越前そばツアー(4)
2002年10月
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旅のデータ
京都東IC---(北陸自動車道)---福井北IC---(国道416号線)---松岡町[手打ち蕎麦けんぞう]---(国道416号線)-
--(国道8号線)---東鯖江交差点右折---(県道104号線)---西鯖江交差点右折---鯖江市[だいこん舎]-----------
-(県道104号線)---(国道417号線)---今立町・和紙の里[あみだそば]---(国道8号線・161号線)---京都
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お蕎麦好きな方たちにとって、新そばの季節とは特別なもののようだ。秋になると、雑誌などでその年の新そばが、「香りも豊かで、味わいも深く・・・。」などという記載をよく目にする。お蕎麦を打つ方たちにとっても心躍る季節なのであろう。残念ながらBakuとCindyには新そばと1年前のそばの違いはわかっていないと思う。アメリカ産の牛肉と国内で生まれ育った牛肉の違いがわからないというレベルと変わらないのである。しかし、われわれも「新そば」の季節と聞くと心躍るのである。グルメの血ではなく、新しいもの好きの血が騒ぐのだと思う。
といっても、今回の旅は「新そば」を食べに行くツアーではない。福井の新そばは11月の終わりころから出回るらしい。けれど「新そば」をいただくにあたっては、「お気に入り」のおそばやさんを開拓しておく必要がある。そこで、今回はネットで見つけた「越前ざるそば おろしそば 探訪」を参考に”下見”に行った。
家庭の事情というものもあって、出発が11時と遅くなってしまったので、高速道路名神・北陸道を利用して福井に向かった。この日は快晴で渋滞もなく、快適なドライブとなった。福井北ICで高速をおり、勘に頼りながら国道416号線を東に向かって進み、住宅地の中に「手打ちそばけんぞう」を発見。午後1時ごろだが、何人かのお客さんが列を作っていた。このおそばやさんは、そばうち名人高柳謙造氏のお店、福井の友人大絶賛のおそばやさんである。
「手打ちそばけんぞう」の外観。
おいしいおそばをいただいた後は、国道416号線から8号線へでて、鯖江まで。8号線東鯖江交差点を西に進路をとって県道104号線を直進、西山公園の近く、西鯖江交差点を左折すると道沿いに「だいこん舎」がある。
「だいこん舎」の外観
落ち着いた雰囲気のお店で、我々の持っているおそばやさんのイメージとは少しちがうイケメンのお兄さん二人がお店を切り盛りされていた。メニューも多く、歯ごたえのよいおそばはなかなか。このお店はテレビでも紹介されたことがあるようで、お店の中にあるゲストブックには京阪神からのお客さんの書き込みも多く見つけることができた。おいしいおそばと居心地のよい雰囲気にもう少し長居をしたいと思いながら、次の目的地に向かう。
鯖江からもと来た道を国道8号線までもどり、国道417号線を通って今立町に向かう。今立町の観光スポット、「越前和紙の里」の中に本日最後のおそばやさん「あみだそば」がある。
今立町の和紙の歴史は古く、今から1,500年ほど前、継体天皇のころからとのこと。大滝の岡本川の上流に美しい姫が現れて、「田畑の少ないこの里は清らかな水に恵まれているから、紙すきをして生計をたてよ」とその技を教えたそうで、それ以来、この姫を「川上御前」と呼び岡太神社(大滝神社)にまつるようになったとか。
「越前和紙の里」では、そんな和紙の作り方を見学できますし、美しい和紙の作品を見たり、ショッピングを楽しむこともできる。ところで、肝心の「あみだそば」はこの越前和紙の里の奥にあり、一番目立たないお店である。
和紙の材料の天日干し
あみだそばの外観
午後4時前のお店のなかはお客さんも少なく、ゆったりとおいしいおそばをいただくことができた。
おそばの後は、美しい和紙の作品の鑑賞、ショッピングを。和紙と一言に言っても、目の粗いものや細かいもの、色もさまざまで楽しめる。特に大きな和紙は都会のデパートなどで見かけるよりも種類も豊富で、値段もずっとリーズナブルである。
夕方になり寒くなってきた。今立を後にして、国道8号線、161号線を通って京都に戻る。
そうそう、途中敦賀のお魚屋さんで食べた焼き鯖。1匹1000円なのだが、焼きたてをしょうが醤油でいただく。これがおいしくて癖になっている。国道8号線沿いの大きな水産店で店名は忘れてしまったが、すぐわかるので皆様も是非一度ご賞味を。