参考までに。
いつもこれにいつか投稿しようと思って疑問を探しながら暮らしています。
というのは冗談ですが、床屋の入り口にある三色って意味があるとか聞い
たことがあるようなないような、曖昧な記憶があります。フランスのワー
ルドカップの時もあの三色をよく見かけました。関係あるのでしょうか?
あるとしたら床屋ってすごいところ?どうか三色の意味を御存知の方、教
えてください。
(ももチョコ)さんの疑問
うる覚えで大変申し訳無いんですが、確かあれは赤が動脈、青が静脈、白
が包帯の象徴だったと思います。昔は医者が散髪屋さんも兼ねてたってい
うような話を聞いたことがあるので多分そうじゃないかなぁ。自信がある
ような無いような答えですいません。
(赤とんぼ)さんからのお答え
確か、人間の血管を表しているということです。赤は動脈・青は静脈を指
します。ぐるぐる回っていることは、まさしく人間が生きていることの表
現なのでしょう。でも、床屋で血管なんて、カミソリで切られることを、
つい連想してしまいます。考えるだけでゾクゾク、なんて私だけでしょう
か?
(Anju)さんからのお答え
(もっと詳しいご回答がありそうですが、一応書きます)あの三色は、
赤=動脈(あるいは血液)、青=静脈、白=包帯を表しているそうです。
・・・由来は、中世ヨーロッパの床屋は外科医を兼ねており、公衆浴場で
の‘悪い血を抜く’治療も行っていたのですが、その際、患者を一本の棒
につかまらせていたので、その棒に治療後使う包帯を巻いて置いておいた
のが、やがて皆が同じ包帯を使うのは不衛生ということになり、ただの
‘店先の 看板代わり’として使われるようになったのだそうです。それが
いつしか三色の看板に変わったようです。
・・・あと、(ももチョコ)さんがワールドカップでご覧になったという
のはフランス国旗(トリコロール)のことでしょうか?(サッカーに詳し
くないのですみません ;_;)それでしたら、あの三色は‘建国の精神’
か何かの象徴らしいので、おそらく床屋とは関係ないと思いますよ
(^^;)。(詳しいご解説はどなたかがして下さると思います)
P.S.そういえば、あの旗は当初青が右端だったのが、青空に溶け込ん
で見えなくなるため左に変えたと聞いたことがあります(^^;)。
(Vinda)さんからのお答え
赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表しているようです。昔理容師が、瀉血
(しゃけつ)と言って、一定の血液を体から抜く健康法(治療法)を行っ
ていたときの名残で、血を体から抜くときに、患者を棒につかまらせて行
い、治療が終わった後など、使わない時は包帯を棒に巻いて、時には広告
用に外に立てかけたりしていました。その後、棒を縞模様に塗った物を広
告用にしたそうです。
この瀉血という行為はヒポクラテス学派によって始められたようで、19世
紀まで続けられ、かえって病気を重くしたり、死んだりした場合もあった
ようです。現在は、貧血の逆のような病気である多血症(真性多血症、ま
れな病気)の場合に、まれに行われるくらいのようです。
(うらしま)さんからのお答え
(以上 疑問温泉第100号より)
▼床屋の三色(長くてごめんなさい)
忙しくて回答しそびれていた間に,すでにいくつも回答が出ていますが,
床屋の看板(日本ではサインポールというようですが,英米ではbarber
pole といいます)の由来が中世の瀉血にあるのはほぼ確かなようです。
日本語による詳しい説明が,全理連(床屋さんの組合です)のホームペー
ジにあります。瀉血の様子がイラストで描かれています。
http://www.riyo.or.jp/library/etc_rekisi_01_01.html
ただ,いろいろ調べてみると細部ではいくつかの説に分かれているようで
す。
第1に,赤は何を表しているか。
多くの説明では,瀉血で患者がつかまる棒自体がもともと赤く塗られてい
たことに由来するとしています。
なぜ赤かったかというと,全理連のページによると衛生上の問題となって
おり,また,Ever wonder why? という本(素朴な疑問を集めた,いわば疑
