ペットと爺と私
私は小さい時からおもろいというか、おかしな子と言われてまして。
今はもっとおかしいというのはわかってるのでよいです。
それでね、小さい時ペットが欲しかったんですよ。
犬とか猫とか。でもおかんが許してくれなくて。
だから、おかんに聞いてみたのです。ペットを飼えない理由を。
私「なーなんでうちはペット飼えへんの??」
おかん「ペットの世話が大変やから。」
私「でも、○○ちゃんとこ犬がいるよ。」
おかん「よそはよそ。うちはうちなのっ」
こんなふうに軽くあしらわれていました。
ってことはです、世話しなくていいペットだったらいいわけですよね?
そう考えた私は鳥を飼うことを決意。
鳥なら散歩も必要ないじゃないですか!!
そこで、早速ペットショップへ。
結構鳥って高いんですよね。小学生の私には手の届かない高価な代物。
あきらめてチャリで家に帰ったんですけど、どうしてもあきらめきれない
私は当時元気バリバリだった爺ちゃんに相談。
私「爺ちゃん、鳥飼いたい。でも高い。」
爺「お前こづかいたんねーのか?」
私「うん。買ってくれる?」
爺「何飼いたいんや??」
私「九官鳥。友達になりたい。」
私は爺ちゃんが買ってくれると思ったのですが、さすが爺、
爺「じゃあスズメ飼え」
この爺さんまったく人の話を聞いてません。私が欲しいのは九官鳥。
とまあ爺さんの薦めでスズメを飼ういえ、捕獲して飼うことに。
爺さんお手製のスズメ捕獲機に餌の米を置いてしばらく待つこと。
待てども待てどもスズメは捕まらず、爺さんを疑惑の目でみ始めた時、
スズメがかかりました。
小さいスズメが手に入り私は大満足。
鳥なんて飼ったことないですから、鳥かごなんてもってません。
そこで思いついたのが、洗濯カゴ
新聞紙を下にしき、洗濯カゴでふたをします。
なんてすてきな鳥かごなんでしょう。
私は友人に明日ペットのスズメを見せてやるよと言いふらし、
近所の友人に見せびらかしました。あのお粗末な鳥かごを。
ここで、私はこの野生のスズメを手のりインコのようにしてみたいと
思うようになりました。私は思いきってお粗末な洗濯かごを
開けました。
バタバタ・・・バタ
ウワァ〜逃げた、スズメが・・・
スズメは逃げようと必死で部屋の中を飛び回り、網戸にぶつかりながら
必死で飛び回っています。
そして窓を全部しめて捕獲しようとした時、
爺が運悪く玄関のドアを開けました。
爺「スズメどうや?かわいいや・・・」
爺の真横をスズメが飛び立っていきました。
爺「どうしたんや?逃がしたるのか?」
爺、お前が逃がしたんだよ!!私のスズメ返せよ!!
泣きじゃくる私に自分のしたことの重大さに気づいた爺は
爺「スズメは食えんねん。焼き鳥でな」
フォローになってねぇし。むしろ悪化させてるよ。
それでも泣きじゃくる私に爺は次の日変な鳥のぬいぐるみをくれました。
いりません。ほんとに。
次の日友人にスズメを見せてくれと言われ、
逆ギレしたのは言うまでもない。ごめん。友人達よ。
教訓:野生の鳥をペットにしようと思ってはいけない。
ペットは犬や猫が好ましい。
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