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4月3日
「涙の理由」
朝、プラトーの近くの安いネットカフェでコソボ組へのメールをしに行く。30分30din。でも、最初の10分はHotmailに繋がらず、何もできず…。
そのネットカフェに行く途中、ミハエロ通りの共和国広場のあたりで「MACA!」という声が聞こえた。振り返るとミッキーがいた。「オー、ミッキー!」などと手を振り替えしてネットへ行った。名前を覚えて読んでくれたことがものすごく嬉しかった。不意に、何かしてあげたいと思ったが、お金もないし、結局、鶴にした。
ネットカフェ帰りに、パーティー用と明日のためのパンを買った。それから、メンバーのひとりと別れて、共和国広場でルーズリーフを鶴を折り、裏に「To Micky Hvala lepo from Maca」と書いて、ミッキーに渡しに行った。「Hvala」と言って受け取ってくれた。渡せて良かった。
13:00前に帰宅。パーティーの準備を始める。飾り付けをしたり、掃除をしたり、料理を作り盛りつけたり。
準備の時、今は寝室として使わせてもらっていたリビングで食べるつもりだったので、片づけをした。来た時のように机や椅子を配置。部屋がすごく広く感じたと同時に、1ヵ月前に来た時を思い出した。どこに誰が座っていて、どんな話をしていたか。不安でいっぱいだったあの時を。
もう終わるのかと思った。
15:00頃に留学中の人がケーキを持ってブッダの家に来てくれた。1〜2時間後、デニーとガガが到着。パーティー開始。
カレーに太巻きにパシュテッタ、ワイン(赤白5本)にラキア。ジベリ(乾杯)をして、初めて、噂のラキアを飲む。これは強かった!のどが焼けそうだった。一口飲んだだけで顔が赤いと言われ、少し食った後の一口で飲み切ったら、隣のメンバーに「強いのはちょっとずつ飲まないと回るよー」と言われた…。言うの遅い遅い。もう飲み切っちゃったから。去年のメンバーはこれをキャンプで4杯飲んだらしい…。恐るべし。
食事が一段落したのでブッダのバースデータイム。買ってきてくれたケーキを皿に移して、ハッピーバースデーを歌い、「Srecan ti rodendan」でクラッカー。写真立てを渡し、写真を撮った。そして、千羽鶴をプレゼント。ブッダはとても喜んでくれた。みんなにありがとうと抱きついてきた。
渡した時、俺がメッチャ涙が出そうになった。別れを感じた。すぐそこに。
その後のブッダの話では、不覚にも泣いてしまった。人には見られたくないので、とりあえず部屋に戻ってタオルで涙をぬぐった。案外、涙もろい性格だったのかと思った。
そして、食卓に戻り、またブッダの話を聞き始める。
当然、うちらにはセルビア語はわからないので、コーディネーターの英語を聞く必要がある。でも、わかるはずのないブッダの声を聞いているだけで、涙と鼻水が出てきた。酔っていたからかな。
その後は、デニー、ガガ、留学中の人にプレゼントを渡して、忍者タイムへ。コーディネーターふたりが忍者に変装。デニーはやたらと似合っていた。そして、ガガはえらく気に入ったらしく、様々なポーズをとっていた。おもしろすぎた。
20:00頃には解散。俺以外は後かたづけをしてくれ、俺はブッダと警察へ行き、滞在証明書の手続きを行った。その帰りにはバッサの家に。バッサは同じアパートの上の階に住んでいると思っていたのでビックリ。ブッダからの散歩の誘いだったのだけれど、バッサはミリオネアを見ているから行かないらしい。行かない理由はそんなことかよと思いつつも笑えた。
帰り道、近くに小学校があった。こんな近くにあるならば行ってみたかったと思った。
帰ると、うちらを散歩に誘ってくれた。カレメグダンまで行き、トラムで戻ってきた。夜のカレメグダンは治安が悪いと思い込んでいたが、人がたくさんいて、危険を感じなかった。そりゃカップルも多いわなと思わせる夜景の公園だった。
帰宅して、4人での最後の晩。長いと思っていたが、あっという間だった。明日帰るのかと思うと、信じられなかった。
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