多いらしく、友との再会を楽しんでいるよう。僕も色んな人に紹介された。リタイアした人もいれば、いかにもお金持ちマダム、という人、投資銀行の人など皆さん優雅な暮らしをなさっている人ばかり。(日本でもあるのかもしれないが)米国のトップの方の暮らしを垣間見た気分(格好はみんなラフなのだが)。僕だけコンサートチケットを持っていなかったのだが、今日作った学生証で何と10ドルでチケット確保。コンサートはストリングスのカルテット。中にクラリネットやソプラノ(声楽)が入る楽しい構成で、ベートーベンの知っている曲があったこともあり、十分楽しめた。カルテットのビオラが日本人(モトブチ・マイ)だったが彼女が一番上手かった(ホストファミリーも、「ビオラがよかった」と大絶賛)。異国で頑張っている彼女の姿に自分もちょっとシンクロしてしまった。頑張ろう。
8月19日(月曜日) ホームステイ先到着
朝から慌しく朝食・最後のパッキングをして寮をチェックアウト。いよいよビジネススクールのある街に出発。
今日は珍しく午前中から晴れている。これが昨日だったら良かったのに、と思いながらタクシーでサンノゼ空港へ。と、途中の道が混んでいて動かない。おかげで超陽気なメキシコ人ドライバーとの話ははずんだ(大の映画好きの彼は将来自分で作品、しかもよりによってSFホラー映画を撮りたいらしく、僕がビジネススクールへ行く、というとカネが溜まったら是非投資してくれ、と名刺をくれた)が、目的の時間には遅れをとる。
大急ぎでチェックインカウンターに向かうも「既に荷物のチェックインタイムは過ぎてしまいました」の非情な一言。今日のフライトはトラベロシティで安く買ったため、途中で一回他社便への乗り継ぎがあり、これにのれないと次の便も逃がしてしまい大変なことになる。何とか方法はないのかといっても次の便が他社便だということがネックになってどうしようもないとのこと。それでも、こっちも引き下がる訳には行かないのでゴネまくっていたら、何だか3人くらいで相談をして、10分あとの、何と直行便のキャンセル待ちに振り替えてくれることになった。しかも追加料金無しで(Travelocityでは、直行便は最低200ドル高かった)。これはラッキーかも、と喜びいさんで搭乗口に向かうと、その前の検問でひっかかり、かばんの中、ポケット、ベルトもはずして隅々までチェック。そんな時間ないんだよー、と泣きながらも搭乗口につくと、果たしてキャンセルが出ており、無事(というかかなりラッキー)なことに直行便にon
board。荷物が多い身としてはかなり嬉しい。アメリカン航空、やるじゃん、という感じ。というか、こんなに簡単に変更が効くものなのか。
席は3列席の真中だったがまあ、しょうがない。と思っているとどうも僕の左、右の女性(両方ともオバサマ)がどちらもNY州Syracuseの住人らしく、僕を跨いでローカルねたで盛り上がりだした。最初は蚊の病気の話をしていたので、ぼくも話に加わっていたが、そのうちどんどんローカルになっていき(なんちゃらstreetの○○屋が店をたたんだ。不景気ねー、とかどこそこ教会は柄が悪い、見たいな話)に着いていけず、結局僕は映画に逃避。映画はアンジェリーナ・ジョリーのLife
or something like it。ジョリー扮するニュースキャスターが占い師に後一週間の命と宣告されてから、見栄ではなく本当の自分を取り戻すお話。アンジェリーナ・ジョリーはきれいだったがストーリーは今ひとつで★×2.5。映画終了後は爆睡。
と、目的地に到着。本当は夜の8時過ぎに着くはずが、6時前には着いた。そこからエアポートシャトルで、ホストファミリー近くのホテルまで行き、ホストファーザーに電話をして迎えに来てもらう。ホストファーザーは大学の先生で、以前WEBページで顔を確認しておいたのですぐに分かった。車でホストファミリーのいえにつくと、そこは昔ステイしていたときのような、いわゆる「アメリカのおうち」ですっかり楽しくなってしまった。壁には娘さん達、お孫さんたちの写真が所狭しと飾ってあり、ポプリや刺繍などもかかっている。家族のご夫婦(ホストファーザーと書いたが、ファーザーというよりはグランドファーザー。推定70歳位?)も大変感じの良いお二人で、アイスクリームをご馳走になりながら明日からの予定や娘さんたちの話を聞いた。これから4日間、楽しそうだ。因みに明日の夜は大学でコンサートを聞きに行く。
