2002年8月



2002年6月

2002年7月



8月31日

 昨日の付けたしです。今度はスカイマークが大手の対抗運賃が独禁法に抵触するのではないかと公取委に調査開始の要請をしたとのこと。国交省は運賃が届出制なので指導はできないとしているものの、新規参入阻害を問題視している様子です。これは当然でしょうね。いくら届出制といってもその運賃決定は事業者の自由意思が前提となっている以上、競争は存在するわけですし。となると、今回は不当廉売規制?私的独占の規制(排除行為)?不当な取引制限の規制?挙げるとしてもどれも難しそうですね。
 ところで昨日、今日の午後から「フェーン現象」に注意というニュースがありました。生まれて初めて「フェーン現象」に関する注意を聞いたのは。そのとおり、ちょっときつい暑さ(熱さ)です。

8月30日

 もうすぐ9月です。こちらに来てから五ヶ月がすでに過ぎてしまいました。なんとかしなければ・・・今進めていることは後日なにか形になればいいのですが。
 ところで、羽田と宮崎の間の航空新規参入のSNAに対して既存大手三社が値下げ対抗運賃設定を行ったことについて、公取委が国交省に対して調査に乗り出すと通知したらしい・・・エア・ドゥ、スカイマークの時もそうだったけど問題とならず、今回はどうでしょう?

8月29日

 「公取委が内閣府へ」という記事を見ました。今にして思えば、「なんで総務省?」「それも郵政と一緒?」という疑問は誰しもが持ったと思うのですが。まぁ、あちらの世界もいろいろと御事情がありそうなので。
 そういえば、Goetz & McChesney, Antitrust Law: Interpretaiton & Implementation (2nd ed. 2001)というのもありました。

8月27日

 再開します。先日に6冊来た上に本日も・・・10冊を超えているので数える気がしません。その中でもというのが多分次のようなもんでしょうか。Richard L. Gordon, Antitrust Abuse in the New Economy - The Microsoft Case (Edward Elgar, 2002)William R. Andersen & C. Paul Rogers V, Antitrust Law: Policy and Practice (3d ed. 1999)はシアトルのワシントン大学ロースクールの反トラスト法の授業で使用していたと聞きました。Bellamy & Child, European Community Law of Competition (5th ed. 2001)がようやく手元にあります。アペンディックスも一緒です。もっとも、毎年というか毎月のように大変動している欧州の競争政策をフォローするのは教科書類では不可能です。けれどもこの本は判例・参考文献が充実しているので極めて役に立つと思います。
 涼しくなったり、残暑がもどったりと気候も忙しそうですが、もうちょっとこっちの体のことも考えてほしいものです。

8月23日

 今日本が6冊届いていました。もっともシリーズ物なのでタイトルは一緒です。Areeda & Hovenkamp, Antitrust Law T・TA・U・UA・V・VA 2nd ed.(Aspen、発行年はバラバラなのですいません正式には許されることではありませんが省略します)です。第2版が続々と出版されていることは聞いていましたが、一気にこれだけくると・・・爽快でもあり、誰が読むんだという無責任な感覚さえ沸き起こってきます。
 昨日の晩も先日行った寿司屋で寿司と焼魚を食べに行きました。大変リーズナブル・良心的な価格で、食べていると「元気になる」ような気がします。ある本に「無農薬で育てたトマトを食べてしばらくすると、全身の細胞が「プチプチプチッ」と音がして動いているような活性化していく感じがした」とあります。これほどではありませんが、「元気になる」食べ物というのがあるんだと実感しました。

