(那覇市若狭1−7−10 営業時間10時半〜19時半 駐車場あり)

このサイトの「大衆食堂」コンテンツもアクセスが増えてきた。今の世にも、大衆食堂ファンはまだまだ健在のようである。
大衆食堂といえば、沖縄ではいまだに根強い人気を誇っている。おかずを注文するとご飯や汁が付いてくることや、ちゃんぽんや
すきやきなどは本土と違う料理であるなど、沖縄の食のルールには独自のものがあるが、その多くは大衆食堂で見ることができる。

メニューはもっとも安い沖縄そば300円からてびち汁600円までという良心的な料金設定でありながら、質も量も満足出来る内容。
てびち汁は太い足てびちが3本のほかに、大根、結び昆布、島豆腐などの具沢山。煮つけはてびち、三枚肉、結び昆布、こんにゃく、
大根、魚すり身のほかに島豆腐が約1丁というボリューム。それにご飯、小型のそばが付く。ソーキ汁も太いソーキ3本入りである。

メニューはほかに(豚)肉おかず、野菜おかず、豆腐おかず、中身おかず、焼きそば、沖縄そば、ソーキそばなど種類が豊富。
ネット依存症気味で眼精疲労が危惧される私は、まずは大量のコラーゲンを摂取するためてびち汁を注文。しっかりと補給できた。

ゆし豆腐、中身汁などは、二日酔い後には最適なさっぱりメニュー。中身汁とは本土で言う豚モツの和風煮込みにこんにゃく、
椎茸スライスなどが入ったもの。例によって、丼というよりは砂遊び用の小型バケツくらいの大きさにモツがたっぷり入っている。
レバ炒めの方は、レバニラ炒めの沖縄風といったところか。豆腐が入り、炒めというより煮込みのような仕上がりでさっぱりしている。

どのメニューもはずれなく美味いと言えるが、特におすすめは肉そばである。パソコンのマウスくらいの大きさの三枚肉が3つも
乗っている。麺との間にはキャベツが敷かれてあり、肉の脂身を和らげる上、食感もいい。やや固めの麺との相性も絶妙。

この内容であれば当然のことだが、どの時間帯でも客が途切れずに常に席が埋まっている。昼時は待ちも覚悟すべきだろう。
この店に限らず繁盛する店の多くに共通して感じることだが、従業員の動きが非常に良い。流行る店は美味しいだけでなく、
料理が出てくるスピードや接客もレベルが高いということだろう。それでいて大衆食堂としての家庭的な良さも味わえるのである。

沖縄にはこのような大衆食堂情緒満点の食堂はたくさんあるだろうが、料理の旨さや安さ、接客の良さなどを兼ね備えた店は
そうそうあるものではないだろう。しかも那覇市中心部からわりと近く、松山や波の上といった歓楽街からも歩ける距離にある。
沖縄へ出かける方にはぜひおすすめしたいし、沖縄料理といえばそばばかりではなく、ここでおかずにも挑戦してもらいたい。
4月からゴーヤちゃんぷる、へちまみそ煮、、牛そばなど、夏メニューが追加されていた。 持ち帰りもやっているようだ。
(2006年1月31日作成 2月20日、3月13日 4月25日更新)