問温泉のアメリカ版)では「血痕を見えなくするため」となっています。
また一説によると,赤は血に染まった包帯,白は血痕のない包帯で,術後
に両者を洗ってポールに下げて干しておいたのが巻きついたのが始まりだ
ともいいます。この説は,ある床屋さん(マサチューセッツにある)のホー
ムページに掲載されている,Harry Perelman医学博士の"THE BARBER POLE"
という論文によりました。
第2に,当初は赤と白だったのがなぜ青が加わったのか。
まず,上記の全理連では「1745年にイギリスで、理容師のユニオン(組合)
と外科医のユニオンが分裂した際に、外科医は赤白に、理容師は青を加え
ることが定められた」としています。
次に前出のペレルマンさんの論文では
一方,Ever wonder why? では「青は1900年ごろにアメリカで追加された。
おそらく国旗と合わせたのであろう」としており, 3色になったのはかな
り後の時代とみています。
「動脈・静脈といった循環系の発見は,サインポールのデザインが作られ
たのよりも時代的に後なので,動脈・静脈になぞらえたのはいわば後知恵
であろう」という説明を読んだことがあります(手元に肝心の文献がない
のでうろ覚えですが)。しかし,青が加わったのがかりに1900年頃だとす
れば,当然静脈の存在は知られていたわけなので,可能性としては,誰か
が「血液を表すんだったら赤だけじゃだめだよ,静脈も入れなきゃ」と思
いついて青を追加したポールを作ってみたところ,「おお,なかなかいい
デザインじゃないか。色合いも星条旗のようでかっこいい」という評判に
なって広まっていった,などというストーリーもあり得なくはないでしょ
う。(あくまでも一つの可能性ですが)
もっときちんと調べないとはっきりとは言えませんが,
1.床屋のポールは,当初は瀉血棒(あるいは血染めの包帯)の赤と(新品
の)包帯の白の2色だった。
と推測されます。
ちなみに,サインポールの上に乗っている丸い白球ですが,前記のぺレル
マンさんによると,フランスあたりで,もともとは血液(および血を吸っ
て落っこちてきたヒル)の受け皿を,ポールのてっぺんにひっかけておい
たのが,進化(?)したらしいです。瀉血の際には医療用のヒルを使うこ
ともあったようで,今日でも医療・研究用にヒルを養殖・販売している会
社があるようで,そこのページにも床屋のサインの話がちらりと出ていま
した。http://www.biopharm-leeches.com/faq.htm
ついでにもう一つ。http://www.barberpole.com/というページがあります。
ドメイン名にbarberpoleとつけてしまうところがすごい。掲示板やチャッ
トルームまであります。ただバーバーポールの歴史についてはあまり詳し
くは書いてありません。
(うにうに)さんからのお答え
一般的な説では、赤:動脈、青:静脈、白:包帯、だが初めて3色マークが現
れたころにはまだ動脈、静脈という概念はなかったとされている。
#フランスの旗は自由、博愛、平等でしょう。
(EE)さんからのお答え
●温泉NO:489 「床屋の三色の意味」 ---------------------------------
「1540年(ヘンリー8世の時代)に,理容師と外科医の両組合が統一されて
United Barber Surgeon's Companyという組合を作った。しかし,実際には
理容師は瀉血と抜歯以外の外科行為は許されていなかった。そこで,両者
を区別するために,布告で理容師は青と白のポールを,また外科医は赤の
ポールを看板として用いることに定められた。アメリカで赤・青・白の3色
が広く用いられているのは,一つにはアメリカ国旗の色と同じだからであ
ろう。また一説には,動脈・静脈・包帯を表すともいわれている。」
と書かれています。(ただ,青白がどうやって3色になったかは書かれてい
ません。)
2.何らかの理由で青が加わった。
3.それが静脈・動脈を表すとして意味づけられ,今日まで広く用いられて
いる。
注。「疑問温泉」:あいもさんが発行していたメールマガジンの名称。
現在休刊中。ホームページはこちら。
