2003年1月の日記 

1/1 再開・抱負

久しぶりに日記を書いてみる。
いつまで続くか、と妻に笑われている日記だが、今年は、不定期かつ短く、を基本に。
日本に帰って、僕のキャリア観、人生観もまたちょっと変わった気がする。そんなに頑張らなくてもいいじゃん、と。

ということで、ことしの抱負は、
1 初心を忘れずに
2 でもフレキシブルに
で行こうと思う。色々ときな臭い、見えづらい世の中だからこそ、素直に、純粋に行きたい。
今日は奈良⇒京都で親戚めぐり。皆元気でほっとする。
それにしても、区切りを感じない年末年始である。僕も世の中も積み残しがいっぱい・・・


1/2 初詣

日本滞在も明日まで。ということで妻との時間を大切に過ごそう、、と思ったら寝坊した。
妻の実家で少々おしゃべりをしたあと、ごったがえす浅草寺へ。いつも思うのだが、僕のお参りは、妻と比べて長い。欲張りすぎなのか。上野で土産などを買い物。こういった何気ない時間もあと少し。

親戚とはいえども(だからこそ?)、人が集まると色々あるなあ。

夜は買ってきたDVD 'Reality Bites'を鑑賞。この映画が好きだった大学時代にフラッシュバック。

'This is all we need.....
A couple of smokes,a cup of coffee,and a little bit of conversation.
You, Me, and five bucks.....'

シンプルなものは良い。


1/3 渡米

あっという間のような、長かったような、やっぱり短いような3週間が終わり、いよいよback to school。
次に妻と会うのは10週間後である。名残を惜しみながら出国審査へ。フライトは快適。しかし映画の見すぎで一睡もできず。

乾いたシカゴに帰って、早速教科書を買いに学校へ。総額400ドル弱を払い、かなり重い(先学期よりは薄い)教科書を持ち、少々気合が入った。

前回来たときは興奮と不安であまり思わなかったが、久しぶりに寮の部屋に戻ってくると、広く感じる。
先学期がMBA留学の導入とすれば今学期は本編。更に充実した学期としたい。


1/4 早速パーティ

今日は昼から勉強をする。思ったより英語を読むスピードが遅い(最近日本語に慣れていたのでそう感じるのだろう)。
他の日本人同級生と、来年の新入生歓迎冊子の打ち合わせをしていると、メールが飛び込む。メキシコ旅行の友人、Marenの誕生日パーティとのことで、夜、久しぶりのBar Louieに駆けつける。他の旅行メンバーもたくさん集まっており、懐かしい顔にほっとする。と、話しが大きくなり、夜0時半からシカゴダウンタウンへ踊りに行くことに。眠い目をこすりながらラテンサウンドの下、体を動かしていたが、いよいよ耐え切れず椅子でちょっと眠る・・・・・するといきなり頑丈な黒人おにいちゃん2人(店の警備員)に腕をつかまれ、外へぽいっと放り出される。寝るのは駄目だから出て行け、といっていたので反論するとかなり怖い形相になってきたのであきらめる。他のメンバーを呼び出し、そのままお家にすごすごと。僕の大立ち回りに皆は大爆笑していたが、僕はちょっと不本意。今度パーティがあるときには体調を万全にしないと。


1/5 さすがに勉強

明日からの授業に備え、基本的に勉強day。というか昨日の反動で外に行く気がせず。
それでも途中、食料を買い込みにミツワに遠征。明太子と牛肉・豚肉薄切りを買ってご満悦。

なんだか時差ぼけが全く抜けない。来週以降だいじょうぶかなあ。


1/6 冬学期スタート

いよいよ授業開始。
最初だから、と余裕を持ってキャンパスに乗り込むと、既に学校は生徒の山でごった返していた。
会う人会う人、休みはどうだった、とここ数日お決まりの話題。何でも、スキートリップがかなり楽しかったようで、ちょっと残念。まあ、来年に期待しましょう。
今学期は、いまのところ

Marketing Management
Decision Science for Management

の必修科目と、

Financial Reporting and Analysis
Financial Decision
Investment Banking in Debt Market

