大学改革 一体何が困るのか 中国文学研究室を中心に……
(既に困っている件もありますが)
管理人の見聞した情報・もしくは事実に基づいて「独断で」載せています。
下級生になるほど自分にどういう不利益があるか分からないという状態のようなので
ちなみに今回の新大学構想では学生や受験生にとって利益のある項目は皆無に等しいです。
学費が下がることはあり得ないし実績のある先生ほどいなくなる可能性高いし予算減らされ続けていて新しい本も自由に買えていないし……
*注……大学管理本部に下記のような問題が伝わると、「検討します」とか「○○は保障します」という反応になるようです。
しかし今までその保障というものが具体的に明文化されて伝わってきたことはほとんどありません。
そもそも、8月1日にそれまで会議を重ねてきて作ってきた案を一方的に破棄してきた時点で、以前の案に比するだけの中身のある構想ができあがっていなければ、平成17年度新大学開学という
スケジュールから見直すべきなのでは?
それが今回の件で学生の不安を煽っている一番の原因ではないかと思います。
何より、一部の問題についてはもうとっくに決まってなければおかしいんでしょうが!!
1.受験生
- 16年度入試を受ける人は、大学案内に書いてあることが2年生からはきちんと保障されない可能性。
- 17年度入試の人は新大学の1期生。学費や授業がどうなるか、今は誰も分からない。入試科目すら現在検討中
- これまで就職活動の時には都立大と言えば悪いイメージでは無かったが、新大学になったら様子見の態度になるでしょう、多分。
- サークルも今まで通りに予算が出るか施設が使えるかなどが分からなくて困っているらしい
- 16年度入試と17年度入試は全く別の大学を受験するという建前になる
2.受験業界の皆様(高校や予備校の進路指導の先生)
- こうもめちゃくちゃな事をされると様子が不透明すぎて受験を勧められない
- これまでは「夜間部ならどうだ?」とか「短大なら行けるぞ」とか言えたのに
- 文学・語学系でまじめに勉強したい子がいても、選択肢の幅が減った
- 有名私立の併願先であった都立大だが、新大学の入試科目はまだ未定。
- 英文や国文の教員が減るのは間違いないらしいので、英語や国語の試験問題がどうなるか、傾向が分からない
- 何より集まってくる学生の質が分からない
3.人文学部1年生
- 文学科希望者は当然第1希望にしていいものかどうか分からない
- 文学科以外でも念入りに調べないと、自分のやりたい分野の先生がどうするか分からない
(もし引き抜きなどで先生がいなくなったら、補充があるか、同じ分野の先生が来るかは分からない)
- あまりゆっくりすると卒業する時に、都立大学卒業という肩書きがもらえない可能性がある(新大学に籍が移る可能性)
- 来年は今の先輩方と同じように資料や部屋を使えるが、新大学設置後どうなるか分からない
4.中国文学科2年生(B類2,3年生)
- 卒業論文をいよいよ書く時になって先生がいなくなる可能性。
- うっかり「1年休学して中国行ってきまーす」とかすると、帰ってきた時にどうなっているか分からない
5.上記の方々の保護者
- 学費がどうなるかわからないし、全寮制とか言っている話がどうなるかもわからない
- 「うちの子は○○大学の都市教養学部なんです」といってもまず通じないだろう
6.中国文学科3,4年生
- 順調に卒論を書ければ自分自身の経歴に関して予定が狂うことはない
(しかし16年度卒業の人はしくじってはいけないというプレッシャーが……)
- 先生達がどうしても授業以外のことに煩わされてしまうので、授業以外の時間になかなかゆっくりと話が出来ない
- 後輩から相談を受けてもはっきり説明できない苦労
7.中国文学科院進学希望者
- 10月になってから今回の件が知れたので、就職活動も他の院を受けるのも間に合わない(今年度卒業の場合)
- 先生が残る人でもどういう形で残るのか分からないので不安
- 管理本部は「カリキュラム的には保障する」とか言っているらしいが、既に少ない非常勤講師枠を見ると説得力が無い
- 管理本部は「来年入学なら少なくとも修士までは大丈夫」と言ったが、それでまた他の大学の修士から入り直さなければいけない場合もあるとは考えていないらしい
- 指導教授自身が、どうなるか分からない情勢で学生を引き受けるわけにはいかないと考える場合もある
- 来年度修士になる人は来年度中に論文以外の単位を取っておいた方が良い可能性
- せめて夏休み中に現在の状態位に進行していれば、今年度後期・来年度前期休学して様子を見れたのに……
- ただでさえ育英会の奨学金とかの制度が変わるのに、大学まで変わるのでは金銭的にも見通しが立たない
- 博士課程までそろっている大学は全国的に見てそう多くはない。特に古典はきつい……
- 現行の体制の大学院は平成22年度までしか存続させないという最新情報。17年度に入って5年で博士論文なんて書けるわけないと思うが……というか修士から博士に進めるのかはまだ確認していない
8.大学院修士課程
- 2年間で終えるつもりの無かった人も総じて修論の準備をしておかなければならない
- その後博士課程に進むかどうかも考え始めておかなければならない(他の大学を探しておく必要)
- 修士2年でも博士課程に上がった後どうなるのか見当が付かなくて不安
9.大学院博士課程
- 1年生は来年度までに在籍期間を満たせないので、博士論文に取りかかるわけにもいかないが再来年以降どうなるかよくわからない。最新情報で平成22年度まではカリキュラムは保障されるらしいが、
先生とかがいるかどうかは別問題。
- 「博士論文・無事に出すなら来年度中」と言われても、まだ書く予定でなかった人にはかなり時間が無い
- 新大学の組織が置かれた後、資料の貸し出しやコピーの仕方などがどうなるかわからない
10.OB
- 博士論文を提出できるのか?
- 資料を借りたりコピーしようと思っても、これまでと同じようにはいかない可能性
- 教え子が学問に興味を持っても、母校を勧めることが出来なくなる
- 遊びに来ても研究室や学生室がどのような状況になっているか分からない
- 証明書類の発行が必要になった時、どこでどう手続きすることになるのか分からない
11.現役の先生方
- 7月31日までの間も度重なる会議で色々決めてきたのに、知事の一声で無駄になった。
- 即座にクビを切られることはないが、給料がどうなるか、配置がどうなるかは分からない
- 研究者番号がもらえるのかどうかわからないらしい
- 自分の行く末が分からないのに学生を引き受けられるのか
- 「語学はいらないから人文の教員は半分以下に減らす」はずなのに、中国語の授業は担当させられる可能性
- 管理本部が情報を回さないから説明できないのに、学生の不安は先生方のせいらしい
- 管理本部的には学生から要望があったらまず第一義的には学部長に言って欲しいとの事。しかし学部長にも確かなことを言える権限は与えられていないのに……
- しかし大学構想に関して口外するなという同意書は配られている(人文学部は提出してないのでいいのか?)
- 来年度論文指導が急増する可能性
- まだ情勢も定まっていないが、どっちみち新大学設置まで何やかやと事務処理をしなければならない
12.東京都大学管理本部
- ……何か困るんでしょうか……??????
以上ほぼ管理人の独断で書いています。これはどうか……という文章がありましたらすぐ対処しますので、下記フォームからお送り下さい。追加依頼もありましたらどうぞ