(は行)37
《西讃岐方言集》
讃岐の方言のうち、特に西讃の方言の解説です。
|あ行|か行|さ行|た行|な行|は行|ま行|や行|ら・わ行|
は・ひ・ふ・へ・ほ
【〜ば】
〜だけ、〜ほど。抽象的に量を表わす。
「どれば」「これば」
【はがい】
歯がゆい。
【はしりまい】
走り回る。
【はたく】
叩く。
「くらす」はグーで殴ることに対し、
「はたく」はパー(平手)。
【はみ】
1.マムシ(毒蛇)のこと。
2.動物のエサ
【はめる】
入れる。
世間では、いやらしい響きがあるようだが、
観音寺では結構、普通に使う。
(某団体でバス旅行して、ガイドさんを現地雇いしました。昼にドライブインに行って
、駐車しようとした時、S観光バスの運転手のN山さんが「どこ止めよか。おー、あそ
こが開いとる。ガイドさん、あそこ、はめよ。バックがえーなー、バックではめるわ。
バックではめた方が出しやすいきんのー」と言うと、若いガイドさん真っ赤な顔で笑い
こけて、その後、ずっと笑いっぱなしでガイドにはならんし、ノルマで売らんといかん
お土産のカステラの説明も出きずに帰ってしまったことがあります)
【はる】
1.(肩が)凝る
2.平手で叩く。「はたく」と同義。
【ばんげ】
夜、晩。晩気?
『ばんげのテレビでしよった』
朝げ、昼げ、夕げ(みそ汁じゃないです)とは言わない。なぜか「晩」のみに使う。
【ひこずる】
ひきずる。
【ひして】
一日、丸一日。
『グズグズしよったら、ひしてで終わらんぞ』
【ひしてがい】
一日交替、一日置き。
『虫歯、直っしょって、ひしてがいに医者行っきょんじゃ』
【ひしゃげる】
潰れて変形する。
【ひど】
元来「ひどく」=多く、たくさん、の意であるが、
否定形の接頭語として使い、
さほどでもない状態を表わす。
『ひど、おもしろない』
【ひねしる】
指でほっぺたなどをつまんでねじること。
『ひねっしゃげるんぞー』と凄む。
「ちみきる」と似ているが、
「ひねしる」の方が広範囲で激しく、痛い。
【ひばつく】
ぴったり貼り付く。
「へばりつく」と同じ。
【びび】
うどんの幼児語。
【ひぼ】
紐のこと。
【ひやこい】
冷たい。
【ひやっけ】
おかしい、理不尽。
【ひのら】
農家等にある太陽の当る仕事場。陽野良。
【ひぼ】
ヒモ(紐)のこと。
【便(びん)】
1.ついで
『なんぞの便に持って行くわ』
反対語は「わざ」
2.連絡、便り、電話など。
『たまには便くれんと、心配するがな』
【ふが悪い】
カッコ悪いこと。風体が悪い、風が悪い、ふが悪い、と変化したもの。
『あー、ふがわるー』
【ぶる】
水漏れする。
【へたれ】
根性無し。
【へばる】
疲れる。
【へば(り)つく】
べったりと貼り付く。
【へらこい】
ずるい。
【へんど】
乞食、物貰い。
【へんば】
一方だけを優先すること。片端。
【ほうぐ】
ゴミ、放る(捨てる)物=放具
【ほうげもん】
のけ者。
【ほうぼう】
あちこち、いたる所。
【ほうる】
1.放る、投げる。
2.捨てる
【ほっこ】
ばか。
【ぽん】
ウ*コ。
【ほんで】
大変よく使う、「それで」という意味。
活用形「ほんでも」=「それでも」、「ほんだきん」=「それだから」
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