のファイナンス、会計系選択科目を履修予定。若しかしたら変えるかもしれないけど。
今日のFinancial Reportingはインド人先生だったが、なんとも発音がわかりにくい。これで全く知識の無い分野だったらひどいことになっていただろう。フルに5科目、ということでかなり意欲的なスケジュールだが、まあ、頑張ってみましょう。今学期は「就職活動が・・・」とかいう言い訳は通用しないのでgradeも良いものを取らないとね。


1/7 いきなりはまる

なんだか先学期と勝手が違う。5科目とっている、ということもあるのだが、ワークロードがかなり重い。先学期は楽をしすぎ、という話もあるが。
まだ一週目だというのにケース分析が相次いでおり、早くもへとへと。今週後半にはJP Morgan主催のM&Aケースコンペティションもあり、死亡することは必至の様相。うーん。早くも週末が待ち遠しい(週末になっても休めるかどうかはかなりビミョー)。

それにしても、こちらに来てからなんだか寒くない。日本のほうが余程寒かった気がする。日本の家が寒い所為なのか、日本は湿気が多く、底冷えがするからなのかしらないが、不思議なのだ。

漸くわかった気になっていた音楽たち
Jimmy eat workd 'the middle'
Lifehouse 'spin'


1/8 Class participation

今学期とっているクラスは、Class participationが重要であるものが多い。
キチンと宿題などをやっていれば貢献が出来るものであればいいのだが、
ひとつのクラスは、毎回、マーケットに影響を与えるその週の時事問題について議論をする、ということで、なかなか準備しづらい。
60人以上が熱く議論しているなか、そこにjump inするのはかなりの勇気(だけだとおもうが)がいる。今日は参加できず。

明日からはケースコンペティション。体調を万全にしないと。


1/9-10 ケースコンペティション

二日間にわたるケースコンペティション。
今回のものは、JP Morganがスポンサーとなり、シカゴ大MBAと競う、M&Aのケース。朝10時にケースが渡され、それから1日ちょっとで、分析、プレゼンペーパーを作成し、二日目の夕4時から、審査員および競争相手の前でプレゼン、表彰というもの。

僕はお気楽に参加したのだが、他の米人は、就職活動の面接権がかかっているということでかなり必死。うちの大学とシカゴ大、夫々から5〜6人のチームが8チームずつ参加するのだが、上位入賞を本気で狙っている。

ということで、ケースを皆で読み(僕にとってはまずこれが大変)、戦略を練り(今回のケースは、子会社の売却を考えている企業(クライアント)に対して、売却候補先として名乗りを上げている4社の中から最も適切なものを選び、クライアント向けのプレゼンペーパーを作るというもの)、DCF、マルチプル、・・・と色々な手法を駆使してエクセルをまわしているうちに夜中の3時に。途中、だれかが授業で抜けたり、となかなかみんなの意見をあわせるのが大変だったが大体の戦略と材料は出来上がったので、あとは元I-BankerのAndyに任せて一同一休み。朝の8時から再度集合で最終的なプレゼンペーパーを仕上げていく。結局出来上がったのは、メールでの提出期限である午後3時の5分前。それから大急ぎでスーツに着替え、ダウンタウンのJP Morganオフィスへ。

僕もプレゼンのパートをもらい、かなり緊張したが、何とかこなし、漸く達成感が出てくる。2日で、かなりの細部にわたる分析と20枚超のプレゼンペーパーを作成したのだから無理もない。残念ながらうちのチームは優勝することが出来なかったが、学校対決では、ファイナンスすくーると言われるシカゴ大に勝利!!かなりの疲労感と心地よさを抱きながら極寒のダウンタウンから皆で雄たけびを上げて帰宅。おもろかったけど、おかげで授業、課題がかなりビハインド。週末は勉強三昧だな。こりゃ。


1/13 寒さ

一日学校で勉強したあと、おなじメキシコ旅行にいったMさんとインド料理屋で夕食をとる。
将来の話や、サマーインターンの話など、かなり真剣に話す。僕だけでなく皆、入学当初の思いとは若干変わってきているようだ。
何がしたいのか、できるのか、すべきなのか、思いはつきませんな。贅沢です、ハイ。

ここ数日、寒さが半端じゃない。
普通の気温がマイナス10度くらい。体感気温はマイナス20度くらいになっている(華氏でマイナスってどういうことやねん)。
さすがに徒歩8分の登下校だけなのに外気に触れている顔の部分が痛くてしょうがない。