少し補足しておきます。
エスツェットについてですが…
従来は,「短母音の後:ss,ただし 短母音+[s]が単語末の場合,および,短母音+[s]+子音の場合はエスツェット」という但し書きがついていました。
No.1の説明では,スイス以外でもエスツェットが廃止されたかのように読めますが,そういうわけではありませんので,念のため書き添えました。
なお,新正書法のルールの原文は下記のURLで読めます(ただしフォントをUTF-8対応のものにする必要があります)。
参考URL:http://www.ids-mannheim.de/grammis/reform/
ドイツ語表記法は,19世紀までは地域により,また人により,いろいろとバラエティがあったのですが,グリム兄弟(童話で有名なあのグリム)が大辞典を作ったりして,書き方の統一がだんだん図られていきました。
そして,20世紀の最初の年(つまり1901年)に各国が話し合って,現在(というか従来というか)の書き方で統一されました。
その後,文法や発音などの面から,より合理的にしようということになってできたのが,1998年から試行中の新表記法です。
我々外国人にとっては,学びやすくなったといえそうですが,ことばというものは長年の文化・習慣を背負っているだけに,当事者の間では大論争になっていて,「表記法改革:是か非か」という論文集まで出ているほどです。
スイスでは,母音の後の[s]の発音に対応する文字は,従来よりエスツェットを使わず全てssと表記しており,それは今回の正書法でも変わっていません。
それ以外のドイツ語圏では,[s]は次のようになります。
短母音の後:ss
長母音,二重母音の後:エスツェット
これがなくなり,単純に直前の母音だけで決めるようになったわけです。
ここのサイトには他にも新正書法に関するさまざまな文書が掲載されています。
また,ルールの全訳は「ドイツ語新正書法ルールブック」として郁文堂から出版されています。
>半角カタカナは1byteなんですか?いったいいつの話をしているのだ。10年前のプリンタやディスプレイなら ともかく,今の時代でバイト数と縦横のドット数を関連づけるなど ナンセンスとしかいいようがない。そもそもベクトルフォントだったら 全く無意味だし,昔のドットマトリックスフォントを使っているにしても, このような説明をすると「横倍角にするとバイト数も2倍になるのか」などと いらぬ誤解を招きかねない。ついでに1bytesとか書いているし。
1byteです。
つまり、横が8ドットで縦が16ドットまたは24ドットで表現されている文字が 1bytesで、縦横ともの16ドットまたは24ドットで表現されている文字が 2bytesコードを使っているわけです。
これでお分かりかと思いますが、横のドット数が8bitsなら1byte、 16bitsなら2bytesコードということですね。
>ユニコードという体系は、現時点でかなり使われているものなのですか?というコメントへの評価は難しい。ただ,Windows NT/2000(以降)では 内部処理に使われているほか,Word 2000(以降)でもインストールの時に オプションでユニコードも使えるようにすることができる。さらに, 全国の大学図書館など850をこえる図書館の目録を収めた総合目録 データベース,NACSIS-Cat(国立情報学研究所)のデータは 基本的にユニコードであり,この目録は大学の教員・学生はもちろん, それ以外の人にも広く使われている。そういう意味では,気付かぬうちに 使っている場合もかなり多いと言えるのかもしれない。
実際にはあまり使われていないようです。
今のところ1年の日数は約365.2422日ですが、上記の条件で1年は365.2425日に なります。などと平気で書いている。
従って、1年に0.0003日ずれるので、約3333年で1日ずれます。 3333年後に1日分の調整が入るかもしれませんね。
もともと「アイソトープ」という放射性元素か何かがあって、この元素のことを 「アイソ」と呼んでいたようです。だそうだ。
それで、世界標準化機構ができたときも、IOSという頭文字3つを組み合わせて、 呼び慣れた「アイソ=ISO」というふう呼ぶようになった、ということでした。
