片刃の研ぎ (Lesson 12)
シノギの修正
A 真っ直ぐなシノギ
最初の包丁の状態

A図
 研ぎを施す前の状態で シノギは真っ直ぐで
刃先と平行に並んでいる
B 歪んだシノギ 何回か研いでいるうちに

B図
 何回も研いでいるうちに B図の様にシノギの
ラインが崩れてしまう事がある
(プロの世界でも 研ぎ直しは数ヶ月に何回かは行う)
こう成ってしまうとB図の歪んだシノギの所だけが 
鋭角に成っている(凹んでいる)ので砥石が包丁の
刃先に当たらず 
そこの部分だけ 切れなく成る
ほっておくと さらに広がり 切味の悪化に成る
C 重点的に研ぐ ここからが 研ぎ直しの作業

C図
 赤い部分を重点的に研ぐ
このとき 
注意するべき点に 無理にシノギの部分を研ごうとすると 余計な歪みが発生するので
赤い部分の刃先を研ぐつもりでシノギのラインだけを元のA図に様に真っ直ぐに成るまで研ぐ
D シノギの修正

D図
 シノギが真っ直ぐになると刃先がマバラ
になる
E 刃先の修正

E図
 刃先を一旦真っ直ぐにするには
F〜H図の様に 刃先を潰す作業をしなければ
成らない
F F図〜H図 砥石の裏面 台付き砥石などは
側面 ゆっくりと刃先を潰す

このとき必ず
刃先の全体が当たる様
注意する
G 刃先の先端部は ソリと言う曲線を描いているので 
それにあわせて 包丁も曲線を描く。
H

シノギと刃先が平行に成る
刃を付ける

I図
 シノギのラインと 刃先のラインが平行に成るまでF〜H図の作業を繰り返す
あとは 荒砥石である程度の刃先を付け 従来通りの 
研ぎを施せば 完成です