今週は課題提出が一杯。週末は飲み会、パーティが控えているのでそれまでストイックに頑張りますか。


1/14 おべんきょー

今日も一日授業とお勉強。
自習室で気がつくと夜の12時半だった。
家に帰って暫く勉強をして、そのあとビールを飲んだらあっという間にソファで熟睡。


1/15 バンカー

今日の夜の授業(investment banking in debt market)の授業に、ゲストスピーカーとして、投資銀行のシニアバンカーが2名登場。日々の生活や、最近の業界の変化、今後の展望等につきQ&Aも挟みながら説明を受けた。一人は白髪の紳士(MD)、一人は比較的わかめの恰幅よいお兄さん(D)。恐らく年齢も随分離れていると思うのだが、話ぶりも対照的だった。

MDの方はゆっくりと諭すように話す。かなりソフトな感じ。いっていることが至極まとも。特に最近の会計疑惑、アナリスト疑惑などから来ている業界の変化については忌憚なく、自分の意見を滔々と語ってくれた。
一方のディレクターは、まだ33歳とのことだが、「負けることが最も嫌い」とぬかす、かなりのjerk。如何にもアソシエイトやアナリストをあごでつかってそうな感じだった。いかに自分が忙しいかをひけらかしていた。

どっちが典型バンカーなのか。
前者なら良し、後者ならちょっと考えちゃうな。
それにしても米国のバンカーは皆かなり濃い色(グレー/紺)のスーツに真っ白なシャツ。日本にいる外資かぶれバンカーとはちょっと違う。個人的にはこっちの方が好きかも。

本当に投資銀行でいいのだろうか。

今日のおことば
投資銀行はスイスの時計産業とおなじ。なぜなら、@正確さ、細かさが第一、A労働集約的、Bブランドがものをいう。


1/16 米国就職活動事情

チームミーティングなどで色々話していてもやっぱりジョブマーケットは厳しいようだ。
今学期とっているクラスがファイナンス、会計中心なので、その方面に興味のある同級生が多いのだが、皆かなり不安になっている。フィリピン人のGingerなどは、ここ数日食事がのどを通らず数キロ痩せた、とのこと(もとからかなり細い)。

いよいよ就職活動の本ちゃんである面接が、再来週から始まる(まずは投資銀行が再来週、その次にコンサルが2月頭、、、、という感じ)のだが、面接権争奪戦が熾烈になっている模様。普通の就職活動プロセスの場合、面接権を得る方法は2つあり、

1)企業に対してレジュメ(履歴書)を送り、興味を持った会社から面接のお知らせがくる(Closed Interview)
2)面接を受けたい人が自分の持ち点の中からその面接に払いたい点数を賭けて(Interview bidding)、賭け点の多いひとからインタビュー権が手に入る(Open Interview)

のどちらかでこの権利を目指すことになる。勿論、学生側としては、企業から選別されたclosed listに載る方が嬉しいのは山々なのだが、特にキャリアチェンジャーや留学生の場合、クローズリストにのるのは至難の業なので、オープンインタビューに望みを託して持ち点をうまく配分することになる(かなりの情報戦となるようだ)。学校側としても、なるべく学生に均等な機会を与えたい、ということで、学校に面接に来る企業に対してはクローズドインタビューの数以上のオープンインタビューの枠を設けることを義務付けている。面白いのは、過去のデータを見ても、必ずしもクローズリストでインタビューを受けた人がオファーをもらえるとは限らず、オープンインタビューから勝ち上がる人も多いこと。やはりresumeだけでは語れない、ということか。

ともあれ、先週が投資銀行各社のクローズリストの発表締切で週末は悲喜交々、昨日がオープンインタビューのBiddingの締切、ということで今朝はまた悲喜交々。運悪くどちらでも権利を得られなかった学生達はかなり血眼だった。フレンドリー、かつファイナンス志望者が少ない、とされるわが校でこんな状況なのだから他の学校は推して知るべしである(やはり、金融、コンサルに比べてマーケティング関連などは若干余裕があるようである)。既に夏の行き先が決まっている日本人は、皆から「いいな」攻撃を受ける羽目になっており、なぜか肩身が狭い。皆の行き先が決まり、また心からパーティを楽しめる日々が早くくることを切望。