さて、あしたからはセットアップ。頑張らねば。
8月18日(日曜日) 冴えない最終日
朝、妻からの電話で起こされる。向こうの夏休みも終わりらしい。明日から仕事とのこと。がんばれー。
ということで、8時ごろにおきて、最終日の今日、何をしようかと窓をあけると一面の霧と雲。かなりどんよりしていて寒い。結局、今日は夕方の5時くらいまで日が全く照らず、行く気満々だったプールも寒さにめげてしまい、結局、掃除・パッキング・ごみ捨てなどと冴えない1日。それでも夕食後、漸く天気がよくなってきたので、見納めにダウンタウンをぶらぶら。この期におよんでGAPでチノパンとTシャツ(2ドル!)を購入。その後Borders(書籍+CD屋)でCDをひたすら試聴。最近買おうと思って買っていないCDが余りにも多いので、かなり聞き込んだ。備忘録として書いておくと、EMINEM、Red
Hot Cille Peppers、Vanessa Carlton、Heather Novaあたりが良かった(ジャンルばらばら)。Vanessa
Carltonは勉強のお供にもよさそうだから9月になったら買ってみよう。
それにしても、店の中でシャキーラのWhenever, Whereverがかかっていたが、この曲、僕の隣の部屋の女の子が大層好きみたいで毎日繰り返し流れている。お陰で、そのキャッチ−なメロディーがいつも僕の頭を回っている。悪い曲じゃないんだけどかなり飽きている・・・・
CD屋で2時間程時間を潰して外にでるとこれまた寒い。もうこちらも秋が近いのだろうか。そういえば東京も涼しくなってきているそうだ。お盆も終わりだし、シカゴはそろそろ短い秋のはじまりかも知れない。最終日ということもあって何となく寂寥感が漂う1日だった。
8月17日(土曜日) 水三昧
ゆっくり起きる。
今日こそはプールに行こうと思っていたが、外は一面の霧。今日もダメか、とあきらめかけたが、昼になって何とピーカンの青空。これはツイていると思い、まずは今まで中々行けなかったビーチへ。ここのビーチは全米最初のボードウォークが評判のところなのだが、噂に違わずかなり本格的な遊園地であった。基本的には日本と同じ。ジェットコースターもあれば、メリーゴーランド、射的もあるし、ジュースやジャンクフードが外よりも若干高いのも日本同様。何となく懐かしい気持ちになった。絶対こんなところに来たことがある、と激しいDejavu(既視感)に襲われた。若しかしたら高校の留学中に東海岸のAtrantic
Cityなどで行ったことがあったかもしれない(というかそれしか考えられない)。遊園地からはすぐに砂浜、海に出られるのだが、皆の目的は専ら遊園地、若しくは砂浜でのBBQのようで、基本的に海に入っている人は殆どいなかった。水着姿の人も殆どいない。海を楽しむ、というよりかは海のそばの遊園地で遊ぶ、というスタイルなのだと感じた。その多くが家族連れやカップルで一人で歩いている人はまずいない。ちょっと寂しくなって早々に引き上げた。
ということで、午後3時くらいから大学のプールへ。こっちの方がやっぱり落ち着く。今日は人も少なく、以前と同様に1キロを一気に泳ぎきる。その後横の芝生にタオルを引いて若干昼寝。こんなお天道様に恵まれた生活もあと1日。プールからはバスに乗らず、寮まで30分弱の山道をハイキング。これもトレーニング。