なお,細かい話になるが,No.3とNo.7では,「最短距離で計算」の
根拠としてあげている規定が異なっている。
整理しておくと,
ついでだから,この問題に関連するページをいくつか挙げておこう。
まず前半。質問者は「日時計を作り南中時刻の日時計の指す方向(を見る)」ことで
真北が分かる,と思っているようだが,日時計を作るには
真北が分かっていないとそもそも設置しようがない。しかし,回答者は
その点には触れていない。気付いていないのかも。
次に,No.1へのお礼。「よく考えますと時計の動きは定まっていますから戸外に
出なくても室内でも何時だったら角度は何度ということが机上計算で一覧表に
できますね。」その通りであるが,この文章からすると,まだ時計方式の
誤差に気付いていないらしい。どうせ計算するなら,その土地の緯度・経度と
観測の日時から,正確に太陽の方位角を計算すべきであろう。
回答No.2は,No.1へのお礼を受けてかかれたものであるが,上記のような問題点には
全く触れていない。
そしてNo.2へのお礼。「国土地理院で毎年出す二次近似式(パラメーター)で計算するとその位置(経度緯度)から偏角が出るそうです。」
…「二次近似式(パラメーター)」って何じゃい。観測地点の緯度・経度を
パラメーターとして二次式で近似した実験式,のことであろうか。それに
実験式は毎年出してはいない。10年ごとである。実験式はこちらの
国土地理院サイトにもあるし,『理科年表』にも載っている。
その後,あれこれ検索していたところ,どうもこの質問者が見たと
おぼしきページを発見した。こちらである。
念のため,定数機能を使った操作を示しておこう。
なお,いわゆる4月1日生まれ問題はFAQといってよいだろう。たとえば,
などを見よ。
No.1の「前日24時に加算するっていう制度はこのため【注:閏年生まれの人も毎年誕生日を祝える】に考案された」という説は初耳。しかし,あっさり質問者からのお礼および補足で反論されている。それに,現行の民法143条でも「月又は年によって期間を定めた場合において、最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する。」と措置されているのだから,理由になっていない。民法を読んだのか?
No.3/4の人もなにか勘違いしているようだ。
ちなみに,どっかで読んだ文章だと思ったら,(177563)の回答No.2だった。出所は
こちらだったか。しかも10pt稼いでいる。よそのサイトの文章を全文丸写しして
10pt,ってわけね。
(追記)今日「雑学WANTED」を見たら,2003年10月20日にリニューアルした際に,
以前の記事はほとんどすべて削除してしまったようだ。(04.04.14)
まず,No.3では,通称「電車大環状線」(No.3の参考URLに
書かれている,旅客営業規則第70条で指定されている太線区間)
に関する規定をあげている。同条の規定では,
「旅客が次に掲げる
図の太線区間を通過する場合の普通旅客運賃・料金は太線区間内の
最も短い営業キロによつて計算する。この場合、太線内は、経路の
指定を行わない。」
とあり,一見これが今回の質問のケースにあてはまるように
思える。しかし,同条では,太線区間内を「通過」する場合と
なっており,今回の質問では全区間が太線区間内に含まれて
いるので,「通過」とは異なる。
一方,No.7の「東京・大阪・福岡の『大都市近郊区間内』では、
実際に乗車した経路に関わらず運賃が最も安くなる経路で計算した運賃で
乗車することが『できる』ことになっています。……もちろん450円という
のも正式な運賃です。乗客は実際に乗った経路でも最安になる経路でも
どちらでも選べるのであって、強制的に最安の経路での計算になる
わけではありません。」は,旅客営業規則第157条第2項を根拠とする
ものである。ただし,実際問題としては(わざわざ申し出ない限り)
最も安くなる経路で計算される。今回の質問者が出会ったケースも
それである。したがって,根拠としてはNo.7が正しい。
となる。
(New!)