今週も終盤戦。何とか乗り切れそうだ。


1/17 新年会

今日はシカゴ大学との合同日本人新年会。
久しぶりに、日本人っぽい飲み会を見た。一気飲み(30代なのに・・・)やクダを巻く人、それぞれで見ていて楽しかったが、やっぱり騒いでいたのはウチの大学の人ばっかり。うーん、校風というべきか、複雑な心境。23ドル食べ放題の韓国焼肉屋は期待を上回る美味しさだったのでまずまず満足。

今週もお疲れさんでした。


1/18 DFCとアメリカ人のイベントマネジメント

疲れが祟って寝坊しながらも、デジタル・フロンティア・カンファレンスというtech系のカンファレンスのボランティアをしに、雪の降る中学校へ(それにしても最近寒いー)。12時から2時間、受付をやっていたが、運営全体がなんともずさん(アバウト)であることに正直驚いた。

・パンフレットが足りない、などの基本的なミス
・夫々の人の責任範囲が明確に決まっておらず、マニュアルも無いため、各人が決める(大抵は狭目に)ので、抜け落ちがでる
・上記も相俟って責任が明確ではない
・仕事をアサインされた人がきっちりしていない

など、言ってしまえば高校の文化祭くらいのオペレーション能力だ。他の日本人の方と話したところでは、過去から(以前からこのイベントはある)の蓄積が殆どない(口伝のみ)とのこと。この学校でこのマネジメント能力なのだから、どういうことだ、という感じがした。ボランティアが終わったあとに、パネルディスカッションにひとつ出てみると、パネリストは結構面白い人が座っているのだが、モデレータの弁護士先生の投げかける質問が今ひとつ、今ふたつ、という感じで、体調も優れなかったことから途中退出。

夜は明日ミーティングのあるファイナンスの宿題と格闘。

忙しいこともあって、早くも(早すぎ)春休みの予定を立てるのが楽しみになりつつあるが、また日本に帰国することになりそうだ。今度は、ちょっと東京によるだけで、直ぐに妻とPhuket(ホテルはこちら)に行く予定。時間があったら西海岸か東海岸などにも寄ってから帰りたいものだ。


1/19 スーパーボウル

今日は一日勉強、チームミーティングをこなした後、Jeremy宅で二人でフットボール観戦。彼の幼少時代からのお気に入りチームのレイダースがディビジョンチャンピオンを賭けて戦うということで、かなり盛り上がった(その前の試合で僕の好きなEaglesは負けてしまいことしのシーズンを終了した。残念)途中までは一進一退のいいゲームだったが、結局はRaidersが圧勝。来週のスーパーボウルにコマを進めた。

と終わったところで、Jeremyが大興奮。なんとひいきのRaidersが勝ったので、来週のスーパーボウル@サンディエゴに行くという。既にチケットは抑えてあるのだがなんと価格が2500ドル(試合のチケットだけ!)。慌ててフライトと宿をチェックするが、既にサンディエゴに行く便は(これもかなり料金高騰−往復2000ドルくらい)ほぼ満席、宿もここぞとばかりに500ドル位まで吊り上っている。色々悩んだ上で、結論としてLAまで飛行機で行き、レンタカーでサンディエゴに入る、との選択肢にしたようだ。しかも宿も高いので、車中かテントでの睡眠にするとのこと。

そこまでするか、Jeremy・・・嬉しいのはわかるけどさ。


1/20 エル

今日は朝から小用でダウンタウンへ。いつもは車で行くのだが、眠かったことと、午後からの授業の準備が出来ていなかったことから電車(CTA、通称エル)で向かう。これまでは夜にお世話になっていたエルだが、朝乗ると、随分雰囲気が異なっていることに驚く。夜は、ちょっと危なそうな(見た目だけだが)人が乗っていることも多いが、今朝乗っているのは、完全に通勤途中のOLやサラリーマン、通学の学生、などである。ということで、心地よい揺れも手伝って、あろうことか、座席で熟睡してしまった(アンマリよろしくないのだろうと思うが)。ラッシュアワーには急行なども走っており、随分快適だ。

夕方、春に開催されるミュージカルに向けてのミーティング。今週後半にオーディションが開かれるとのことで、ちょっとは練習をせねばならない。落ちないといいけど。


1/21 セグメンテーション

マーケティングの授業は、セグメンテーション、ターゲッティングの重要性について。企業がマーケティング戦略を立てるときには

1 業界の環境、自社の現在の状況(ポジション、強み/弱みなど)の把握
2 マーケットのセグメントの理解(どのような客がどのようなものを望んでいるのかを、「定量的」なデータを分析した上で定義する)
3 自社はセグメントのどこに対してターゲットを絞るのか
4 どのようなアクションを起こすのか(通称4P)

