(さ行)27
 
 《西讃岐方言集》
  讃岐の方言のうち、特に西讃の方言の解説です。

あ行か行|さ行|た行な行は行ま行や行ら・わ行
さ・

 


【さいあがる】
ふざける。
「さいあがり」=ふざけ者
『山田んとこの息子は、さいあがりじゃ』

【ざまくい】
乱雑なさま。

【さぶも(が出来る)】
鳥肌(が立つ)。
『寒ーて、さぶもが出来た』

【さら】
新しい。
『車、さらにしたんか?』

【し】
人達、衆。

【しきにつく】
(鍋などが)焦げつく。

【しに(がいる)】
青あざ(が出来る)

【しばく】
叩く。
『ウソやったら、しばくぞ』
「しばっきゃげる」とも言う。

【しまい】
1.終わり
2.片付け

【〜しもって】
動詞に付け、〜しながら。
『見もって』『行きもって』

【じゃきん】
変身する時の音、ジャキン!ジャキーン!(な訳はない)
だから、の意。
『今、うどん食べよんじゃきん、後にしてくれ』

【〜じゃと】
〜だそうだ、〜だって。
『あそこのうどんが、うまいんじゃと』

【しゃんしゃん】
キビキビ。
『しゃんしゃんせえよ』

【しょいまめ】
醤油豆(郷土料理)

【〜しよん】
「〜する」の現在進行形。「〜しょん」とも言う。
これはフランス語風に発音するとよい。
「何してるの?」「安藤待ってる」は、
『なんしょーん?』『あんどーまっちょーん』となる。

【じょんならん】
どうにもならない。
『腹すいて、じょんならんが』

【しわい】
粘りがあって硬く噛み切りにくい状態。
スルメとか、スジ肉の硬さ。

【すい】
酸っぱい。
『このミカン、すいーのお』

【すばくる】
吸い付いて食べる。

【すばる】
水気を失って縮む。
『このミカン、すばってしもとるがな』

【ずびる】
熟しすぎで腐りかける。
『このミカン、ずびてしもとるがな』

【ずぼ】
ずぶ濡れ。
『雨が降ってきて、ずぼじゃ』
「ずぼずぼ」=むちゃくちゃ濡れたようす。

【せがない】
甲斐がない。

【せばい】
狭い。

【せる】
混む、混み合う。勢る。
「せりせり」=ぎゅうぎゅう詰めの様子。
『開店の時は、せりせりやった』

【ぞうらい】
乱雑。
「ざまくい」と同義。

【そば】
ラーメンと日本そばの区別がない。どちらも「そば」と呼ぶ。
「文ちゃん」でも、「源平」でも、
『そば、いっちょしてー』と言うと
出てくる物は、どっから見てもラーメンである。



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