夕食後は、何となくまだ部屋に帰るには早い、と思ったので、ダウンタウンへ出かけ、映画館の前をとおると、昨日から公開しているBlue Crushが丁度20分後から始まる、ということでチケットを買って(ついでに、ポップコーンも買って)席に着く(結局ポップコーンは多すぎて食べきれず−それでも一番小さいやつを頼んだのだが)。映画は、ヒロインが一時の恋に落ちながらもサーフィンで頑張る、という「終わりよければ・・・」のお決まり青春映画。それでも波の映像(CGを駆使)と音楽はこの前のxXx同様凄かった(そういえば、xXxのサントラはこっちで売れているらしい。映画の売れ行きも上々だそうだ)。サーフィン、僕には似合わないしまず無理だろうが、かなりやってみたくなった。ヒロインの女の子(Kate Bosworth:初めて見た)もかわいく、評価は★★★☆☆。出演者の一人がオセロの中島に似ていたのはちょっと×。終わって外に出ると寒かったので、スタバでカフェラテを買い、飲みながら帰宅。
ということで1日、水だらけの土曜日でした。
明日はパッキングしなくちゃ。
8月16日(金曜日) 授業最終日
今日は授業最終日。この3週間、統計、ミクロ経済を受けていたのだが、結果的には良かったと思う。会話などの英語力はいやでも向こうで鍛えられると思うし、忙しい秋学期を乗り切るために少しでも予習できたのは幸いだった(というか内容的にはこの2教科は必修の範囲を略カバーした感あり)。向こうで必修を取り直すのか(やさしいけど退屈、カネの無駄?)、必修のwaive(免除)を申請して選択科目をいきなり取るか(難しいけど取りたいものがたくさん・効率的に取れる)どうしようか。
今日はプールに行こうと思ったが、午後遅くまで雲が晴れず肌寒い。結局やめにした。
何だか無性に日本の本(それも小説)が読みたくなっている。僕は本来日本語の本を読むのは相当速い方だと自負しているが、英語だと、内容が面白くても遅々として進まず、じれったい。その反動だろうか。
8月15日(木曜日) 3週間の変化
■アメリカに来て変わったこと・もの
・毎日Tシャツ、短パン、ビーチサンダル。寒くなったらこちらで買った大学のトレーナー(下写真)を羽織るだけ。長ズボンをはいたのは1回
・アレルギー性鼻炎が全くでない、鼻毛が伸びない
・整髪料を全く使わない、ひげも1週間に一度しか剃らない
・テレビを全くみない/音楽を全く聴かない生活
・アルコール摂取量ゼロ
■アメリカに来ても変わらないこと・もの
・体重
・肌の色(あんなに焼いてもすぐ元に戻る・・・)
・人見知り
・英語力(読むスピードだけ微妙にアップ)
・時間ぎりぎりの生活(こんなにゆったりしているのに、食事に行くのは食堂が閉まる5分前、宿題は授業の3分前に完成、振込は締切当日、etc.・・・)
つまり、生活スタイルはかなり変わったが、内面はそのままということ。
8月14日(水曜日) 郵便システム
昨日の話・・・
月末からのメキシコ旅行に向けて小切手を銀行から発行してもらい、郵送(書留、resistered
mail)で送ったのだが、一向に届く気配がない。ということで、郵便局に電話をして、どうなってるかを聞くことに。ところがこれが大変。たらいまわしの連発だ。こちらの人は、自分の責任範囲ではないことについては全く答えようとしない(次にどこに聞けばいいのかも教えてくれない-社会主義の中国と同じやん)。従って、調べあげるにはかなりの労力を要した。幸い、最後(電話を8本くらいかけた)にはその手紙がある郵便局で止まっていることが判明、一件落着を見た。日本でも、郵便局のサービスの質は余りよろしくないな、と思っていたが、当地に比べれば相当格上だ。カスタマーサティスファクション、インターネットのサービス業への活用、郵便物のトラッキングシステム、全て米国発の概念、システムなのにどうしてこの体たらくなんだろうか。まだまだ日本にも復活・逆転のチャンスはある、と思った。
今日は、午前中授業、午後は図書館で勉強。夕方にプールに行こうと思ったら、本当に珍しいことに霧雨が降ってきたのでおとなしく寮に戻る。
漸くガーナ人先生の発音も耳に慣れて来たが、今日はなぜか生徒の一人の子供(推定3〜4歳)が来ており、意味不明の言葉や叫び声を発していたのでなんとも間が抜けた授業になっており、こちらも集中ができず今ひとつ理解度は低かった。あれでは先生もやり難かろう。
8月13日(火曜日) 就職と授業
青空に飽きたと思ったら今日は午前中、霧が晴れず、かなり肌寒い。
ということで、コンピュータルームで就職活動関連のWebページを見まくった。志望している会社(投資銀行、Private
