岡江兄の酒関連用語辞典
酒関連の用語辞典を作ってみました。
これからも気になった単語があれば加えていきます。

あ行

用語読み説明
赤ワインあかわいん 赤いワイン。冷やさないでも飲めるらしい。
アセトアルデヒドあせとあるでひど アルコール(エタノール)で体内で分解されてできる最初のもの。 顔が赤くなったり、心臓がどきどきしたり、頭が痛くなったり、二日酔ったりするもと。 なお、アセトアルデヒドはその後いくつかの段階を経て分解され最終的には二酸化炭素になる。
アミノ酸度あみのさんど 日本酒の表示の一つ。お酒に含まれるアミノ酸の割合。 数値が高いと味の要素が多いことになるが、それが単なる雑味のこともある。
あらばしりあらばしり 醪を搾り袋に入れて搾り出す時、最初にしたたり出てくる白く濁った酒。
アルコール度あるこーるど お酒に含まれているエタノールの割合。 普通容量%で書かれている。 お酒を飲む前にこれを確かめておくのは非常に大切なことである。
泡なし酵母あわなしこうぼ 普通、もろみは発行が進むにつれてぶくぶくと泡立つ。 したがって、仕込みタンクに入れるもろみの量は泡の分を見込んで少なくしなければならなかった。 タンクいっぱいまで仕込めるようにするため開発されたのがこの泡なし酵母。 従来のものより泡立ちが少ない。
イッキ飲みいっきのみ 絶対やってはいけないと言われるが、少なからぬ人がやっているもの。 人にさせるのはあまりマナーがよくないかと。
ウォッカうぉっか 主として穀類(大麦、小麦、ライ麦、とうもろこしなど)を糖化、発酵、蒸溜し、 白樺などの炭層でろ過した蒸溜酒。 一般には40~50%前後のものがよく飲まれる。
ウイスキーういすきー 麦を発酵させたものを蒸留し、樽に詰めて長期熟成させて作るお酒。 岡江兄にはあまり縁がない。
ALDH2えーえるでぃーえいち2 アセトアルデヒドを分解するアセトアルデヒド脱水素酵素の一つ。 これがないとアセトアルデヒドがほとんど分解できない。 日本人の約4割が先天的にこの酵素を十分に持っていないといわれ、 少しのお酒で顔が赤くなるのはこれがないせいである。 ちなみにないのは東洋人だけで、白人・黒人はあるらしい。
エタノールえたのーる お酒に入っているアルコールの化学的正式名称。 ちなみにアルコールはメタノール、エタノール、プロパノールなどの総称。 化学科のある人曰く「化学を愛するってことは、いかにエタノールを愛するかってことだろ。」と。 岡江兄ではありません。念のため。
滓がらみおりがらみ 通常、搾ったばかりのお酒には滓が含まれて濁っている。 普通はこれを取り除き清酒とするが、「滓がらみ」は除かないで瓶詰めしたもの。

か行

体で飲むからだでのむ 寒い日の熱燗や暑い日の冷たいビールは小さな味の良し悪しに関わらずウマい。 これを岡江兄は勝手に体で飲むと言っている。 反対語は舌で飲む。これも岡江兄が勝手に言っているだけ。
生一本きいっぽん 日本酒の種類の一つ。 単一の酒造場のみで醸造した純米酒のこと。
生酛きもと 古来から伝わる伝統的な酒母造りの方法。 酒母造りに必要な乳酸菌を自然の力で発生させている。
急性アルコール中毒きゅうせいあるこーるちゅうどく 飲酒による中毒のうち、急性中毒のもののこと。 軽いものは酩酊。重いものだと人事不省・血管拡張・呼吸及び心不全。 つまり死ぬ可能性も十分ある。 救急車を呼ぶと胃洗浄や透析をしてくれるらしい。
協会酵母きょうかいこうぼ 日本醸造協会が全国の酒造家のために配布している酵母。 全国の優良酵母から分離・培養したもので品質は安定している。
金賞きんしょう 全国新酒鑑評会で優秀なお酒を造った蔵元に与えられるのが全国の金賞。 地方局レベルでの金賞もある。
黒ビールくろびーる 製麦工程(麦から麦芽を製造する工程)で麦芽を強く熱し、 その糖分をカラメル化してつくった濃色麦芽(黒麦芽)を用いて製造したビール。 麦芽の甘い香りと濃い味がある。
原酒げんしゅ 日本酒の種類の一つ。 割り水されてない、醸造されたものそのままのお酒。 アルコール度が高いのでロックなどで飲むと美味しい。
こうじ 蒸米に麹黴を繁殖させて糖化させたもの。 なお、この時麹黴を散布して麹にするための米を麹米という。 一般に日本酒を造る上で麹造りは最も重要で最も難しいとされている。
麹黴こうじかび 日本酒の糖化の他にも味噌、醤油の発酵にも利用される黴(菌)。 ちなみに黴は正確な学術用語ではないが「菌類のうちきのこを生じないもの」の総称。
五百万石ごひゃくまんごく 酒米としては作付面積第一位の酒造好適米。 淡麗な酒を生む米と言われている。 昭和31年に新潟県の米の生産高が500万石を突破したのを記念に この名がつけられたらしい。