種別 運賃の計算経路 実際の乗車経路 途中下車の可否
電車大環状線内を通過する乗車券(線内相互発着ではなく)
強制的に最短距離で運賃計算
電車大環状線の区間内では自由
乗車券が途中下車を禁じられていなければ,区間内でも可能
大都市近郊区間内相互発着の乗車券
原則として最短距離で運賃計算だが,旅客が希望すれば
乗車経路通りに遠まわりで計算も可能
区間から外に出ず,片道乗車券の要件を満たす経路であれば自由
途中下車は不可
(New!)
ちなみに,ここで紹介されているページ
(
こちら)では,次のような書き方をしている。
1158 8115/-/
1189 11+9*8-
1199 119/+9*
1222 122++2*
1223 1223+**
これはRPN(逆ポーランド式)と呼ばれる書き方で,括弧を使わないで
表現できる方式である。通常の式に直すと,
1158 8/(1-1/5)
1189 (1+1)*9-8
1199 (1+1/9)*9
1222 (1+2+2)*2
1223 1*2*(2+3)
となる。
なお,こちらのページでは,それぞれの数字の組合せに対して解を一つだけ
掲載しているので,質問者の「4つの数字の順番は入れ替えないでください。」
という立場からすると,必ずしも的確に答えるものとはなっていない(たまたま
1158の組合せの場合は結果的に8115の順となったが)。
なお,日時計にはコマ型,壁掛け型などいろいろなタイプがあるが,ここでは最も
一般的な,文字盤が水平で,投影板(影を作るための中央の板)の斜面が
天の北極を指しているタイプを前提として述べる。
そして,回答No.1では「時計の短針を太陽の方向にあわせたとき、
短針と文字盤の12のちょうど真ん中が真南になります。」だそうだ。
これで正確に真南が求まると思っているらしい。この方法では誤差が大きすぎて,
偏角を求めるのには使えないのだが。
日本列島の偏角は概ね6〜10度西偏であるのに対して,この方法を用いた時の
誤差は30度にも達する場合がある。詳しくは,こちらを参照。
時計を使った方向(北)の調べ方(82592)のNo.7, No.8。
「望遠鏡付きのコンパスを使えばある地点から別の地点を見たときその偏角を
引けば見ている地点の真北からの方位角は出ると思います。」…なにを
いまさら当たり前のことを。こんなことは,質問する前から分かりきった
話である。だから偏角を求めようとしていたのではなかったのか。
「おっしゃるとおり日時計の中心に棒を立て棒の影と短針が一直線に
なったとき12時(正確には12時1分30秒だそうです)の方向が真北という
ことだそうです。」…まず,「おっしゃるとおり」とあるが,
回答No.2は「日時計の要領で[アナログ時計の]針の回転中心に
棒をたて」と言っているに過ぎない(その方法自体に問題があることは
記述のとおり)。しかし,質問者はそれを,「[本物の]日時計の
中心に棒を立て」と早とちりした。
さらに,「棒の影と短針が一直線になったとき12時」というが,これは
日時計が正確に設置されているという前提があって初めて言えること。
そして,その前提が成り立っているのなら,わざわざ棒を立てたり,
晴れるのを待ったりする必要は全くない。昼であろうと夜であろうと,
日時計の12時の目盛りが指している方角が
真北である。
また,「12時1分30秒」の意味は全く分からない。観測地点の経度が
135度よりどれだけずれているかという補正値であれば,観測地点に
よって自ずと異なってくる。質問者が観測を行なう地点の東経が
134度37分30秒であればこの値となるのだが,そうなのだろうか。
それとも,均時差の補正ということであれば,こちらは日によって
異なる。
いずれにせよ,観測地点も日時も与えられていないのに,1分30秒の
補正が「正確」とする根拠は全くない。
奈良・藤原京 ライン(「闇の日本史『数と形』日本人の算数」なるサイトより)
竹内 敏規氏という「ロボット屋」が書いているページである。
そこには,次のような記述があった。
日本では国土地理院が観測所をもうけて毎年「偏角」を計算するのに必要な
パラメータを提供している。
