日本物理学会 at 松山

今回の目的は研究・発表のレベルを測り、現在のトレンドを知る、ということに決めた。
松山には東京駅八重洲口より夜行バスで当日の朝に着いた。
会場の松山大学と愛媛大学は隣り合っていて、講義室や体育館、講堂などが発表会場として使われている。
日本物理学会は春・秋の年2回があり、そのうち春季大会は各分野の研究者が一箇所に集まって発表する。
よって、色々な分野の発表が並行してあり、どれをみるべきか判らない。
通常、発表者の名前を見て判断するようであるが、ほとんど面識がないためとりあえず自分に関係していそうなところを回ってみた。
発表形式には口頭発表とポスター発表の2種類があり、重要な研究結果は口頭発表でなされるようである。
形式自体は、研究室のセミナーと対して変わりはなかった。
10分ばかり喋ったあと司会者が質問を募り、発表者とのやり取りがなされるわけであるが、(ここだけの話)今ひとつ僕が思っていたより活気がない気がした。
しかし、先輩方に聞いても今回は(超伝導の分野は)全体的に元気のない学会であったらしい。
ポスター発表で気がついたのは、「○○○○の合成とその物性探索」などというテーマの発表が非常に多く、過半数くらいあったように感じられたことだ。
3日目・総合講演の日
この日は他のセッションは午前中全てお休みで、偉い人が文化会館のような大きいホールで講演をする。
しかし、それを聞きに行かずに観光に洒落込もうという人が多いのが実情であるらしい。
そこで、僕もセオリーどおりに道後温泉に足をのばすことにした。
路面電車で学会人に小銭を借りたりして、ようやく温泉街に到着。
ぐるりと神社を経由しつつ歩いて、一番の見所である「道後温泉本館」に着いた(左図参照)。
温泉は悪くなかったが、如何せん人が多い。
市内を走るSLを真似た路面電車。
あまりに外気温が低いため、道後温泉の茶店に入った。
店の人と仲良くなり、写真を撮ってもらった。
ジャズのかかった、炭焼きコーヒーのおいしい素敵な店。
4日目・学会終了。
この日が一番自分の研究に対して有益な情報が多く得られた。
午後のセッションはやめて、松山城へ。桜は、5分咲き。
そして一路、電車を乗り継いで松山観光港へ。
海の色は大島に似て、とても明るい澄んだ色。
松山から下関へ船で渡り、「ふぐ」を食べて就寝。
5日目。
早くに下関を発って、新山口へ。
先輩の親戚の方に家へ泊めてもらった。
その際、秋吉台と萩を案内してもらった。
左図は、枯れすすきが少し寂しい秋吉台。
初夏にもう一度来たいと思った。
萩は城跡や松下村塾を見て回った。
松下村塾とは意外に小さく、2間の粗末な小屋であった。
6日目。
山口大の工学部と、さる民間の研究所を案内してもらって、広島へ向かった。
干潮の厳島神社にて。

人と鹿だらけでちょっと幻滅。
夜行バスが2人分しか空席がなかったので、僕だけ広島駅から寝台列車で帰ることにした。
思ったより、快適。

色々と思うことがあった。