2003年秋の天皇賞(通では秋天”アキテン”っていうらしいよ)で、天才ジョッキー武豊の馬が惨敗した。 miwaは応援していたので、がっくり、だった・・・。 新聞には武のインタビューが載っていて、「最後の直線で手前をかえてしまったので・・・」というコメントがあった。 ん? そういえば、テレビでもよく聞くぞ、この「手前をかえる」って言葉。 なんだ、こりゃ?
手前、って聞いて真っ先に思い出したのが「お茶のオテマエ」。 でも、これは字が違うよな、「お点前」だもんね。 (手前、でもいいみたいだけど、miwa的には点前、がしっくりくる) 次に思い出したのが、慇懃無礼なとある営業さんの口癖、「手前どもの商品は・・・」っていう、「私」って言葉の謙称。 ・・・どっちも関係ないな。
オットに聞いたところ、「手前」ってのは、その名の通り「先に着地する前脚のこと」なんだって。 人間と同じで、馬にも利き脚みたいなのがあって、得意なほうの前脚が前に出るらしい。 なので、「この馬は右手前」って言ったら、人間でいう「右利き」ってカンジで、着地する時に右の前脚、左の前脚の順に着くんだって。 へえ、そりゃ、馬にも個性があるからなあ・・・。
ただ、いくら利き脚があるからといって、ずっとそのままで走っていては、いけないらしい。 一つには、同じ脚からずっと着地を続けていたら片脚に負担がかかってしまうから。 もう一つは、カーブを曲がる時にそれにあった形で脚を出すようにしないと、ぐーんっと膨らんでカーブを曲がることになってしまって、時間的ロスが発生することと、経済コースである内側のコースをとれないこと。 なので、ジョッキーは体重のかけかただかなんだかで、うまく馬の手前をかえさせなければならないらしい。 ぼーっと馬を走らせてるわけではないんだなあ。
ちなみに、右回りのコースの場合はコーナーは右手前、左回りなら左手前で曲がらないといけないんだって。 強い(体力的にも)馬なら手前をかえることなく圧勝したりするらしいけど、やはりそんな馬はマレ。
しかし、ここで素朴な疑問が持ち上がる。 走りながら着地する脚を入れ替える、なんて、あんな早い動きの中で行うとかなり不自然な動作になるはず。 ずっこけたりしないの? どうやって手前をかえてるんだ?
ってことで、競馬中継の最中によく「調教ビデオ」みたいなのを流しているんだけど、それを観ながら「いつ手前をかえたか」ってのを見分ける練習(・・・練習なんかせんでもええんやけど)をする。 こんなに真剣に調教ビデオを観るのは初めてだ・・・。 特に、カーブの手前と後で手前が変わることが多いらしいので、しっかりと観る。
「(オット)(mi)・・・。」 「(オット)あ、今かえた。」 「(mi)ええっ?わからん!」
さすが、自称「プロ馬券師」。 オットは一瞬にして馬が手前をかえた瞬間を見逃さなかった。 うーん、難しい・・・。 オットが自分の前脚・・・じゃなかった、両手を使って「こうやって、こうなるんや」って教えてくれたけど、シロウト的にはなかなか見分けるのは難しい。
昨日、初めてレース中の馬を観てて、手前をかえたのがわかったよ! たまたまオットがビデオにとってたヤツなので、「もっかい! 巻き戻して!」って叫んでしまった。
ご承知のとおり、馬が手前をかえたところが判別できたところで、なんの役にもたちません。 でも、ちょっと通になった感じがしない?
miwaはしばらく、レースよりも「馬がいつ手前をかえたか」ってところにポイントを置いて、レース観戦しています。 これって、ある意味、とってもマニアックな競馬鑑賞法かもしれない・・・。
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