さ行

酸度さんど 日本酒の表示の一つ。 お酒に含まれている酸の量を示す数値。 一般的に数値が高いほど酸味が強い。
地酒じざけ 厳密な定義はないが、一般的には出荷量1万石以下の蔵の酒を地酒という。 灘・伏見の大手メーカーが作った酒は地酒とは言わない。
地ビールじびーる 厳密な定義はないが、一般的には平成6年4月の酒税法改正後にできた 年間製造量2,000キロリットル未満のビールメーカーが造るビール。 大手メーカーがミニブルアリーで造ったビールも地ビールと言うことがある。
終電しゅうでん 逃したらいけない電車。
酒造好適米しゅぞうこうてきまい 日本酒造りに適したお米のこと。 大粒で、たんぱく質が少なく心白(米の中心の不透明部分)が大きいものがよいとされている。 山田錦、美山錦、五百万石などが有名。
酒母しゅぼ 麹、蒸米、酵母、水を混合してつくられる酒のもと。 酛ともいう。
醸造アルコールじょうぞうあるこーる 糖化でんぷん、廃糖蜜、米などから造られる日本酒に添加するためのアルコール。 合成アルコールと区別するために「醸造」とついている。
醸造酒ぞうじょうしゅ ビール、ワイン、日本酒のように穀物、果物を発酵させて造った酒。 とは言っても普通、酒は醸造しないとできないものなので、 蒸留してない酒と考えたほうが理解しやすい。
焼酎しょうちゅう 穀物を糖化、発酵、蒸留させて造ったお酒。 主にサワー、酎ハイの原料となる甲類と ロックなどでそのまま飲まれる乙類とに分類される。 酒税法ではかなり厳密に定義されている。
蒸留酒じょうりゅうしゅ 発酵によって造った酒をさらに蒸留して、アルコールの割合を増した飲料。 焼酎、ウイスキーなど。蒸留酒が好きな人はかなりエタノールを愛しています。
白ワインしろわいん 白いワイン。冷やして飲むらしい。
ジンじん とうもろこしなどの穀類を原料とする蒸溜酒に、 ジュニパー・ベリー(杜松の実)などを浸漬し、更に蒸留してつくるスピリッツ。
スタウトすたうと 黒ビールの一種。強く焦がした麦芽を使用し、上面発酵で造られる。
スピリッツすぴりっつ 本来は度数の高い蒸溜酒全般のこと。 日本ではウイスキー、ブランデー、焼酎をこれに含めない。
精米歩合せいまいぶあい 日本酒の表示についてを見てください。
全国新酒鑑評会ぜんこくしんしゅかんぴょうかい 国税庁が主催して毎年春に行う日本酒の品評会。 出品されるのは吟醸酒で、市販されていないものも含む。
速醸酛そくじょうもと 現在最も一般的に行われている酒母造りの方法。 酒母造りに必要な乳酸をあらかじめ添加することにより 生酛、山廃酛に比べると格段に速くお酒ができる。
ソーセージそーせーじ 煮ても焼いても美味しいビールに最高のつまみ。

た行

タクシーたくしー 終電を逃した時に使う交通手段。
テキーラてきーら メキシコ原産の竜舌蘭の一種であるアガベ・アスール・テキラーナを原料とし、 その茎を糖化、発酵、蒸溜したメキシコを代表するスピリッツ。
糖化とうか 酵母はでんぷんを分解できないので、穀物(でんぷん)からお酒を造るときには まず糖に分解してからエタノール発酵をさせる。 主に2種類で、日本酒などは麹黴の力で糖化を行い、 ビールは大麦を発芽させることで糖化酵素を自分の中に作らせて糖化を行う。
特定名称酒とくていめいしょうしゅ 日本酒の表示についてを見てください。
杜氏とうじ 酒造りの職人たち(蔵人)の長のこと。 広く蔵人全般を指して用いられることもある。