Equity、事業会社)からビジネススクールのキャリアマネジメントセンターのものまで。何だかかなり大変そうだと思ったが、実感はまだ湧かず。あと2〜3ヶ月で恐らく佳境に差し掛かる。自分の中でのプライオリティ付けと、自分の「売り」を早く(日本語・英語で)表現できるようにならなくてはならない。
何れは事業会社でマネジメントがしたい、という夢は変わっていないのだが、そのプロセス、恐らく幾筋にも分かれた道のどこをとおるのか、(そんなに選んでられるのか、ということは抜きにして)悩みどころである。どうも、巷間言われている話では、今年のMBAジョブマーケットも日米問わず(まだ日本の方がましか)相当に厳しいらしい。まあ、経済は好不況の繰り返しな訳で、厳しいときに入ったら、それはそれで次の好況期を悠々と迎えることができ、良いのだが。
何でも、就職活動を見越してどの授業を取る・取らないを決めることも重要らしい。これの意味は2つで、@秋学期は就職活動で時間を取られるから、重いものを取りすぎるのは危険である、Aそうはいっても1年の終わり迄に、自分がサマーインターンで行きたい業種・職種に関連する授業はできるだけ取っておいたほうがいいらしい。サマーインターンの出来、不出来、引いてはその後の本採用の可否にも関わってくるようだ。しかも授業のパンフレットを見ると、Aを取らないと、Bは取れず、Bを取らないと、Cは取れない、といったような感じで、1年間でどれを取っていくかはまるでパズルのよう。学校が始まってからのばたばたの期間はまずゆっくり考えることは出来ないので、今のうちに何とか目星をつけておこう。
と、色々物思いにふけりながらパソコンの前に座っていたら、いつのまにか、厳しい西日が差していた。
今日の1日はこれで終わり。ふぅ。
夜、久しぶりにYahooで日本の記事を見たら、何時の間にか、田中真紀子が辞めていた。昔から僕はあの人の能力(難しい議論でうまく折り合いをつける能力)とやり方(人心を誘導、掌握するやり方というか何と言うか・・・)には今ひとつ賛同できないものがあったが、こうなってしまうと哀れだ。いつかはバレることが明らかなことをどうしてやったのか(ばれないと思ったのか)、悪人、というよりもちょっと知性が足りないのでは無いだろうか。恐らく、加藤紘一と同様、次回の選挙に出馬するのかもしれないし、出ればきっと分厚い地盤に支えられて当選するのだろうが、従来のような輝きはないだろう。
今日はアライグマを発見した。ちょっと怖め。
8月12日(月曜日) 最終週
早いものでこの街も3週目、最後の週だ。
木曜日には1科目Finalがある。何だかあっという間だったが、米国の授業、忘れていた統計・経済学をちょっと思い出すには良い選択肢だったと思う。そろそろこのいつも同じように晴れた青空にも飽きてきたかも。
午前中、授業にでたあと、昼ご飯は、なにかラウンジでひらかれていたパーティに行って見る。先にも述べたとおり、芸術学科の人々がこの寮には住んでいるので、ちと雰囲気の怪しい人が多いのだが、今日発覚したのは日本の漫画好きが多いこと。僕も知らないような(ちょっと馬鹿にされた)アニメネタで盛り上がっていた。只のオタク。
午後は、ダウンタウンで懸案のアウトドアグッズを買い、スターバックスで"Rich
Dad, Poor Dad"(邦題『金持ち父さん、貧乏父さん』)を読みながらお茶。はじめてスタバに来たが日本のものと全く変わらず(当たり前)、安心。外の日差しの強いパラソルの下で、アイスカフェラテ片手に読書・・・・ちょっと幸せな時間でした。
なんだか、ビジネススクールのある街では、日本人を含む入学生が集まり始め、同期メーリングリストも騒がしくなってきた。毎日何かしら理由をつけて飲んでいるとのこと。行ったら行ったで大変そうですな、こりゃ。
8月11日(日曜日) 昨日と略同じ
ゆっくり起床、朝はネットサーフィンをして、午後から工学部図書館で宿題の残り。その後、プールへ出かけ、昨日より100メートル多い、1.1kmを完泳し、しばし横の芝生で寝転ぶ。今日は昨日と違って休みなく1.1km泳げた。この調子で来週も続けよう。
