讃岐うどんの歴史(playback)
讃岐うどんの歴史は古く、奈良時代まで遡る。らしい...。
当時、弘法大師が遣唐使として中国へ渡った時にその技法を持ち帰ったとされる。現代のような製法で作られるようになったのは室町時代からで、讃岐うどんは現代も当時の製法をそのまま引き継いでいる。
原料の小麦(讃岐小麦)や塩、乾燥に適した気候と海上交通に恵まれ農家の副業としても発達。そして「有事吉兆」と事あるごとにうどんを用いる讃岐の人々のうどん好きが、このうまさと名声を育てたと言われる。
当時は、瀬戸内海を行き来する連絡船で、うどんがデッキで食べられたという。出来は悪かったけれど美味しかったのだと。讃岐の人々の共通体験としてあるうどんの原体験が、このような思い入れとなっているのかもしれない。
「辺境・近境」うどん紀行より
村上春樹のエッセイ「辺境・近境」の中のうどん紀行(新潮文庫)では、「香川県の人々がうどんについて話をするときには、まるで家族の一員について話しているときのような温もりがあった。だれもがうどんについての思い出を持っていて、それを懐かしそうに話してくれた」と書いてあった。 |