というpathを通るべき、というもの。至極まっとうな議論だ。

このうち、1〜3が出来ていない企業がいかに多いことか。例えば銀行の預金戦略についてもそうだ。ちゃんとしたコンサルがついているはずなのにうまくいっていないのは、コンサルが悪いのか、それとも実行する銀行側の落ち度なのか。と思ったところで自分の就職活動にもこれが活かせることを認識。こういった観点で自分自身も見てみることにしよう。

偶然隣にすわったキャンパスビジットに来ていた日本人アプリカントの方の顔、どこかで見たことがあるな、と思っていたら、その人が帰った後の、次の授業中に思い出した。昔のバイト(損保コールセンター)で一緒だった人でした。


1/22 寒すぎ

なんだか寒気が入ってきているようで米国北部全体がさむい。というわけでわが地域も、極寒となっている。
それでも、夜にInvestment Banking Clubの飲み会があったので9時半に授業が終わったあと、てくてく15分くらい歩いていったが、風がぴゅーっと吹くと息ができない(肺が痛む)。それもそのはず、家にかえって気温を見ると、体感気温が-15Fだった。計算すると-26℃。寒いわけです。こんな中、アプリカントの方が3人ほどいらしていたが、嫌いにならないといいのだが(皆さん薄着だった・・・・)。

IBCの飲み会は、もっぱら来週からのインタビューについての懸念と最近の憂さ晴らし、という感じ。お前はいいよなぁ、という視線を浴びまくったが、まあ数週間後には皆おなじ舟。「あと少しの辛抱だよ」と励ましまくりの飲み会だった。


1/23 アカウンティング

今学期も先学期に続きアカウンティング(Financial Reporting and Analysis)をとっているが、これがあんまり面白くない。確かに、パズルの様であり、投資銀行で働くのならばこの辺は必須分野だな、という気はするのだが、わくわく感がないんだよなぁ。

やっぱりもう少し実業にかかわる分野がいいなあ。


1/24 懐かしい飲み会

アプリカントのIさんが来ていたので、昨晩からご接待。今夜はシカゴダウンタウンで、昔受験時代にメーリングリストで一緒だった仲間と7人で飲み会。昔の懐かしい話に花が咲き、楽しく過ごした。Iさんは我々の中でも長老的存在であったが、この度某トップテンスクールから合格をもらったそうである。嬉しくなったことで(金曜日ということもあるが)、その後Lincoln Parkのスポーツバーで飲みなおす(運転手の僕はアルコール抜きだが)。一昨年の今頃は受験の真っ最中、昨年の今頃は良い結果が届きだしてやっとリラックス、で今年は?今年の抱負である、初心に帰る、という言葉が響いた。Iさんおめでとうございます。秋に会えるといいですね。


1/25 知人

知人からMBAを受けたいとのことで相談を受けたら、「最後は事業会社で」と僕と同じようなロングタームでの将来の展望を持っていることに驚いた。昨日の飲み会でもそのような話になったし、やっぱりそう考えている人は多いのかな?僕としてはそのような人が多くなることは(大仰だが)日本の社会、経済にとっても、必ずやプラスの影響を及ぼすものだと思っている。

こちらのある先生(僕は取っていないが)が最後の授業で言ったことば「このような素晴らしい環境で学ぶことの出来る君たちには、社会を良き方向に変えていく責任がある。だから僕は情熱をかけて授業にとりくんでいるんだ」

(一日勉強しようと思ったらネットサーフィンでだらけてしまった・・・・・)


1/26 スーパーサンデー

きっと米国留学をしている人の殆どがこの話題を日記に書いていると思うのだが・・・・
今日はNFLのスーパーボウルがサンディエゴで開かれ、皆がテレビに釘付けになる日である。うちの寮でもごたぶんにもれず、巨大ディスプレイが3台用意され、ラウンジでビール片手に皆で観戦。寮外からも人がきていわゆるいつものパーティ状態(音楽はないが)。スーパーボウルが注目される理由は、ゲームそのものもさることながら、その高い視聴率ゆえの各社のコマーシャル戦略にある。年間で最も高いコマーシャル料を払い、時にはこのためだけの新作コマーシャルを流す、といった会社が多い。また、どのような業種が多くコマーシャルを流すかによってもその年の各業界の状況が判断可能だ。例えば、2000年には、その殆どをe-ビジネスの企業が買い占めたのに対して2001年はそれらe-bizが全くなくなっていた、というようなこと。

