小倉競馬場の食といえば、みやじのだんご汁がもっとも人気だったのですが、2005年に
メニューから姿を消してしまいました。代わりに豚丼と和風ちゃんぽんがメニューに加わりました。

みやじは2階のファーストフードが建ち並ぶ一角にあり、焼鳥(1本100円〜)や
なんこつ揚げなど、酒の肴も揃っています。もちろんビールや酒などの酒類もあります。

トン丼は、豚ロース肉をしょうが焼き風にタレで焼いたものが乗っていて、半熟玉子や
白ゴマがいい具合にアクセントになっています。注文生産なので、少し待ち時間が必要。
タレを吸ったキャベツもうまいです。付け合せのスープもなかなかいい味出してます。

その並びには銀座ライオンもありますが、公式サイトの店舗案内には紹介されていないので、
直営店ではないのかもしれません。こちらもビールや酒のつまみが売られています。

最近、全国で希少になっている、和牛(及び豪州牛)牛丼を出す吉野家もあります。
競馬場の吉野家は、なぜか大盛りしかメニューにないのがすっきりしませんが、
久しぶりに食べる牛丼はうまいものでした。福岡競艇場にもできないかな。
1階のボントンのカレーも紹介しておきましょう。
かつて魚町にあった洋食店ですが、今は競馬場
でのみカレーだけを提供しています。

ボントンのカレーは大盛り無料。普通も大盛りも500円です。
カレーには牛のスネあたりの肉がよく煮込まれて入っています。
1階では白馬もおすすめでしたが、2008年末に残念ながら閉店してしまいました。
喫茶スペースのように独立していて、ゆったり座って飲食できるのが魅力でした。

白馬のちゃんぽんは町の中華屋のちゃんぽんのように脂っこくなく、
さらっとして上品であっさり味。注文してから作るので、時間に余裕の
ある方向けかも。白馬では他にカツサンドや海老フライも魅力的です。
小倉競馬場は店の数のわりに、それほど食が充実してるとは
思いませんが、お好みのものが見つからなければ、良くも悪くも
全国チェーンの平均的な味が保たれているファーストフードの店
に逃げるというパターンもあります。混み具合を見ながらどうぞ。

小倉競馬場の近くには、肉うどんで有名な店が数店密集しています。
そのうちのいくつかを紹介しておきましょう。いずれも番地でいえば
北方3丁目の永万寺近くの一角。競馬場から行くと今浪酒店の横
から入ったところ。国道322号からはフォルクスの裏手になります。
このあたりのうどん店は、いずれも民家のような店の内外装。
名物の肉うどんはどきどきうどんと言われ、牛の頬肉を使用。
小倉の一部で代々食べられてきた味です。このどきどきうどん
の店が東京の平井に何年か前に出店しましたが、すでに閉店して
しまったようです。その後「どきどきうどん」は1つの店が商標化
したため、今後その名が広まる可能性は乏しいかもしれません。

民家のような店で食べさせるという雰囲気は、讃岐うどんの
本場の一部の店のようなスタンスにも見えますが、私には東京の
浅草ビューホテル前に密集する焼肉店の店内を思い出しました。
そういえば置かれているピリ辛の漬物は、福岡・千代町の人気
焼肉店「玄風館」で出されるものと色・味ともにそっくりでした。

このあたりの店では、肉うどん系は、大きさが大小あるほか、
肉の量が倍の肉々というパワーアップしたメニューがあります。
「肉々の大」とか「肉の小」とかの声が店内で交わされています。

このあたりの店は朝から午後3、4時頃までが営業時間ですが、
朝や昼どきを外しても、つねに満席近い賑わいを見せています。
その中でも1番人気はこの宮浦うどんだそうです。どきどきうどんでも
牛の頬肉を使用するところは少なくなりましたが、この店では今でも
牛の頬肉を使用。麺も店内で打った自家製麺を使用しています。

どきどきうどんにはしょうがを入れると美味しいのですが、この
宮浦ではおろしがねとしょうがが無造作に置いてありセルフです。
個人的には衛生面で入れる気になりませんでした。今浪うどんは
しょうがはすりおろされたものが卓上の小鉢に用意されてます。
いずれも人気店だけあり、満足できる内容のうどんだと思います。
ただ下町の民家的雰囲気が馴染めない人もいるでしょうから、
中央競馬のファンには好みが分かれるところでしょう。地方競馬
ファンの方なら、きっとこの雰囲気、味にはまることでしょう。
(2009年3月7日更新)