夕食を食べたあと、何となく物足りなかったのでダウンタウンへバスで出かけ、月末からのメキシコ旅行に備えた買物をしようとウィンドウショッピング。といっても日曜は店が閉まるのが早く、あまりお目当てのものには出会えず。しかし、やはりアウトドアグッズはカリフォルニアの方が充実していそうな感じなので、こちらで揃う分は買っていこう。お金があれば、この地はやっぱりサーフィンのメッカで、サーフショップも多いので洒落たTシャツなども買い込みたいところではあるが、まあ我慢。
と、ウィンドウショッピングが不発だったので、映画館に飛び込むことに。xXx(トリプルエックス)という、日本では全く知られていないだろう映画に入ったが、「グランジ007」とでも言うべき映画だった。内容は、悪っぽい人(実は良い人)がアメリカのエージェントとなってチェコで大暴れ、と陳腐なストーリーだったが、映像は007と比べても完全に上回る、凄いものだった。音楽もAlternative(死語?)が多く、中々よろしかった。アメリカ人も、老若男女問わず、そこかしこでOh my god!!と叫んでた。★★★☆☆位かな。因みに先日の「Sign」は、★☆☆☆☆。
8月10日(土曜日) プールにて思う
午後、涼しい図書館(図書館は2ヵ所あり、今まで行っていた方は大変暑かったのだが、昨日、工学部図書館に行ってみたら涼しく、机・椅子も立派だったので、こちらの常連になることにした)で勉強をしたあと、大学のプールへ。案の定、(5時なのに)かんかん照りの下の屋外プールで、それなりに日焼けしてしまったが、それでも気持ちはよかった。泳ぎながら、屋外プールでちゃんと泳ぐのなんて何時振りだろう、と考えると、実は小学校の頃までさかのぼることに気がついた。あのころも今と同じくらい時間の流れがゆっくりだったなあ、と懐かしく振り返りながら予定の1kmを泳ぎきった。爽快。
当地に来てから、就職のこと、家庭のこと等、自分の今まで、これからについて考えることが多い。思えば、この日記をきちんと書くことだって余裕があるからこそ可能なのであって、学校が始まったらどうなることやら分からない。ゆっくりとした時間の流れ、大切にしなければ。
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そうもいっていられないのが就職活動。秋になれば早速来年のインターンへ向けての活動が始まる。自分は最終的に何をやりたいのか、Work/Lifeバランスをどうしたいのか、やっぱりおカネは欲しいのか、充実した仕事とは何か。受験時から色々考えていたことではあるが、未だ結論は出ない。これについては悶々とした日々が続きそうだが、そうも言っていられない(結局は、投資銀行【仕事きつく休み無し、仕事内容は今までと然程変わらず、カネは良い】に対する思い入れがどれだけあるか、ということか)。
8月9日(金曜日) ダイエット
今日、こちらに来て始めて、体重計に乗ってみたら、体重が全く変わっていなかった。結構毎日歩いている上に、そんな豪華なものを食べているわけではないのでちょっと残念だった。まあ、目立った運動をしていない、また、ビッフェスタイルの食事でいつも腹8分目で止められない貧乏性の僕なので当然といえば当然だが。明日はプールで泳いでこよう(この大学のプール、屋外でかなり日焼けが強そうなのが懸念材料・・・)。それにしても、当地の人々はかなり巨大だ。昔住んでいた東海岸、また先日訪れた中部に比べても、男女問わず巨漢が多い。何となく、気候、健康的なライフスタイル、という観点からは西海岸の方がダイエットに適しているような気がするのだが、なぜだろう。
8月後半の東海岸(ボストン、NY)への旅が本決まりになりそうだ。旧友、元職場の先輩、昔のホストブラザーなどと再会する予定。今や、米国にも思ったより多くの知り合いが居る。楽しみだ。9月の頭には、ビジネススクール最初のプログラムである、グループ旅行でいきなりメキシコ(Veracruz)へ行く(しかも寝袋inキャンプやラフティングなど、かなりサバイバルな生活らしい)ことになるし、ここ暫くは、かなり旅づいた日々になりそうだ。ちゃんと体調を整えないと。