ということで、マーケティングの授業でもスーパーボウルを見ることが宿題になっていたのだが、試合はTampa Bayのワンサイドゲームでつまらなかった(わざわざサンディエゴまで飛んだJeremy、かわいそうに・・・)。注目していたコマーシャルの方も、今ひとつのものが多かった。昨年同様(だそうだ)、バドワイザーが多くの広告枠を買っており、新作を流していたほかは、外食(サブウェイなど)、車(ホンダ、クライスラーなど)、とトラディショナルなものが多かった気がする。(ここで詳しい批評は見ることができます)

それにしてもFinancial Decisionの課題が終わらない。この授業、毎時間コーポレートファイナンスのケースばかりで楽しいのだが、週に2本のライトアップ(分析を書いて提出)はやはり大変である。今回はConglomerateにおける収益のハードルレート(WACC)についてのDiscussion。週の初めから完徹とは・・・・・


1/27 朦朧の月曜日

結局、朝10時くらいから1時間だけ寝た。結局2晩で3時間強の睡眠時間・・・・
お陰でなんだか朦朧とした一日。全ての感触が鈍い。でも、英語はいつもよりちゃっちゃとでてくる。何でやねん。
夕方のチーム・ミーティングの前にコーヒーをがぶがぶ飲んだら漸く目が覚めてきた。

もうちょっと要領よく、計画を立ててやらないといけませんな、こりゃ(小学生みたいだなあ。土曜日のネットサーフィンがそもそもの間違い)。ま、この2日の勉強で、宿題と予習はなんとかオンタイムで出来ているから良しとしよう。


1/28 GTM(ぎりぎり・タイム・マネジメント)

今朝は寝坊から始まった。昨日も夜更かしをしていたら9時からの授業の15分前に目が覚めた(運が強い)。頭も洗わずに学校へ走っていく(といっても雪道だったので走れず)。ギリギリで授業に間に合い、眠い目をこすりながらB2Bマーケティングのケース。何とか発言もでき、次のFinancial Decisionへ。今回のケースは、ある石油会社の目標利益(wacc)に関するものだが、他のメンバーがオンキャンパスインタビュー(今週から始まった)で忙しいため、殆ど僕一人で仕上げている。ライトアップは提出したものの、責任重大なので授業に身が入る。どうやら論点、計算ともにあっていたようでホッとする。

その後QSR(quiet study roomの略)で昼飯を食べながら5時からのミーティングのための予習をしたあと、家に帰り、風呂に入ったあと、ほんとに久しぶりにバイオリンの練習。今晩、春に開かれるミュージカルのバンドメンバーのオーディションがあるのだ。その後、余りにも眠く、30分ほど寝た後、チームミーティングのため再度学校へ。雪が激しく降っており前が見えない。

ミーティングは計算中心だったのでスムーズに終わり、その後、アポイントメントをとっていたキャリアマネジメントセンターへ。来夏のインターンについてオファーをもらったことを報告する。やはりこの不景気なので、早いタイミングでの希望業界からのオファー獲得に、スタッフも素直に喜んでくれた。

また家に帰り、掃除をしてバイオリンを弾いていると、部屋をノックする音。今日のオーディションは僕の部屋で行うのだ。2人のバンド・ディレクターがやってきて、20分ほど演奏をする。ベストには程程遠いが何とか一曲こなし、向こうから与えられた初見の譜面もまずまず弾けた。結果はまだ伝えられないが、「良い結果を期待して置いてください」とのことなので、まあクリアしたとのことだろう。これでまた忙しくなりそうだが、久しぶりに(オーケストラ・バンドで弾くのは10年ぶり?そういえば前回もアメリカのミュージカル(Oklahoma!)だった)音楽に打ち込める日々が来て嬉しい。

その後、明日インタビューを控えた人相手に寮の一階のミーティングルームで擬似インタビュー。インタビューは大きく、受験者の人となりを見るフィット・インタビューと、その業界の知識を問うものの2つに分かれる。今日は金融知識中心にこちらが質問をする。相手も真剣だったのでこちらも気合が入り、その後二人でCorporate Financeの教科書を見ながら議論。

