『マンスフィールド記念館』着工

 
 本国以外では、世界初! 『マンスフィールド記念館』が開館します。
オープン予定 : 2004年10月10日(日)
場所 : 福島県西白河郡泉崎村大字北平山字新田東山38−4


印刷用は、こちらへ。 マンスフィールド記念館 (PDF形式)
マンスフィールド紹介 (PDF形式)
印刷するには、「Adobe Acrobat Reader」が必要です。 「Adobe Acrobat Reader」の入手方法は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ株式会社)のホームページをご覧ください。 

Adobe、Acrobat、およびAcrobat Reader は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ株式会社)の米国および/または 各国での登録商標または商標です。その他すべての商標は、それぞれの権利帰属者の所有物です。 c 2000 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved. Printed in the USA. BC2657 12/00

14年振りの再会が日本で

 『マンスフィールド記念館』の建設と合わせて泉崎村では小学校の英語指導助手(ティーチング アシスタント)をニュージーランドから招聘することになり、これをきっかけに本村とニュージーランドの国際交流を期待している。
 この度その人選を委ねられ、ネイティブならどの国であろうとよかろうが、ニュージーランド人をと限定され、戸惑いを感じたが、ふと知人のお嬢さんのことが思い浮かんだ。思い起こすと彼女が7歳の時、我々夫婦はホームステイで彼女の家に厄介になり、その2年後に旅行中クライストチャーチに立ち寄り、ホテルで再会し,あれから14年の歳月が流れたことになり、23歳の立派な青年に成長していた。縁とは誠に不思議なものだ。

わが家のPohutukawaとRose (III)

 わが家のPohutukawaのその後を報告しよう。
 3年前に入手したときは小さな鉢だったので翌年ひとまわり大きな鉢に移植したら花芽を全然つけなくがっかりしてしまった。その後だんだんと大きくなり、鉢一杯に根を張るようになったので開花を期待していた矢先、今年6月始めよく見ると花芽と思われるような状況を呈し、ますます期待も大きくなった。やがて花芽と断定できるように、より赤色を帯び数も増え、今では深紅の花を沢山つけ、このぶんだとしばらくの間楽しめそうだ。
 秋から初夏までずっと真冬でも6度には下がることのない書斎の窓辺で大切に育てた甲斐があって、その苦労も報われた昨今である。
 Roseについてはと言うと、植樹して3年目となると株も大分大きくなり、それに比例するかのように花も大輪をつけ見事近隣の人々の目にもとまり、賞賛の言葉を受け、その度に“キャサリン”の来歴をひとくさり講釈している。『マンスフィールド記念館』の庭は文字どうりバラ園にすべく植付け、秋口のオープン日には少なくとも二三の開花が期待できよう。

わが家のPohutukawaとRose (II)

ポフツカワ物語
 1991年6月 KM協会員の一人から南伊豆の石廊崎の熱帯植物園ジャングルパークの ポフツカワの花のことを聞いた時、まさか日本にあるとはにわかに信じがたく、その まま10年余が過ぎ今日に至った。それが昨年わが家でポフツカワの苗木を入手したこ とで再燃し、この度ジャングルパークの支配人、後藤寛之氏から開花の知らせを受け て実際に出向いてこの目で見て確かめることになった次第である。
  さて小生夫妻は小学生の遠足のごとく興奮から前夜もほとんど眠れなくいつもより 早く目覚めてしまった。心ははやりすでに石廊崎にあった。
  伊豆急下田駅での後藤氏の出迎えを受け、挨拶もそこそこに車に乗るや否やポフツ カワの話となり、現時点での開花状況を伺い、小生の目で実際にどの程度の花つきか 確認することになった。数箇所に植樹されているらしく、案内された最初の場所はも と当パークの堆肥置場だったところで、樹高12ないし13メートルもあろうか、ずいぶ ん大きな樹に育っているのに驚いた。ただ一番気になっていた花つきは想像していた よりもだいぶ少なかった。このとき後藤氏から間違いなくこれはポフツカワかどうか の確認を問われ、すかさず小生が同意を示すと安心された。順次場所を変え案内され て行き、その大きさから数回にわたって植樹されたことが判明した。開花の知らせか ら約10日後であり、蕾などのつき具合から今が丁度最盛期と判断した。花つきは今一 にせよ、この樹が日本に、この石廊崎にあるだけでその意義は十分にあるわけで、ま た再度後藤氏も本物のポフツカワかどうか、小生の言を待つまでは半信半疑な感があ り、やっと安心された。
  いずれにせよ、世界でもニュージーランドにしかなく、しかも年平均気温15度の北 島にしか育たなく、南島では見られないにもかかわらず、それが日本に、それもこの 石廊崎にあるということは大いに評価すべきことである。ニュージーランドと石廊崎 の共通点は海洋性気候であり、前者は年平均気温15度、後者は12度から13度で、冬で も霜が降りない。ただ後者は夏の暑さが30度を越えるところが大いに異なり、このあ たりに大きな問題があると思われる。今後解決していかなければならない点はこう いった気候にどう対処するかである。百パーセントニュージーランドのようにとまで はいかなくとも、もう少し花つきをよくするような研究にせまられよう。まだ取り木 によって増やす方法が端緒についたばかりである。今後の期待が待たれる。いかなる 協力もいとわない約束をして後藤氏と別れた。

薔薇物語
  わが家の庭はバラで一杯である。
  キャサリン・マンスフィールドはピース(黄色の花をつける)の孫にあたる。ピー スはフランスのバラ作出の名門、メイヤン家の初代マダム・アントワーヌ・メイヤン が1945年第二次世界大戦後、平和への希望を込めて名ずけられた。ピースは英語圏 で、ドイツではグロリア・ダイアに、イタリアではシィシィーにとリネーミング(再 命名)されるほど有名である。
  バラといえばほぼ赤に代表されるように、キャサリンのように藤色は少なく、貴重 である。まして青はなく、現在その作出にしのぎをけずっているわけである。これが 実現すれば億万長者になるそうだ。キャサリンの藤色は黄色から作出される。キャサ リンはやはり1974年にメイヤン家が元フランスの大統領シャルル・ドゥ・ゴールの死 を悼んで名ずけられ、南半球のニュージーランドへわたって、1979年に市場に出され る時に、国民的な作家にちなんで、キャサリン・マンスフィールドとリネーミングさ れた。藤色のバラには紫香、ブルームーン、ブルーシャトウなどあるが、やはり色合 い、形、香りなど少しずつ違う。とりわけキャサリンは香りがよろしい。ピ−ス、 キャサリンに次いで、わが家の庭にはセバスチャン・クナイプがまもなく咲くと思わ れる。このバラはドイツのバート・ヴェリスホーフェンの町を一躍有名にした神父セ バスチャン・クナイプにちなんで名ずけられた。作出 コルデス、1997年、優しい色 合いのクラシカルな、桃色の花を咲かせる。

 

[ホーム]

Copyright (C) 2002 Ohsawa Ginsaku