8. It is a shame that...
学生の頃は、ある単語につき1つの意味を覚えて満足していた。 ・・・ていうか、それだけしか教えてくれなかったりもしたもん! (・・・と教師のせいにしてみる) そりゃ、あまりにたくさんの意味のある単語はそれぞれの意味を理解したりもしたけど、あまりメジャーでない意味を併せ持つ単語に関しては、「メジャーな一個」だけ意味を覚えて、それでおっけ、ってのが多かった。 だから、たまにナマの英語に触れると、「なっ、なんですって〜?」と驚くことがある。
そして、この間久しぶりに驚いた!
shame って単語、意味は?って聞かれたら、miwaは迷わず名詞の「恥!」って答える。 実際、ずっとそれ以外の意味など意識しないまま不自由もなく過ごしてきた。 (ちょっと大げさだけど)
さて、時は2002年の年の暮れ。 我が飲み友達のあっこちゃん(実名)が会社を去る日が近づいてきた。 たまたま別件でメールをくれていた(仕事のね)イギリス人の Mike に「もうすぐあっこちゃんが会社辞めます。 サビシイです」などというメールを送った。
ところで、この Mike は大きな展示会でプレゼンをしたインテリなんだけど、最後の夜は朝まで飲み明かしたメンツの一人で、miwaにとっては戦友のようなもんである・・・と一人で解釈している。 インテリとは書いたけど、なんかいつもぼ〜っとして、ほのぼのした雰囲気をかもし出す、和み系キャラだった。
さて、会社に来てメールをチェックしていたら、彼からの返事が届いていたので、いそいそとオープンしてみたら、彼の返答にmiwaはたまげてしまった。
カンタンな挨拶のあとに、次のような文があったからであーる。
It is a shame that she would leave our company.
なにしろ、miwaの中では shame= 恥! である。 あたまの中に浮かんだ直訳は
「彼女が会社を辞めることは、恥である!」
ええええっ、マイク、あんたっていいヤツだと思ってたけど、なんで意味もなくあっこちゃんを攻撃するのっ! と一瞬にして血の気のひいたmiwa。 気を取り直して、よくよく文章を読んで、理解しようとしてみる。 いやいや、 her shame って書いてないもん(あたりまえだ)、これはきっと「彼女のような有能なヒトを辞めるに任せるなんて、なんて不甲斐ない会社なんだ! 経営者よ、恥を知れ!」ってことかも、と強引に解釈してみるけど、それはそれで意味が変。
そして、辞書をひいたmiwaは目からウロコ、を経験した。
英辞郎 によると、shame には「恥」以外に「残念なこと」っていう意味があった。 これで、合点がいくぜい。 上の訳はすなわち、
「彼女が辞めちゃうなんて、残念だね」
という、彼の優しいメッセージだったのでありました。 あー、びっくりした。 そして、マイク、人格を疑ってごめんよ。
ちなみに、彼は上司が日本に出張に来るというのに自分が同行できないことを悲しみ、
It is a shame not to visit Japan this time.
「今回、日本に行けなくって残念だよ〜」
と、切ないメールを送ってきて来ました。 ふふふ、今回は驚かなかったぞよ。
知ってたヒトにはたいしたことのない出来事だったでしょうが、miwaにとってはここ数年で一番驚いた瞬間でした。 日々、勉強でございますなあ。
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