つまり,地磁気観測を毎年行なっている,というだけの話であり,実験式を
毎年算出しているとは書かれていないし,二次式のことを「パラメータ」と
読んだりもしていない。要するに質問者の読み取り違いであった。
さらに読み進むと,例の二次式に東経128〜146°,北緯30〜46°の値を
1度刻みで代入して,偏角の値を求めた表が示され,それに続いて
次のような驚くべき記述がある。
北海道と鹿児島では5度も違い、日本と同じ経度緯度を持つ四角いエリアでは最大8°も異なるのである。(従ってコンパスを海外で使用する時には注意が必要である。)
ここで「5度違う」「8度違う」と言っているのは,「磁北は真北と5度(8度)
違う」という意味ではないのだ。
「北海道(偏角=約10°)と鹿児島(約5°)では,偏角の値が5度違う」
「東経128〜146°,北緯30〜46°の四角いエリアでは,偏角の値の最小値=
2.2°,最大値=10.3°で,約8度違う」ということなのである。
つまり8度も違ってはコンパスで北を測定し、建造物を立てることは出来ないのである。確実な方法で真北(北極星の北)を見つけることができる方法がある。それはアナログ時計の短針を太陽に向け12時1分30秒の場所が北で、少なくとも北半球ではどこでも使用出来る。
そのこと自体は事実であるが,この文章の文脈は,古代の都市計画や建造物の配置などが磁北ではなく真北をさしているのはなぜだろうか,という話である。それを
論ずるのであれば,北海道と鹿児島の偏角が違っていようがいまいが,そんな
ことはどうでもよい。問題は,その場その場で偏角をどう補正するか(当時の
人が方位磁針を使ったのであれば,という仮定の下で)ではないか。
この一件だけを見ても,この著者の書く文章は論理性に欠けていることが
わかるが,何よりも驚くのは「アナログ時計の短針を太陽に向け
12時1分30秒の場所が北」という記述である。(ただし,
「1分30秒」の由来は書かれていない。)
春分・秋分の日,東経135度の地点では,太陽は午後6時頃沈む(この際,
大気差の補正や日没の定義などの細かい議論は措く)。この日没時に,
「アナログ時計の短針を太陽に向け」れば,それは当然真西(ほぼ)の
方向を向くから,「12時1分30秒」の目盛りはほぼ真東を向く。
いったいどうして真東が真北になるというのか。
しかもごていねいに,「少なくとも北半球ではどこでも使用出来る。」
とあるから,開いた口が塞がらぬ。小学校に行って,アナログ時計の
読み方,太陽の一日の動き,方角などを勉強し直してきたほうがよい。
こんなぐあいにデタラメだらけの記述であるが,質問者さんはその
記述をさらに読み間違えて,「日時計の中心に棒を立て
棒の影と短針が一直線になったとき12時(正確には12時1分30秒
だそうです)の方向が真北」などと書いている。質問文に
「現場でうまく調べる方法はありますか」とあるから,なにか
仕事に使うのだろうが,あんなデタラメサイトを真に受けて,
しかも書いてあることを曲解しているようでは,本当に真東を
真北と思いこんで作業をしてしまわないだろうか。
正直いって心配だ。
私なら,No.1に20ポイント。残り2件にはマイナス100ポイント
ぐらい与えたい。
ちなみに『理化学辞典』第5版の「炎」の項には,「気体が燃焼によって
高温となって発光する部分をいう」とある。やはりこの質問には
気体と回答するのが正しい。
No.1には「同時発音とは、電子ピアノ内部に組み込まれている音の種類数と、
和音として同時に発音できる音数の合計ではないでしょうか。」とあるが,
どういう意味だろうか。音色の数がかりに100種類あって,そのうち例えば
ブライトピアノの音色にした時に,同時に鳴らせる(高さの異なる)音が
32音までだったとしたら,「同時発音数132」と表記するのか? そんな
バカな書き方,聞いたことがないぞ。音色の種類とは関係なく,純粋に
「ある瞬間に,鳴り続けることができる,異なる高さの音の数」のこと
をいうのが普通だろう。
「ピアノとして扱うだけでも、同時に7音も出すシチュエーションが
ないと考えます。」そんなことはない。両手の指を全部使って