8月22日

 このところ本屋にいっておらず、インターネットも見ていないので新刊本の情報がありませんが、以前に購入した数冊をペラペラめくっている(深くちゃんとすべて読んでないので「こんな本がある」という紹介だけです)と興味深い箇所がありました(いままで読んでなかったということですね)。まずは、林紘一郎・池田信夫編著『ブロードバンド時代の制度設計』(東洋経済新報社、2002年)です。知らないことばっかりで「へぇー、ほぉー、ふぅーん」と読み物として読んでしまい、あまり頭には残っていません(反省)。淺羽茂『日本企業の競争原理【…同質的行動の実証分析…】』(東洋経済新報社、2002年)は、どうも、同じ行動イコール協調行為や意識的並行行為と結びつけやすい私には一冊目同様、「へぇー」でした(もっとちゃんと読まないといけないですが)。Michael Leeds & Peter von Allmen, The Economics of Sports (Addison Wesley, 2002)は、スポーツ産業の経済分析です。米国におけるスポーツ・フランチャイズを念頭に、税金、労働問題を取扱っています。ただ、競争政策との関係(MLBの反トラスト法の適用除外など)、NCAAといったアマチュアにおける「教育」目的にも言及しており、もちろん、あのNCAA事件など大学スポーツの一連の事件を指摘しているだけでもこれは私にとっては必需品です(どんどんと読むものが増えてまとまらない・・・)。そんで、Jeffrey M. Perloff, Microeconomics, 2nd ed. (Addison Wesley Longman, 2001)です。あの産業組織論の教科書の著書の一人によるミクロ経済学の教科書です。巻末の専門用語定義集、関連参考文献一覧、重要項目とそれに対応する参考文献表は圧巻です(見ててその量に途中でギブアップ)。
 酒井邦嘉『言語の脳科学 脳はどのようにことばを生みだすか』(中公新書、2002年)は、「言語に規則があるが、人間が規則的に作ったのではなく、言語が自然法則に従っているからだ」、ならばその「自然法則」とは?を展開しています。私には特に第12章の「言葉はどのようにして身につくか」が印象的でした。確かに私が日本語を日常「考え、喋っている」場合は無意識で、なぜそのような単語の順序でそれが一応文法にあっているのかなど考えません。幼児ならなおさらなので、幼児がつたないけれどもちゃんとした文法にのっとって会話を行っているのは、脳に文法がすでに「ある」としています(英語圏の幼児が誰も「現在三人称単数」で動詞に「s」等がつくと考えて喋っているとは思えません)。何故か?是非この本を読んでください。高校生の時の留学中、ある日突然「英語で考え、喋り、聞き、夢を見る」ということが3ヵ月後に起きました。その時の記憶は鮮明で、日本語と同様に文法や単語の順序等が頭にはなかったのです。もうちょっとこの本を理解することができれば私自身の体験も説明がつくかもしれません。さっ、その前に自分の研究、研究!!

8月21日

 昨日から富山あたりはかなり涼しい感じを受けました。夜は窓を閉めて、久しぶりに布団を出して寝ました。このような気候は大歓迎ですが、残暑のど真ん中これが続くという期待はしていません。
 東京や大阪にいる企業(法律事務所も含みます)勤めの方々とたまにメールでのやりとりをしていますが(お忙しい中私などに付き合ってくださってありがとうございます)、とんでもなくハードな日常を送ってられるようで、聞くだけでこっちの背筋がゾッとします。同時に、常に何か新しい仕事や新しい知識等を吸収して、「昨日より今日」、「今日より明日」と向上心がこれまたとんでもなく無限であると感じさせられます。このような方々と接点を持てることはこの上ない幸運と思いますし、私の研究対象との関係からも刺激・示唆を常に与えていただけるので感謝しきりです。これからもよろしくお願いいたします。なんか変な近況報告になってしまいましたが。

8月20日

 今日の新聞ではドイツの電力自由化(規制改革)が必ずしも消費者の利益や産業の発展には寄与していないとの報道がありました。結論的には規制改革と伴に改善措置の恒常的チェックと継続が必要であるとの認識を示しています。結局は、大手の電力会社の地力勝ちといったところなんでしょうか。日本の規制改革がどこまで実現して、実際5年後や10年後はどうなっているのか・・・

8月19日

 そろそろ後期の準備も佳境にさしかかり、さて、本番ではどのような進め方で・・・と考え始める頃です。なんといっても新聞記事を多く利用することにもなりそうなので「予定」どおりに進むわけがないと「予定」しているのですが、さてどうなりますことやら。
 最近、「大門越中素麺」を食べて、これが播州素麺や揖保の糸の黒帯とも異なった美味しさでまたうれしい発見でした。