生活のTips:クォーター(25セント)を集めるべし。これが無いと、洗濯も出来なければ、電話をかけるのにも不自由する。その他自動販売機などでも多用。お釣りでもらったクォーターは必ずためる心構えが大事。
今日の発見:キャンパスに野ウサギがいた。逃げ足の速さはリス以上。
8月8日(木曜日) 日本人、目立つ
今週に入ってから、暑さが激しくなってきている。
日中は30度を間違いなく超えているだろう。つらいのは、暑さが夕方(こちらでは夕方という感じが全く無いが)5時くらいになっても全く落ちないこと。疲れてきた体には少々こたえる。ただ歩いているだけの僕もちょっと日焼けしたかもしれない。それでも、日本から伝わってくる殺人的な暑さと比べれば、天国のようだろう。湿度が無い上、爽やかな風が常に吹いており、木陰に入ると、5度以上気温が落ちる。読書するには丁度いい気候だ。
隣の寮に新たな団体が現る。なんでも行動心理学のカンファレンスで、200人規模の大人(結構年配の人も多い)が来ている。お陰で飯時になると行列が出来てしまうのだが、ひときわ目を引くのが中に数人いる日本人達。他のみんなは短パン、ポロシャツ、タンクトップ、といったラフな格好なのに対して白いワイシャツにネクタイ、紺のスーツ。かなり目立っている。この暑さじゃ辛かろう、と他国の人が言っていた。でも、何となく笑えない。僕も、他国で学会のカンファレンスがある、と言われれば、迷わずスーツとネクタイは持っていきそうな気がする・・・・
8月7日(水曜日) ホームステイ
朝からMicroEconの中間試験。出来たと思っていた計算問題が全くの勘違いで、撃沈される。一応、「応用」ミクロ経済学が専攻なのに・・・無念。
夕方の統計で、月曜日に受けた統計の試験が返ってきたが、90%と、まずまずの出来。前回と違って、上位3番に入っていた。良しとしよう。
あと一週間半くらいで、この町を出て、ビジネススクールがある町でセットアップに励まなくてはいけないのだが、先日ダメ元で申し込んだ(6月くらいまでには申し込むように、と書いてある)ホームステイ・プログラムから返事が来て、その町に住んでいる、とある大学教授(政治学?)夫妻宅に転がり込めることになった。当初は、ホテル代を浮かそう、と位にしか考えていなかったが、決まってみると嬉しいものだ。先輩の話では、家庭によっては、その後も、折々(感謝祭やクリスマスなど)でお付き合いをできる、ということであり、それもまた良し。なんだか高校時代(丁度10年前!)に1年間ホームステイをした日々が懐かしい。最初にショッピング・モールの駐車場で出会って、車の中に押し込められた(普通の車に巨大な人が4人、僕が後部座席の真中にちょこんと座っていた)ときにはどうなることやら、とかなり心配したのを思い出す。
なんでも、Host Fatherはチェロを、Host Motherはビオラとバイオリンを、カルテットで弾いている音楽夫妻だとか。早速来たメールにも、その週にクラシックコンサートを聞きに行くので興味があったら是非どうぞ、みたいなことが書いてあった。僕が、申し込みメールに「音楽、特にバイオリンが好き」と書いていたからかもしれない。余りの下手さに驚かれないか、それだけは心配だ。あと、日本の政治について聞かれたらどうしよう。やっぱりムネオネタか。
8月6日(火曜日) 運転マナー
今日は、日本ではヒロシマの日(合掌)だが、こちらでは普通の火曜日。思うに、昨年の911のことは、日本でも30年、50年経っても語られると思うが、アメリカではヒロシマの日、なんて全く関係なかろう。別にだから何だ、というわけではないが、一事が万事、アメリカはself-centeredな国なのだ。だから強いのだが。
そろそろ日々の生活もルーチンになってきたので、特に書くこともなくなってきたが、こちらの車の運転、思っていたよりも丁寧である。信号が少なく、一時停止サインが多い国であるが、車は「絶対に」とまっている。また、歩行者がいる横断歩道では絶対に止まる(結構イカツイおにいちゃんに譲られた時は、少々緊張しながら早足で歩いている)。歩行者が必ずえらいのである。完全な車社会だからこそ、マナーが生きてくるのか、宗教に基づくホスピタリティか、それとも訴訟社会だからか。
