(ま行)18
 
 《西讃岐方言集》
  讃岐の方言のうち、特に西讃の方言の解説です。

あ行か行さ行た行な行は行|ま行|や行ら・わ行
ま・・む・

 


【まける】
「(道に水を)捲く」ことから発し、物がこぼれることを指す。
『あー、しょうゆが服にまけたー』
しょうゆと服が喧嘩して、服が勝った訳ではない。こぼれたのである。
同じく『汁がまけた』は、うどんが勝った訳ではない。
ちなみに、こぼれんばかりにいっぱいの状態を「まけまけ」と言う。

【まっつい】
そっくり、真っ対。

【まねしー】
人真似をする奴。

【まばい】
眩しい、まばゆい。

【まるた】
丸ごと。

【まんがに】
時折、たまに。
『まんがに、おもしろいこと言う』

【〜みー】
1.やや強めの命令形=「〜してみろ」的な意。
『こっち来てみー』
『食うてみー、ほれ』
2.見ろ(look,watch)の略、「見ー」。
そしたら「見てみろ」が「みーみー」になるかと言えば、これはならない。
『見てみー』です。「見ろ」の連発が『みー、みー』になります。
例えば、耳たぶを折りたたんでギョーザ耳が出来た時、
観音寺人は『みみ、みーっ、みーっ』と絶叫する訳です。

【みょーと】
夫婦。

【めぐ】
1.剥がす
2.壊す

【めげる】
世間では、心が落ち込む時に使うが、観音寺では、物が壊れる時に使う。
『車がめげた』とか、
聞き伝えで、やっと探りあてたうどん屋が廃業していた時、
『いかん、めげとるがな』などと使う。

【めーる】
見える。Eメールではない。

【めんこ】
おかちめんこ、ブス。
(悪い方に)普通でない状態。
「しちめんこ」は「めんこ」のさらに上。

【めんどい】
面倒な、から発し、難しい、ややこしい時に使う。
『〜のおばちゃん、めんどいぞー』

【めんめ】
各々。

【もっぺん】
もう一辺。

【もの】
できもの、おでき。

【ものご】
入れ物。

【もんて】
戻って。


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