2001年11月発行
松下先生(国際教育センター)が「留学生の力になりたい」ということで企画・運営していた『日本語ボランティア・チューター』、『日本語クラス・ゲスト』の活動は、今年度6年目を迎え、今学期より学生主導の、obirin学生日本語教育研究会『みんな』に生まれ変わりました。
obirin学生日本語教育研究会『みんな』とは。
日本語教師や日本語教育に関心のある学生へ実践の場・知識の共有を提供していくことを第一の目的と考えています。実践の場として『日本語ボランティア・チューター』や『日本語クラス・ゲスト』があります。そして知識の共有の場として、月に一回程の『研究会』があります。研究会では日本語教育の疑問や指導上の問題点などを話し合い、お互いに知識を高めていく場となることを目的としています。ひとつみなさんにご理解していただきたいことは、チューターやクラスゲストのみが『みんな』の活動内容ではないといことです。みなさんの日本語教育の知識・経験を高めていくことがこの活動の主な目的です。
どんな人が活動しているのか。
日本語教育に関心のある学生や、日本語教師を目指す学生など、積極的に参加できる人であれば誰でも参加できます。顧問の先生方や大学院生など参加者にも幅があり、自分のためになる活動であると共に、日本語教育に関する多くの情報や意見の交換の場となることを期待しています。
今後の可能性として。
この活動は発足してからまだわずかですが、これまでの活動で欠けていた先生方との連携やネットワークの形成を目指すなど、よりよく充実したものを創り上げていこうと考えています。より質の高いチュートリアルを提供するためにチューターのためのサポーターズ・システムを設けるなど、学園全体で留学生を受け入れる体制を考えることです。そのためには、多くの学生や先生方の日本語教育や留学生との交流に対する意識を向上させていかなくてはならないでしょう。 このような活動を学生の手で創り上げていくことは学生にとっても留学生にとっても有益なことであり、桜美林における日本語教育への関心を高めていけたらと考えています。
桜美林大学の留学生・中国引揚生
みなさんもご存知のとおり、桜美林大学にはたくさんの留学生が在学しています。 しかし、「留学生」といっても、彼らの出身や留学・来日目的、日本語のレベルや学習背景などはさまざまで、学内における留学生としての立場も異なります。 ここでは、私たちが知っているようで知らない桜美林の留学生について紹介します。
学部留学生・大学院留学生 学部留学生とは、桜美林大学に4年間在学している正規の留学生のことで、大学院生も含みます。アジア圏(中国・韓国・台湾 等)を中心とした、さまざまな地域の出身です。彼らの多くは、受験の1〜2年前くらいに来日し、おもに民間の日本語学校で学習してから、入学します。来日してから日本で生活しているので、とても日本語が上手です。日本語の授業は、文学部を除き1年次に必修です。211人在学しています。
短期留学生 ★RJ(ルコネッサンス・ジャパン・プログラム) RJとはルコネッサンス・ジャパン・プログラムの略称で、英語圏の学生や非英語圏でもTOEFLの点数が一定条件以上の学生を対象としたプログラムです。留学期間はおもに約10ヶ月間(あるいは約3ヶ月間)で、このプログラムのこと"RJ"とよんでいます。来日前に学習してきている学生もいれば、未習の学生も参加しています。日本語は初級〜中級レベルがそのほとんどです。現在、全部で31人在学しています。
★考察日本 この9月より始まった新しい交換留学プロブラムです。彼らは中国語圏(中国・台湾等)からの交換留学生で、今学期来日した学生は来年の7月まで在学する予定です。かれらのほとんどが来日前にかなり日本語を学習してきているため、日本語レベルは上級レベルです。日本語の授業は今学期のみで、来学期は一般学生と共に学部の授業を履修する予定です。現在、7人在学しています。
中国引揚生 中国語中国文学科には、「中国引揚生徒」入試に合格して入学した学生がいます。第二次世界大戦後、やむを得ない事情で中国に残留した日本人孤児の「3世」などが一定の資格を満たしている場合に特別に受験できる制度です。 本人にとっては「帰国」ではなく「来日」ですが、その時期は小学生から高校生ぐらいまでと幅があり、日本語の学習をほとんど必要としないようなレベルの人から、より一層の日本語学習を希望する人までさまざまです。現在、27人在学しています。
※留学生に関する情報を掲載するにあたり、国際教育センター(松下・斎藤先生)・教務課・学生部・入試課・インフォメーションセンターにご協力いただきました。ありがとうございました。
『みんな』の HOW TO アクセス
チューターとして活動していて困ったこと、質問したいこと、相談したいこと、また、この会の運営や活動方針、企画や活動予定についての疑問・質問・発見・提案などみなさんの声を積極的に採り入れて、よりよい研究会にしていきたいと思います。また、みなさんとの連絡がスタッフから一方的にならないように、今後みなさんと次のような方法でやっていこうと考えています。 【桜美林の学生による日本語教育研究会】です。みなさんのご協力をお願いします!
●運営スタッフ→『みんな』会員● ☆Eメール 早く正確にお知らせ、連絡をするために、『みんな』会員全員に同時送信します。全員に確実に伝わっているかどうか確認するために、メールを受け取ったら、必ず、そして早急に(締め切りは厳守)返信してください! ☆掲示 斎藤先生研究室前(碩学会館1階『みんな箱』の設置場所)Eメールとの併用により、より確実にお知らせ・連絡ができるように考えました。特に指示がない場合でも、『みんな』会員としてまめに足を運んでくださいね。
●『みんな』会員→運営スタッフ● ☆オフィシャルEメール obirin_minna_tutor@hotmail.com チュートリアル活動に関すること、企画・運営・管理に関すること、その他日本語教育に関すること等々、疑問・質問・相談・意見・提案・企画・・・何でも送ってください。氏名・学科・学年をお忘れなく! ☆『みんな箱』に投書 斎藤先生研究所(碩学会館1階)にあり。用紙・書き方など自由です。なんでも受け付けています。こちらのほうも氏名・学科・学年をお忘れなく!
|