和音を鳴らすだけでも,同時に10音だ。10音はそう多くないにしても,
7音や8音の和音が出てくるピアノ曲なぞいくらでも探せる。
さて,質問者が気にしているのはこういうことであろう。「ダンパーペダルを
踏みっぱなしにしたまま,両手で和音を鳴らして,10音発音する。これを,
音程を3回変えると,前にひいた音も響きつづけているので,30音になる。
この状態で,さらに和音を弾いても,同時発音数32の機種では,そのうち2音
しかならないのではないだろうか。」あるいは,「ダンパーペダルを
踏みっぱなしにしたまま,同時発音数32の機種で半音階を弾くと,
33番目の音以降を弾いていくにつれて,最初に弾いた音は鳴りやむ
のではなかろうか。」
これは質問者のお考えのとおりである。昔のシンセサイザーでは
同時発音数1という機種があって(モノフォニック・シンセ),複数の
音が出る機種はわざわざポリフォニック・シンセと呼んで区別していた
ものだが,モノフォニック・シンセでは,前の音が響いているうちに
次のキーを押すと,前の音はその瞬間に消えてしまう。
ところが,どちらの回答とも,この質問に真正面から答えていない。
もし意味が分かっているのであれば,No.1のように根拠も示さず
「64音同時発音なんてことはまずない」なんて切り捨てたりせず,
それなりの言及をするはずであろう。No.2も,おっしゃることは
ごもっともだが,そんなことはおそらく質問者も先刻承知であって,
知りたいのはその先の話ではなかろうか。つまり,「ダンパーペダル
を使用して,音が響きつづけている時,先に弾いた音も32とか64に
含まれるのか」という問題である。これに答えていないで
良回答もないものだ。
210÷248% (84.7と表示される)
35% (14.1)
3% (1.2)
機種によっては,「÷÷」と2回押すものもある。もし%計算では
定数機能が効かないのであれば,こうすればよい。
210÷2.48= (84.7と表示される)
35= (14.1)
3= (1.2)
「九州局など日本に存在する二つの電波発信局から800〜900km以内
すなわち日本列島以内でないと電波を受信することができません。」
として,最後に「結論:無理です(海外発売のものを買わない限り)」と
述べている。
ちょっと地図を見れば分かるとおり,福岡・佐賀県境にある送信所からソウルまでは
500kmあまり,電波の強さで言えば近畿で受信する程度になる。
釜山ならわずか200kmほどである。受信範囲の距離に十分入って
いるではないか。それとも,日韓間に電波を通さないバリアでもあるとか。
あるいは韓国国内で受信させないためにどこかが妨害電波でも出して
いるというのだろうか。
ちなみに,Junghans社の電波時計の説明には,地図入りで,「九州局(60kHz)の
電波を受信して自動時刻修正します。ここから発せられる電波の受信可能範囲は
半径約1500kmに及び、日本、韓国、中国東部の大部分の地域での受信が可能と
なります。」と書かれている。中国まで行くとかなり厳しいかも
しれないが,韓国なら余裕の距離であることが,地図からも分かるだろう。
また,より詳しい地図がこちらにある。
長波帯標準電波のカバ−エリア
質問者もNo.3に20ポイントも与えてしまっている。
中でもNo.1は「山の高さと斜面の角度、山を駆け上がる空気の風速」
を条件とし,「法則のようなものはありません。」とまで断言しており,
それでいて「専門家,自信あり」と称している。
確かに細かいレベルまで見たら非常に複雑ではあるが,大まかには上空に
寒気が入ってくると雷雲の発達が進む,というのは,専門家でなくても
ちょっと注意深くテレビの天気予報を見ている人なら常識ではないだろうか。
大気の安定度を示す簡易な方法として使われるショワルター指数は
「法則のようなもの」ではないのか。
いくら「素早い回答」だからといって(質問投稿2分後),こんなのに
20ポイントも与える必要はなかろう。
また,No.2は結局のところ,中学校の教科書にも載っているような前線の
説明しかしていない。それも『学研学習事典データベース』の丸写し。
(New!)