在メキシコの友人からメールが来た(コンタクトをとるのも2年ぶりくらい)大変元気そうで結構だ。「人生は短い。おもしろいことや楽しい事は、なんでもやらなければいけない。」全くもってその通り。
8月5日(月曜日) 映画を見る
学校も2週間目になり、漸くなれてきた。まだまだ寮内で話のできる人はいない(挨拶程度どまり)が、飯の時に話せる人は出来てきた。
Midtermの直前になり、どうもフラストが溜まってきた(これしきで・・・)ので、切り上げてダウンタウンで映画を見た。日本でもやっているだろう、メル・ギブソンの「Sign」。ミステリーサークルもので、ちょっと期待していったのだが、今ひとつのエンディングで不完全燃焼。あと、やはり字幕無しの映画(当たり前)は少々きつい。最初の人間関係(といっても映画を通じてほぼ5人くらいしか出てこないのだが)が分かるまでにかなりの時間を要してしまった。この聞き取り能力では、恐らくとなりでやっていたオースティン・パワーズは、何を言っているのか、かなり聞き取れない部分が多そうだ。
夜、統計の試験。何とかなったと思うがどうだろう。返ってきた宿題の点数も前回に比べて上昇している。
それにしても、大きな夢を持って米国に来て、クイズや宿題の点数に一喜一憂。このギャップはなんとかならんものか。
全然関係ないが、こちらでコーヒーを飲む機会が多いが、昔いたころよりも数段、味の質が上がっている。昔は薄くて底まで見通せるようなまずいところばかりであったが、最近は、大学の食堂でも、フレンチ・ローストと銘打った濃いものが飲める。スタバもどきの店もたくさん。これは良い傾向。
8月4日(日曜日) モールと再会
ここ二日とは打って変わって、珍しく朝から快晴(普通は、海からの冷たい風で午前中は霧若しくは霧雨のことが多い)。気持ちは良いが、明日からのMidtermに向けて今日も勉強に邁進。
といっても、午後になり飽きてきたので、早めの夕食をとった後、ダウンタウン経由でモールへ向かう。車が無いのでバスに乗るが、ここの大学生は路線全てが無料。すばらしい。途中、人でごった返すビーチ(米国で最初のボードウォーク=海岸遊園地のようなものがある)を抜け30分ほどでモールに到着。実は米国でのモール体験はかなり久しぶり(前回行ったのは、もう8年くらい前)だったが、イメージと全く違わず。やっぱりドでかく、何も買わずとも時間が過ぎて行く。何となく、また留学中にタイムスリップしたような気がして(あの頃はお気に入りのフットボールやカレッジの帽子やユニフォームを欲しがっていた)、懐かしい時間を過ごした。
それにしても、一通り見終えて夜8時ごろ出てきたが、まだ明るい。8時半に日暮れというこの感覚、未だ馴染めず。
あと、前前から思っていたが、車を持たない僕はバスに乗って移動することが多いのだが、バスに乗っている他の人は、若干所得が低そうな人達とシニアな人が圧倒的に多い(大学内を除く)。やはり、車社会か。そのせいか、バスの中は、スペイン語やラテン系の言葉が飛び交って、なんだか賑やかで楽しい。
8月3日(土曜日) 360度評価
週末はキャンパスもがらんとした感じ。もともと夏休みなので少なめの人間しかいないのだろうが、土日は一層静か。ということで、日本人の多さが余計に目立つ。ただ、このキャンパスに居る大学院生、スタッフには、日本に行ったことのある人、日本語のクラスを採った人、などがたくさん居るようだ。今日も、昼飯を食べながら話していた人は、昔日本で英語を教えていたのよ、と懐かしそうに言っていた。意外に近い国なのかも知れない(食事にも毎回必ず炊いた白米が出ているし)。
ということで(今日も日が全く照らなくて肌寒かったが)、図書館および、本屋の近くのベンチで読書と作業。別のビジネススクールに行く人から頼まれていた課題がのびのびになっていたので漸く終わらす。何でもリーダーシップの授業においてその人に対する仕事上、その他での関係者からの「360度評価」をするものらしい。やってみたら結構大変だった。そういえば僕の学校でも今年からこの「360度評価」のパイロットプログラムを立ち上げるので、やりたい人(先着60人)は手を挙げるように、という連絡が先日あった。はやっているのだろうか。