な行

生酒なまざけ 「火入れ」は、絞りたて直後と、瓶詰め(出荷)直前の2度行われる。 絞りたて直後のみ火入れした酒を「生詰め酒」、 瓶詰め(出荷)直前のみ火入れする酒を「生貯蔵酒」、 火入れを全く行わない酒を「生酒」という。 生酒は濃厚な旨みが楽しめるが、 酵母が生きているため冷蔵しないと味が変わってしまう。
生ビールなまびーる ろ過によって加熱殺菌せずに酵母を取り除き、樽、瓶、缶に詰めたビールのこと。 居酒屋などでは樽詰めのビールを生ビールとし、瓶詰めのビールをそうでないように扱っているが 本来は火が通ってなければ何でも生ビールである。
日本酒度にほんしゅど 日本酒の表示についてを見てください。
乳酸にゅうさん 乳酸菌が糖を無酸素状態で分解することで生じる有機酸。 ヨーグルトなどに含まれていることは有名だが 日本酒の製造過程でも酒母や醪を腐敗菌から守る働きを利用されている。

は行

麦芽ばくが 大麦を発芽させたもの。 大量のアミラーゼ(でんぷんを糖に分解する酵素)を含んでいる。
花見はなみ 桜の花の下でする飲み会。花を見ている人はあまりいない。
火入れひいれ 搾ったお酒を加熱殺菌処理をすること。
ひやおろしひやおろし 冬に仕込み、春に搾ったお酒を貯蔵・熟成させて秋口に出荷するもの。 一般的に美味しくなると言われている。
百薬の長ひゃくやくのちょう 酒のこと。
普通酒ふつうしゅ 特定名称酒以外のお酒のこと。
ブラックアウトぶらっくあうと 飲酒中やその直後にとった自分の行動のうち、その一部の記憶が翌日には消えていること。 アルコール性記憶喪失ともいう。 ブラックアウトの出現は、アルコール依存症の入口とされる。
ホッピーほっぴー 麦芽発酵飲料。それ自体にアルコールは(ほとんど)入っていない。 焼酎で割って飲むことでビールのような飲料になる。
ホップほっぷ 麦芽、水と並ぶビールの主原料。発酵させる前の麦汁に加える。 ビール特有の香りと苦味をつけると同時に、 麦汁中のたんぱく質を凝固分離させて液を澄ませる働きをする。

ま行

美山錦みやまにしき 酒造好適米。 放射線照射による突然変異で「たかね錦」からできたらしい。
宮水みやみず 西宮の昔の海岸近くの一部で湧く水。 よく発酵し、優れた辛口の男酒を生むことで知られる。 化学的には酵母の生育に不可欠のカリウム、リン酸に富み、 着色の原因となる鉄が非常に少ない。
もろみ 酒母に蒸米、麹、水を仕込んでさらに発酵させたもの。

ら行

ラガーらがー ①キリンの「キリンラガービール」の略称。 ②ビールの種類の一つ。下面発酵で醸造されるビールのこと。 ②の意味では「スーパードライ」、「黒ラベル」、「モルツ」もラガービールだと言える。
ラムらむ サトウキビの絞り汁を煮つめて、砂糖を結晶させたあとの糖蜜を原料とし、 発酵、蒸溜、熟成の工程を経てつくられるスピリッツ。 「ONE PIECE」にも出てくるように元は荒々しい海の男の酒。 岡江兄はこの酒で命を落としかけたことがある。
リキュールりきゅーる 醸造酒や蒸溜酒に、果実や花、草根木皮などの抽出成分や砂糖などの甘味料を 加えてつくられた混成酒。
ロゼワインろぜわいん 赤ワインと白ワインの中間の色をしたワイン。

や行

山田錦らやまだにしき 酒米の横綱とも呼ばれる酒造好適米の代表格。 きらびやかな香りと味が特徴の酒ができるが 米としては作りにくい(背が高くて倒れやすく、病気にも弱い)品種。 主産地は兵庫県だが、現在は北限が宮城まで来ている。
山廃酛やまはいもと 基本的には生酛造りと同じ製法だが、 「山卸」という工程を省略してある日本酒の造り方。
ヱビスビールゑびすびーる サッポロビールが販売しているプレミアムビール。 ヱビスを知らない人はいないが、サッポロから出ているということはあまり知られてない。

わ行

割り水わりみず 出荷時に適度なアルコールにするために水を加えること。

参考文献
秋山裕一「日本酒」
一島英治「発酵食品への招待」
梅田悦生「飲酒の生理学」
広辞苑 第四版

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酒について
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