・下町サーキット


 

 

East Side Course (葛西〜篠崎〜金町)

  全長距離   約20km 

  最大直線長  約2km

  推薦巡航速度 平均 40km/h

  目標到達速度  140km/h 

  チャレンジポイント 柴又〜金町間

 

Sea Gull Course (新木場〜羽田〜品川〜晴海)  

  全長距離   約40km

  最大直線長  約5km

  推薦巡航速度 平均 60km/h 超

  目標到達速度  180km/h 〜 

  チャレンジポイント 東京港臨海トンネル

 

・暇な休日に、満たしてくれるバイク。やるせない夜に、代弁してくれるバイク。下町サーキットはそんな貴方の心の隙間をお埋めします。


East Side Course

 *特徴*

スタート直後から、怒涛の親水公園S字クランク。否が応でも 期待が高まる。また、なぎさニュータウンの緩やかな高速カーブ、

気を抜いたら即コースアウトものの、篠崎市街地を抜けるテクニカルコース、と気を抜く暇が無い。

そしてコース中盤、江戸川沿いの柴又〜金町ではフルスロットルでトップスピードへ(事故には要注意)。

金町浄水場が見えてきたら、アクセルを絞るべし。

コース終盤の堀切、青戸、千住のストレートは余裕を持って穏やかな気分でクールダウン。

ごみごみとした下町の間を、小野のエンジェルパスのように綺麗にすり抜けて行く、良いコースとなっております。

 

*コース周辺の隠れスポット*

妙見島 

 珍(レア)島。自然に出来たデルタ地帯なのか、埋めたてられた人口の島なのか不明。

一度訪れた事があるが、なんとも殺風景な第二次産業の島。

この島を見てると、光化学スモッグとか、四日市ぜん息という単語を連想してしまう。

そんな「残され島」かと思われた妙見島だが、先日「ぐるなび」で付近をチェックしていたら、なんと島に一軒のレストランがあることが判明。

その名もビアレストラン「浦安橋ブリュワリー」。 「湾岸舞浜ビール」という地ビールが楽しめると言う。

また、自分だけのマイ地ビール作りもそこで体験できるらしい。

オーナーは何を思って厭世的な場所で商いをしているのか、、 シュール過ぎる

今度行って確かめてこなくては。  

江戸川区清掃工場の煙突

 低層住宅が軒を連ねる付近にあって、圧倒的な高さを誇る煙突。

町の灯りに白く浮かび上がる、夜の冷えた煙突を見てると 「あの世」にきてしまった気分になる。

金町浄水場

 「下町のおいしい水」生産工場。近くに、「男はつらいよ」でお馴染みの帝釈天がある。

参道はなかなか風情があって楽しい。帝釈天はバラモン教ではインドラ(雷神)だって、荒俣弘がいってたょ。

白髭東アパート

 荒川土手の四つ木大橋の辺りから、西の方角を眺めるとみえるのが、この万里の長城の如く横に長〜いアパート。

全長一キロはあるのだろうか。前々からアレはなんなのだろうか、何かの実験棟なんだろうかとず-っと気になっていた。

調べてみたところによると、防災拠点都市防災不燃化促進事業(長いっ!)の一環として、東京都が建てたものであるという。  

この防災〜事業は、つまり低層密集型の災害に対して弱い下町を、高層化を進める事によって、充分なスペースを設けて

防災しようゼ!っていうことらしい。

そんな白髭東アパートだが、詳しくは知らないのが、下町の隠れ心霊スポットであるらしい。

また、2000年には少年が警察の職務質問を逃れる為にアパートに登り、逃げる際に足を滑らせて転落死してしまった

という痛ましい事件も起きている。

なにかといわく付きのアパートなのである。

               