このNo.2, No.4の回答者は,先ほどの雷雲のNo.2と同じ人である。締め切り前に
訂正回答が入っているが,同じ回答者関係ということでここに掲げる(次の
質問も同じ)。
ちなみに,同じ回答者による妙な回答例をもう少し。
なお,それとは別に質問文そのものが真意をつかみにくいため,いろいろな
回答が寄せられているが,質問者からは一言の補足もお礼もない。
なお,潮汐に関する質問は他に汐の満ち引き(93052)や,
満
月の正午になぜ干潮?(43380)も参照。
X線回折は有名なので、他の方の解説にお任せするとして、私はNMRの説明をしましょう。
と回答。No.4の回答者のコメント「まったく大笑いだな。こんな理解じゃ零点だ。」が全てを
物語っている。
NMRはMRAとも言います。
Nucleonic Magnetic Resonance Analysis 核磁気共鳴
この現象は水素に特有の現象と考えてください。
体の中で水素を多く含むものと言えば、H2Oですよね。
要するに水分の多い場所とそうでない場所とが白黒に色分けされて画面に表示されるものと理解してほとんど間違いありません。
その後の補足回答で,この回答者はNMRを医学面に応用したMRIについて(のみ)
説明していたことが判明。しかし,No.2で「この質問って「物理学」か「医学」の
ジャンルに入れたほうが...」と勝手にカテゴリ違いと決め付ける前に,
化学カテゴリにふさわしい回答というものを考えなかったのだろうか。
X線回折についても質問しているというのに。
この場合、at は何故必要ないの?
(回答No.1)……だったら回答するなよといいたくなる。
ピアノの音色で・・・(699850)
(これも回答No.1)……「私もピアノ弾きますが、強弱が同一なのに音色が違うなんてこと、
物理的にありえません。」だって。本当に質問文を読んでいるのか。家のアップライトと
演奏会場のグランドで音が変わる,という話をしているのだ。同じ強さで弾いても
ピアノが違えば音色が変わるのは常識といっていいだろう。本当にピアノ弾いたことが
あるのか?
ちなみにNo.2の回答者は膨大な回答件数で有名。
要は,日出のピークの時期と日没のピークの時期がずれている
のはなぜか,という質問である。
3件の回答のうち,そのことをきちんと指摘している
No.2はポイント無し。
「地球がかたむいているからではないでしょうか?」という
ずれた回答を「自信あり」で書いているNo.1に10ポイント(そもそも冬至・夏至という
現象自体,地球が傾いているから生じるのであって,これでは回答になっていない)。
そして,完璧に勘違いしているNo.2に20ポイント。この人は,ベクトルの向きを
時計の文字盤で説明しようとしたため,単なる方向を示す値に過ぎない「11時」などの
表現を,あたかもその地点の時刻を表しているかのように勘違いしている。もし
この回答が本当なら,地球は恒星に対して24時間で360°自転していることになる
(正しくは,「太陽に対して」24時間で360°)。
文末で(じゃあ、今日の日の出が6時だとすると3ヵ月後の日の出時刻は
12時なのかい?と自分でツッこんでみる)などと書いてごまかしているが,
日の出が正午になることはないのだから(極地方を除く),要するに
この説は明らかに誤っているわけだ。こんなツッコミでウケたとでも思っているのか。
「自信あり」にしていないのがせめてもの救い。
なお,本件の質問に対する詳しい回答は,上記の「夏至の昼の長さ一年で
一番長い?」をみていただくのがよい。
(New!)