会いたくて会えなくて何度も受話器を置いた
永遠に永遠にこの胸の中
変わらないその瞳 一瞬時がとまる
恋人でいるよりも友達として側で笑いあえてるだけでいつもそれでよかった
もしあの日、ああ、その思い
あの人に伝えたら何か変わっていたの?
交わした言葉の数、一つ一つ浮かべた
臆病な私へとそっとさよならを告げる
今ならばそう胸をはって、お互いに向き合って輝いていられる
温かい温かい優しい光の中で、偶然にすれ違う人並みの中離れていくの。
松たか子「コイシイヒト」より
私のコイシイヒト。
コイシイヒトは以前私のことを好きと思ってくれた人だった。
今は、彼女がいて幸せそうで。
そんな彼と友達と遊んだ日、久しぶりに会った彼を見るとなぜか胸がドキドキした。
それから、彼に会いたくて、ケータイを握っても、彼女といるのかなと思うとかけれなかった。
私が彼をコイシイヒトと思う前は、ほんとに気の合う友達だった。
彼とは、毎日のようにメールをしていた。そして彼はこう言った。
「お前、彼氏とか欲しくないの?」
「うーん。今はこうしていっぱい遊んでいたい。」
「そっか。」
その日、彼は私に告るつもりだったらしい。
でも、私のそんな発言を聞いて、ふられて友達という関係を崩すぐらいなら、
ずっと友達でいようと決めたらしい。
もし、あの時彼に告白されていたら、私はどうしたんだろう。
冗談っぽく流したんだろうか?それとも、自分の気持ちにも気付いたんだろうか?
二人の関係は何か変わっていた?
彼女ができて、仕事も頑張ってて、輝いている彼を見て憧れた。
彼氏に振られ、いい思い出のない私を、勇気付け、楽しませてくれた彼。
もう大丈夫だから。そう言って笑いあっていたね。
あなたのおかげで私は、頑張ってこれたんだね。
もうほんとに大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。
私もあなたが好きだったんだね。
今なら、あなたと向き合っていけそうだよ。
「また遊ぼうね。」
「当たり前だろ。」
そういって手を振って別れた。
とってもすっきりした別れだった。
うん。もう気持ちの整理はついた。
この思いは、私の胸の中にしまっておこう。
そして、愛する人が出来た時、笑い話として話そう。
恋愛はタイミング。