琉球旅行記

2002年09月06日

第三章その2 〜ふたりは恋人の巻〜

−登場人物紹介−
  西岡(人間)・・・東洋の虎として海外勢から恐れられる。
  吉野(人間)・・・理想の肉体を持つ男と評される。

「もう私たち終わりにしましょ。」
吉野は言った。別れを切り出したのだ。吉野と西岡が出会ってから一年半が過
ぎた。第一印象はお互いそれほど良くはなかったのだが、時の流れが二人を変
えた。徐々に二人は惹かれあっていったのである。二人が付き合い始めて約一
年が過ぎた。この二人にも別れの時が近づいてるようだ。
「何を言ってるんだよ。俺のどこが不満なんだよ。」
西岡は言った。突然の吉野の言葉。当然納得するはずもない。西岡サイドとして
は吉野を離したくないのだ。

大学二年生の夏休みを利用して二人は沖縄に来た。四月に二年生になってから
二人はずっと沖縄旅行の計画を練ってきた。雨の日も風の日も休むことなく。二
人はこの旅行を楽しみにしてきたのである。突然の吉野の旅先での言葉に西岡
は戸惑いを隠せなかった。

「考え直せしてよ!な!な!」
西岡は言った。
「うん。わかった☆」
吉野は即答した。別れないことになったようだ。



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