| 1997/8/9 さあ、中本夫妻も到着したし、いよいよ登山活動の開始だ。 イリニザ・ノルテを目指す。 ガイドは、ディエゴ。クライムツアーのオーナーだ。 エクアドルで高度順化する場合、キト近郊のピンチンチャ山に行くらしい。 しかも、4800mぐらいしかないし、日帰りで行くらしい。 順化を獲得するためにも、どこか高いところで泊まりたいと、ガイドに希望を伝えると、この山が出てきた。何の予備知識もないが、まあいいだろう。 |
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| キトから、コトパクシの方に、南下していく。途中、ある村の市場によって、食料を仕入れる。インデヘナの人たちが、多い。ガイドがつまみ食いしているトウモロコシの粉で出来たコロッケがおいしかった。色鮮やかな果物が売っている。POLOという看板の店に行く。昼御飯かと思ったら、食べずに買うだけだった。鳥の丸焼きが、晩御飯らしい。この村の登山事務所に小屋代を納めるとガイドが言ったが、どうやら上の小屋で直接払うらしい。 | ![]() |
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| POLO屋さん | 魚を売っている | 果物屋さん |
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| マーケット | 林道 | アプローチ |
| パンアメリカン・ハイウエイから、イリニザ村に入っていく。丸い石畳の道なので、振動が激しかった。 そのうち、石畳もなくなり、端が水流でえぐれた林道を、ランクルは、うねうね登っていく。 マリア様のまつってある広場に着いた。だいたいここから歩くらしい。 もう少し登って、ランクルは止まる。すでに、1時だ。 まだ車の登ったあとはあるけれど、一部越えられないぐらいえぐれている。 ここの高度は、3700mぐらいらしい。小屋までは、3時間とガイドが言う。 食料の袋が、いっぱい出てくる。全部ガイドが持つのかと思っていたが、甘かった。 みんなで分けて持つことになる。 風が強く、寒い。初めは、カッパを着ずに登れたが、最初のダウンですべて着込むことになる。 2ピッチ登ると、ガスが濃くなってきた。 ここから、急斜面になるとガイドが言う。ほんとに、砂のような柔らかい急斜面になる。 順化が出来ていないし、荷物が重いので、しんどい。 中本は、途中で何度も、小屋や自動販売機が見えたそうだ。それって、幻覚ですよ。 | ||
| 5時にようやく小屋に着く。イリニザ・ノルテの山小屋(4700m)小さい。ブロックづくりで寒い。20人ぐらいしか泊まれなさそうだ。トイレは、ないようだ。この小屋のあたりには、狼が出ると小屋番が教えてくれた。1泊25000スークレだった。ガイドが夕食を作ってくれた。鳥の丸焼きが出てきただけだが。ショウガ入りの紅茶がうまい。バナナを中心に食べる。中本は、何も食べられずに寝ている。明日は、4時起き、5時出発らしい。我々が、寝袋に入ってから、ギアをガチャガチャさせた奴らが帰ってきた。どこを登ってきたのだろう。 | ![]() | |
| 1997/8/10 朝食は、バナナと紅茶で、すぐ出発する。2時間で着くらしいが、どうなることやら。 | ||
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| 南斜面は、真っ白。 | ガイドと | 頂上直下 |
| 雪というか、エビのしっぽで真っ白だ。やわらかくて足のもぐる斜面を、斜めに上がっていく。 途中で稜線に出ようとしたが、風が強くてやめた。 ガイドが、うおさおすることがある。道しるべのケルンを見落とす。ここには、あまり来ていないようだ。 稜線上は岩場が急すぎるので、右からまきぎみに登る。 高度順化不足で、みんな気分が悪そうだ。吐き気のするものもいる。 ガイドが、急な岩場を登ってしまってロープを出すという。右のケルンからまいて、上で合流する。 | ||
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| コトパクシ | 頂上での中本夫妻 | チンボラソだ。 |
| イリニザ・ノルテ登頂(5117m)ようやくせまい頂上に着いた。3時間かかった。 コトパクシが大きい。遙かにチンボラソも見える。 | ||
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イリニザ・スル(イリニザ南峰)には、南壁に氷河がある。 さすが南半球。 夕べの奴らは、イリニザ・スルを登ったのだろう。 ガイドは、下りもケルンを無視する。 大丈夫か?やはり、道に迷う。 岩場を登って元に戻る。やれやれ。 2時間で小屋に着いた。 下山する。 昨日と違って、きれいな高山植物が楽しめた。 |
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| イリニザ・スル(イリニザ南峰) | イリニザ・ノルテ(イリニザ北峰) | |

