期待に満ち溢れた我々は電車を乗り継ぎ、すべては順調に思えた。
しかし、予定外の寒さに耐え切れなくなった家族は、急遽、北の大都会、宇都宮にて衣類を購入する決断へ,,,

結局衣類を捜し求めていたとはいえ、パルコにて購入したのはようすけのヘンテコリンなマフラーひとつ。彼はとても気に入っていたようだ。

ここで我々は、「餃子食べたい。」と、言い出した父親と伯父の要望に答え餃子屋に入るが、大失敗。しかも食後、あろうか事に餃子を食べたいと言い出した当の本人たちから信じられない一言。

「オレ、実は餃子嫌いなんだよね。」
「オレも。」

これには一同唖然としたが、大爆笑に包まれる。


大幅に時間をロスしているのにもかかわらず、コーヒー屋でゆっくりする家族。次の電車に間に合わせるため約2kmの道のりをタクシーで戻る事にする。大変なのはこのタクシー運転手。
なまっている上に、早口すぎて言っていることが、ほとんどわからない。
失礼きまわり無い家族は車内で彼の惨めさを笑いという行動で応答する我々であった。

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