早朝4:30起きで弥彦神社へ初詣。帰って寝なおし、朝8時過ぎに2003年最初の食事を迎える。
我が家の正月定番メニュー。雑煮・のっぺ・お重(八幡まき鶏肉版・栗きんとん・なま酢・かまぼこ・えびなど)etc。
新潟の雑煮はほかの地方と比べると具だくさんらしい。と言われても、生まれも育ちも新潟育ちの私にはピンと来ないけど・・・。
そういや去年の朝日新聞新潟版の特集企画“新潟の『はてな』(12/14)”に、「大晦日にご馳走を食べるのは新潟だけ」というような記事が出てた。
なんでも、新潟のすし屋は大晦日が1番の書き入れ時で、全国平均から見ても突出した売れ行きを示すそう。寿司ほどではないが、すき焼きを食べる家も多いとか。とにかく、新潟には大晦日の夕食はご馳走を食べる慣しがある。
地元の人は「当たり前じゃん」と思うだろうが(私はそう思った)、どうも他は違うらしい。「年越しそばで夕食は終わり」ってとこが非常に多いそうで、大阪出身の友人も「大掃除でさんざこき使われた挙句、夕食がそばでは身がもたん!」と、嘆いていた。
うちでは年越しそばを午前0時前後に食べる。12月31日と1月1日の間、食べつづける。まさに「年を越して」食べつづけるのだ。まあ、そこまでのこだわりは無いにしても、新潟の人だったら年越しそばは夜食に食べるよね?
朝日新聞の記事によると、大晦日のご馳走の由縁は、新潟に古くからある『年取り』の習慣とのこと。大晦日だけは貧富を問わず、茶の間にお膳(年取りの善)を並べ、家族全員で「年取り」を祝うという昔ながらの習慣が色濃く残っているということらしい。ただし、当時のご馳走とは寿司ではない。「年取りの膳」には塩ザケやブリなどの「年取り魚」がつき、その「年取り魚」の現代版が寿司なのではないかということだ。
なんか、大晦日のご馳走と雑煮の具の多さはリンクしてんじゃないかと私は思う。それは新潟が雪国であること、農業が盛んであったこととも関係があるんじゃないかな。
ちなみにうちの大晦日はちらし寿司。そして元旦の夕食には塩ザケを食べる。きっとうちの食卓にも、新潟ならではの昔からの決まりごととか習慣とかが形を変えながら息づいてる。
それを絶やさないこと。たぶん、そんなことが、今、私たちに求められてる。それは文化とか伝統とか、どこかの誰かが好んで使ううたい文句だったりするんじゃなく、「私たちが生きていくこと」にダイレクトにつながる大切なことのような気がするんだよな。
※ 書き入れ時:帳簿の記入に忙しい時の意から、営業で最も利益のあがる時をいう。(広辞苑より)
「かきいれどき」って、「書き入れ時」と書くんだ―。知らなかった…。