皆持ってるもん
俺のころもそうだったんですが、子供ってのは、皆が持ってないものをもってるっつーのが一種のステータスでした。ビックリマンのシールに、新しいゲームに、ガンダムのプラモデル。そのクラスで流行っているものをもってないと、誰も遊んでくれなくなるもんだから、皆必死で親におねだりしたものです。家が金持ちの奴とか、あと女の子なんて、ちょっと甘えるだけで、簡単に買ってもらえてましたが、俺みたいなむさくるしい男で、しかもそんなに金持ちでない家は大変です。あの手この手で何とかして買ってもらおうと、いろんな手段を講じるわけです。「お手伝いするから」とか「買ってくれなきゃグレてやる」に始まり、「誕生日が近いから」、「誕生日だから」に「祖父が死んだから」、「今日、アノ日なんです」等等、少し違うのも混じってる気がしないでもないですが、数々の手段の中でもっとも効果的でかつ、ポピュラーな一言が「皆持ってるもん」でした。
この一言をいわれると親は結構つらいと思います。なんせへたすると自分の子供が仲間はずれにされてしまうこと必至ですから・・・・・。まあもちろん何度どもやってると、次第に効かなくなってくるし、中には(Y父とか)「そんなものをほしがってる暇があったら勉強しろ!!貴様それでも日本男児か!!」などと逆切れしてしまうおっさんもいますが、まあ、子供は親を選べないってことで・・・・・・。とにかくこの一言がどれだけ威力のあるものなのか、実例を交えて検討してみたいと思います。
例:1
子「ねえお母さん!!ブルーワーカー買って!買って!」
母「だめよ!!こないだも電動ノコギリ買ってあげたばかりでしょう」
子「買ってよ!買ってよ!!」
母「ダメったらダメです!!都民の日まで待ってなさい!!」
子「買え買え買え買え買え買え買え買え買え買え買え買え買え買え」
母「駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目」
子「皆もってるもん」
母「もう・・・しょうがないわねえ・・・今回だ・け・よ(はあと)」
子「わーい♪お母さん大好き!!(ヘッ!!ちょろいぜ!!)」
・これがもっとも良い例ですね・・・ただ強いてあげるとすれば、ジョ●ョの真似はわかりにくいだろうなと書いてて思いました・・・・
例:2
子「ねえねえ、大統領!!核ミサイル欲しいの・・・・・」
母「ダメよ総書紀・・・・・もう誕生日とっくに過ぎてるでしょ?」
子「だってだってー欲しいんだもん・・・・・」
母「ダメです!!あまりわがまま言うと、宣戦布告しちゃうわよ!!」
子「だってー・・・・アメリ●君もロ●アちゃんも皆持ってるんだもん・・・・」
母「もう・・・・しょうがないわねえ・・・・・」
子「え?本当!?」
母「そのかわり、テポ●ンと交換よ!!」
子「わーい!!大統領ありがとう!!拉致しちゃいたいくらい大好き!!」
母「もうこの子ったら・・・・シャレになってないんだから」
・いくら我が子がかわいいとはいえ、あげていいものと悪いものがありますね。ほかにもシンナーやサリン、セーラー●ーンのフィギア等、子供のうちからもたせると後々取り返しのつかない事態に陥る可能性のあるものを見極める目が、親には必要です。
例:3
子「ねえねえギー、彼女欲しいの・・・・・」
母「あ?俺にいっても何もならんぞ・・・・」
子「お願いお願い!!ギーので我慢するから頂戴!!」
母「おまえ殺すよ!!」
子「だってーアングラ班の人皆持ってるんだもん・・・・・」
母「しょうがないわねえ・・・・・・」
子「え!本当!?」
母「金渡すからソープ行って来い!!」
子「ヤダー!!プロのお姉さんは嫌なの!!」
母「じゃあ、ヤリたいヤリたいってガタガタ言うな!!」
・初めての相手は好きな人がいいんだもん・・・・