僕の前職でもこの360度評価は存在した。確かに僕も自分の部署/他の部署の上司などを評価した覚えがある。が、果たしてどのようなシステムで個人評価に反映されていたのかは不明。今考えても、前の会社は、「組織のシステム」としてはひどいものだったと思う。プレイヤーは優秀なのに・・・先日、ある小売業の社長(若くして抜擢された)が、「まずシステム。システムを作ったら後は気合い」と力説していたそうだが、その点についてはかなり賛同できる。
ところで、急に思い立って調べてみたが、8月の最後、このサマースクールが終わったあと、軽くアメリカを旅行しようと思う。ボストン、ニューヨークなどを訪問する予定だ。というのも、ビジネススクールの寮には8/30にしか入ることができず、この間のホテル代を考えれば、飛行機で色んなところへ飛んで、友達のうちに泊めてもらう方が安上がりだからだ。それに、ビジネススクールが始まったら忙しいと思うので会える時間もないだろうし。まだまだ未定だが、可能かどうかちょっとアポ取りでも始めてみよう。
8月2日(金曜日) 銀行
今日は午前の授業で終わり。久しぶりに聞いたぞ、ラグランジェ方程式。
来週は中間試験があるのだが、そこでは○○の定義を説明せよ、型の問題がたくさん出るらしい。僕が最も苦手な既述だ。もっと計算問題を出してくれれば良いのに・・・・
午後からは雑事をこなしにダウンタウンへ。送金小切手を作る必要があったので銀行(Bank
of America, Wells Fargo)に行った。前職が前職だけに銀行を見るとどうしても行員の仕事振りに目が行ってしまう。どちらの銀行も長い列で10分以上待たされたので、ゆっくり見ることができたが、やはり随分日本とは違うな、という印象を覚えた。第一に、服装。ポロシャツやアロハっぽいシャツ、Tシャツの行員もいる。2行とも見渡した限りネクタイは居なかった(というかこの街でネクタイをした人に殆ど会ったことがない)。第二に雰囲気。日本のように何となくお高い、若しくはきちんとしている、という感じではなく、極めてフレンドリー、しかし、雑。ちょうど日本のマクドナルドwithスマイルみたいな感じだ。こんな銀行が日本にあったらはやるだろうか?ダメだろうな。
米国に来て以来始めて、日中、日が照らなかった。とたんに肌寒い。
夜は、買ってきたThe Goalを読む。英語本の読書は就寝前に丁度良い。
8月1日(木曜日) 電話
こちらに来てから初めての妻との電話。なんだか5日しか経っていないのに随分と離れているような気がする。元気そうでなによりだ。本来はマメに電話をしたいところだが、金もかかるので仕方ない。
今日は夜の授業だけ。しかしながらいつも通り、宿題は盛りだくさんで午後はずっと図書館篭り。
漸く周りを見渡す余裕が出てきて思ったのだが、アメリカの学部生も結構いいかげんである。宿題の提出日しかこない、しかも遅刻・早退する、授業中寝ている、テストの情報だけ聞きに来る、など自分が日本の大学で経験したとおりのことをやっている人たちも結構いる。まあ、自己責任の国なのでそれでもいいのだろう。インストラクターもこれらの不束者に対してかなり寛容である。しかしながら、僕はいまだ無欠席、無遅刻、無早退である。別に自慢にもならないが、やればできるじゃん、という気がした。
但し、忌々しき問題なのは、2時間、または1時間半の授業の間、集中力が続かないことだ。年齢を経ると集中力の持続時間は短くなる、とよく言われるが、それでも数ヶ月前に仕事をしていたことは、根を詰めれば2時間くらいは平気だった気がする。既に甘ちゃんモードに突入か。
ところで、朝の妻からの電話で、退職直前に受けた証券アナリスト二次試験に合格していることが判明。再度就職活動をしなければならない身としては、結構嬉しい。1日休みをいただいた甲斐があった。無職でも「証券アナリスト」を名刺で名乗れるのだろうか?