8月18日

 昨日の晩は東京からの先輩方と寿司と家の近くの銭湯兼温泉へ。寿司と焼魚はもう声がでないほどの美味しさで・・・焼魚は秋刀魚とはちめという魚で、もう身がコロコロ、脂のりまくりで満足です。ビッグコミック・スピリッツ連載の「美味しんぼ」の富山編にも登場したお寿司屋さんでした。ものすごく客の扱い方がしっかりしてました。お奨めです。銭湯も泡風呂などがそろっているもう温泉気分が十分に満喫できるところでした。家から1分というのも大きいです。

8月17日

 一昨年の留学中からの癖で、気分転換も兼ねて「なんちゃって」自炊がほとんど毎日三食続いているのですが、近頃痛感していることが、食材の種類と品質、それとなんといっても値段・・・魚はともかく、肉と野菜、果物が・・・どこかいいとこ知りませんか?公設市場、卸売市場探しても見つからないんですよね(あったらすいません)。どんな流通経路なんでしょうか、この地域は?
 一方で、郊外型ショッピングセンター、あるいは、モールはとても充実しています。今日の日経プラス1では人気アウトレットモールの紹介がありました。御殿場や町田、神戸垂水、りんくう、小樽と自分の興味と関心もあって情報は集めていましたが、結構「ファクトリー・アウトレット」も含め全国に展開しているので少々驚きです。けど、食料品も含めたワンストップ型、核店舗としてのスーパーや国内および海外ブランド店舗と米国のモールと構成は同じです。けど、文字通りの「アウトレット」である以上、欠品やサイズ違いとかばかりと思っても、現実はそうでもなさそうなので、こういう点でも市街型の小売店は苦戦しそうです。

8月16日

 再開の矢先やはり一日さぼってしまいました。継続は難しいです。とはいっても、新聞紙上では日ハム問題、ユナイテッドの破産申請の可能性、多摩川のタマちゃん?などお盆の時期にもいろいろと話題が豊富です(お仕事、勉強をされている方々にはお盆は関係ないでしょうが)。

8月14日

 さて再開です。更新をさぼっている間にも、USエアの破産、電気通信に関する公取と総務省の関係、会社分割の増加(いすゞ自動車が車ごとに分割して将来的に持株会社の傘下にいれるとも)・・・と話題はいっぱいです。さらには、初めて裁判所が談合の審判記録を公取委に提出するように命じたようですし(鳥取地裁で民訴法の職務上の秘密に関する文書でないとしています。まあどうでもいいんですが、これを判示した裁判官は決定後退官とか・・・)。自分の研究についても新刊がでた(でる)ようで、小塩隆士『教育の経済分析』(日本評論者、2002年)があります。8月も半ばにきて、まったくの実感がないのですが、こんなにも時間があっという間に過ぎるのは留学中以来です。

8月5日

 富山にもこんなとこあったのねPartVです。氷見市にある雨晴海岸です。まあ、景色としては、こんなとこでしょうか。もう一つあります。そして、反対側の能登半島側です。帰りは、弓の清水というところでそうめんをいただきました。木立の中の旅館・喫茶・料理屋です。湧き水もあっていい雰囲気です。店の前には大きな木があって思わず「となりのトトロ」を思い出しました。まだまだ都会ではなくなった風景がありました。
 ところで、小原善雄・小室程夫・山手治之編著『国際経済条約・法令集【第2版】』(東信堂、2002年)があります。1997年に初版が出版されて以来、当然のことですが、国際経済にかかる法律のあまりにも大きな転換と変革により大幅にページ数が増えています。手元にあると大変助かる一冊です。それと、情報だけですが、Jean-Jeacques Laffont & Jean Tirole, Competition in Telecommunications (MIT Press, 2000)の日本語版が出版されるそうです。これもあのTiroleがかかわっているということから注目してましたが・・・助かります。依田高典『ネットワーク・エコノミクス』(日本評論社、2001年)と並行して利用することになりますか。

8月3日

 ふぅぅ。お久しぶりです。また頑張っていきたいです。