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4月6日
「跡」
起きると外は雪。きれいな風景だった。
で、朝からみんなとオリンピック競技場の方へ行く。
昼頃、宿泊先のおっちゃんが出してくれたバンで飛行場へ向かう。途中、砲撃にあったと有名な新聞社の破壊跡で車を停めてくれた。
空港でチェックインをする。小さくてきれいな空港だった。近づくまではただの空軍基地かと思えるほど。
この周りは激戦地と聞いていた。でも、バンの中から見た感じも飛行場の中からの風景も、のどかな感じに見えていた。所々、壊れた家や銃痕があるものの。ただ、飛行機内から周りを見て、その思いは一変した。
ここは滑走路のすぐ側に家がある。飛行機に乗ると家々をより近くに見ることができた。そこでよく見ると、ほとんどの家には窓がないように見えた。人が住んでいないのかもしれない。助走の時、飛行場のすぐ隣にお墓が見えた。紛争の差異、亡くなった人のものだろうか。
のどかなんてとんでもない。ここは、激戦地だったのだ。
ウィーンに到着。メンバーのひとりがウィーンの知り合いと合流するために、ここで別れる。握手をしたかったけれど、向こうが知り合いの人との面談で余裕がなさそうだったので、手を振っただけでお別れ。ちょっと寂しかったかな。
荷物を宿泊先に置いて、夜は市内観光。メッチャ寒かったが、目にしたすべてが華麗だった。途中で入ったカフェは、身分不相応な大人なところ。うちらはかなり浮いていたと思う。でも、良い雰囲気を味わえた。
駅まで行き、ネットカフェで20分。その後、行きのホテルに泊まれたコソボメンバーに男ふたりはシャワーを借りる。この上なく気持ちの良いシャワーだった。
帰って26:00頃。ユースの扉は閉まっていた。遅くて申し訳ない…。
シャワーを貸してくれた子は明日帰国らしかった。コソボメンバーはお別れをしていた。みんながお互いを思っていて良い班だったのだなと感じた。
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