ということで、漸く部屋に帰ってきてゆーーーったり。といっても週後半用のケースを読まないといけないのだが。
それでも、部屋でゆっくりする時間があるのは久しぶり。ビールがうまい。
溜まったメールの返事を書くのが大変。

ところで、来秋から妻が来る予定であることから、寮を出て別のアパートを借りることを考えている。といっても高いところは無理なので、ターゲットは2つのアパートに絞られた。どちらも人気のアパートなので早目に動かなきゃな。今年卒業する人たちのムービングセールも活用させていただこう。

何だかんだといってもう2時半だ。暇なときくらい早く寝ないと、と思うのだがどうも体が完全夜型になってしまっているようだ。


1/29 就職戦線その後

今週から始まった投資銀行の米国ポジションのインタビューが今日で全て終わった。オファーも既に出ているとのこと。えらい早いなあ。
メキシコ旅行の戦友、ジャスティンが某社よりオファーをもらったとのことでかなり大喜びだった。それに対して、夜、寮で話していたジンジャーは結果が思わしくなかったとのことで、沈み気味。うーん。今年の投資銀行はやっぱりきついみたいで、こいつは行けるだろう、と思っていた奴も一次面接で玉砕していたりする。それを考えると、日本の方がまだ緩いのかなぁ。

それにしても宿題がおわらない。なんだか今学期はペースがつかめない(あるいはペース配分を考える暇がない)まま既に4週目も半ば。気がつけばmid-term examが近づいている。


1/30 トリプルブッキング

やってしまいました。ミーティングのオーバーブック、しかも2つならまだしも3つ(Financial Decisions, Marketing, Financial Reporting)も。
といってもうち2つは、僕がいないときに決まったミーティングなので仕方なし。
3つ中、2つは明日提出、しかもそのうちひとつは僕がライトアップ担当(Marketing)、ということで、仕方ないので5時から6時までFinancial Decisions、6時からはMarketingのミーティングにでることに。フィナンシャルレポーティングはゴメンナサイ。

と思ったら、フィナンシャルレポーティング、5人中、3人が行けなかったということで結局週末までに各人が各パートをやることに。
なんというやる気無しチーム・・・5人ともバックグラウンドがファイナンス(投資銀行1人、商業銀行2人、バイサイドアナリスト1人、プライベートエクイティ1人)という構成なので安心していられる面はあるけど、テンションはかなり低め。

テレビの旅番組で地中海のリゾートが出ている。行きたい・・・・・来年こそは。

今週もいよいよラストスパートです。土曜日のEuroPartyに向けて。


1/31 消費者行動

火曜日と金曜日は、2つある授業(Marketing, Financial Decision)がともにこれまでのfavoriteであることもあり、楽しい日。特に金曜日は週の最後でもあるので体力面では疲労が溜まっているものの、気分的にはかなり良い。
マーケティングの授業でConsumer Behaviorについてのディスカッション。財、サービスを3つのカテゴリーにわけると、
必需品
実用品
嗜好品
で購買にいたる思考、行動パターンが異なるというもの(詳細割愛:例えば実用品であれば、必要性⇒商品の検索、調査⇒評価⇒(トライアル)⇒購入、となるのに対して、必需品では、必要性⇒購入(調査等は行われず、必要性から購入の間は非常に短い。また評価は購入後に行われることが多い、というもの)。行動パターン自体も興味深かったが、それよりも、その3つのカテゴリーを決めるのは製品そのものではなく、消費者のマインドであるということが当たり前のことだが新鮮だった。誰のどのようなウォンツ、ニーズを満たすかによって売り方は全く変わってくる。そういう目で広告をみてみることも面白い。

明日は中国の旧正月ということで、夜、寮の一階で中国人在校生がパーティを開いていた。僕もjoinして、お汁粉(甘さ控えめ)をすすりながら、マージャンを楽しむ。ポン、チー、など言葉も一緒なのでやりやすいが、中国マージャンは役が無くてもあがれる(役があると点数が上がる)、ドラが普通はない(春夏秋冬を入れることはあるようだが)、フリテンがない、など、ちょっと違う。隣では軍人将棋(懐)をやっている人達もいた。