高橋賢 Ken Takahashi


◆5年間を振り返って

 高専という学校ははっきり言って、変な学校だ。5年間というのが特に変である。高校より自由だが、大学より自由じゃないし、短大でもない。このような学校に中学の頃は入りたいと思い、熱心に勉強した。そして、奇跡が起こり見事合格した。

 入学前の高専のイメージを述べると、みんな勉強熱心、真面目、オタクの人が多いなどであった。しかし、実際はそうじゃなかった・・・。これはみんなが共感できるはずだ。(オタクの人はそれなりに居たが・・・。)

 五年間を振り返ってみると、実験、行事、部活、入院など色々思い出があるが、一番思い出に残っているのは部活をやったことである。一年生の時はやっていなかったけど、二年生になって春の陽気に誘われて空手同好会に入った。その理由は、放課後にちょっと見学に行ったところ、とても雰囲気が良かったからである。当時は活動場所が体育間の隅っこというのもすごく気にいった。運動部にはよくあるレギュラー争いというものがなく、とても楽しそうだと思った。

 入部してから、すぐに筋肉痛になったり、組み手したりするとすごく痛い目にあったがすごく楽しいと思っていた。3年生になってから公式試合に2度出場した、結果は初戦敗退で、2度目の試合では足の小指の骨にひびが入るという無残な結果となったが、自分にとってはとても良い経験になったと言える。

 次に3度も入院したことについて述べよう、肺に穴が空くという病気に3度もなってしまった。手術も2度経験した。以外にもこの病気になる人は多い、しかし、昔と違って医療が発達した現在では全く重病でない。手術するのも短時間で済むのだ。入院中、入院が辛いと思ったことが何度もあったが、同じ病室のどこかのおじいさんや、家族、友人に励まされて、気を持ち直すことができた。

 それに、若いというのがとても素晴らしいことを実感した。ケガや病気の治りも早いし、体力もある。30、40歳以上になるとそうはいかないだろう。

 そして、何よりも健康がいかに素晴らしいかということを思い知った。体が健康であれば何でもできる、運動、勉強などなど・・・。ほとんどの人は普段、学校に行くということに、だるい、面倒だなどと思っているだろう。しかし、とても幸せなことなのだと思うようになった。健康だからこそ学校や仕事に行けるのである。

 この5年間、思い出せばきりがないが、みんなと同じクラスで良かったと思う。ムカツク人、変に騒がしい人、常に調子乗っている人、急にテンションが極端に上がる奴、真面目な人、サッカー好きな人、女子高生が好きな人、ギターが好きな人、誰にでも優しい人など色々な人種がいた。そして、みんなが一人の人間として正しく、立派な人ばかりでした。
ここで、今や未来の自分、みんなにメッセージ、どんなに辛い事があっても、富士の樹海やビルの屋上、断崖絶壁の場所などに行き、自ら命を投げ出すことはやめよう。人生のどん底にいたとしても、そのとき、自分ができること、頑張れることを精一杯やればもうどん底には居ないはず。

 最後にクラスのみんな、電気工学科の先生方や他の先生方、本当にこの5年間お世話になりました。ありがとうごさいました。

 健康に気をつけて企業、大学、専攻科に行って活躍してくれることを願っています。


No.25  高橋 賢 1982年01月28日 AB型 千葉研究室所属

     座右の銘: 継続は力なり

     岩手大学編入学