Sea Gull Course

 *特徴*

夢の島にほど近いJR新木場駅前の交差点。国道357号、バイクを横浜・川崎方面に向ける。

スタート地点からりんかい線東雲駅までの約2kmのストレート。曙橋を超えた後、ゆるいカーブがあるので少し注意。

この辺り、アクセルをやや大げさに開け、気分を盛り上げる。 

青海のトンネルを抜けたら、第一アタックポイント 「第二航路トンネル」。 海の下を抜ける為、トンネルの入り口から下り坂になっていて、

恐ろしいほどの加速が得られる。 また、狭くて陰気なトンネル内部は通る者の気持ちを圧迫する。 

埋立地からの混沌とした匂いがしてきたら、第二アタックポイント 「東京湾臨海道路」。

何も云う事は無い。とにかくアクセルを開けて、その眼でHorizontal grays」(「キリン」参照)を確かめてくれ。

羽田、品川ではオーバーフローしてしまったアドレナリンを落ち着かせ、のんびり走ることをオススメする。

ウォーターフロントの景色は鎮静剤としての効果が期待できる。

 

 *コース周辺の隠れスポット*

国際展示場

いわずと知れたおたくのメッカ。コミケ(略すな俺)という同人誌即売会目当てに、三日間で50万人

もの人が訪れるという。 50万人の人間が集まる企画って、日本で他にあるか? 

しかも、ただのマンガファンは来ない。おたくオンリーのはず。

しかし、この尋常でない入場者数を誇るコミケだが、知らない人は全く知らない。

そう言う意味で、隠れスポット。

日本科学未来館

毛利衛 館長とメイドロボ、ASHIMOを抱える愉快な博物館。

これは入る価値あり。一足先に未来を体感できます。まじで。

まず、その未来的な建築がいい。外壁がクリアガラスになっていて、それを縦横の鉄骨が支えている。

またその横の鉄骨はらせん状に縦の鉄骨を支え、なおかつそれがそのまま内部のスロープになっている。

中に入ると柱が殆ど無く、ものすごい拡がりと開放感をかんじる。

そして1階から6階くらいまで吹き抜けになっている所があって、その天井から巨大な地球の模型「ジオ・コスモス」がぶら下がっている。

その模型の表面はLEDパネル3715枚で覆われていて、衛星のデータをもとに現在の地球の状況を映し出している。

その他、館内の展示物もその多くが実際に触ったり体験出来る物ばかりで、楽しみながら学べ、且、心安らげる空間になっている。

 

羽田空港の大鳥居

Sea Gull コースは、羽田空港の滑走路の脇をぐるーっと半周するような形で通っているが、

図中サークル3.4の、ちょうど空港の敷地を抜けようとするところに、その鳥居はある。

近くに神社も無いし、かなり不自然な感じでそこにあるのだが、調べてみるとやはりもともとそこにあったものではないらしい。

戦後GHQによって取り壊されるまで穴守稲荷という神社が滑走路付近にあり、そこの大鳥居だったという。

そして、いざ大鳥居を解体する段階になると、作業員の身に災難が起こったり、

「司令官の乗った飛行機の前方に、巨大な黄金色のキツネが現れ、進路を阻んだ」

などの怪事件が立て続けにおこったことから、解体を断念したらしい。

この鳥居の前のカーブは事故が起こりやすい?

雑色商店街

調査中

TLL

TLL(東京レジャーランド)。東京のウォーターフロントの景色を一望出来る、晴海埠頭公園のそばにある。

「東京」という冠詞を付けるほど、世界に誇れるような施設ではない。ようは巨大なゲーセン。

概観はかなり素っ気無く、白いコンクリ二階建ての外壁に「東京レジャーランド」というネオンが打ちつけてある。

まあそれはいい。が、問題はその隣に、これまたネオンで

「カラオケ、ボウリング、ビリヤード、ビートマニア」

一つだけ、なんかおかしいと思わない? 思わない?常識? そうか、、。 

 

 *補稿* 

臨海部の再開発により、ベイエリアにまで第三次産業の波が押し寄せてきている。 もともとが十三号埋立地という更地だったから、

キャンバスの空白を埋めるが如く、ぼっこんぼっこん開発が進んでいる。とりわけ、消費の場としての。「カジノ計画」がその最たる例。

いづれ、都市部と同じように昼夜の人口格差がどうしようもなくなり、劣悪な環境へと様変わりするだろう。

結局、そこに日々の生活を送るものが相当数存在しない限り、単に消費の場所としてそこを認識している限り、

その土地は人々によって愛着を持たれないし、文化も発達しないだろう。

臨海副都心を見ていていつも思うことは、「舞台のセット」みたいな街だな、ということである。

便利(消費者として)だろうけど、そこで暮らしたいとは思わない。